【質疑応答】アジアの成長を危惧するブルーノ監督「日本はFリーグという強いリーグがあるが、今はそれだけでは十分ではない」
2018.01.16 16:34 Tue
▽日本サッカー協会(JFA)は16日、今月25日、28日に行われる国際親善試合のフットサルアルゼンチン代表戦に臨むフットサル日本代表メンバーを発表した。
▽会見に出席したブルーノ・ガルシア監督が記者からの質問に応じた。ブルーノ監督はアジア諸国のレベル向上を危惧しているようで、フットサル日本代表の活動が他国よりも少ないことを強調。アジアの頂点を目指すためにも、代表活動のボリュームに関しては改善する必要があると語った。
――AFCアジア選手権予選からFP滝田学選手、FP加藤未渚実選手、FP逸見勝利ラファエル選手が加わったが、彼らに期待するところは
「滝田のケースは、長きにわたりケガをしていて、そこからの回復段階でした。彼に関しては、私が監督になってからチームの軸に考えている選手で、調子を上げてプレーオフでも回復していることを示すパフォーマンスを見せていました。特に滝田はポジションがら、フィクソというチームの軸であり、経験値など色々な部分でチームのへそとなるポジションです」
「逸見に関しては予選では、代表チームに拘束力がある日程ではありませんでした。よって前回は招集できませんでした。加藤は日本に行きて以来、注目して見ている選手でポテンシャルが高いことを示していました。しかし滝田と同様にケガで苦しんでいて、今は回復の軌道が上向いているため招集しました」
「今回、リストを作るにあたって、頭を悩ませました。その悩みは健全なことでもあります。競争が高まって期待感がある、力がある選手の層が厚くなっていると感じています」
「これまでもやってきていますが、戦略的なプランニングは緻密に行なっています。大会の1試合目、そのあとの試合でも全力出せるようにと考えています。自分たちのスタイルを保持しながら、最善の状況で1試合目を迎えられるように。いろいろな側面から考えたプランニングを持っています。輪郭のはっきりしたプランを持っていて、それをやろうと思っています」
――今大会の目標と、2020年を考えて今年はチームをどのレベルに持っていきたいと考えているか
「自分の考えは、最初のゲームであるタジキスタン戦に勝つことです。そこから韓国、ウズベキスタン。1試合ごとを決勝のように戦う準備をしたいと思っています。2016年に起きたことを取り返すということも重要なことです。そのことと我々の取り組みは話した通りです。(決勝と3位決定戦が行われる)2月11日には17時と19時に試合がありますが、値する取り組みをして19時の試合(決勝)に臨みたいと思っています。そのためにも、その舞台に値する取り組みを続けていくことです。いろいろな乗り越えるべき要因や要素はありましたが、そこを踏まえてもこのように臨みたいと思います」
――2年前に日本を倒したチームの監督だが当時の日本は何が足りなかったか
「日本の何がまずかったとは言えないが、ベトナムは何が良くできたかと言えば、戦いには2つあり、戦術や戦略的なことと心理的なこと。戦術、戦略は、両チームともにお互いをわかった状態で戦いました。心理的な側面では、ベトナムは耐えて最後の5分間で互角の戦いをして追いついた試合でした。心理的なエネルギーとしては、その後の延長やPKまで勝ち気に臨める状況でした。ただ、それぞれだけでゲームをするわけではなく、その2つのものをフォーカスして試合は行われるものです。その部分で上回った試合でした」
――ここまで何をポイントとして強化してきたか
「最初にプラン、どういう計画、ビジョンを持っているかをダイレクターから聞いて来日しました。日本に来るときにわかったことですが、これまでは国内リーグがあって強化の土壌がある国ならば、他の国に差をつけて勝てる状況でした。日本はFリーグという強いリーグがありますが、今はそれだけでは十分ではないです。他の国の取り組みによって、そういうことが起きています。起きている現状とは、アジアのその他の国に民主化が起きているかのようなもので、表彰台に上がるように取り組んでいます。これはアジアレベルだけでなく、世界的なレベルでもブラジルやスペインだけではありません。アルゼンチン、ロシア、イランなどが表彰台に上がっています」
「まずピッチの中の取り組み、強化のボリュームの確保が必要です。2017年は活動の量が少なかったですが、2018年は増強できる計画になっています」
――予選でGKピレス・イゴールが帰化選手の登録不備で出場できなかったが、本大会ではクリアできているか
「すでに解決したと聞いています。前回起きたことは他国の協会とのやりとりで、障害があって順調には事が運ばずに出場できませんでした。しかし回復するために十分な時間がありました」
――本大会に臨むにあたり最終的なGKの数は
