『パワサカ』HEROインタビュー 高橋壱晟(ジェフユナイテッド千葉)<後編>
2017.08.04 21:00 Fri
陸とはバチバチやっていました。お互いプロとして対戦できる時を楽しみにしています
高橋 高校2年の時の夏のインターハイは一回戦で負けたんですが、ダブルボランチを組んでいた僕と住永(翔/現・明治大)は監督に「負けたのはふたりの責任だ」と言われたんです。凄いショックでしたが、その通りでした。その時ですね、「そろそろ自分を変えないとマズイ」と感じたんです。
――具体的にはどのように自分を変えたんですか?
高橋 ゴールを取れる選手になろうと考えました。ゴールに向かうことだけを意識しました。そうしたら段々、大胆なプレーができるようになりました。自然とゴールも取れるようになったんです。高校2年の夏以降から秋頃にかけて、最も成長できたと思います。
――Jリーグのスカウトもたくさん来ていたのではないでしょうか?
高橋 はい。たまにスカウトの人が来てくれることがあって、気にはなりましたね。でも、それでプレーを乱さないように気を付けていました。
高橋 毎週青森に来てくれて、熱心に誘ってくれました。朝練にもいて、ビックリしました。まだ暗い中で、稲垣さんっぽい人がいるなと思ったら、「お、壱晟」と声をかけられて。熱意を感じました。
『パワサカ』でもスカウトがやってくる!
『パワサカ』にもスカウトが登場します。練習や試合の内容が評価され、その結果次第で行けるプロリーグのカテゴリーが変わるあたりは、現実のサッカーそのまま。即、海外オファーなんてことも!
――周囲にアドバイスを求めたりもした?
高橋 はい。自分のプレーに関して助言をしてもらいました。それと、監督に言われたことはすべて実践してやろうと考えていました。高2の夏以降は毎日のように怒られましたが、その悔しさを力に変えました。
――高橋選手は怒られて伸びるタイプ?
高橋 どうなんでしょう。でも監督は高校3年の選手権のあとには「最後はしっかりやってくれたな」と褒めてくれました。監督も僕の引っ込み思案なところを変えてくれようとしていたのだと感じました。
『パワサカ』も監督との関わり方が大切
『パワサカ』でも監督へのアピールやコミュニケーションが重要。監督の評価が低いと試合に先発で出してもらえず、結果、高ランク選手の育成が難しくなるので、練習からしっかりアピールしよう。
――憧れの選手はいますか?
高橋 いないですね。
――では、自らの理想像は?
高橋 すべてを完璧にこなす選手です。目指すのは究極のプレーヤーですね。
――ポジションへのこだわりは?
高橋 サイドは苦手ですし、できるなら守備もやりたくないです(笑)。中盤の前目のポジションが一番合っているはずです。中盤でパスを捌きながらゴール前に入っていくのが持ち味ですね。ただ、小学校の4、5年まではFWもやっていました。当時は周りより足が速く、ドリブルからのシュートが得意でした。6年の時に中盤に移ったんです。
『パワサカ』で理想の選手を育成するコツ
『パワサカ』はデッキ編成(練習パートナー選び)が楽しい。ドリブルやシュートなどの特殊能力(コツ)をパートナーから伝授してもらい、理想の選手を育成しましょう。『シュート!』コラボキャラの特殊能力を狙いたい!
――青森山田高では10番を背負い、千葉に入団した際には「(将来的に)10番を付けられるなら付けたい」と語っていました。背番号へのこだわりは?
高橋 10番は好きです。これは誰にも言っていませんが、高校3年の時には背番号をもらう前から「俺が10番だ」と自信を持っていました。実は高校2年に進級する前の冬に一度、10番を付けさせてもらったんです。新人戦も10番で出場しました。でも、神谷(優太)さんが入部して(高橋のひとつ上の神谷は高校2年の時に東京Vユースから青森山田高に編入した)10番を取られてしまったんです。だからこそ3年の時は誰にも渡したくありませんでした。
――ほかにライバルと感じていた選手は?
