ウルブズのナイジェリア代表GKイケメが急性白血病に…

2017.07.07 13:40 Fri
Getty Images
▽チャンピオンシップ(イングランド2部)のウォルバーハンプトンは6日、同クラブに所属するナイジェリア代表GKカール・イケメ(31)が急性白血病と診断されたことを発表した。
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▽ウォルバーハンプトンは6日、クラブの公式サイトを通じてイケメの状態に関して以下のような声明を発表している。
「プレシーズン前のメディカルチェックの結果、いくつかの血液検査で異常がみられ、医療機関は彼が白血病を患っていると診断した。彼は病気との長い戦いに臨む中、化学療法を開始した」

▽また、同クラブのロリー・ダルリンプルMD(マネージング・ディレクター)は、イケメが一刻も早く病気を克服するため、クラブに関わる全ての人々が支援を行う意向であることを宣言した。

「カールの白血病という診断結果を聞いて、クラブに関わる全ての人間がショックと悲しみに晒された」
「カールは非常に長い間、このクラブに属しており、プレーヤー、スタッフも強いショックを受けている」

「同時に、我々はカールとその家族がウルブズに関わる全ての人たちから最大限の愛とサポートを受け取ることになると思っている。そして、彼が完治するまでの全てのステップを我々と共に歩んでいくことを強調したい」

▽ウォルバーハンプトン生え抜きのイケメは2003年にトップチームデビュー。以降はトップチームでの出場機会は少なく、多くのレンタル移籍を繰り返してきたが、2012-13シーズンからウルブズの正GKとして活躍。直近の2016-17シーズンは、リーグ戦22試合に出場していた。

▽また、2015年にデビューを飾ったナイジェリア代表では通算10キャップを誇る。

▽なお、ウォルバーハンプトンはイケメと家族のプライバシーへの配慮から今後の病状に関する情報は、クラブを通じて適宜発信していくと伝えている。さらに、イケメに対する応援メッセージなどは、クラブの公式ツイッターアカウント『@wolves.co.uk』で受け付けることも伝えた。

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