ATに痛恨のPK被弾…苦戦続く川崎FがGS突破に向けて黄信号《ACL2018》
2018.03.07 20:52 Wed
▽川崎フロンターレは7日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループF第3節でメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)を等々力陸上競技場に迎え、2-2のドローに終わっている。
▽19分にも決定機。左サイドの高い位置まで攻め込んでいた車屋がマイナス方向にグラウンダーのクロスを入れると、遅れて入ってきた阿部がこのボールに合わせる。しかし上手くミートできずにこのチャンスを活かせなかった。しかし28分、再びショートパスを繋いで左サイドから攻め込むと、ボックス右へとこぼれたボールをエウシーニョが左足で狙う。このダイレクトシュートがネットに収まり、川崎Fが先制した。
▽迎えた36分には、ボックス右に侵入したバーバルゼスがシュートまで持ち込んだが、ここはGK新井が気迫の顔面セーブで凌ぐ。しかしこのプレーで与えたCKから最後はベリンジャのシュートからオウンゴールとなり、前半の内に同点にされた。
▽しかし55分、大島のパスに抜け出した小林がボックス右の深い位置からグラウンダーのボールを入れる。逆サイドでフリーとなっていた登里が難なくこれを押し込み、川崎Fが勝ち越しに成功する。
▽リード後も川崎Fが主導権を握るが決定機までは作り出せず、徐々に試合が停滞していく。追いかけるメルボルン・ビクトリーも78分に2枚替えを敢行するが、試合の流れは変わらず。86分には慎重201cmのアティウを投入し、メルボルン・ビクトリーがパワープレーに出た。
▽すると後半アディショナルタイムにアクシデント。ボックス内に仕掛けてきた相手選手を奈良が倒してしまいPKを献上。するとこれをジョージに決められてしまい、再び試合は振り出しへ。直後に終了のホイッスルが吹かれ、川崎FはまたもACL初勝利と共にホーム等々力陸上競技場での初勝利も逃す結果に終わった。
PR
▽ACL開幕から2連敗中の4位・川崎Fが1分け1敗で3位のメルボルン・ビクトリーを迎えた。[4-2-3-1]のフォーメーションで試合に入った川崎FはGK新井、バックラインは右からエウシーニョ、奈良、谷口、車屋が並ぶ。中盤は大島とエドゥアルド・ネットがダブルボランチを形成し、2列目は右から阿部、家長、登里が配され、最前線に小林が入った。▽立ち上がりこそメルボルン・ビクトリーのセットプレーにゴールを脅かされる場面を作られたが、6分には小林がボックス外からファーストシュートを放つなど徐々に川崎Fがチャンスを作る。15分には細かく繋いで中央突破から家長がシュート。こぼれ球を攻め上がった車屋も併せにいくが相手GKの守備範囲内に飛んでしまった。▽迎えた36分には、ボックス右に侵入したバーバルゼスがシュートまで持ち込んだが、ここはGK新井が気迫の顔面セーブで凌ぐ。しかしこのプレーで与えたCKから最後はベリンジャのシュートからオウンゴールとなり、前半の内に同点にされた。
▽後半立ち上がりは川崎Fが左サイドから再三チャンスを作る。48分には流れた家長のクロスに小林が頭で合わせたがボールはクロスバーを越えた。51分には小林がボックス手前やや右の位置で倒されてFKを獲得。家長が壁の間を射抜くシュートを放つが、GKの正面に飛んでしまった。
▽しかし55分、大島のパスに抜け出した小林がボックス右の深い位置からグラウンダーのボールを入れる。逆サイドでフリーとなっていた登里が難なくこれを押し込み、川崎Fが勝ち越しに成功する。
▽リード後も川崎Fが主導権を握るが決定機までは作り出せず、徐々に試合が停滞していく。追いかけるメルボルン・ビクトリーも78分に2枚替えを敢行するが、試合の流れは変わらず。86分には慎重201cmのアティウを投入し、メルボルン・ビクトリーがパワープレーに出た。
▽すると後半アディショナルタイムにアクシデント。ボックス内に仕掛けてきた相手選手を奈良が倒してしまいPKを献上。するとこれをジョージに決められてしまい、再び試合は振り出しへ。直後に終了のホイッスルが吹かれ、川崎FはまたもACL初勝利と共にホーム等々力陸上競技場での初勝利も逃す結果に終わった。
