【ELプレビュー】逃げ切り狙うアーセナル&アトレティコ! 酒井&南野はホームで逆転突破へ! ベスト4を懸けた第2戦

2018.04.12 18:00 Thu
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▽ヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝2ndレグが12日に開催される。ヨーロッパ各国の強豪8チームが、ベスト4進出を懸けて戦う準々決勝第2戦の展望を紹介していく。

◆準々決勝2ndレグ◆
▽4/12(木)
《28:05》
CSKAモスクワ vs アーセナル
スポルティング・リスボン vs アトレティコ・マドリー
マルセイユ vs RBライプツィヒ
ザルツブルク vs ラツィオ

◆準々決勝1stレグ結果◆
▽4/5(木)
アーセナル 4-1 CSKAモスクワ
アトレティコ・マドリー 2-0 スポルティング・リスボン
RBライプツィヒ 1-0 マルセイユ
ラツィオ 4-2 ザルツブルク
★アーセナル、苦手ロシアで逃げ切りなるか
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▽来季チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けてEL優勝が必須となるアーセナルは、ホームで戦った1stレグをMFラムジーとFWラカゼットの2ゴールずつの活躍で4-1の先勝を収めた。

▽奇しくも国内リーグでトップ4フィニッシュの可能性がほぼ潰えて以降、公式戦6連勝と絶好調のアーセナルは先週末のサウサンプトン戦でも多くの主力を温存した中、EL登録不可のFWオーバメヤンとFWウェルベックの活躍で3-2と競り勝って好調を維持している。1stレグで得た大きなアドバンテージに加え、ここ最近の調子の良さを考えれば、ベスト4進出の可能性は堅い。その一方で、今季絶望の可能性も報じられるMFムヒタリアンの不在やロシアの地で未勝利という、相性の悪さが気がかりなところだ。また、直近のCLでは同じスコアで1stレグを終えたバルセロナがローマに奇跡の逆転劇を許しており、気を引き締めて臨みたい。その中1stレグで全ゴールを演出する圧巻の活躍を披露した司令塔MFエジルの躍動に期待したいところだ。
▽一方、MFゴロビンの見事な直接FKで一時同点に追いついたものの、課題の守備が崩壊して初戦で大敗を喫したCSKAモスクワ。また、先週末に行われたディナモ・モスクワとのダービーにも1-2で敗れ、逆転でのリーグ優勝が絶望的な状況だ。公式戦連敗からのバウンスバックが求められる今回の一戦に向けてはMFヴィチーニョやFWムサなど攻撃陣の奮起に期待したいところだ。

▽両チームの勝ち抜けの条件はCSKAモスクワが3-0か、4点差以上を付けての勝利が必要となる。一方、アーセナルは引き分け以上で文句なし。また、2失点以内での敗戦やアウェイゴール2つ以上を奪っての3点差の負けでも突破が決まる圧倒的優位な状況だ。なお、CSKAモスクワが4-1で勝利した場合のみ延長戦へと突入する。(延長戦でもアウェイゴールルールは適用)

★アトレティコ優位も懸念はダービーの疲れ
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▽注目のイベリア半島勢対決となったアトレティコ・マドリーとスポルティング・リスボンの初戦は、ホームのアトレティコが2-0で順当に先勝。キックオフ直後に相手守備陣のミスを突いたMFコケの開始20秒弾で先制を果たすと、30分過ぎにも再び相手のミスを突いたエースFWグリーズマンのゴールで前半のうちに2点をリードしたホームチームだったが、その後の決定機を決め切れなかったことで、スポルティングに2ndレグへの望みを与える形となった。

▽決定力には大いに課題を残したものの、GKオブラクの好守もあってアウェイゴールを与えずに初戦を終えたアトレティコ。先週末に行われた宿敵レアル・マドリーとのダービーでは終始相手に押し込まれた中、相手エースFWクリスティアーノ・ロナウドに先制点を奪われるも、グリーズマンのゴールですぐさま追いつき敵地で1-1のドローで試合を終えた。しかし、この引き分けによって首位バルセロナとの勝ち点差は広がり、逆転でのリーガ制覇はさらに遠のく結果となった。そのため、ここからはEL制覇に全力を注ぐ構えだ。敵地での2ndレグに向けては自慢の堅守で失点を凌ぎながら、得意のカウンターから決定的なアウェイゴールを奪い、相手の息の根を止めたい。

