コンフェデに出場するロシアとチリは1-1ドロー《国際親善試合》

2017.06.10 02:58 Sat
Getty Images
▽国際親善試合のロシア代表vsチリ代表が9日に行われ、1-1の引き分けに終わった。

▽4日前に行われたハンガリー代表戦を3-0と快勝したロシアと、1週間前に行われたブルキナファソ代表戦を3-0と快勝したチリによる17日から始まるコンフェデレーションズカップに参加する両国の一戦。

▽サンチェスがベンチスタートとなった以外は主力を起用したチリは、[4-1-4-1]の布陣を採用し、中盤アンカーにパブロ・エルナンデス、両インサイドにビダルとアランギス、右サイドにフエンサリダ、左にマルティン・ロドリゲスを配した。
▽一方、[5-4-1]の守備的な布陣で臨み、重心を下げてカウンターを狙うロシアは12分、D・コンバロフのミドルシュートでゴールに近づく。

▽対するチリも13分にすぐさま反撃。フエンサリダの右クロスからイスラが決定的なボレーシュートに持ち込む。だが、GKアキンフェエフの好守に阻まれた。
▽試合の経過とともにポゼッションを高めるチリは、ビダルが立て続けにヘディングシュートを浴びせてゴールに迫る。しかし、5バックでスペースを消すロシアを崩しきれず、前半をゴールレスで終えた。

▽後半も自陣に引きながらカウンターを狙うロシアが51分、最初に決定機を迎える。ボックス内でスルーパスを引き出したスモロフがGKを強襲するシュートを浴びせた。

▽攻めあぐねるチリは56分、フエンサリダに代えてサンチェスを投入。すると直後、サンチェスの浮き球パスでディフェンスライン裏を取ったイスラがGKとの一対一を制した。

▽追う展開となったロシアはポロズやイェロフキンといったアタッカーを投入していくと67分、左CKからヴァシンのヘディングシュートがネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。

▽同点となって以降は互いに選手交代を敢行して勝ち越しゴールを狙ったが、決め手を欠いて1-1のままタイムアップ。コンフェデレーションズカップに臨む両国の一戦は引き分けに終わった。

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