高橋 ポジションが違うのでライバルと言って良いか分かりませんが、(廣末)陸(現・FC東京)とはシュート練習の時にバチバチやっていました。自分が外すと陸は挑発してくるんですよ(笑)。でも、あんなに凄いGKを相手に練習できたから、上手くなれました。お互いプロとして対戦できる時を楽しみにしています。
『パワサカ』でも熱いライバル関係が!
『シュート!』コラボを絶賛実施中の『パワサカ』。主人公(パワサカくん)であるあなたと田仲俊彦がお互いを高めあいながら成長するライバルシナリオが楽しい。PR田仲が期間限定(8月23日迄)でもらえる今がチャンスです!
――今の時期には夏合宿などを行なったと思いますが、印象的な練習はありましたか?
高橋 学校の近くに雲谷(もや)という山があって、その山で行なう“モヤラン"というトレーニングは辛かったです。10キロくらいの山道を登って、その後、冬にはスキー場となる坂を10本から20本くらいダッシュするんです。そしてまた10キロの道のりを戻る。夏場には必ず一回やるメニューで、僕は一度、脱水症状みたいになって倒れました。Cチームの人たちなどは1か月に3、4回やることがあって、地獄の練習でしたね。みんな叫びながら走っていましたよ。
――それだけキツイ練習をするなか、独自のリフレッシュ方法はありましたか?
高橋 練習がオフの日は一刻も早く休みたくて、学校が終わったらすぐに家に帰っていましたね。みんなと練習するのがとにかく楽しかったので、改めて気分転換をする必要はありませんでした。
『パワサカ』は気分転換が大事です
『パワサカ』では練習をし過ぎると疲労が溜まって怪我をしたり、やる気がダウンしてしまいます。そんなときは「遊ぶ」コマンドを選択。うまくモチベーションを維持して高ランク選手を目指そう。
――では、学校生活での一番の思い出は?
高橋 うーん、やっぱりみんなと取り留めもなく喋っている時が最も面白かったですね。
――修学旅行は?
高橋 試合で行けなかったんですよね。仙台の松島などを回る予定だったんですが・・・。ほかにも行き先は、東京・関西コースや、沖縄コースもありましたが、スポーツをやっている人は練習を長く休むわけにはいかないので基本、東北コースを選びました。でも、そのコースさえも参加できなくて・・・。ほかの学校行事では、スキー実習もありました。それこそ、雲谷をスキーで滑るんですよ。「ここは夏、走ってるよ!」と思いながら(笑)
――高校のクラスメイトは? 試合の応援に来てくれましたか?
高橋 それはなかったですね。みんなスポーツをやっていて忙しかったですからね。クラスメイトにはバドミントンの日本代表もいました。学校で見かけないと思ったら、スペインに遠征に行っていたりとか(笑)。野球では巨人に入団した堀岡(隼人)、ソフトバンクに入った三森(大貴)も同級生でした。みんな負けず嫌いで、良い刺激をもらいました。
――今後の目標は?
高橋 東京五輪に出られるようにやっていきたいです。
――ちなみに携帯ゲームなどはやらないですか?
高橋 あまりやらないですね。寮で先輩の乾(貴哉)くんがウイニングイレブンを持っているので、たまにやるくらいです。ただ、僕はめちゃくちゃ下手なので、カモにされています(笑)。
『実況パワフルサッカー』×『シュート!』
『実況パワフルサッカー』は『パワプロ』と『ウイイレ』、2つのスポーツゲームがタッグを組み贈る、サッカー選手育成ゲーム。『ウイイレ』をベースにしたサッカーアクションで描く試合と笑いあり、涙ありの選手育成をスマホで手軽に楽しめる。
今なら、人気コミック『シュート!』とのコラボを実施中。主人公・トシ(田仲俊彦)をはじめとした『シュート!』キャラクターが『パワサカ』のイベキャラとして登場するほか、8月23日13:59までの期間限定で、PR田仲俊彦・PR平松和広・PR白石健二をプレゼント中です。
さらに7月31日からは、ゲームならではの限定シナリオが!原作コミックでは悲運の死を迎える、伝説のキャプテン・久保嘉晴が「もしも生きていたら?」というストーリーが展開されます。久保復活のカギを握るのは、『パワサカ』ファンならおなじみのダイジョーブ博士。ファン感涙の夢のシナリオは、ぜひアプリでチェック!
