【選手評】日本代表25名の選出理由を語るハリルホジッチ監督、新戦力・加藤恒平の選出に「彼はボールを奪う役割」
2017.05.25 18:30 Thu
▽日本サッカー協会(JFA)は25日、来月7日に行われるキリンチャレンジカップ2017のシリア代表戦及び同13日に行われるロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のイラク代表戦に臨む日本代表メンバー25名を発表した。
▽メンバー発表に合わせて、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が選手の選出理由をコメント。また、招集外となったメンバーについても触れた。
GK
川島永嗣(メス/フランス)
東口順昭(ガンバ大阪)
中村航輔(柏レイソル)
「3人のGKを呼ぶ。(川島)永嗣と東口は安定したパフォーマンスを見せている。西川、林(彰洋)を追跡してきたが、今のパフォーマンスに満足していない。そのため5番目くらいの選手だったが、中村を呼ぶ。若い選手だ。ここ最近は素晴らしいクオリティを見せている」
「柏も2位だが、彼のパフォーマンスが大きい。GKに関しても、フィールドに関してもパフォーマンスがよければここに入る。私の場合リストの変更は必ずある。全員にプレシャーをかけながら、2カ月前に良かった選手が今良い訳ではない。シリア戦、イラク戦に関しては最も良いパフォーマンスの選手が必要だ。我々の基準、厳しさが正しいかどうかは様子を見なければいけない。彼次第だ」
「メスでも活躍して、ある節では最も良い選手に選ばれた。これは一番良いメッセージになる。こんなに経験ある選手が、パフォーマンスをトレーニングしながら維持している。そして若い選手も台頭してきている。色々な人にこのスピーチを聞いてほしい」
DF
酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
酒井高徳(ハンブルガーSV/ドイツ)
長友佑都(インテル/イタリア)
宇賀神友弥(浦和レッズ)
「(酒井)宏樹はマルセイユで完全な先発だ。(酒井)高徳も良いシーズンとなった。彼はまたチームを救った。(長友)佑都は、ここ最近は良いプレーをしている。彼が自分のパフォーマンスを取り戻したのを嬉しく思っている」
「(宇賀神は)それから長い間、追跡してきた選手だ。彼の監督とも話をした。4バックの左として考えている。右もできる感じがする。右利きだ。3バックで右CBもやっていた。過去にもこのポジションは色々な選手を呼んでトライしてきた。今度は彼の番だ。28歳で、凄く若いわけではない。経験もあると思う。この合宿でどの様な活躍を見せるか、様子を見たい」
DF
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
三浦弦太(ガンバ大阪)
昌子源(鹿島アントラーズ)
槙野智章(浦和レッズ)
「ここにも新たな選手がいる。(吉田)麻也はA代表で大事な選手であり、クラブでも大事な選手となった。昌子もクラブでしっかり伸びてきている。フィジカルも経験も伸びている。槙野もシーズン最初は少し難しい状態だったが、パフォーマンスが戻り、特にフィジカルが戻ってきた。槙野はもっとできると信じている」
「そして三浦を入れた。ここ2、3カ月は特に注意して見ていた。森重もA代表でずっと先発だったし、丸山もいたが、今は少し満足していない。ここ2カ月、この若い選手が特にフィジカル面で良いパフォーマンスを見せている。デュエルの空中戦、そして地上戦にも強い。また後ろからの組み立てでは賢さを見せる。この若い選手を信頼したいと思う。少し植田を抜いているかなと。植田は少しケガもある。合宿中にどう活躍するか見て見たい」
MF
山口蛍(セレッソ大阪)
遠藤航(浦和レッズ)
今野泰幸(ガンバ大阪)
加藤恒平(ベロエ・スタラ・ザゴラ/ブルガリア)
「みなさんがあまり知らない選手も入っている。遠藤は後ろの真ん中でプレーしている。デュエルで最も勝っているディフェンダーかもしれない。イラクのようなパワーがあるフォワードには良いかもしれない。浦和でも良いパフォーマンスを見せている」
