河北華夏の元ブラジル代表MFエルナネスが古巣サンパウロに復帰!

2017.07.20 02:15 Thu
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
▽サンパウロは18日、中国スーパーリーグの河北華夏から元ブラジル代表MFエルナネス(32)をレンタル移籍で獲得したこと発表した。

▽2005年にサンパウロでプロキャリアをスタートしたエルナネスは、2010年にラツィオに完全移籍。以降、インテルとユベントスでプレーを続け、今年2月からは河北華夏に加入していた。同クラブでは今シーズン、開幕からリーグ戦6試合に連続フル出場し、1ゴールを記録。だが、以降は招集メンバーから外れていた。

▽なお、エルナネスにとっては7年ぶりの母国復帰となる。

関連ニュース
thumb

【足球日記】体験した48日間のコロナ隔離生活

難しい環境下での中国でのサクセスストーリーを現地から届けてもらう連載企画『足球日記』。中国の地で奮闘する、日本と中国の血を引く男・夏達龍(なつたつりゅう)が現地の情報をお届けする。 第12回 体験した48日間のコロナ隔離生活 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 皆さんこんにちは。夏です。今回は2022年シーズンに経験した「コロナ入国隔離」についてです。当時は色々な事情で発信することが出来ませんでしたが、もう時効となりますので、書いていければと思います。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/natsu230220_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">[2022年中国2部リーグ 四川九牛vs昆山]<hr></div> <span class="paragraph-subtitle">1回目の隔離生活</span> 2022年3月当時は、日本を含む海外から中国に入ると、14日+7日(自宅)という隔離施策がありました。その様な状況で、3月3日に日本にいる家族と別れを告げ、日本から中国(上海)に入国しました。 自身3回目の隔離だったので隔離生活こそ慣れたものでしたが、今回は違いました。 2日目に少しだけ風邪の症状が出てしまったのです。そしてその翌日、ホテルのフロントから電話があり、PCR検査で陽性の疑いがあるとのことでした。 ただ、当時の上海は都市全体のロックダウン寸前の状況で、病院には空き病床がなく、特に重い症状ではなかったので、このホテルの部屋で経過観察することになりました。症状自体はすぐ良くなったため、トレーニングをしながら隔離生活を過ごしましたが、隔離日数は延長。23日目、ようやく3日間連続でPCR検査陰性となり、隔離生活が終了。チーム拠点である成都に向かいました。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/natsu230220_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">[1回目の上海隔離ホテル部屋の様子]<hr></div> <span class="paragraph-subtitle">再びの隔離</span> 成都に到着し、自由な生活が始まると思っていた矢先、電話がかかってきました。なんと成都到着日に受けたPCR検査の結果に問題があるらしく、宿泊中のホテルの部屋から出ないよう指示をされました。症状はありませんでした。 次の日の朝、防護服を着た人たちが部屋に来て再びPCR検査。鼻綿棒を3回もやられて激痛でした。そしてその結果が出るまで部屋で待機と言われ、しかしその間にも各管轄からの電話が鳴り止まず、行動履歴などを質問され続けました。そしてその夜、PCRの結果は再び陽性と出てしまい、隔離病院に連れて行かれることに。精神的にも疲弊し、次の隔離場所の環境など不安だらけでした。そして結果的に、連れて行かれた隔離環境は想像を超えるものでした。 4人1部屋、狭いベッド、無症状患者の集まる病院部屋で、そしてその部屋から出ることは許されません。正直この時は、精神的におかしくなりかけました。クラブやチームメイト、家族などから励ましのメッセージをもらい、2日目からはトレーニングを始めましたが、本当に退屈でしんどい入院生活でした。そして隔離11日目、ようやく退院の日が来ました。ちなみに入院1日目からずっと陰性でした…。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/natsu230220_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">[2度目の隔離、病院の様子]<hr></div> <span class="paragraph-subtitle">3度目の隔離</span> 上記の通り、ようやく2度目の隔離から退院できましたが、次に待っていたのは、ホテルでの経過観察隔離でした。 このホテルでの経過観察は、当初7日間の予定でしたが、結果的に14日間隔離することになりました。しかし前述の病院隔離と比べると、環境が全然良かったので、気持ちを切り替えしっかりトレーニングしながら、最後の隔離生活を過ごしました。そして14日後、無事に解放され、ようやく四川九牛チームに合流することができました。以上が合計48日間の隔離生活の体験談です。実は2022シーズンは、かなり大きなハプニングからのスタートだったのです。 2023年1月現在は、中国の隔離施策も大きく変わり、早いスピードで緩和されていっています。今シーズンは、家族を連れて中国に戻り、当たり前の日常が過ごせること、そして何より、サポーターがいるスタジアムで試合ができる日が1日でも早く来ることを願っています。今年も頑張っていきます。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/natsu221026_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <hr>◆プロフィール 名前:夏達龍(なつ・たつりゅう) 生年月日:1993年6月27日 出身地:愛知県名古屋市 職業:プロサッカー選手 所属チーム:四川九牛足球俱乐部(中国プロサッカー2部) <div id="cws_ad">Twitterアカウント:<a href="https://twitter.com/TatsuryuX" target="_blank">@TatsuryuX</a><br/>Instagramアカウント:<a href=https://www.instagram.com/natsu_dalong/" target="_blank">@natsu_dalong</a></div> 2023.02.20 18:00 Mon
twitterfacebook
thumb