メーカー|KONAMI
配信日|配信中(2016年12月7日より)
ジャンル|サッカー・育成
対応OS|Android(5.0以降)、iOS(8.0以降)
価格| 基本プレイ無料(アイテム課金制)
著作権表記|(c) 大島司 (c)Konami Digital Entertainment
お問合せ先|KONAMIお客様相談室 TEL:0570-086-573 ※平日:10:00~18:00(土日祝日休み)
高橋壱晟
青森県出身/1998年4月20日生まれ/178㌢・71㌔/MF
2016年、高校3年時にプリンスリーグ(初優勝)、選手権(初優勝)と2冠を達成。
入団したジェフユナイテッド千葉では、2000年の阿部勇樹以来となる高卒ルーキーで開幕スタメンを飾った。 以後も、昇格を目指すチームの主力として活躍している。
【経歴】 青森FC(青森市立造道小)→青森山田中→青森山田高
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高校サッカー部を舞台に練習と試合を繰り返し、プロ選手を目指す『実況パワフルサッカー』。その世界観そのままのサクセスストーリーを歩む、高橋壱晟選手(ジェフユナイテッド千葉)をフィーチャーしお届けする特別インタビューの後編です。※前編はこちら――自信を持てるようになったキッカケは?高橋 高校2年の時の夏のインターハイは一回戦で負けたんですが、ダブルボランチを組んでいた僕と住永(翔/現・明治大)は監督に「負けたのはふたりの責任だ」と言われたんです。凄いショックでしたが、その通りでした。その時ですね、「そろそろ自分を変えないとマズイ」と感じたんです。
高橋 ゴールを取れる選手になろうと考えました。ゴールに向かうことだけを意識しました。そうしたら段々、大胆なプレーができるようになりました。自然とゴールも取れるようになったんです。高校2年の夏以降から秋頃にかけて、最も成長できたと思います。
――Jリーグのスカウトもたくさん来ていたのではないでしょうか?
高橋 はい。たまにスカウトの人が来てくれることがあって、気にはなりましたね。でも、それでプレーを乱さないように気を付けていました。
――千葉のスカウトの稲垣雄也さんは熱心に誘ってくれたらしいですね。
高橋 毎週青森に来てくれて、熱心に誘ってくれました。朝練にもいて、ビックリしました。まだ暗い中で、稲垣さんっぽい人がいるなと思ったら、「お、壱晟」と声をかけられて。熱意を感じました。
『パワサカ』でもスカウトがやってくる!
『パワサカ』にもスカウトが登場します。練習や試合の内容が評価され、その結果次第で行けるプロリーグのカテゴリーが変わるあたりは、現実のサッカーそのまま。即、海外オファーなんてことも!
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高橋 はい。自分のプレーに関して助言をしてもらいました。それと、監督に言われたことはすべて実践してやろうと考えていました。高2の夏以降は毎日のように怒られましたが、その悔しさを力に変えました。
――高橋選手は怒られて伸びるタイプ?
高橋 どうなんでしょう。でも監督は高校3年の選手権のあとには「最後はしっかりやってくれたな」と褒めてくれました。監督も僕の引っ込み思案なところを変えてくれようとしていたのだと感じました。
『パワサカ』も監督との関わり方が大切
『パワサカ』でも監督へのアピールやコミュニケーションが重要。監督の評価が低いと試合に先発で出してもらえず、結果、高ランク選手の育成が難しくなるので、練習からしっかりアピールしよう。
――憧れの選手はいますか?
高橋 いないですね。
――では、自らの理想像は?
高橋 すべてを完璧にこなす選手です。目指すのは究極のプレーヤーですね。
――ポジションへのこだわりは?
高橋 サイドは苦手ですし、できるなら守備もやりたくないです(笑)。中盤の前目のポジションが一番合っているはずです。中盤でパスを捌きながらゴール前に入っていくのが持ち味ですね。ただ、小学校の4、5年まではFWもやっていました。当時は周りより足が速く、ドリブルからのシュートが得意でした。6年の時に中盤に移ったんです。
『パワサカ』で理想の選手を育成するコツ
『パワサカ』はデッキ編成(練習パートナー選び)が楽しい。ドリブルやシュートなどの特殊能力(コツ)をパートナーから伝授してもらい、理想の選手を育成しましょう。『シュート!』コラボキャラの特殊能力を狙いたい!
