フットサル日本代表、タジキスタンに苦戦も2大会ぶりアジア制覇へ白星発進!《AFCフットサル選手権》

2018.02.01 21:54 Thu
©超ワールドサッカー
▽フットサル日本代表は1日、AFCフットサル選手権 チャイニーズ・タイペイ2018グループB第1戦でフットサルタジキスタン代表と対戦し、4-2で勝利した。

▽前回大会を準々決勝敗退で終え、2大会ぶり4度目の優勝を目指す日本。上位2チームがノックアウトステージに進出できるグループステージの初戦に向けてGKイゴール、FP齋藤、FP吉川、FP星、FP清水を先発に送り出した。試合は開始直後、右サイドのFP吉川からキックインを近くで受けたFP清水が右足を思い切りよく振り抜き、GKの頭上を射抜いて先制点を奪う。

▽幸先良く先制した日本はボールを保持して攻撃を展開。しかし、ハーフラインより引いて守るタジキスタンのディフェンスを崩しきることができない。5分には左CKからFP森岡が遠目から右足で合わせたが、わずかにゴール右へと外れる。6分にも先制点を挙げたFP清水が強烈なフリーキックでゴールを脅かすも、こじ開けることができない。
▽日本が攻めあぐねていると、試合を振り出しに戻される。6分にFP森岡がハーフウェイライン付近で奪われて、FPサルドロフにそのまま中央突破を許し、ゴールネットを揺らされた。

▽直後FKからゴールを狙われるも左ポストに救われた日本。すると9分にFP齋藤のピヴォ当てを受けたFP渡邉の落としをボックス右手前に走り込んだ仁部屋が押し込んで勝ち越しに成功する。さらに11分、カウンターから左サイドでパスを受けて縦に突破した吉川のクロスを星がゴール前右に飛び込んで追加点。3-1とタジキスタンを突き放す。
▽このまま自分たちのペースで試合を進めたかったが13分、自陣中央でタジキスタンにボールを奪われ、ゴール前へのパスをFPサルドロフに粘られると最後はFPアリマフマドフにプッシュされて再び1点差に。日本はその後、タジキスタンの速攻に苦しむ時間帯が続き、追加点を奪えないまま試合を折り返した。

▽迎えた後半、追加点が欲しい日本は25分に細かいパスワークから最後はFP森岡のパスを受けたFP滝田が敵陣中央右からシュート。直後にも右CKからFP森岡が強烈なシュートを放つもどちらも枠を捉えることができない。

▽どうにかゴールが欲しい日本だが26分、前がかりになるとタジキスタンにカウンターを仕掛けられ、FPサルドロフに1対1の場面を作られる。しかし、ここはGKピレス・イゴールがしっかりとドリブルに反応し、ゴールを許さない。

▽ボックス付近に近づくことができない日本は敵陣中央から積極的にシュートを放つものの、相手GKの好守もあり得点に結びつけることができない。36分にはボックス手前でパスを受けたFP森岡がGKをかわしてシュートまで持ち込むが、相手の懸命なディフェンスに防がれてしまう。

▽試合終盤にタジキスタンはパワープレーを敢行。するとこれを日本が逆手に取り、37分にハーフウェイライン付近で相手からボールを奪ったFP森岡がそのまま右足でパワープレー返しを決めた。その後、しっかりと守り切った日本が4-2で勝利。初戦を白星で終えた日本は3日に韓国代表、5日にウズベキスタン代表と対戦する。

日本 4-2 タジキスタン
【日本】
清水和也(前1)
仁部屋和弘(前9)
星翔太(前11)
森岡薫(後17)

【タジキスタン】
サルドロフ・ファイザリ(前6)
アリマフマドフ・ネクルズ(前13)

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