「スクデットも狙える」元インテル会長が考えるスパレッティとモウリーニョの共通点は?
2017.12.07 14:28 Thu
元インテル会長のマッシモ・モラッティ氏が『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、指揮官ルチアーノ・スパレッティを称えた。
スパレッティの下、インテルは今シーズン、無敗で首位に立つ。モラッティ氏は今夏、着任したばかりの指揮官について、過去に招聘に近づいたことがあったことを明かした。「トリプレーテ(3冠)達成の後、彼の招聘に近づいたことがあった。(当時のスポーツディレクター)マルコ・ブランカに会いに行かせた。だけどゼニトへ行ってしまったよ」と述べ、ラブコールが実らなかったことを振り返った。
続いてモラッティ氏はスパレッティについて、2009-10シーズンにイタリア勢として史上初となるトリプレーテを達成したジョゼ・モウリーニョに例え、今のインテルであれば、スクデットも夢ではないと話す。
「モウリーニョ? スパレッティはポルトガル人監督と同じように選手の心をつかむことができる。お互いの信頼関係がチームの中に広がっていく。すると全体が穏やかな雰囲気になるんだ」
「スクデットを目標にできるのではないか。頭や心の中に刻んでおくのは重要だが、毎週末、適度な緊張感を保つことも大切だ。ユベントスの他にも、ローマ勢やナポリもいる。(マウリツィオ)サッリのチームは驚くべきプレーをするね」
ミランの不振は予想できた一方、今夏、大型補強を行ったものの成績不振に陥り、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が解任されたミランについてもコメントを残した。
「チームの11人のうち10人を変えれば簡単にはいかないと私は思っていた。だけどここまで問題が多いとは想像していなかったよ。(シルヴィオ)ベルルスコーニがいないから? 彼が中国人オーナーを信じるように言うのなら、根拠はあるだろう。ウチと比べて18ポイント差になったが、残念に思うなんて言ったらウソになってしまうよ」
提供:goal.com
スパレッティの下、インテルは今シーズン、無敗で首位に立つ。モラッティ氏は今夏、着任したばかりの指揮官について、過去に招聘に近づいたことがあったことを明かした。「トリプレーテ(3冠)達成の後、彼の招聘に近づいたことがあった。(当時のスポーツディレクター)マルコ・ブランカに会いに行かせた。だけどゼニトへ行ってしまったよ」と述べ、ラブコールが実らなかったことを振り返った。
続いてモラッティ氏はスパレッティについて、2009-10シーズンにイタリア勢として史上初となるトリプレーテを達成したジョゼ・モウリーニョに例え、今のインテルであれば、スクデットも夢ではないと話す。
「モウリーニョ? スパレッティはポルトガル人監督と同じように選手の心をつかむことができる。お互いの信頼関係がチームの中に広がっていく。すると全体が穏やかな雰囲気になるんだ」
「スクデットを目標にできるのではないか。頭や心の中に刻んでおくのは重要だが、毎週末、適度な緊張感を保つことも大切だ。ユベントスの他にも、ローマ勢やナポリもいる。(マウリツィオ)サッリのチームは驚くべきプレーをするね」
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25日、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ抽選会がトルコのイスタンブールで行われた。 昨シーズンはリバプールを決勝で破ったレアル・マドリーの最多14度目の優勝で幕を閉じたCL。今夏の各クラブの積極補強もあり、例年以上の混戦が見込まれる。 その覇権争いの行方を左右するグループステージの抽選会がファイナルの開催地イスタンブールで行われた。 今グループステージ最激戦区となったのは、ブンデスリーガ王者のバイエルンと今夏積極補強を敢行したバルセロナ、昨季セリエA2位のインテル、チェコ王者のビクトリア・プルゼニが同居するグループCに。FWロベルト・レヴァンドフスキにとってはいきなりの古巣対戦に。 また、グループAはCL準優勝のリバプール、EL準優勝のレンジャーズのイギリス勢に、アヤックスとナポリが同居する激戦区に。 大会連覇を目指すレアル・マドリーは、昨季も同居したシャフタール・ドネツクに加え、RBライプツィヒ、FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介の日本人選手4選手を擁するセルティックと同じグループFに入った。 その他の日本人選手ではEL王者フランクフルトのMF鎌田大地とMF長谷場誠、スポルティングCPのMF守田英正がトッテナム、マルセイユと同じグループDに入り、グループステージでの日本人対決が実現することに。 なお、今年11月のカタール・ワールドカップ開催に伴い、今季のグループステージは過密スケジュールとなり、第1節が9月6.7日に行われ、最終節が11月1.2日に終了する予定だ。今回決定したグループステージ抽選結果は以下の通り。 ◆グループA アヤックス(オランダ) リバプール(イングランド) ナポリ(イタリア) レンジャーズ(スコットランド) ◆グループB ポルト(ポルトガル) アトレティコ・マドリー(スペイン) レバークーゼン(ドイツ) クラブ・ブルージュ(ベルギー) ◆グループC バイエルン(ドイツ) バルセロナ(スペイン) インテル(イタリア) ビクトリア・プルゼニ(チェコ) ◆グループD フランクフルト(ドイツ) トッテナム(イングランド) スポルティングCP(ポルトガル) マルセイユ(フランス) ◆グループE ミラン(イタリア) チェルシー(イングランド) レッドブル・ザルツブルク(オーストリア) ディナモ・ザグレブ(クロアチア) ◆グループF レアル・マドリー(スペイン) RBライプツィヒ(ドイツ) シャフタール・ドネツク(ウクライナ) セルティック(スコットランド) ◆グループG マンチェスター・シティ(イングランド) セビージャ(スペイン) ドルトムント(ドイツ) コペンハーゲン(デンマーク) ◆グループH パリ・サンジェルマン(フランス) ユベントス(イタリア) ベンフィカ(ポルトガル) マッカビ・ハイファ(イスラエル) 2022.08.26 02:20 Fri4
マキシ・ロペスが元妻ワンダ・ナラとディナーに…かつてイカルディと不倫され離婚も「幸せであり続けて欲しい」
マキシ・ロペス氏が元妻であるワンダ・ナラ氏とのディナーに出かけた。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 バルセロナやサンプドリアなどで活躍したアルゼンチンの元サッカー選手、マキシ・ロペス氏。2008年にワンダ・ナラ氏と結婚し、3人の息子を授かったが、ナラ氏が自身の元チームメイトである元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディとの不倫関係にあることが発覚し、2013年に離婚した。 一方、ナラ氏といえば、イカルディとの2度目の結婚後は代理人としても振る舞い、夫のクラブに金銭面での難癖をつけて首脳陣やファンから毛嫌いされる存在に。このような元妻をロペス氏が完全に見放しても不思議ではない。 しかし、前述の通り、両者の間には3人の息子が。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ロペス氏は先日、ナラ氏と息子3人とともにブエノスアイレス市内にあるレストランへとディナーに出かけたという。 レストランまで押しかけた報道陣のインタビューに応じたロペス氏は「1人の良い親でありたい。彼らが幸せであり続けることを望んでいるよ。それ以上に望むものはない」と、元妻と親権を持たない息子3人を思いやった。 一方で、自身の妻を“略奪”したイカルディについては「イカルディとのディナー? ありえない。彼女や子どもたちと同じテーブルを囲むことには躊躇しないが、あの男と私が同席することはできない」と突き放した。 ロペス氏は現役時代、ナラ氏との離婚後に対戦相手として相見えたイカルディに対し、キックオフ前の握手を拒否したことがある。不倫された元妻への恨みはなくとも、奪っていった男への憎悪はいつまでも消えないようだ。 なお、ナラ氏は昨年9月にイカルディとの離別を発表。未だ正式な離婚は成立していないとされるが、選手と代理人の関係は崩壊済みだといわれている。 <span class="paragraph-title">【動画】マキシ・ロペスとワンダ・ナラ、元夫婦が息子3人とともに再会...報道陣が押し寄せる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> Wanda Nara y Maxi López juntos en un restaurante en Palermo<br><br> La empresaria entró con Kennys Palacios.<br><br>Cc <a href="https://twitter.com/hashtag/LAM?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#LAM</a> en América TV <a href="https://twitter.com/elejercitodelam?ref_src=twsrc%5Etfw">@elejercitodelam</a> <a href="https://twitter.com/AngeldebritoOk?ref_src=twsrc%5Etfw">@AngeldebritoOk</a> <a href="https://t.co/o6QBhyWhaD">pic.twitter.com/o6QBhyWhaD</a></p>— América TV (@AmericaTV) <a href="https://twitter.com/AmericaTV/status/1651386103767629827?ref_src=twsrc%5Etfw">April 27, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.01 19:01 Mon5