先発復帰の武藤がフル出場もマインツ、シャルケに完敗《ブンデスリーガ》

2017.10.21 05:36 Sat
Getty Images
マインツは20日、ブンデスリーガ第9節でシャルケとのアウェイ戦に臨み、0-2で完敗した。マインツのFW武藤嘉紀はフル出場している。

▽前節ハンブルガーSV戦を3-2と勝利して今季3勝目を挙げた10位マインツ(勝ち点10)は、武藤が2試合ぶりに先発となった。

▽前節ヘルタ・ベルリンを2-0と下した6位シャルケ(勝ち点13)に対し、武藤を1トップに据える[5-4-1]で臨んだマインツは自陣に引いてブロックを作っていく。しかし13分、最初のチャンスを活かされて失点してしまう。ブルクシュタラーのラストパスを受けたゴレツカにボックス内に侵入され、飛び出したGKアトラーを外すチップキックシュートを決められた。
▽その後、やや重心を上げて前がかったマインツだったが、なかなかチャンスを生み出せない。そんな中、33分にバイタルエリア左でボールを受けた武藤がドリブルを仕掛けるもDFに引っかかり、シュートには持ち込めなかった。そのまま前半はチャンスを作れず、0-1で終えた。

▽迎えた後半開始2分、武藤に好機が訪れる。敵陣で味方がカットしたボールをボックス右で受けた武藤はドリブルを開始。DF2人に対応されながらもシュートに持ち込んだ。しかし、GKフェールマンのセーブに阻まれ、同点に追いつくことはできなかった。
▽その後もプレスをかける位置を高めて反撃を狙うマインツだったが、シャルケに試合をコントロールされると、61分にロングボールに抜け出したディ・サントにボックス右から決定的なシュートを打たれてしまう。だが、GKアトラーがセーブした。

▽さらに67分、FKからゴール前に飛び込んだブルクシュタラーに右ポスト直撃のシュートを浴びてヒヤリとしたマインツは、74分に追加点を奪われる。左CKからナウドに強烈なヘディングシュートを許すと、これはGKアトラーがセーブするも、ルーズボールをブルクシュタラーに蹴り込まれた。

▽76分にはベルのボールロストからコノプリャンカに決定的なシュートを打たれたマイインツは、81分にビッグチャンス。スルーパスをボックス左で引き出した武藤がクロスを送ると、コドロがダイビングヘッド。しかし、枠の右に外し、そのまま0-2で完敗。4試合ぶりの黒星となった。一方、勝利したシャルケは2連勝としている。

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