――青森山田高では10番を背負い、千葉に入団した際には「(将来的に)10番を付けられるなら付けたい」と語っていました。背番号へのこだわりは?
高橋 10番は好きです。これは誰にも言っていませんが、高校3年の時には背番号をもらう前から「俺が10番だ」と自信を持っていました。実は高校2年に進級する前の冬に一度、10番を付けさせてもらったんです。新人戦も10番で出場しました。でも、神谷(優太)さんが入部して(高橋のひとつ上の神谷は高校2年の時に東京Vユースから青森山田高に編入した)10番を取られてしまったんです。だからこそ3年の時は誰にも渡したくありませんでした。
――ほかにライバルと感じていた選手は?
高橋 ポジションが違うのでライバルと言って良いか分かりませんが、(廣末)陸(現・FC東京)とはシュート練習の時にバチバチやっていました。自分が外すと陸は挑発してくるんですよ(笑)。でも、あんなに凄いGKを相手に練習できたから、上手くなれました。お互いプロとして対戦できる時を楽しみにしています。
『パワサカ』でも熱いライバル関係が!
『シュート!』コラボを絶賛実施中の『パワサカ』。主人公(パワサカくん)であるあなたと田仲俊彦がお互いを高めあいながら成長するライバルシナリオが楽しい。PR田仲が期間限定(8月23日迄)でもらえる今がチャンスです!
――今の時期には夏合宿などを行なったと思いますが、印象的な練習はありましたか?
高橋 学校の近くに雲谷(もや)という山があって、その山で行なう“モヤラン"というトレーニングは辛かったです。10キロくらいの山道を登って、その後、冬にはスキー場となる坂を10本から20本くらいダッシュするんです。そしてまた10キロの道のりを戻る。夏場には必ず一回やるメニューで、僕は一度、脱水症状みたいになって倒れました。Cチームの人たちなどは1か月に3、4回やることがあって、地獄の練習でしたね。みんな叫びながら走っていましたよ。
――それだけキツイ練習をするなか、独自のリフレッシュ方法はありましたか?
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『パワサカ』は気分転換が大事です
『パワサカ』では練習をし過ぎると疲労が溜まって怪我をしたり、やる気がダウンしてしまいます。そんなときは「遊ぶ」コマンドを選択。うまくモチベーションを維持して高ランク選手を目指そう。
――では、学校生活での一番の思い出は?
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――修学旅行は?
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――高校のクラスメイトは? 試合の応援に来てくれましたか?
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――今後の目標は?
高橋 東京五輪に出られるようにやっていきたいです。
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今なら、人気コミック『シュート!』とのコラボを実施中。主人公・トシ(田仲俊彦)をはじめとした『シュート!』キャラクターが『パワサカ』のイベキャラとして登場するほか、8月23日13:59までの期間限定で、PR田仲俊彦・PR平松和広・PR白石健二をプレゼント中です。
さらに7月31日からは、ゲームならではの限定シナリオが!原作コミックでは悲運の死を迎える、伝説のキャプテン・久保嘉晴が「もしも生きていたら?」というストーリーが展開されます。久保復活のカギを握るのは、『パワサカ』ファンならおなじみのダイジョーブ博士。ファン感涙の夢のシナリオは、ぜひアプリでチェック!