改革進む町田、横浜FMでもプレーしたFWエリキを完全移籍で獲得、J1通算41試合21得点のストライカー

FC町田ゼルビアは1日、中国スーパーリーグの長春亜泰から、かつて横浜F・マリノスでもプレーしたブラジル人FWエリキ(28)を完全移籍で獲得することを発表した。 エリキはブラジルのゴイアスやパウメイラス、アトレチコ・ミネイロ、ボタフォゴでプレー。2019年8月にパウメイラスから横浜FMへ期限付き移籍で加入した。 横浜FMでは、J1通算41試合21得点、リーグカップ通算2試合出場、天皇杯通算1試合1得点、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で3試合1得点を記録した中、2021年1月に退団。その後、中国の長春亜泰に加入した。 中国スーパーリーグでは、2シーズンを過ごし48試合に出場し15ゴール10アシストを記録していた。 エリキは町田を通じてコメントしている。 「FC町田ゼルビアのファン・サポーターの皆様、初めましてエリキです。FC町田ゼルビアのユニフォームでプレーすること、とっても光栄です」 「皆様から温かいメッセージをいただき、感謝します。FC町田ゼルビアで全ての目標を達成出来るように頑張ります。ありがとうございます」 2023.01.01 10:30 Sun
twitterfacebook
thumb