「2人です。スケジュール面の困難、代表選手は長いリーグを休みなく戦い、プレーオフの前にはセントラルもあって、多い選手で6試合を戦っています。FPの部分は人数を確保して臨みたいためGKは2人です。また、イランやウズベキスタンはしばらくGKは2名体制ですし、珍しくはないことです」
▽会見に出席したブルーノ・ガルシア監督が記者からの質問に応じた。ブルーノ監督はアジア諸国のレベル向上を危惧しているようで、フットサル日本代表の活動が他国よりも少ないことを強調。アジアの頂点を目指すためにも、代表活動のボリュームに関しては改善する必要があると語った。
――AFCアジア選手権予選からFP滝田学選手、FP加藤未渚実選手、FP逸見勝利ラファエル選手が加わったが、彼らに期待するところは
「滝田のケースは、長きにわたりケガをしていて、そこからの回復段階でした。彼に関しては、私が監督になってからチームの軸に考えている選手で、調子を上げてプレーオフでも回復していることを示すパフォーマンスを見せていました。特に滝田はポジションがら、フィクソというチームの軸であり、経験値など色々な部分でチームのへそとなるポジションです」
「今回、リストを作るにあたって、頭を悩ませました。その悩みは健全なことでもあります。競争が高まって期待感がある、力がある選手の層が厚くなっていると感じています」
――他の国に比べて準備期間が短いと言う話があったが、この準備期間でやりたいことは
「これまでもやってきていますが、戦略的なプランニングは緻密に行なっています。大会の1試合目、そのあとの試合でも全力出せるようにと考えています。自分たちのスタイルを保持しながら、最善の状況で1試合目を迎えられるように。いろいろな側面から考えたプランニングを持っています。輪郭のはっきりしたプランを持っていて、それをやろうと思っています」
――今大会の目標と、2020年を考えて今年はチームをどのレベルに持っていきたいと考えているか
「自分の考えは、最初のゲームであるタジキスタン戦に勝つことです。そこから韓国、ウズベキスタン。1試合ごとを決勝のように戦う準備をしたいと思っています。2016年に起きたことを取り返すということも重要なことです。そのことと我々の取り組みは話した通りです。(決勝と3位決定戦が行われる)2月11日には17時と19時に試合がありますが、値する取り組みをして19時の試合(決勝)に臨みたいと思っています。そのためにも、その舞台に値する取り組みを続けていくことです。いろいろな乗り越えるべき要因や要素はありましたが、そこを踏まえてもこのように臨みたいと思います」
――2年前に日本を倒したチームの監督だが当時の日本は何が足りなかったか
「日本の何がまずかったとは言えないが、ベトナムは何が良くできたかと言えば、戦いには2つあり、戦術や戦略的なことと心理的なこと。戦術、戦略は、両チームともにお互いをわかった状態で戦いました。心理的な側面では、ベトナムは耐えて最後の5分間で互角の戦いをして追いついた試合でした。心理的なエネルギーとしては、その後の延長やPKまで勝ち気に臨める状況でした。ただ、それぞれだけでゲームをするわけではなく、その2つのものをフォーカスして試合は行われるものです。その部分で上回った試合でした」
――ここまで何をポイントとして強化してきたか
「最初にプラン、どういう計画、ビジョンを持っているかをダイレクターから聞いて来日しました。日本に来るときにわかったことですが、これまでは国内リーグがあって強化の土壌がある国ならば、他の国に差をつけて勝てる状況でした。日本はFリーグという強いリーグがありますが、今はそれだけでは十分ではないです。他の国の取り組みによって、そういうことが起きています。起きている現状とは、アジアのその他の国に民主化が起きているかのようなもので、表彰台に上がるように取り組んでいます。これはアジアレベルだけでなく、世界的なレベルでもブラジルやスペインだけではありません。アルゼンチン、ロシア、イランなどが表彰台に上がっています」
「まずピッチの中の取り組み、強化のボリュームの確保が必要です。2017年は活動の量が少なかったですが、2018年は増強できる計画になっています」
――予選でGKピレス・イゴールが帰化選手の登録不備で出場できなかったが、本大会ではクリアできているか
「すでに解決したと聞いています。前回起きたことは他国の協会とのやりとりで、障害があって順調には事が運ばずに出場できませんでした。しかし回復するために十分な時間がありました」
――本大会に臨むにあたり最終的なGKの数は
「2人です。スケジュール面の困難、代表選手は長いリーグを休みなく戦い、プレーオフの前にはセントラルもあって、多い選手で6試合を戦っています。FPの部分は人数を確保して臨みたいためGKは2人です。また、イランやウズベキスタンはしばらくGKは2名体制ですし、珍しくはないことです」