メーカー|KONAMI
配信日|配信中(2016年12月7日より)
ジャンル|サッカー・育成
対応OS|Android(5.0以降)、iOS(8.0以降)
価格| 基本プレイ無料(アイテム課金制)
著作権表記|(c) 大島司 (c)Konami Digital Entertainment
お問合せ先|KONAMIお客様相談室 TEL:0570-086-573 ※平日:10:00~18:00(土日祝日休み)
高橋壱晟
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オーストラリア代表DFジェイソン・ゲリア(31)。30代を過ぎて8年ぶりに代表復帰し、海外移籍への想いが込み上げてきたという。 14日、W杯アジア最終予選C組の豪州vsサウジアラビアが行われ、結果は0-0。日本代表を含むグループ内の他国を利する形となった。 この一戦、最終ラインの一角では31歳ゲリアが先発。我らがニッポンのライバルとあって、聞き馴染みのある選手も多い豪州…ジェフユナイテッド千葉に所属歴を持つのがゲリアだ。 ゲリアはメルボルン・ビクトリーでデビューし、日本移籍のJ2千葉、国内復帰のパース・グローリーを経て、21年にビクトリーへ復帰。 A代表は2016年(23歳)に初キャップも、その試合を最後に招集されることすらなくなり、気づけば31歳。選手キャリアも終盤戦である。 ところが急転直下、今年10月、ビクトリーを率いるトニー・ポポヴィッチ監督が豪代表に引き抜かれ、指揮官はさっそくゲリアを招集。 ゲリアは8年ぶりの招集となっただけでなく、最終予選の10月シリーズから3試合連続出場、ここ2試合は先発出場である。 まさに、恩師に腕を引っ張られて帰ってきたA代表の舞台。 そして、最終ラインでタッグを組むは、プレミアリーグで活躍するDFキャメロン・バージェス、イングランド2部で奮闘するDFハリー・サウター…31歳ゲリアは、若手時代の夢を思い出したとサウジ戦後に語る。 「2人とも僕より若いけど、ハリー、カム(バージェス)と一緒にプレーできることが嬉しいね。カムはイプスウィッチ・タウンでトッテナムに勝利したばかりで、ハリーはいまイングランド2部でとても評価が高い選手だ」 「2人と一緒にプレーすることで、なんだろう…多くのことを学んでいる感じかな。フットボーラーなら誰しも心の奥底に秘めているものを思い出しているんだ」 「僕はもう一度、海外でプレーしたい」 2024.11.15 16:25 Fri2
10月のJ1優秀監督は絶好調の湘南・山口智監督! J2は連続逆転勝利の千葉・小林慶行、J3は4試合3勝の鳥取・林健太郎監督が受賞
Jリーグは12日、10月度の「明治安田Jリーグ 月間優秀監督賞」を発表した。 10月度はJ1が湘南ベルマーレの山口智監督、J2がジェフユナイテッド千葉の小林慶行監督、J3がガイナーレ鳥取の林健太郎監督に決定。山口監督は今季2度目、小林監督は今季初受賞、林監督は監督として初受賞となる。 山口監督率いる湘南は10月の2試合2勝。特にJ1リーグ第34節のサンフレッチェ広島戦では、優勝争い真っ只中の相手から白星を掴み取っており、残留に向けても大きな1カ月となった。 選考委員会の総評と山口監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「選手入れ替えが激しい中、指導者として継続していることの信念が結果に表れている」 JFA技術委員 「残留できるかどうかの局面で、限られた予算の中でも勝負強さを発揮。監督としての実力が如実に表れた」 槙野智章委員 「マネジメント力、チームを束ねるコーチングなど、シーズン通して見習うべき部分が多い。どの選手を起用しても同じ表現をさせるマネジメント力がさすがだと思う」 北條聡委員 「2戦2勝の好成績に加え、内容も充実。好例は広島の無敗を止めた逆転勝利。素早い決断による交代策で流れを呼び込んだ采配は見事だった」 丸山桂里奈特任委員 「今月唯一の無敗、残留争いから大きく抜け出した。首位の広島戦では、圧倒された前半から、後半は主導権を握り、投入した選手の活躍もあって逆転勝ち。素晴らしい試合運びと采配で、監督の手腕が光った」 ◆山口智監督(湘南ベルマーレ) 「明治安田J1リーグ10月度の「月間優秀監督賞」に選んでいただきありがとうございます。非常に嬉しく、誇りに思います。選手はもちろん、チーム全員での日々の積み重ねがあってこその賞なので、みんなで喜びを分かち合いたいと思います。また、いつも支えていただいている湘南に関わる全ての方々にも感謝いたします。これからも『Step by Step』で続けていきたいと思います。」 小林監督率いる千葉は10月の3試合で全勝。そのうち2試合は逆転勝利であり、チームを勢いに乗らせる結果となった。 