PR
川崎フロンターレの関連記事
AFCチャンピオンズリーグエリートの関連記事
|
川崎フロンターレの人気記事ランキング
1
川崎F入りの18歳韓国人GKが左ヒザを手術…全治不明
川崎フロンターレは12日、GKイ・クンヒョンのケガについてを発表した。 韓国出身で、水原三星や全北現代の下部組織を経て、輔仁高等学校に進み、今季から川崎F入りの18歳、イ・クンヒョン。10日に手術を受けたという。 左ヒザの離断性骨軟骨炎および、内側半月板損傷とされ、全治は明らかにされていない。 2025.01.12 10:15 Sun2
遠野大弥が横浜FM移籍…川崎Fで4年 「このタイミングしかないと思い決断」
横浜F・マリノスは20日、川崎フロンターレからFW遠野大弥(25)の完全移籍加入を発表した。 藤枝明誠高校からJFLのHonda FCに加わり、2020年に川崎F入りの遠藤。川崎F加入のタイミングで当時J2のアビスパ福岡に貸し出されると、J2リーグでいきなりの二桁となる11ゴールをマークした。 川崎Fには翌年から復帰を果たし、主力として計算される存在に。今季の明治安田J1リーグでは1得点止まりだったドリブラーだが、キャリアハイの35試合に出場した。両クラブでこうコメントしている。 ◆横浜F・マリノス 「川崎フロンターレから来ました遠野大弥です。歴史と伝統のある横浜F・マリノスに加入することができて、とても誇りに思います。このクラブはタイトルを奪還することが目標だと思いますので、強い気持ちと覚悟を持って闘います。よろしくお願いします!」 ◆川崎フロンターレ 「まずは4年間という短い間でしたが、ありがとうございました。苦楽を共にしてきたチームのみんなやスタッフの皆さんには感謝をしています。自分の目標を考えるにあたり、このタイミングしかないと思い決断しました。決して簡単ではない、この選んだ道を正解にできるように自分なりに頑張っていきます。このクラブに来られてよかったです。4年間ありがとうございました」 2024.12.20 10:30 Fri3
いろんなランキングから見た「やっぱりサッカーは○○○○」!の巻/倉井史也のJリーグ
いろんなチームが始動して今年のシーズンに備えているわけですが!! 去年の特徴を踏まえつつ、今年はどんなチームに仕上がってくるでしょう? で、じゃあ去年の特徴ってどうだったのよ? まず、先行逃げ切り型だったチームランクは チーム/勝率 1:町田/89.5% 2:神戸/85.7% 3:FC東京/80.0% 4:京都/76.9% 5:広島/76.0% 6:名古屋/75.0% 6:C大阪/75.0% 8:G大阪/72.2% 9:福岡/70.6% 10:鹿島/66.7% 10:新潟/66.7% 12:東京V/64.7% 13:浦和/61.1% 14:川崎/52.4% 15:湘南/50.0% 16:横浜FM/47.4% 17:柏/42.9% 続いて前半に得点すると逃げ切っていたランクは チーム/勝率 1:町田/91.7% 2:G大阪/90.9% 3:FC東京/90.0% 4:C大阪/87.5% 5:名古屋/83.3% 6:神戸/82.4% 6:広島/82.4% 8:鹿島/71.4% 9:福岡/70.0% 10:浦和/69.2% 11:川崎/66.7% 11:京都/66.7% 13:東京V/60.0% 14:柏/57.1% 14:新潟/57.1% 16:湘南/55.6% 17:横浜FM/50.0% んでもって、前半の得点が多かったランクは チーム/得点 1:鹿島/31点 1:広島/31点 3:川崎/30点 4:神戸/29点 5:横浜FM/24点 6:FC東京/23点 7:町田/22点 8:湘南/21点 8:G大阪/21点 10:東京V/19点 11:京都/18点 12:名古屋/17点 13:新潟/16点 14:浦和/15点 14:柏/15点 14:福岡/15点 17:C大阪/14点 前半の失点が少なかったランクは チーム/失点 1:神戸/9失点 2:G大阪/13失点 2:福岡/13失点 4:鹿島/15失点 5:広島/16失点 6:浦和/18失点 7:町田/19失点 8:東京V/21失点 8:名古屋/21失点 8:C大阪/21失点 11:川崎/22失点 12:湘南/23失点 12:京都/23失点 14:FC東京/24失点 15:横浜FM/26失点 15:新潟/26失点 17:柏/29失点 後半の得点が多かったランクは チーム/得点 1:広島/41点 2:横浜FM/37点 3:川崎/36点 4:浦和/34点 5:神戸/32点 5:町田/32点 5:湘南/32点 5:東京V/32点 9:FC東京/30点 10:鹿島/29点 10:C大阪/29点 12:G大阪/28点 12:新潟/28点 14:名古屋/27点 15:京都/25点 16:柏/24点 17:福岡/18点 後半の失点が少なかったランクは チーム/失点 1:町田/15失点 2:G大阪/22失点 3:柏/22失点 4:福岡/25失点 5:鹿島/26失点 5:名古屋/26失点 7:神戸/27失点 7:広島/27失点 7:浦和/27失点 7:C大阪/27失点 7:FC東京/27失点 12:東京V/30失点 13:京都/32失点 14:新潟/33失点 15:川崎/35失点 15:湘南/35失点 17:横浜FM/36失点 そして前後半アディショナルタイムの得点が多かったチームは チーム/得点 1:横浜FM/12点 2:神戸/11点 3:川崎/8点 3:町田/8点 3:東京V/8点 3:G大阪/8点 7:広島/6点 7:湘南/6点 9:C大阪/5点 9:新潟/5点 9:柏/5点 12:名古屋/4点 12:福岡/4点 14:浦和/3点 14:FC東京/3点 14:鹿島/3点 14:京都/3点 最後に前後半アディショナルタイムの失点が少なかったチームは チーム/失点 1:町田/1失点 1:名古屋/1失点 3:FC東京/2失点 4:C大阪/3失点 5:神戸/4失点 5:川崎/4失点 7:福岡/5失点 7:広島/5失点 7:京都/5失点 10:浦和/6失点 10:湘南/6失点 12:G大阪/7失点 12:新潟/7失点 12:横浜FM/7失点 15:柏/9失点 15:鹿島/9失点 15:東京V/9失点 で、こうしてみるとやっぱり特長のあるチームが上位に来てるのが分かります。意外だったのは後半の失点の少なさが順位にあまり結びついていないということ。逆に前半の得点や失点の成績がいいチームというのが上位に来るんですよ。やっぱりサッカーは前半大事ってことですね。 2025.01.12 19:00 Sun4
川崎Fが元日本代表FW伊藤達哉をマクデブルクから獲得! Jリーグ初挑戦に「伝統でもある攻撃的なサッカーに貢献できるよう全力を尽くします」
川崎フロンターレは10日、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のマクデブルクから元日本代表FW伊藤達哉(27)の完全移籍加入を発表した。来日後、メディカルチェック等の手続きが完了次第、チームに合流する。 伊藤は東京都出身で、2015年7月に柏レイソルのユースからにハンブルガーSVのU-19チームに加入。2017-18シーズン途中からトップチームに引き上げられ、ブンデスリーガで20試合3アシストを記録した。 2019年8月にはベルギーのシント=トロイデンへ完全移籍。出場機会が限られると2022年1月にハンブルガー時代の恩師、クリスティアン・ティッツ監督が率いるマクデブルクにレンタル移籍した。 加入から半年間でチームの3部優勝と2部昇格に貢献すると、2022-23シーズンはレンタル期間を延長。2023年6月には完全移籍が決まった。 マクデブルクでは約3年間ジョーカーとして活躍を続け、公式戦97試合で12ゴール14アシスト。今シーズンは2.ブンデスリーガで10試合1アシスト、DFBポカールで1試合1アシストを記録していた。 日本代表経験もあり、2018年9月にフル代表初招集。2019年のコパ・アメリカにも参加したが、ピッチには立っていない。 川崎FでのJリーグ初挑戦が決まった伊藤は、クラブを通じてコメントしている。 「川崎フロンターレのサポーターの皆さん、初めまして、伊藤達哉です。近年、最も成功を収めているクラブである川崎フロンターレの一員になれることをうれしく思います。川崎フロンターレの伝統でもある攻撃的なサッカーに貢献できるよう全力を尽くします。サポーターの皆さんとお会いできるのを楽しみにしています」 2025.01.10 17:30 Fri5