【足球日記】苦しい時代の今、中国でのチーム選び

難しい環境下での中国でのサクセスストーリーを現地から届けてもらう連載企画『足球日記』。中国の地で奮闘する、日本と中国の血を引く男・夏達龍(なつたつりゅう)が現地の情報をお届けする。 第11回 苦しい時代の今、中国でのチーム選び ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 今回のコラムは、こんな時代だからこそより慎重にならなければいけない中国でのチーム選びについて自分の経験をもとに書いてみました。 <span class="paragraph-subtitle">報告</span> 今シーズン四川九牛FCと契約更新したことをご報告します! (すでに今シーズンは終盤で、遅めの報告になります、、) コロナ禍の影響で日中の行き来が難しい状況での契約満了だったため、昨シーズン終了前から大きな不安がありました。 今の時代トライアウトのために日本から中国に戻る事を考えると、何とかしてトライアウト免除での契約を取りたいと考えていました。 シーズン終了後日本で待つ家族のもとに帰り、夢のような時間を過ごしながらも来シーズンどうするかまだ決まってはいませんでした。 所属クラブから契約更新の話を頂いてはいましたが、契約内容の交渉などは日本から電話でやりとりをしていました。 有難いことに別クラブからもオファーをもらっていましたが、四川九牛FCとの契約更新を選びました。 僕自身、サッカー選手としての道のりは決して順調ではなく、常に大きなリスクと隣り合わせです。 もちろん僕自身がシーズンを通して結果を出し、資金力もあるビッグクラブに引き抜かれるような選手であれば、ここまで危ない道のりではなかったと思います。 間違いなくうまく行かないことの方が多かったですが、それ故に色々な経験ができ、サッカー選手として、人として、より成長に繋がっていると感じています。 <span class="paragraph-title">波瀾万丈のプロ一年目</span> 2019年に中国3部リーグでプロとしてデビューを果たしました。そこで本当に色々な経験をさせてもらい、中でも2度と経験したくないのは給与の未払いと所属クラブの解散です。 当時、シーズンが始まり4ヶ月目には給料が滞り始め、チーム全体で大きなストレスを抱えることになりました。 まだ1年目だったので“これも経験、そんなことよりここで結果を出してステップアップしていかなければいけない”と自分を鼓舞しながらリーグ最後まで戦いました。 何とか残留を決め、オフシーズンに入り日本に帰ってクラブの今後についての連絡を待っていましたが 結果は“解散”。 事前に解散の可能性もあると聞いていたので、早めに次の準備はしていました。しかし、ここでコロナウィルスが猛威を奮い始めます。 それでも行くしかないと心に決めトライアウトを受けるために中国に戻り始めての14日間隔離生活を経験しました。 <span class="paragraph-subtitle">選択</span> 隔離生活を終え、深センという街の3部リーグのチームのトライアウトを受けることになっていました。 元々2018年に深センのセミプロのチームに所属していたこともあり、その3部のチームへの加入はほぼ決まっていました。 コロナの影響でチームの活動が延期し、ホテルで待っていると知り合いのコーチからいきなり連絡が来ました。 「あるクラブがFWを探している、そのクラブは今シーズンから繰り上げで2部昇格の可能性もある」という内容でした。 しかも、たまたま当時泊まっていたホテルからタクシーで行ける距離でキャンプを行なっていて、早速次の日にトライアウトを受けにいきました。 クラブは僕に対して関心を持ってくれて、このままトライアウト生として帯同してほしいと言われました。 確実に契約書をもらえる方に行くか、2部昇格の可能性をもつクラブでトライアウトを続けるか、かなり葛藤しました。 結果、チャレンジすることを決めて深センのチームにはちゃんと説明をして理解を得ることができました。 そして、トライアウトに合格し加入が決まったのが現所属の四川九牛でした。さらにその年から繰り上げで2部に昇格することも決まり、チャレンジして本当に良かったと思うことができました。 <span class="paragraph-title">運命を分けたチャレンジ</span> 四川九牛での一年目シーズンは全く思い通りにはいかず、精神的にもかなり苦しいシーズンを過ごすことになりました。 しかし、そのシーズン3部リーグの深センのチームは給料未払いの挙句リーグ終了後にチームは解散となっていました。 あの時深センに残っていたら2年連続同じ経験をすることになり、おそらくサッカーをやめていたでしょう。 ゾッとする反面、自分にチャンスをくれた四川九牛には感謝しかありません。 結果論ではありますが、自分自身つくづく運が良いと感じました。 これまでの経験から、まずサッカーに集中できる環境が整っているクラブに行くことが今後ステップアップするために最低限必要な条件だという答えに辿り着きました。 もちろん、何が起こるかわからない世界なので、必ずしも理想通りにいくかはわかりません。 <span class="paragraph-title">2022年シーズン</span> 今シーズンも昨シーズンと同様集中開催となっています。試合日程を4段階に分け、3都市(大連・唐山・南京)を拠点とし、各都市に6チームずつ振り分けられて試合を行います。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/natsu221026_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <span style="font-size:0.8em;">[唐山の宿泊施設にあるトレーニングジム]</span><hr> 練習と試合以外で宿泊施設からの外出はできません。3シーズン目となると大変ですが流石に慣れてきます。少しでも早く正常に戻ることを祈っています。 現時点(2022/9/22)で22節が終わり、個人としてはリーグ・カップ戦合わせて3ゴールと理想的ではないですが、限られた出場時間の中で奮闘しています。 今シーズン悔しさを感じることの方が多いですが、最後まで全力で走り切ります! <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/natsu221026_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <hr>◆プロフィール 名前:夏達龍(なつ・たつりゅう) 生年月日:1993年6月27日 出身地:愛知県名古屋市 職業:プロサッカー選手 所属チーム:四川九牛足球俱乐部(中国プロサッカー2部) <div id="cws_ad">Twitterアカウント:<a href="https://twitter.com/TatsuryuX" target="_blank">@TatsuryuX</a><br/>Instagramアカウント:<a href=https://www.instagram.com/natsu_dalong/" target="_blank">@natsu_dalong</a></div> 2022.10.26 21:40 Wed
twitterfacebook
thumb