選考委員会の総評と小林監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「結果としてしっかりと数字が出ており、良いサッカーをしている」 JFA技術委員 「10月の結果を見れば際立っている」 佐藤寿人委員 「局面を変えなくてはいけない場面での交代カードの使い方が変化として表れている。ボランチの起用についても非常に難しい選択になっているが、面白い采配。ぎりぎりの状況で勝ち続けて勢いを与えるベンチワークが素晴らしい」 寺嶋朋也委員 「昨年に引き続き、魅力的なチームを作り上げている。ボール保持のスタイルを根付かせるだけでなく、選手たちを走り切らせる手腕も素晴らしい。サポーターも巻き込んで一体感を醸成し、2試合連続の逆転勝利も見事」 丸山桂里奈特任委員 「終盤に連勝してプレーオフ圏内へ。逆転勝ちの試合が続いていて、1点差ゲームを勝ち切る感じがチームが乗っていることを物語っている」 植松隼人特任委員 「月間だけ見れば3連勝、チームとして5連勝。追いつかれても勝ち切る力を評価」 ◆小林慶行監督(ジェフユナイテッド千葉) 「この度は、2024明治安田Jリーグ10月度のJ2月間優秀監督賞に選出して頂きありがとうございます。チームとして不運な怪我が続いてしまっている今シーズンこのタイミングで勝利を重ねることが出来たのは、自分たちの目指すスタイルを信じてハードワークし続けてくれている選手たちとそれをサポートしてくれるスタッフ陣の質の高さのおかげです」 「そして2試合連続で逆転勝ちすることが出来たのは、最高のサポーターたちの“苦しい時ほど俺たちがチームを勝たせるんだ“というとんでもない熱量のおかげでした。全ての方々に感謝します。そしてジェフユナイテッド市原・千葉に関わる全ての人を代表してこの賞を受け取らせて頂きます。ありがとうございました」 林監督率いる鳥取は10月の4試合で3勝1分け。そのうち3試合で複数得点と攻撃力あるサッカーを披露しており、プレーオフ圏内を目指せる状況にまでチームを押し上げた。 選考委員会の総評と林監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「ショートパスを崩さないスタイルだったが、最近縦に長いボールを入れるスタイルも取り入れていて、それが結果に繋がっている」 平畠啓史委員 「10月、3勝1分。ボールも持てるが速い攻撃もある。外も使えば中も使う。パスの長短の使い分けも見事。スタメンの選手はもちろん、途中投入された選手も活躍。攻守に充実の内容だった」 橋本英郎委員 「これまではやりたいことをやって勝ち点を落としていたこともあったが、苦しい試合を巻き返したり同点にしたりなど、勝負強さがあり良い」 丸山桂里奈特任委員 「シーズン終盤の今月を無敗で終え、プレーオフ圏内を目指せる状況にまでにぐっと順位を上げたのは素晴らしい」 ◆林健太郎監督(ガイナーレ鳥取) 「本賞をいただき、大変うれしく思っています。受賞に至ったのは、日々の選手の努力があってこそだと思っています。また、それを支えるクラブスタッフ、コーチングスタッフのおかげだと思います。何よりもサポーターの皆様の熱い声援があって背中を押していただきこのような結果が出ており、感謝に堪えません」 「これを続けながら、よりチーム力を上げて、サポーターの皆様と勝利を分かち合えるよう日々努力してまいります。まことにありがとうございました」 2024.11.12 17:15 Tue3
【Jリーグ出場停止情報】J1横浜FMのMFジャン・クルードが次節出場停止、J2では清水FW北川航也が暴行の判断で残り2試合欠場、甲府は3名が出場停止に
Jリーグは29日、最新の出場停止選手情報を発表した。 J1リーグでは横浜F・マリノスのMFジャン・クルードが追加。他の大会での出場停止処分の影響により、30日の第35節浦和レッズ戦が出場停止となった。 J2リーグでは8選手が出場停止に。清水エスパルスのFW北川航也は27日の栃木SC戦で一発退場。「ファウルを受け両選手ともに倒れている状態で、相手競技者の右肩に対して左足で過剰な力を用いて蹴った行為は、『選手等に対する暴行(肘打ち、パンチ、蹴り、噛みつき、唾を吐きかける又は殴打する等)』に相当する」と判断された。 3試合の出場停止処分と15万円の罰金が科されることに。しかし、J2の全日程が11月10日をもって終了し、出場停止処分の対象となる同レベルの大会もなく、停止処分となる対象試合が1試合で翌シーズンへ繰り越さないことから、出場停止試合は2試合となっている。 ヴァンフォーレ甲府のDFエドゥアルド・マンシャは27日のレノファ山口FC戦で一発退場。「ペナルティーエリア外で、ドリブルをしていた相手競技者に対し、ボールにプレーできず反則で止めた行為は、『相手チームの決定的得点機会の阻止』に該当する」と判断され、1試合の出場停止となった。 また、甲府のDF林田滉也も山口戦で一発退場。「スライディングをしボールにプレーした後、相手競技者が起き上がったところを足裏で顔を蹴った行為は、『選手等に対する反スポーツ的な行為』に該当する」と判断され、こちらも1試合出場停止となった。 