3回戦結果、筑波大が福岡撃破で再びジャイキリ! 八戸vs名古屋は雷雨で中止…8月2日に再試合《天皇杯》

2017.07.12 22:02 Wed
©︎JFA
▽12日、第97回天皇杯全日本サッカー選手権の3回戦の16試合が行われた。

▽2回戦のベガルタ仙台戦を3-2で競り勝ち、ジャイアントキリングを起こした筑波大学と、宮崎産業経営大学戦を4-2で勝利したアビスパ福岡が激突した。試合はゴールレスで迎えた後半、再びジャイアントキリングを目指す筑波大学が先制する。69分、左サイドでボールを受けた西澤がクロスを供給。これに反応した中野が難しい体勢から頭でゴールに押し込んだ。さらに79分、会津のパスを受けた浅岡が低弾道のクロスを入れると、再び中野がダイビングヘッドでゴールに流し込み、筑波大学が2点リード。まさかの展開を強いられた福岡は89分、ジウシーニョの左CKに石津がヘディングで合わせて1点を返したが、反撃はここまで。筑波大学が2度目のジャイアントキリングを巻き起こし、ラウンド16進出を手にした。

▽2回戦のグルージャ盛岡戦を3-2で勝利した浦和レッズと、水戸ホーリーホックを2-1で勝利したロアッソ熊本の一戦。試合は浦和が前半アディショナルタイム2分、ボックス手前やや右でFKを獲得すると、キッカーの高木が右足を振り抜く。無回転で放たれたボールは、GKの手前でワンバウンドし、ゴール右隅へと吸い込まれた。熊本も後半、浦和ゴールを脅かしたものの、決め切ることができず、そのまま試合終了。浦和がラウンド16進出を決めた。
▽2回戦の栃木ウーヴァFC戦を2-0で勝利した川崎フロンターレと、レノファ山口FC戦を2-1で勝利したザスパクサツ群馬との一戦。試合は開始早々、川崎Fのゴールで試合が動く。3分、森谷のパスに反応した森本がボックス内へと走り込み、左足でゴール右隅へ流し込んだ。先制した川崎Fは44分に田坂、61分には森谷がミドルシュートを突き刺して、群馬を突き放す。すると76分、森谷の左CKに頭で合わせた家長が移籍後初ゴールを記録した。4-0で群馬を寄せ付けなった川崎Fがラウンド16へ駒を進めた。

▽その他、J1クラブは鹿島アントラーズ、柏レイソル、ガンバ大阪らが順当に勝利する中で、サガン鳥栖は1-2でJ2の松本山雅に敗れた。また、アルビレックス新潟vsセレッソ大阪のJ1対決は延長の末、3-2でC大阪が勝利している。
▽ヴァンラーレ八戸vs名古屋グランパスでは、53分に名古屋が永井のゴールで先制する。しかし64分に激しい雷雨で試合が一時中断。一度は再開が宣言されたものの試合は中止となった。8月2日(水)に再試合をする予定とのことだ。

▽天皇杯3回戦の結果は以下の通り。今後の対戦カードについては、抽選によって決定する。

◆天皇杯3回戦結果
▽7月12日(水)
鹿島アントラーズ 5-0 モンテディオ山形
いわきFC(福島) 0-2 清水エスパルス
柏レイソル 2-0 大分トリニータ
AC長野パルセイロ 1-0 ファジアーノ岡山
ガンバ大阪 2-0 ジェフユナイテッド千葉
ジュビロ磐田 4-1 湘南ベルマーレ
大宮アルディージャ 3-2 愛媛FC
筑波大学(茨城) 2-1 アビスパ福岡
浦和レッズ 1-0 ロアッソ熊本
アルビレックス新潟 2-3 セレッソ大阪
ヴィッセル神戸 3-1 ツエーゲン金沢
横浜F・マリノス 4-2 アスクラロ沼津
川崎フロンターレ 4-0 ザスパクサツ群馬
ヴァンラーレ八戸(青森) 中止 名古屋グランパス
サンフレッチェ広島 2-1 FC岐阜
サガン鳥栖 1-2 松本山雅FC

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