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">オナイウ阿道 2022.12.29 20:35 Thu2
【選手評】ハリルホジッチ監督、招集メンバー26名へ期待と要求…初招集FW中島翔哉は「日本になかなかいない選手」《キリンチャレンジカップ》
▽日本サッカー協会(JFA)は15日、国際親善試合及びキリンチャレンジカップ 2018 in EUROPEに臨む同国代表メンバー26名を発表した。 ▽メンバー発表会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回の選考基準を説明。代表復帰となったDF森重真人(FC東京)やFW本田圭佑(パチューカ/メキシコ)への期待や初選出となったFW中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)の招集理由についても明かした。 GK 川島永嗣(メス/フランス) 中村航輔(柏レイソル) 東口順昭(ガンバ大阪) 「GKは3人。ただ、現段階のパフォーマンスに満足している訳ではない。もっともっと向上して欲しい。」 DF 酒井宏樹(マルセイユ/フランス) 遠藤航(浦和レッズ) 「酒井は日本人選手の中では、定期的に高いパフォーマンスを継続している。ここ最近調子も良い。遠藤は昨日のルヴァンカップで少し問題が出た。今検査をしている段階と聞いている。ただ、バックアップはすでに用意している。何が起きても問題はない」 DF 長友佑都(ガラタサライ/トルコ) 車屋紳太郎(川崎フロンターレ) 宇賀神友弥(浦和レッズ) 「次に左サイド。長友はクラブを変えたにも関わらず、定期的に試合に出場していて嬉しい。彼の存在は日本代表に必要不可欠だ。車屋と宇賀神の戦いは、これから始まる。合宿を多くこなしている訳ではないが、右サイドでもいけるのかというのも見極めなくてはいけない。どこまでついて行けるかをこれから見ていく」 DF 昌子源(鹿島アントラーズ) 植田直通(鹿島アントラーズ) 槙野智章(浦和レッズ) 森重真人(FC東京) 「それから真ん中。最初の3人(昌子、植田、槙野)はもっとできると思っている。そして、森重をなぜ呼んだか。まだ彼は準備できている段階ではない。すぐに使う訳でもない。ただ、彼がどのような状況になっているかを知りたい。励ますためにも呼んでいる。彼が以前のレベルに戻るかどうか。もちろん(吉田)麻也がいないということもある。彼の経験が我々にとってどこまで使えるかというのもある。ただ、まだまだトップパフォーマンスには程遠い。モチベーションを上げる努力をしていかなくてはいけない。早くレベルを戻してほしい」 MF 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 三竿健斗(鹿島アントラーズ) 山口蛍(セレッソ大阪) 「長谷部は真ん中もできれば後ろもできる。本会までにケガなくいってほしい。三竿は、良いパフォーマンスを続けている。(山口)蛍は、常に呼んでいる選手だが、守備だけで終わるのではなく攻撃のところでもっと野心を持ってほしい。代表では良いパフォーマンスを見せている。イラク戦では我々を助けてくれた選手の1人だ」 MF 大島僚太(川崎フロンターレ) 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) 森岡亮太(アンデルレヒト/ベルギー) 「大島は国内でも優秀な選手の1人。彼もよくケガをするが、我々もしっかりとコンタクトをとって、そこを脱して良い状況が続いていると思う。(柴崎)岳と森岡は、(香川)真司と清武が居ないこともあり、10番や8番のタイプとして期待している。柴崎は、クラブで毎回先発という訳ではないが、レベルが上がってきていると思う。森岡はすでに2、3回観ているが、フィジカル的なところやデュエルの部分でまだ伸びると思う。ゴール数やアシスト数はリーグでも断トツ。ただ、ゲームのアクションの中でまだまだ伸びる部分はあると思う」 FW 久保裕也(ヘント/ベルギー) 本田圭佑(パチューカ/メキシコ) 「久保もまだまだ私の満足いくパフォーマンスではない。それから(本田)圭佑は、このチャンスを是非とも掴んでほしい」 FW 原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ) 宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ) 中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル) 「原口と宇佐美は、同じクラブでプレーしている。ここ直近の数試合で宇佐美は、しっかりと伸びている状況。