J3リーグでは7名が追加。Y.S.C.C.横浜のDF大嶋春樹は26日の松本山雅FC戦で一発退場。「ペナルティーエリア内で、ドリブルをしていた相手競技者に対し、ボールにプレーできず反則で止めた行為は、『相手チームの決定的得点機会の阻止』に該当する」と判断され、1試合の出場停止処分を受けている。 【明治安田J1リーグ】 DFマリウス・ホイブラーテン(浦和レッズ) 第35節 vs横浜F・マリノス(10/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF安斎颯馬(FC東京) 第35節 vs湘南ベルマーレ(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF昌子源(FC町田ゼルビア) 第35節 vsサガン鳥栖(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF高井幸大(川崎フロンターレ) 第28節 vs浦和レッズ(11/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MFジャン・クルード(横浜F・マリノス) 第35節 vs浦和レッズ(10/30) 今回の停止:その他の停止 MFレオ・ゴメス(ジュビロ磐田) 第35節 vsヴィッセル神戸(11/1) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 GKク・ソンユン(京都サンガF.C.) 第35節 vsサンフレッチェ広島(11/3) 今回の停止:1試合停止 FWウェリントン(アビスパ福岡) 第35節 vs柏レイソル(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF松岡大起 (アビスパ福岡) 第35節 vs柏レイソル(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWマルセロ・ヒアン(サガン鳥栖) 第35節 vsFC町田ゼルビア(11/3) 今回の停止:3試合停止(1/3) 第36節 vs横浜F・マリノス(11/9) 今回の停止:3試合停止(2/3) 第37節 vs名古屋グランパス(11/30) 今回の停止:3試合停止(3/3) 【明治安田J2リーグ】 DF中塩大貴(ザスパ群馬) 第37節 vs大分トリニータ(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF品田愛斗(ジェフユナイテッド千葉) 第37節 vsV・ファーレン長崎(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW高橋利樹(横浜FC) 第37節 vs栃木SC(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFエドゥアルド・マンシャ(ヴァンフォーレ甲府) 第37節 vsブラウブリッツ秋田(11/3) 今回の停止:1試合停止 MF佐藤和弘(ヴァンフォーレ甲府) 第37節 vsブラウブリッツ秋田(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF林田滉也(ヴァンフォーレ甲府) 第37節 vsブラウブリッツ秋田(11/3) 今回の停止:1試合停止 FW北川航也(清水エスパルス) 第37節 vsいわきFC(11/3) 今回の停止:3試合停止(1/3) 第38節 vsロアッソ熊本(11/10) 今回の停止:3試合停止(2/3) DFヘナン(レノファ山口FC) 第37節 vs愛媛FC(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J3リーグ】 MF音泉翔眞(ヴァンラーレ八戸) 第35節 vsカマタマーレ讃岐(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF大嶋春樹(Y.S.C.C.横浜) 第35節 vsAC長野パルセイロ(11/2) 今回の停止:1試合停止 MF山中麗央(AC長野パルセイロ) 第35節 vsY.S.C.C.横浜(11/2) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF大山啓輔(ツエーゲン金沢) 第35節 vsいわてグルージャ盛岡(11/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF生駒稀生(奈良クラブ) 第35節 vs福島ユナイテッドFC(11/2) 今回の停止:1試合停止 MF曽我大地(ガイナーレ鳥取) 第35節 vs大宮アルディージャ(11/2) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF工藤孝太(ギラヴァンツ北九州) 第35節 vsアスルクラロ沼津(11/2) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF藤春廣輝(FC琉球) 第35節 vsFC今治(11/3) 今回の停止:3試合停止(2/3) 第36節 vs大宮アルディージャ(11/10) 今回の停止:3試合停止(3/3) 2024.10.29 18:29 Tue4
