川崎Fと浦和のJリーグ勢対決に! 準々決勝の組み合わせ決定《ACL2017》

2017.06.06 18:20 Tue
Getty Images
▽AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017の準々決勝組み合わせ抽選会が、6日にマレーシアのクアラルンプールで行われた。この結果、川崎フロンターレ浦和レッズのJリーグ勢がベスト4進出を懸けて激突することになった。

▽ラウンド16でムアントン・ユナイテッド(タイ)と対戦した川崎Fは、2戦合計7-2で圧勝し、8年ぶりのベスト8進出を決めた。一方、浦和は2戦合計スコアで2-2となり、延長戦までもつれ込んだ済州ユナイテッド(韓国)との死闘を最終的に3-2で制し、9年ぶりの準々決勝進出を果たしていた。

▽なお、川崎Fホームで行われる1stレグは8月23日に、浦和ホームで行われる2ndレグは9月13日に予定されている。
▽そのほかの対戦カードでは、ラウンド16で鹿島アントラーズを2戦合計2-2とするも、アウェイゴール差で上回り、勝ち抜けを決めた広州恒大(中国)は、上海上港(中国)との中国勢対決に臨む。

▽また、西地区を勝ち抜いたチームでは、アル・アイン(UAE)vsアル・ヒラル(サウジアラビア)、ペルセポリス(イラン)vsアル・アハリ(サウジアラビア)という対戦カードに決まった。今回決定したACL準決勝の組み合わせおよび、試合日程は以下の通り。
【ACL準々決勝】
◆1stレグ
▽8/21
アル・アイン(UAE) vs アル・ヒラル(サウジアラビア)

▽8/22
ペルセポリス(イラン) vs アル・アハリ(サウジアラビア)
上海上港(中国) vs 広州恒大(中国)

▽8/23
川崎F vs 浦和

◆2ndレグ
9/11
アル・ヒラル(サウジアラビア) vs アル・アイン(UAE)

9/12
アル・アハリ(サウジアラビア) vs ペルセポリス(イラン)
広州恒大(中国) vs 上海上港(中国)

9/13
浦和 vs 川崎F

※左がホームチーム

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オフサイドの判定に関わる「インパクト」の奥深さ、川崎Fvs横浜FMでのジャッジにJFAが見解「PKが与えられるべきだった」

23日、日本サッカー協会(JFA)は2025年の第3回レフェリーブリーフィングを開催した。 Jリーグの新シーズンが開幕してから2度目のレフェリーブリーフィング。今シーズンからはファウルの基準の引き上げと、アクチュアルプレーイングタイムを伸ばすというJリーグの指針がある中で、開幕から2カ月程度が経ち、様々な事象が起こっている。 今回のブリーフィングでも、実際のJリーグの試合の判定をもとにJFA審判マネジャー Jリーグ担当統括の佐藤隆治氏が見解と解説を行った。 その中で取り上げられた1つの事象が、大きな議論を呼ぶこととなった。その事象は、4月9日に行われた明治安田J1リーグ第5節の川崎フロンターレvs横浜F・マリノスでのプレー。前半終了間際の45分のプレーだ。 川崎Fの攻撃のシーン。川崎Fがボールを回していると、右サイドでボールを持ったファンウェルメスケルケン際が中央に出すと、河原創がダイレクトで前線へパスを送る。 このシーンではパスを受けようとした小林悠の前で横浜FMの諏訪間幸成がカット。こぼれ球が永戸勝也の元に転がるが、永戸がクリアしないでいると、大関友翔がこのボールを奪いドリブルスタート。ボックス右からハーフスペースに走り込んだ伊藤達哉にパスを出したところ、ジャン・クルードが後方からタックル。ボールは流れた。 主審の御厨貴文さんはノーファウルの判定。しかし、VARからのチェックが入り、オン・フィールド・レビュー(OFR)を行うと、ジャン・クルードのファウルとなりPKの判定に。ただ、その前の段階で河原からのパスが出た際に小林がオフサイドポジションにいたことで、オフサイドとなり、PKではなくオフサイドの判定となった。 佐藤氏はこの場面について「2つの観点がある」とコメント。まず、伊藤に対するジャン・クルードの対応については「レフェリーからは体の前後関係(伊藤が前でジャン・クルードが後ろ)はあるがノーファウルと判断した。上半身の接触はあるがノーファウルコンタクトと取っていた」とジャッジについて説明。ただ、このシーンでは上半身ではなく、右足の接触が主審からは見えていなかったとし、VAR介入後のOFRという流れになったという。 このジャッジはPKで間違ってはいなかったが、もう1つの観点がオフサイド。河原のパスに対して小林がオフサイドポジションにいたため、現場ではオフサイドの判定を下したが、佐藤氏は「オフサイドにする要件は揃っているが、小林選手はボールにも相手にも触れていない」とし、オフサイドを取るべきではないと見解を示し、ジャン・クルードのファウルで川崎FにPKが与えられるべきだったと結論づけた。 映像を見ても、小林は完全なオフサイドポジションにいる状況。横浜FMの選手たちも手を上げてオフサイドをアピールし、永戸がこぼれ球をクリアしなかったのも、オフサイドだと考えたからだと想像できる。 しかし、佐藤氏の見解はオフサイドではないとのこと。この理由は「インパクト」というものが大きく関わってくるという。 「オフサイド」とは、オフサイドポジションにいる選手がプレーに関与した時点で反則となり、その関与が「インパクト」に値するかどうかが重要になる。このシーンの場合、小林は明らかにオフサイドポジションにいるが、対応した諏訪間への接触もなければ、ボールも手前でカットされているため触れていない。河原からのパスが小林に通れば、オフサイドポジションで関与したために「オフサイド」になるが、今回の場合は相手選手にもボールにも触れていない状況だ。 そこで疑問に生じるのが諏訪間の対応だ。何もしなければ「オフサイド」だが、パスを出された時点で諏訪間は小林がオフサイドポジションかどうかを把握していない。そのため、ギリギリで気がつき足を出し、その足にボールが当たったという状況となっている。DFとしては相手にパスが通らないように足を出したものの、「インパクト」には選手への心理的な影響は含まれないとのこと。小林がそこにいたから諏訪間は足を出したが、小林は来るパスを待っていたものの、ボールに向かってプレーをしていないこともあり、「インパクト」は与えていないという考えだという。 OFRで主審もしっかりと映像を確認した上で、今回は「オフサイド」と判定したように、非常に難しいジャッジではあったが、JFAの審判委員会の見解は異なるものに。映像だけで見ればオフサイドと感じる人が大多数だと思われるが、観る側も、改めてジャッジの判断基準をしっかりと理解する必要がありそうな事象だった。 2025.04.23 14:20 Wed
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「漫画かよ」「ドラマがあるなぁ」“救世主”三笘薫と中村憲剛氏の13年前の姿にファンも感激「エモすぎる」

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