▽一方、失点場面に限らず最終ラインが多くのエラーを犯すなど自滅に近い形で敵地での初戦を落としたスポルティング。それでも、国内リーグでは週末のパソス・デ・フェレイラ戦を2-0で快勝し、ひとまず嫌な流れは払しょくしている。しかし、逆転を目指すホームでの一戦に向けては今季リーグ戦24ゴールの主砲ドストとDFコエントランの2選手が累積警告によって出場停止となり、攻守の要を欠いた中での苦しい戦いを強いられる。そのため、個での打開が可能なFWジェウソン・マルティンスやMFブルーノ・フェルナンデスに加え、ドスト代役を担うFWドゥンビアやMFモンテーロら攻撃陣の爆発が求められる。同様にミスが目立った守備陣の修正も必要だ。

▽両チームの勝ち抜けの条件はCSKAモスクワが3-0か、4点差以上を付けての勝利が必要となる。一方、アーセナルは引き分け以上で文句なし。また、2点失点以内での敗戦やアウェイゴール2つ以上を奪っての3点差の負けでも突破が決まる圧倒的優位な状況だ。なお、CSKAモスクワが4-1で勝利した場合のみ延長戦へと突入する。(延長戦でもアウェイゴールルールは適用)

★酒井マルセイユは逆転突破なるか
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▽日本代表DF酒井宏樹を擁するマルセイユとRBライプツィヒの初対決は、ホームのライプツィヒが1-0で勝利した。序盤からアウェイのマルセイユが押し込む展開が続くもFWミトログルらの決定機をGKグラーチが阻止し続けると、前半終了間際に自陣深くからのロングカウンターでMFフォルスベリとFWヴェルナーの個人技からホームチームが先制点を奪取。後半もマルセイユが再三の決定機を作ったものの、守り切ったライプツィヒが1-0で競り勝った。

▽内容自体は悪くなかったものの、決定力不足と前半終了間際の失点という試合運びに拙さを見せたマルセイユだが、ホームでの逆転突破は十分に可能だ。ただ、先週末のモンペリエ戦では相手の堅守をこじ開けられず、ゴールレスドロー。CL出場圏外の4位転落に加え、公式戦2試合連続無得点と調子を落とす。それでも、今回の一戦に向けては負傷明けのエースFWトヴァンの復帰が見込まれており、攻撃の質は確実に高まるはずだ。その一方で、DFロランドの復帰が難しくなっており、1stレグに続き主力センターバック不在の戦いを強いられる見込みだ。

▽一方、粘り強い守備に加えて、得意の高速カウンターで勝ち切ったライプツィヒだが、先週末に行われたリーグ戦ではCL出場権を争うレバークーゼン相手にホームで1-4の大敗。トップ4圏外の6位に転落すると共に、同試合で負傷交代を強いられたエースFWヴェルナーが今回の2ndレグを欠場する可能性も出てきている。仮に、ヴェルナーが間に合わない場合、自慢の高速カウンターの威力が半減するだけに1stレグのように押し込まれる展開を強いられれば、非常に難しい試合展開となるはずだ。

▽両チームの勝ち抜けの条件はマルセイユが2-0か、2点差以上を付けての勝利が必要となる。一方、ライプツィヒは引き分け以上で文句なし。また、アウェイゴール1つ以上を奪っての1点差の負けでも突破が決まる状況だ。なお、マルセイユが1-0で勝利した場合のみ延長戦へと突入する。(延長戦でもアウェイゴールルールは適用)