「絶対にJ1で着たい」「すごい演出」16年ぶりのJ1昇格を目指す千葉が来季のユニフォーム発表! スタジアムをデザインし演出も話題に「カッコいいー」
デンマークのスポーツブランド「hummel(ヒュンメル)は、ジェフユナイテッド市原・千葉の2025シーズンユニフォームを発表した。この新ユニフォームは、チームのホームスタジアムであるフクダ電子アリーナの開設20周年を記念した特別なデザインとなっている。 <h3>■フクダ電子アリーナの20周年を祝うデザイン</h3> 2025シーズンのユニフォームは、フクダ電子アリーナ(通称:フクアリ)の20周年を祝うもので、スタジアムの歴史とサポーターの思いが詰まった一枚だ。フクアリは2005年に開業し、地域密着型のスタジアムとして多くのサポーターに親しまれてきた。その設計にあたっては、全スタンド屋根付き、全イス席の実現を求める署名運動が行われ、サポーターの強い思いが反映された場所でもある。 新ユニフォームのデザインは、フクアリの特徴である屋根の形状を「ジェフアーガイル柄」として胸と背に配し、左袖にはフクアリの南スタンドの屋根を記念ロゴとしてプリント。これにより、サポーターが見守る中で選手たちが戦う姿勢を象徴するデザインとなっている。 <h3>■サポーターの想いを込めたユニフォーム</h3> ユニフォームには、クラブ・フィロソフィー『WIN BY ALL!』の文字も入れられており、サポーターの熱い応援を受けて戦う選手たちの姿が思い浮かぶデザインとなっている。また、襟元にはJR蘇我駅上空から見たフクアリ周辺の風景イラストと、ジェフフォントの「12番」を配置。これにより、選手たちを後押しするサポーターの想いが込められている。 FPの1stユニフォームのボディは、クラブカラーのイエローを基調に、フクアリの建設前に存在した製鉄所の高炉の形状や、その内部で鉄が溶ける様子をイメージ。熱くなる鉄が徐々に色を変えていく様子をグラデーションで表現することで、サポーターの熱い応援を象徴したデザインが施されている。また、オレンジ色はフクアリのゴール裏座席のカラーであり、サポーターの熱意を表現する意図が込められている。 3日に行われたV・ファーレン長崎戦にてフクアリで発表された新ユニフォーム。発表動画も話題となり、ファンは「カッコいいー」、「フクアリのデザインとは!」、「オシャレだな」、「もうユニ発表は早い!」、「絶対にJ1で着たい」、「すごい演出だな」、「良いデザイン」とコメントが集まっている。 千葉は最終節を残して明治安田J2リーグで6位に位置。最終節は5位・モンテディオ山形との直接対決となり、7位のベガルタ仙台と3チームで昇格プレーオフ行きの残り2枠を争うこととなる。 <span class="paragraph-title">【動画&写真】J1の舞台で着用なるか!? 千葉の新ユニフォームが早くも発表!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"></a> <a href="https://t.co/vDlXe1t3aO">pic.twitter.com/vDlXe1t3aO</a></p>— ジェフユナイテッド市原・千葉【公式X】 (@jef_united) <a href="https://twitter.com/jef_united/status/1852916932485566808?ref_src=twsrc%5Etfw">November 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/20241104jef_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/20241104jef_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/20241104jef_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/20241104jef_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/20241104jef_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 2024.11.04 22:57 Mon5