かつては“アザール”とも称された、エスパニョールのアルゼンチン代表FWバルガスが上海海港へ完全移籍

エスパニョールは25日、アルゼンチン代表FWマティアス・バルガス(25)が中国スーパーリーグの上海海港に完全移籍で加入することを発表した。 バルガスはべレス・サルスフィエルドから2019年7月にエスパニョールへと完全移籍で加入。2021-22シーズンはトルコのアダナ・デミルスポルへとレンタル移籍していた。 エスパニョールでは公式戦57試合で5ゴール8アシストを記録。昨シーズンはスュペル・リグで36試合に出場し5ゴール13アシストを記録していた。 かつてはアルゼンチンの“エデン・アザール”とも称され、逸材として大きな期待が寄せられていた。 アルゼンチン代表としても2試合プレーしているバルガス。U-23アルゼンチン代表として、東京オリンピック前にU-23日本代表とのフレンドリーマッチで来日し10番を背負っていたが、本大会のメンバーからは外れていた。 上海海港には、チェルシーなどでプレーした元ブラジル代表MFオスカルやポルトなどでプレーしたブラジル人MFパウリーニョなどが所属している。 今シーズンは中国スーパリーグで13試合を終えて7位と中位に位置している。 2022.08.25 01:10 Thu
twitterfacebook
thumb

バルサ、アーセナルの下部組織育ち…かつて大きな期待を寄せられたフラン・メリダが中国スーパーリーグの天津津門虎に加入

中国スーパーリーグの天津津門虎は5日、スペイン人MFフラン・メリダ(32)が完全移籍で加入することを発表した。 メリダはバルセロナのカンテラ育ちで、2005年7月にアーセナルのU-18へと加入。元スペイン代表MFフランセスク・ファブレガスの再来として大きな注目を集める。 2007年7月にアーセナルのファーストチームに昇格。レアル・ソシエダへのレンタル移籍を経験するが、その後はアーセナルでも出番がほとんどなく、2010年7月にアトレティコ・マドリーへと完全移籍する。 しかし、アトレティコでも期待された活躍はできず。ブラガへのレンタル移籍を経験すると、2012年8月にエルクレスへ完全移籍。その後は、アトレチコ・パラナエンセやウエスカ、オサスナと渡り歩き、2020年8月からエスパニョールでプレーしていた。 2021-22シーズンはラ・リーガで10試合、コパ・デル・レイで3試合に出場も退団。中国へと活躍の場を移した。 天津津門虎は、かつて天津泰達というチーム名で活動していた中。2021年に中国スーパーリーグのルールでチーム名を変更。その後、天津泰達グループがクラブを手放していた。 2022.08.06 22:20 Sat
twitterfacebook
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly