10人のモナコが劇的逆転勝利でリヨン撃破! 9戦負けなしで3位に浮上《リーグ・アン》
2018.02.05 07:05 Mon
▽リーグ・アン第24節、モナコvsリヨンが4日に行われ、ホームのモナコが3-2で逆転勝利した。
▽4位のモナコ(勝ち点47)と3位のリヨン(勝ち点48)による注目の上位対決。前節、マルセイユと引き分けたものの8戦無敗と好調を維持するモナコは、負傷のレマルを欠くものの主砲ファルカオやファビーニョ、ケイタら主力が先発に名を連ねた。一方、前節ボルドー相手に痛恨の敗戦を喫したリヨンは、フェキル、マリアーノ・ディアス、デパイ、トラオレと4人のアタッカーを前線で起用してきた。
▽注目の上位対決は立ち上がりから波乱の幕開けとなる。12分、左サイドでパスを受けたマリアーノが内に切り込んで右足を振り抜くと、相手MFティーレマンスの伸ばした足裏に当たってディフレクトしたボールがゴール前で高くバウンドしながらゴール左隅に吸い込まれる。さらにこの場面でセービングを試みたモナコGKスバシッチがヒザをポストに強く打ち付け負傷。そして、プレー続行不可能となったスバシッチに代わってGKセイドゥ・シーが緊急投入された。
▽先制点に加え、相手の守護神離脱の混乱を突いて畳みかけるリヨンは27分、味方との入れ替わりで左サイドのスペースに飛び出したF・メンディが低い弾道の速いクロスを供給。これをニアに飛び込んだトラオレがワンタッチで左隅に流し込んだ。
▽ホームで2点のビハインドを追う苦しい展開を強いられたモナコだが、ここから意地を見せる。31分、ハーフウェイライン付近の右サイドでアルマミー・トゥーレとの短いパス交換から急加速したケイタがそのままボックス内までドリブルで持ち込み右足を一閃。このシュートがゴール左隅に突き刺さり、ホームチームが1点を返す。
▽2-2のイーブンで折り返した試合は後半も拮抗した展開に。数的優位を生かして押し切りたいリヨンはデパイとトラオレの両ウイングの個人技を生かして攻め手を窺うが、屈強なDFグリクを中心に中央を締めるモナコの守備を前にフェキルとマリアーノのセンターラインが抑え込まれて、なかなか攻め切れない。
▽一方、55分と早い時間帯にファルカオを下げてヨベティッチを投入したモナコはより堅守速攻の色合いを強めていく。69分と73分にはいずれもロングカウンターから相手ボックス付近まで侵攻し、ロニー・ロペス、ティーレマンスが際どいミドルシュートを放つ。しかし、GKアントニー・ロペスが2度のビッグセーブで逆転ゴールを許さない。
▽試合終盤にかけても一進一退の攻防が続いた中、勝敗を決める3点目を奪ったのは1人少ないモナコだった。88分、左サイドで仕掛けたロニー・ロペスがボックス付近のヨベティッチにボールを預けてゴール前に走り込むと、ヨベティッチが絶妙なポストワークからラストパスを供給。これをポルトガル代表MFが得意の左足でゴール右隅へ流し込んだ。そして、2点差を追いついたうえ、数的不利の中で劇的な逆転劇を演じたモナコがリヨンを抜いて3位に浮上した。
▽4位のモナコ(勝ち点47)と3位のリヨン(勝ち点48)による注目の上位対決。前節、マルセイユと引き分けたものの8戦無敗と好調を維持するモナコは、負傷のレマルを欠くものの主砲ファルカオやファビーニョ、ケイタら主力が先発に名を連ねた。一方、前節ボルドー相手に痛恨の敗戦を喫したリヨンは、フェキル、マリアーノ・ディアス、デパイ、トラオレと4人のアタッカーを前線で起用してきた。
▽注目の上位対決は立ち上がりから波乱の幕開けとなる。12分、左サイドでパスを受けたマリアーノが内に切り込んで右足を振り抜くと、相手MFティーレマンスの伸ばした足裏に当たってディフレクトしたボールがゴール前で高くバウンドしながらゴール左隅に吸い込まれる。さらにこの場面でセービングを試みたモナコGKスバシッチがヒザをポストに強く打ち付け負傷。そして、プレー続行不可能となったスバシッチに代わってGKセイドゥ・シーが緊急投入された。
▽ホームで2点のビハインドを追う苦しい展開を強いられたモナコだが、ここから意地を見せる。31分、ハーフウェイライン付近の右サイドでアルマミー・トゥーレとの短いパス交換から急加速したケイタがそのままボックス内までドリブルで持ち込み右足を一閃。このシュートがゴール左隅に突き刺さり、ホームチームが1点を返す。
▽さらに36分にはボックス内での競り合いでPKが与えられると、キッカーのファルカオのシュートはGKに止められるも、コロンビア代表FWはこぼれ球を冷静に蹴り込んだ。この同点ゴールで流れは一気にモナコと思われたが、前半終盤の40分と45分にケイタが続けて2枚の警告を受けて退場処分となった。
▽2-2のイーブンで折り返した試合は後半も拮抗した展開に。数的優位を生かして押し切りたいリヨンはデパイとトラオレの両ウイングの個人技を生かして攻め手を窺うが、屈強なDFグリクを中心に中央を締めるモナコの守備を前にフェキルとマリアーノのセンターラインが抑え込まれて、なかなか攻め切れない。
▽一方、55分と早い時間帯にファルカオを下げてヨベティッチを投入したモナコはより堅守速攻の色合いを強めていく。69分と73分にはいずれもロングカウンターから相手ボックス付近まで侵攻し、ロニー・ロペス、ティーレマンスが際どいミドルシュートを放つ。しかし、GKアントニー・ロペスが2度のビッグセーブで逆転ゴールを許さない。
▽試合終盤にかけても一進一退の攻防が続いた中、勝敗を決める3点目を奪ったのは1人少ないモナコだった。88分、左サイドで仕掛けたロニー・ロペスがボックス付近のヨベティッチにボールを預けてゴール前に走り込むと、ヨベティッチが絶妙なポストワークからラストパスを供給。これをポルトガル代表MFが得意の左足でゴール右隅へ流し込んだ。そして、2点差を追いついたうえ、数的不利の中で劇的な逆転劇を演じたモナコがリヨンを抜いて3位に浮上した。
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