ミラン関心のフォルスベリ、5年契約残すも移籍を直訴?代理人はライプツィヒを非難

2017.06.23 19:05 Fri
RBライプツィヒに所属するスウェーデン代表MFエミル・フォルスベリは、同クラブからの移籍を望んでいるようだ。代理人のハサン・セティンカヤ氏は「彼は次のステップに進みたがっている」とし、所属クラブの幹部による対応を非難した。

主に2列目の左サイドでプレーするフォルスベリは今シーズン、初のブンデスリーガ1部シーズンを2位で終えたライプツィヒで活躍。同チームの攻撃陣において欠かせない存在となっている。シーズン中にもリヴァプールやアーセナル、バイエルン・ミュンヘンが興味を抱いていると報じられていた。そして、数カ月前にクラブは2022年までの新契約と交わしたことで、同選手の退団を回避できたように見えた。

だがシーズンオフに入ると、ミランからの関心が報じられ、それに対してフォルスベリも「彼らは王座を奪い返すための興味深いプロジェクトを進めている」と話し、ミラノは「ファンタスティックな街」と移籍を視野に入れていることを示唆。さらに代理人のセティンカヤ氏もスウェーデンメディアで「彼はステップアップするべき」と発言し、ライプツィヒからの退団を画策している様子をうかがわせた。

対するライプツィヒのオリバー・ミンツラフGM(ゼネラルマネジャー)は、FIFAがレッドブル社のライプツィヒとレッドブル・ザルツブルクとの運営への関わりについて問題視せず両クラブの来季のチャンピオンズリーグ出場を可能とするとの発表に伴い、フォルスベリの移籍を拒否する姿勢を強調。「代理人はエミルが我々と何年間に渡った契約を結んだのか忘れたのなら、彼に早速その謄本を送るよ」と皮肉っていたところだ。

だが、この発言をフォルスベリ側は挑発と捉えたよう。代理人は『ビルト』で「あれほどの傲慢な態度は経験したことがないね。私はエミルがライプツィヒで契約をあと何年残しているのか知っている。彼がクラブをどれほど助けてきたのかもね。確実なのはエミルは自身のキャリア上、次のステップに進みたがっていることだ」とコメント。またライプツィヒは先日、ガラタサライからU-21ポルトガル代表の左ウィンガ-、ブルマを獲得。セティンカヤ氏は「以前の監督が彼に関して何一つポジティブなことを話していない。彼を獲得したことに関してはとても疑問に思っている」とクラブの補強方針に疑問を投げかけた。

フォルスベリ本人は来月11日にライプツィヒでのプレシーズンに合流する予定となっている。『ビルト』によると、同選手はまず最初に“関係が冷え切った”クラブのラルフ・ラングニックSD(スポーツディレクター)とのミーティングを求めるという。ラングニックSDには、移籍志願の主力選手を残すのか、それともその退団を許し、他選手も移籍を求めるリスクを冒すのか、といった難しい決断が待っている。

提供:goal.com

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ボヌッチ、ミランでの“黒歴史”を回想…慎重に言葉を選ぶもミラニスタを傷つける?

ユベントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが、“黒歴史”とも揶揄されるミランでの1年間を振り返っている。『フットボール・イタリア』が伝えている。 2010年夏にユベントスへ加入したボヌッチは、在籍期間にセリエA6連覇を経験するなど、近年の最盛期を過ごすビアンコネーロと共に充実した日々を過ごしていた。 しかし、当時の指揮官マッシミリアーノ・アッレグリ監督との確執、チャンピオンズリーグ(CL)決勝での厳しい敗戦など、幾つかのネガティブな要素が重なり、2017年夏にミランへの電撃移籍を果たした。 ただ、キャプテンマークを託されたミランでは、チームとしても個人としても思うようにいかず。一方、自身不在の古巣は悲願のCL制覇の夢をレアル・マドリーに打ち砕かれたものの、危なげなく国内2冠を達成していた。 そして、一度別れて“老貴婦人”の良さを改めて知ったボヌッチは、2018年夏に恥を忍んで古巣復帰を要請。自身とのトレードでミランへ旅立ったイタリア代表DFマッティア・カルダーラ(現アタランタ)という犠牲者を出しながらも、1年での帰還を果たした。 そのため、ボヌッチのミラノでの1年間は自身にとって“黒歴史”とも言える忘れたいものであるかに思われるが、ポジティブな33歳は「一人の男として成長できた」と、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで振り返っている。 「個人的にもプロとしても厳しいシーズンだったよ」 「幾つかの意見の食い違い、とりわけチャンピオンズリーグ敗戦後に衝突があり、僕は最終的に誤った決断をしてしまった」 「だけど、自分のキャリアに大きな影響を与えたあの決断は、僕を一人の男として成長させたと言わざるを得ないよ」 「ミラノでの数カ月は僕に自問自答の機会を与えたんだ。そして、自分にとって最も大事なのは、家族のような存在であるユベントスだってことがわかったんだ」 「ミランでは何人かの素晴らしい人たちと出会うことができた。その筆頭がリーノ・ガットゥーゾだ。確かに厳しいシーズンだったけど、それが自分のキャリアにおいて役に立たなかったなんてことはないよ」 「最終的に、僕は自分の家に戻り、すごく幸せだからね」 ボヌッチなりに慎重に言葉を選んだうえでのコメントだが、ミランでの苦しい日々がユベントスの良さを改めて知るキッカケになったというニュアンスは、再びミラニスタの怒りを買いそうだ。 2020.06.07 17:45 Sun
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ミラン移籍が大当たり? オランダ代表で序列高めるラインデルスをOB絶賛「本当に完成度が高い」

ミランのMFタイアニ・ラインデルス(25)は、オランダ代表の替えが効かない存在となりつつある。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 今季AZからキャリア初の国外移籍でミランへステップアップしたラインデルス。インドネシアの血を引く25歳は出場停止1試合、サブ1試合の計2試合を除き、公式戦39試合出場とフル稼働中だ。 オランダ代表はミラン加入後の昨年9月に初キャップを飾り、そこから22日の国際親善試合・スコットランド代表戦まで7試合連続出場…この一戦、ラインデルスは代表初得点を含む1ゴール1アシストと結果を残している。 これを受けてマン・オブ・ザ・マッチに輝いただけでなく、名だたる代表OBたちから称賛が。通算109キャップを誇るラファエル・ファン・デル・ファールト氏もその1人だ。 「ラインデルスは間違いなくオランイェ最高の紳士になりつつある。とりわけ優れているのは、プレーを決して間違わない点だ。全ての身の振りが適切なタイミングで行われる」 「以前はドリブルしすぎる傾向にあったと思うが、それも今はない。ものすごく完成度の高いセントラルハーフに進化した印象だ。日々進歩しているようだし、ひとえに彼のプレーを楽しむことができる」 ラインデルス本人も手応えが大きかったようで、今後はこの日欠場したMFフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)との連携を深めたいと意気込む。 「特にゴールを決めてからの僕は、より快適にゲームをコントロールできるようになった。ミランでも同じ役割だしね」 「フレンキーと僕はどっちも『ボールを持ちたい選手』。コンビネーションが高まれば問題解決の選択肢も増えると思うし、フレンキーとなら可能だ。どちらもゲームスピードのテンポアップを意識しているよ」 数年前にはインドネシア代表からのお誘いもあったラインデルス。今や、オランダ代表の主軸選手となりつつある。 2024.03.23 14:50 Sat

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