4連覇目指すユベントスがベスト8進出! 準々決勝ではトリノとのダービーが実現!《コッパ・イタリア》

▽ユベントスは20日、コッパ・イタリア5回戦でジェノアと対戦し、2-0で勝利した。この結果、トリノとの準々決勝に駒を進めている。

▽大会3連覇中のユベントスが、本拠地アリアンツ・スタジアムにジェノアを迎えた一戦。17日に行われたボローニャ戦を完勝したユベントスは、その試合の先発からGKシュチェスニーとドグラス・コスタ以外の9人を変更。ディバラやベルナルデスキ、マルキジオらが先発に名を連ねた。

▽右からベルナルデスキ、ディバラ、ドグラス・コスタと並べた[4-3-3]の布陣で試合に臨んだユベントスは、立ち上がりからポゼッションで上回るが、自陣でしっかりと守備ブロックを敷くジェノアを崩しきることができない。
▽そんな中、ユベントスは24分に最初の決定機を迎える。自陣でボールを受けたベルナルデスキがドリブルでカウンターを仕掛けると、カットインからラストパスを供給。これをボックス左で受けたドグラス・コスタが左足を振り抜くも、シュートはGKラマンナのファインセーブに阻まれた。

▽猛攻を続けるユベントスは、34分にマルキジオ、39分にディバラと立て続けにジェノアゴールを脅かしたが、共にシュートは枠を外れる。しかし、42分に待望の先制点が生まれる。マルキジオの鋭いパスをボックス右手前で受けたディバラがカットイン。ペナルティアーク手前から左足を振り抜くと、このシュートがゴール左隅に吸い込まれた。▽迎えた後半は、1点を追うジェノアが攻勢に出ると、ユベントスはミスからピンチを招く。51分、自陣深くでボールを受けたバルザーリがボックス内に横パスを送ると、これをゴール前でセンチュリオンがカット。しかし、ボールはセンチュリオンの足元に収まらず、そのままラインを割った。

▽前線でボールの収まらないユベントスは、61分にドグラス・コスタを下げてイグアインを投入。すると76分、ディバラのパスをペナルティアーク手前で受けたイグアインが強引な突破からシュート。これがゴールネットを揺らした。

▽82分、自陣でボールロストしたアサモアがボックス内のペッレグリへタックルを仕掛けると、このプレーでペッレグリが倒れ、主審がPKを宣告。この判定にユベントス選手が抗議すると、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による確認が行われた結果、主審はPKの判定を取り消した。

▽結局、試合はそのまま2-0で終了。4連覇へ前進したユベントスは、準々決勝で同日に行われた5回戦でローマを下したトリノとの“トリノ・ダービー”を行う。