「今野は確信が持てない。もう2カ月経ったが、クラブ、メディカル、テクニカルスタッフと密に関係を持って、ケガを治療しながらトレーニングしている。我々も注意して見ている。フィジカル的にもボールを使って、グループに合流していると聞いている。我々のスタッフも向こうに送ってクラブと密に連携している。もしかしたら、28日あたりにフレンドリーマッチがあるかもしれないとのことなので、45分か60分は出て欲しいと思う。そして、6月4日の試合に出られれば良いと思う」
「そこが良ければしっかり合流してもらい、シリア戦がどうなるかという状態だと思っている。イラク戦に向けてしっかり準備できるかは今の私には分からない。ただ、イラクに間に合ってほしい。彼のような選手が欲しい。中盤での存在感、守備、攻撃、ヘディングが強い選手だ。相手もかなりアグレッシブにくると思うし、今野のような選手はたくさん居ない。我々とクラブと連携をとって、彼を向上させたいと思う」
「あまり知らないであろう加藤を呼んだ。ほぼ一年かけて追跡してきた。ブルガリアでやった試合を4試合ほど現地で見た。そして、ビデオでも数試合見た。もう一度言うが、4回ほど現地でダイレクトで見た。彼はボールを奪う役割だ。それからしっかり組み立てもできる。このような若い選手をテストして、見てみたい。すぐにプレーさせることではないが、お互いを理解する時間が必要となると思う。今野がどうなるかもわからない。もしかしたら、このような選手が必要となるかもしれない。奪うところでアグレッシブさを持って戦えるのが彼だ。28歳で経験もある。様子を見てみよう」
MF
香川真司(ドルトムント/ドイツ)
倉田秋(ガンバ大阪)
井手口陽介(ガンバ大阪)
「(香川)真司はカップ戦のファイナルが待っている。それが終われば戻ってくる」
「倉田は可能性がある選手だと感じている。戦術的に少し変更を加えて、彼のリズムの変化、方向の変化を加えてもらえればと思っている。守備的にもうまくいく。ただ、時々ファウルをしすぎる所があるので、そこは改善してもらいたい。彼は清武との競争だが、この試合では彼を選んだ。この試合では倉田や香川が必要だと判断した」
「若い選手では井手口を入れた。中盤の多くのポジションができる。これは全て今野の状態次第ではある。ただ、井手口も常に向上を続けている。物凄く伸び代感じる選手だ。数カ月前に一緒にトレーニングしたので、また帰ってくるという感じだ。しっかり競争して、周りにプレッシャーをかけて欲しい」
FW
久保裕也(ヘント/ベルギー)
本田圭佑(ミラン/イタリア)
原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
乾貴士(エイバル/スペイン)
「サイドのアタック陣だ。久保は継続して点を獲っている。(本田)圭佑が戻ってきてくれたことが嬉しい。点を獲ったし、素晴らしい入りをした。いつも圭佑を信頼していて間違ってなかったなと思わせてくれた。確かにクラブではたくさんプレーしていない。ただ、トレーニングは凄く厳しくやっている。なぜなら、ミランは厳しい競争があるからだ。最近の試合は本当にエクセレントだった。FKから点を獲ってくれて嬉しい。気を緩めていない。ただ、A代表で席を取るために戦わなければいけないのは、わかっているだろう。これは全員へのメッセージだ。一番大事なのはA代表というチームだ」
「少し難しいシーズンだったのは(原口)元気だ。色々なチョイス、戦術があったのか。少し厳しめのディスカッションも彼とした。最近の2試合は良かったと思う。元気はA代表で見せてくれたものを、もう一度やってくれると思っている」
「そして乾。宇佐美との競争だったが、ここ最近は素晴らしいパフォーマンスを見せているのでロジカルだ。バルセロナ戦の得点もそうだ。ただ、少し良くない時期もあった。これから検査しなければいけない状態でもある。合宿に間に合うかどうか、状況を見なければいけない。A代表に戻ってきてくれて嬉しい。クラブとA代表の役割は違うのでしっかりとした説明がいる。点を獲ってくれていることは嬉しい」
「乾の状態について具体的にいうと、足首がわからないということだ。うまくいくことを期待している。準備ができていなければバックアップメンバーを使う」
FW
大迫勇也(ケルン/ドイツ)
岡崎慎司(レスター・シティ/イングランド)
浅野拓磨(シュツットガルト/ドイツ)
