低調ヘルタが公式戦5戦未勝利でグループ最下位に転落…《EL》

2017.10.20 04:34 Fri
Getty Images
▽ヨーロッパリーグ(EL)・グループJ第3節のゾリャvsヘルタ・ベルリンが19日に行われ、2-1でゾリャが勝利した。ヘルタの日本代表FW原口元気はベンチ入りしたが出場機会はなかった。

▽前節エステルンドに惜敗した3位ヘルタ(勝ち点1)が、2位ゾリャ(勝ち点3)のホームに乗り込んだ一戦。EL初勝利を目指すヘルタは、直近に行われたシャルケ戦からスタメンを5人変更。カルーや原口、シェルブレらをベンチに置き、ゼルケやラザロ、エスヴァインらを先発で起用した。

▽試合は立ち上がりから膠着状態が続いた中、39分にようやくゾリャに決定機。左クロスの流れたボールをボックス右に駆け上がったオパナセンコが胸トラップからダイレクトで折り返すも、ゴール前で受けたイウリのシュートは枠の左に逸れた。
▽さらにゾリャは42分、ボックス右手前でルニョフがシュタルクに倒されFKを獲得。このFKをシラスが直接狙うと、低弾道のシュートが壁の間を抜けゴール右に突き刺さった。

▽迎えた後半、1点を追うヘルタが先にチャンスを迎える。56分、プラッテンハールトの左CKをニアサイドに走り込んだゼルケが頭で流し込んだ。勝ち越しを狙うヘルタは、58分にゼルケとエスヴァインを下げてカルーとイビセビッチを投入する2枚替えを敢行した。
▽対するゾリャは、60分に決定機。スコツスキのロングパスで相手DFの裏に抜け出したカラバエフが相手GKとの1対1を迎えたが、シュートはGKヤルシュテインのファインセーブに阻まれた。

▽決定機を逃したゾリャは、63分にハラティンを下げてアンドリェフスキを投入。さらに67分にプライマに代えてスヴァトクをピッチに送り出した。すると79分、スコツスキの縦パスで右サイドを抜け出したカラバエフがボックス右深くから侵攻。折り返しをゴール前のスヴァトクがヒールシュートで流し込んだ。

▽試合終盤、同点ゴールを狙うヘルタが猛攻を見せるも、91分にカルーが迎えた決定機もシュートはゴール右に逸れる。結局、試合はそのまま2-1で終了。格下相手に痛恨の敗戦を喫したヘルタは、公式戦5試合未勝利。また、グループステージ3試合を終え1分け2敗でグループJ最下位に転落した。

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