★南野2戦連発で逆転突破なるか
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▽日本代表MF南野拓実を擁するザルツブルクとセリエA強豪ラツィオによる初戦は激しい打ち合いとなった中、ホームのラツィオが4-2で先勝した。開始8分にMFルリッチのゴールでラツィオが先制も、ザルツブルクがPKで同点に追いつく。その後、MFパローロのゴールで再びホームチームが勝ち越すも、71分には途中投入の南野が値千金の同点ゴールを奪取。だが、地力の差を見せつけたラツィオがMFフェリペ・アンデルソン、FWインモービレが終盤に2つのゴールを決めて勝ち越し、先勝に成功している。

▽クラブ史上初の準々決勝の舞台で勝利を逃したザルツブルクは、欧州カップ戦における無敗記録が19試合でストップすると共に、昨年8月から継続していた公式戦無敗記録も35試合でストップした。さらに、先週末に行われたリーグ戦では格下リンツ相手にまさかの敗戦を強いられて公式戦連敗と無敗記録ストップによる精神的な影響は大きいようだ。それでも、難敵相手に敵地で奪った2つのアウェイゴールはチームに大きな勇気を与えてくれるはずであり、今回の2ndレグではその連敗からのバウンスバックが期待される。リンツ戦で先発出場した南野に関しては、1stレグを累積警告で欠場したFWファン・ヒッチャンが復帰することから引き続きベンチスタートが濃厚だ。その中で1stレグ同様にジョーカーとしての役割を全うしたい。

▽一方、2つのアウェイゴールを与えたものの、持ち味の攻撃力を遺憾なく発揮して打ち勝ったラツィオはベスト4進出に向けて優位な位置にいる。先週末のウディネーゼ戦では絶不調の相手に先制を許すまずい入りを見せたものの、インモービレのゴールなどできっちり逆転勝利を収めた。相変わらず失点癖が目立つだけに敵地でも自慢の攻撃力を生かして積極的にアウェイゴールを狙いに行きたい。なお、今週末には同勝ち点で並ぶ宿敵ローマとの“デルビー・デッラ・カピターレ”を控えているが、まずは目の前の試合に集中して勝ち抜けを決めたい。

▽両チームの勝ち抜けの条件はザルツブルクが2-0か、3点差以上を付けての勝利が必要となる。一方、ラツィオは引き分け以上で文句なし。また、1失点での敗戦やアウェイゴール3つ以上を奪っての2点差の負けでも突破が決まる優位な状況だ。なお、ザルツブルクが4-2で勝利した場合のみ延長戦へと突入する。(延長戦でもアウェイゴールルールは適用)

