【プレビュー】プレミア史上最速優勝を懸けた運命のダービー! “青い月”は再び上るか《マンチェスター・シティvsマンチェスター・ユナイテッド》

2018.04.06 22:30 Fri
Getty Images
▽プレミアリーグ第33節、マンチェスター・シティvsマンチェスター・ユナイテッドによる“マンチェスター・ダービー”が日本時間7日25:30にエティハド・スタジアムでキックオフされる。プレミア史上最速優勝に王手をかけた首位のシティ(勝ち点84)と、2位のユナイテッド(勝ち点68)による運命のダービーマッチだ。

▽守備陣を中心とした大型補強を敢行したグアルディオラ体制2年目のシティは、開幕から圧倒的な強さをみせ、首位を快走。年明けのリバプール戦での敗戦でアーセナル以来の無敗優勝を逃すも、ここまで27勝1敗3分けの圧巻の戦績でプレミア史上最速優勝に王手をかけた。しかし、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグでは鬼門アンフィールドで0-3というまさかの大敗。最悪の状態で今回のダービーマッチに臨むことになった。

▽現在、シティにとっての最優先は3日後に行われるリバプールとのリターンマッチで奇跡の逆転劇を演じることだ。そのため、今回のダービーに控えメンバーを送り込む可能性も十分にある。だが、1930年代のジャズの名曲『Blue Moon(意味はめったにないこと)』をクラブアンセムとするシティは、ダービーでのプレミア史上最速優勝という格好のチャンスをモノにし、44年ぶりの優勝を決めた2011-12シーズン最終節QPR戦のように“青い月”を再びその頭上に上らせることを望むはずだ。
▽一方、CLセビージャ戦での屈辱の敗退を味わったユナイテッドだが、プレミアリーグではチェルシー、リバプールを撃破するなど4連勝中。直近のスウォンジー戦の前半ではまるでシティを髣髴させるかのような完璧な試合運びを見せての完勝とチーム状態も上向きだ。しかし、せっかくの上り調子の中で宿敵相手にダービーで敗戦し、目の前で優勝を決められるようなことがあれば、準決勝まで進出したFAカップや今後の戦いに大きく響く可能性もあるため、慎重な戦いが求められるところだ。

▽なお、昨年12月にオールド・トラフォードで行われた前回対戦ではMFシルバ、FWラッシュフォードと互いに前半ゴールを奪い合った中、後半に伏兵DFオタメンディの挙げた勝ち越し点によってシティが敵地で2-1の勝利を収めていた。
◆マンチェスター・シティ◆
【4-3-3】

▽マンチェスター・シティ予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:エデルソン
DF:ウォーカー、コンパニ、オタメンディ、デルフ
MF:デ・ブライネ、フェルナンジーニョ、シルバ
FW:スターリング、アグエロ、ザネ
負傷者:DFメンディ、FWアグエロ
出場停止者:なし

▽出場停止者はいない。負傷者に関しては直近のリバプール戦を回避したアグエロの戦列復帰が濃厚となっている。

▽システムに関してはリバプール戦で採用した[4-2-3-1]から本来の[4-3-3]に戻す見込みだ。スタメンに関しては逆転を目指す来週ミッドウィークのリバプール戦を見据えて主力温存の可能性もあるが、敗戦のショックを振り払うと共にダービーでのプレミア史上最速優勝を目指してベストメンバーを起用するとみる。

◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-1-4-1】

▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:デ・ヘア
DF:バレンシア、バイリー、スモーリング、ヤング
MF:マティッチ
MF:マタ、リンガード、ポグバ、サンチェス
FW:ルカク
負傷者:GKロメロ、DFブリント
出場停止者:なし

▽出場停止者はいない。負傷者に関してはコンディションに問題を抱えるブリントと共に代表ウィークに負傷したロメロが欠場する。

▽システムとメンバー選考に関しては完勝した直近のスウォンジー戦からリンデロフに代えてバイリーを起用する以外、同じメンバーを起用する見込みだ。その一方で、モウリーニョ監督がダービーでの優勝を阻むため、より守備的な布陣とメンバー構成で臨む可能性もある。

★注目選手
◆マンチェスター・シティ:FWセルヒオ・アグエロ
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▽シティの注目プレーヤーは、負傷明けで復帰が見込まれるエースストライカーのアグエロだ。インターナショナルウィーク前のトレーニングでヒザを痛めてCLリバプール戦回避を強いられたアグエロは、チームの0-3の大敗や後輩ガブリエウ・ジェズスの不振を誰よりも歯痒い気持ちで見ていたはずだ。現時点でダービーに先発できるかは微妙なところだが、途中出場できるコンディションには整えてくるはずだ。

▽これまでプレミアリーグでのダービー通算成績は9試合の出場で5勝3敗1分けで、個人としては7ゴールを記録。ただ、直近の2試合の出場ではゴールを挙げられていない。ただ、今季のEFLカップ決勝でアーセナル相手に決勝点を挙げるなど圧倒的な勝負強さを誇るアグエロといえば、2011-12シーズンの最終節QPR戦で44年ぶりのリーグタイトルをもたらした劇的過ぎる一発があまりにも有名だ。そのQPR戦ほどの劇的さはないものの、ダービーでの史上最速優勝というドラマティックなゴールを決めるとすれば、やはりこの男しかいないはずだ。

◆マンチェスター・ユナイテッド:MFジェシー・リンガード
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▽ユナイテッドの注目プレーヤーは、心境著しいリンガードだ。現在、リーグ戦4連勝と復調気配漂うユナイテッドではゴールペースを上げている主砲ルカクに注目が集まっているものの、攻守に最も高い貢献を見せているのが25歳の生え抜きリンガードだ。今季ここまでは公式戦40試合の出場で13ゴール5アシストと数字だけをみれば、そこまでのインパクトではない。しかし、決定力こそ課題はあるものの、ボールのオン・オフに限らず、ダイナミックさとスマートさを兼ね備えたリンガードがユナイテッドの攻撃に与える影響は決して小さくない。加えて、うるさい指揮官の守備的な要求にも見事に応えている。

▽とりわけ、ここ最近の試合ではマタと共にルカクやサンチェス、ポグバといった繋がりの薄い主役たちの間を巧みに取り持つリンクマンとしての存在感は絶大だ。また、先日のインターナショナルウィークにはオランダ代表を相手に代表初ゴールを記録するなど、主役としての存在感も放ち始めている。今回の一戦では代表戦に続くダービー初ゴールで宿敵の優勝を阻止したいところだ。

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