ある時期はチームで干されるかもしれない状況だったが、今は出ている。原口も同じだ」 「それから長い間追跡している中島。本当にたくさん試合に出場していて、得点やアシストもしている。ドリブラーでここまで俊敏で爆発的なものを持っている選手は日本になかなかいない。前回のオリンピック代表の監督であったテグ(手倉森誠)さんともしっかりと話をして、オフェンス面で何かもたらせるのではないかという判断。ただ、守備面では代表で私が求めるレベルではない。様子を見たい」 FW 小林悠(川崎フロンターレ) 杉本健勇(セレッソ大阪) 大迫勇也(ケルン/ドイツ) 「最初の2人はここ最近で本当に伸びてきている。オフェンス面で日本で素晴らしい結果を出している。彼も自分たちのプレーの仕方を変えて伸びてきている。真ん中の選手として、アグレッシブに背後、そしてペナルティエリア内で存在感を出している。それから相手の最終ラインからの組み立てを最初に防ぐ仕事もしている。我々が観たここ数試合でも良いパフォーマンスだった。これを続けてくれと言いたい」 「大迫は、クラブで真ん中でなく、横や後ろでもプレーしているが、良くなってきている。代表ではクラブとは全く違うアクションをしてほしい。常に背負った状態でプレーするのではなく、ゴールに向いてプレーして欲しい。この3人は素晴らしいヘディングを持っている。W杯本大会でもこれが重要になってくる。もちろんFKを貰えればの話。守備でもしっかりと守らなくてはいけない。大事になってくる。W杯ではFKが決定的な状況を作ることもある」 ▽なお、日本代表は、3月のベルギー遠征で2試合の国際親善試合を予定。ロシアW杯に向けた選手見極めとチーム強化のため、マリ代表(23日/ベルギー)、ウクライナ代表(27日/同)と対戦する。 2018.03.15 19:50 Thu3
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu4
BE:FIRSTがアンバサダー就任の「FILA」、かつては中田英寿氏も同ブランドのスパイクを着用
7日にBE:FIRSTがブランドアンバサダーに就任したことを発表した『FILA(フィラ)』。ファッションブランドとしての認識が強い同ブランドだが、かつてはサッカースパイクも手掛けていた。 フィラは1911年、フィラ兄弟によってイタリアのビエラでニット素材工場として誕生した。1940年に社名を『FILA』に変更。1970年代からスポーツウェア業界でも地位を築き始め、次第に大きな注目を集めていった。 現在はテニスやゴルフを中心としたブランド展開に加え、バーチャルシンガー・初音ミクとのコラボレーションシューズなどカジュアルウェアに注力しているフィラだが、1998年にイタリアへと渡った元日本代表MF中田英寿氏が身に着けていたのがフィラのファッシノだ。 当時世界の最高峰と言われていたセリエA。中田氏はユベントスを相手にデビュー戦で2ゴールというセンセーショナルな活躍を披露した。足元には黒を基調に黄色のFマーク。シュータンには『FILA』の文字がはっきりと見て取れる。 現在のサッカー界からは姿を探すことが難しくなったフィラだが、今季はセリエCのヴィチェンツァのサプライヤーとなった。『Footy Headlines』によれば、イタリアのピッチに同ブランドが戻ってくるのは、フィオレンティーナとの1999-2000シーズンの終了以来、22年ぶりとのことだ。 かつてはウェストハムやフランクフルトのサプライヤーも務めていたフィラ。現在はヴィチェンツァのほか、イスラエルのマッカビ・テルアビブや韓国の済州ユナイテッドなどのクラブのサプライヤーを務めている。 <span class="paragraph-title">【写真】ペルージャ時代の中田英寿とその足元</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila01.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila02.jpg" style="max-width:100%;"></div> <span class="paragraph-title">【写真】FILAがサプライヤーを務めたフィオレンティーナやフランクフルトのユニフォーム</span> <span data-other-div="movie2"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila03.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila04.jpg" style="max-width:100%;"></div> 2022.09.07 20:30 Wed5