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style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 3連覇に導いたディフェンスリーダー。ボトマンやガブリエウ、リサンドロ・マルティネスらの活躍も素晴らしかったが、優勝チームに敬意を表して26歳のディフェンスリーダーを選出。今シーズンは中断前後で戦列を離れる期間もあったが、出場試合では常に安定したパフォーマンスを披露。偽SBに加え、偽CBという新境地を開いたチームにおいて守護神エデルソン、ロドリと共にセンターラインを支えた。複雑なスタイル、試合ごとにメンバーの入れ替えも少なくなかった守備陣が最少失点を達成する上で抜群のリーダーシップ、存在感を放ったポルトガル代表DFの貢献は非常に大きかった。 DF ナタン・アケ(28歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:26(先発:22)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 加入3年目で完全覚醒。直近2シーズンはセンターバックと左サイドバックのバックアッパーに甘んじたが、今シーズンは26試合に出場するなど主力に定着。カンセロやラポルテとの序列を引っくり返した上、離脱が少なくなかったルベン・ディアスやストーンズの復帰後も可変式の左サイドバックと3バックの左で定位置を確保。着実にスキルアップしたビルドアップ能力に加え、持ち味のスピードと読みを生かした対人守備で一線級のアタッカーを封じ込め、ビッグマッチにおける守備面での貢献は絶大だった。新加入アカンジの貢献も素晴らしかったが、ひたむきな努力をより評価した。 MF マルティン・ウーデゴール(24歳/アーセナル) 出場試合数:37(先発:37)/得点数:15 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 若き主将が新生ガナーズを牽引。加入3年目で名門の新キャプテンに指名された24歳MFは、経験豊富なジャカやシティから新加入のジンチェンコ、ガブリエウ・ジェズスらのサポートを受けながら若手の多いチームをリーダーとして引っ張った。キャリアハイを大きく更新する15ゴールに加え、7アシストとアタッキングサードで違いを生み、スマート且つ泥臭い守備で攻守一体型のアルテタのスタイルをピッチ上で見事に体現。サカやマルティネッリの両翼、守護神ラムズデールの活躍も光ったが、今季のアーセナルの躍進に最も貢献した選手だった。 MF カゼミロ(31歳/マンチェスター・ユナイテッド) 出場試合数:28(先発:24)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 百戦錬磨のMFが赤い悪魔の新たな象徴の一人に。獲得可能なすべてのタイトルを獲得したレアル・マドリーでの挑戦を終え、復権目指す新生ユナイテッドに加入したブラジル代表MF。加入当初は30歳を超えた年齢もあり、消耗激しいプレミアリーグへの適応に対して懸念の声も挙がっていたが、世界屈指のセントラルMFは苦もなく適応。ダブルスタンダードと批判の声も挙がったレフェリングによって2度の一発退場という不運こそあったが、出場試合では攻守両面で圧倒的なクオリティを発揮。前半戦ではフィルター役、繋ぎ役としての貢献がメインだったが、チーム全体の機能性が増した後半戦では4ゴールを挙げるなど攻撃面での活躍も印象的だった。 MF ロドリ(26歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:36(先発:34)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 影のMVP。今シーズンの優勝チームで最も多くのプレータイムを得たスペイン代表MFは、攻守両面で卓越した戦術眼とポジショニングセンス、フィジカルの強さを発揮。稀代の戦術家の下で進化系偽SBや偽CBと新たなスタイルに着手した中、優れたバランス感覚で全体の歪みを巧みに修正しながら常に的確なプレー選択でゲームをオーガナイズし続けた。また、重心は後ろに置きながらも2ゴール6アシストと数字面での貢献も見事だった。 MF ケビン・デ・ブライネ(31歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:32(先発:28)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新たな相棒との連携構築で最多16アシストを記録。CL決勝終了後に終盤戦を通じてハムストリングの問題を抱えていたことを明かすなど、シーズンを通して万全のコンディションではなかったが、卓越した戦術眼とテクニックを武器にチームの攻撃を牽引。例年に比べてプレス強度や個での打開はやや劣ったが、それを補って余りある高精度のクロスやラストパスでハーランドらに多くの決定機を演出した。また、ビッグマッチを中心に勝負所での決定的な仕事も光った。 FW ハリー・ケイン(29歳/トッテナム) 出場試合数:38(先発:38)/得点数:30 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 苦境のチームにおいて孤軍奮闘。昨シーズンは得点王を獲得した相棒ソン・フンミンに加え、クルゼフスキの活躍でフィニッシャー、チャンスメーカーとしてバランスの良い活躍を見せたが、今シーズンはその相棒たちの不振に加え、ディフェンスラインから中盤の繋ぎの質の低下によって自身に対する依存傾向が顕著に。そういった中、1シーズンでのプレミアリーグ新記録となる26試合ゴールに、ヘディングでの最多ゴール記録を樹立し、2017-18シーズン以来の30ゴールの大台に到達。アシスト数は「3」にとどまったが、味方が決定機を決めていれば二桁アシストの可能性も十分にあった。 FW アーリング・ハーランド(22歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:35(先発:33)/得点数:36 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のMVP。ドルトムントでの実績、多くの優れたチャンスメーカーの存在によってある程度の成功は約束されていたが、当初の予想を軽く上回る圧巻のペースでゴールを量産。加入1年目にしてプレミアリーグ新記録の1シーズン36ゴールを記録。また、一時はプレー関与数や得点以外の貢献度の低さを指摘する声も挙がったが、最終的に8アシストを挙げるなどチャンスメーク、ポストワークの部分でも著しい成長を示した。 2023.06.12 18:01 Mon

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