「真ん中の3人。大迫は少しケガがあった。少し早く復帰しすぎた上に病気もあった。ただ、その病気のおかげでケガの回復が少し早かったと思う。良い試合して、素晴らしいゴールも決めた。大迫がここにいることは大事だ」
「オカ(岡崎)は常にハーフは出ている。A代表ではもっと点を獲って欲しいが、パフォーマンスは常に良い」
「浅野は最近あまり出ていない。以前は良いプレーをしていたが何かあったのかなと。浅野の他に武藤も考えたが、私の戦略ではこの選手が必要だ。ディテールには入らないが、イラク戦で最後の15分、相手の裏を狙う選手が必要だが、ただそれができる選手があまりいない。浅野や武藤がそういう選手だ」
「ここ最近、国内リーグでも何人か良いプレーを見せている。興梠(慎三)、金崎(夢生)、杉本(健)。杉本は昨年も話したが伸びていて、今もかなり伸びている。興梠、金崎、小林は定期的に良いパフォーマンス出すことができればこの競争に入る。我々は各自を見ている。毎回の合宿では、よりパフォーマンスが良い選手が入る。ここにいないからといって、次も呼ばないというわけではない。この合宿では新しい選手、若い選手がいる。私のチョイスが良いメッセージとなることを期待している。海外にも国内にもだ。良い選手、良いパフォーマンス、資格がある選手であれば誰でも呼ぶ」
▽メンバー発表に合わせて、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が選手の選出理由をコメント。また、招集外となったメンバーについても触れた。
GK
川島永嗣(メス/フランス)
東口順昭(ガンバ大阪)
中村航輔(柏レイソル)
「柏も2位だが、彼のパフォーマンスが大きい。GKに関しても、フィールドに関してもパフォーマンスがよければここに入る。私の場合リストの変更は必ずある。全員にプレシャーをかけながら、2カ月前に良かった選手が今良い訳ではない。シリア戦、イラク戦に関しては最も良いパフォーマンスの選手が必要だ。我々の基準、厳しさが正しいかどうかは様子を見なければいけない。彼次第だ」
「もう一度強調しておかなければいけないのは、永嗣のパフォーマンスや行動の素晴らしさだ。メスとサインした時は第3GKだった。ただ、トレーニングを続けて、毎回合宿に呼んだ時は本当に素晴らしい野心、気持ちを持ってやってくる。経験がある選手で、不遇な状態でクラブに居たが、日常のトレーニング、合宿のトレーニング、そしてGKコーチとのディスカッションを通して良さが見られる。(移籍は)簡単な決断ではなくリスクがあるものだったが、彼が最後の最後で席を勝ち取って、代表でも良いパフォーマンスを発揮してくれている」
「メスでも活躍して、ある節では最も良い選手に選ばれた。これは一番良いメッセージになる。こんなに経験ある選手が、パフォーマンスをトレーニングしながら維持している。そして若い選手も台頭してきている。色々な人にこのスピーチを聞いてほしい」
DF
酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
酒井高徳(ハンブルガーSV/ドイツ)
長友佑都(インテル/イタリア)
宇賀神友弥(浦和レッズ)
「(酒井)宏樹はマルセイユで完全な先発だ。(酒井)高徳も良いシーズンとなった。彼はまたチームを救った。(長友)佑都は、ここ最近は良いプレーをしている。彼が自分のパフォーマンスを取り戻したのを嬉しく思っている」
「(宇賀神は)それから長い間、追跡してきた選手だ。彼の監督とも話をした。4バックの左として考えている。右もできる感じがする。右利きだ。3バックで右CBもやっていた。過去にもこのポジションは色々な選手を呼んでトライしてきた。今度は彼の番だ。28歳で、凄く若いわけではない。経験もあると思う。この合宿でどの様な活躍を見せるか、様子を見たい」
DF
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
三浦弦太(ガンバ大阪)
昌子源(鹿島アントラーズ)
槙野智章(浦和レッズ)
「ここにも新たな選手がいる。(吉田)麻也はA代表で大事な選手であり、クラブでも大事な選手となった。昌子もクラブでしっかり伸びてきている。フィジカルも経験も伸びている。槙野もシーズン最初は少し難しい状態だったが、パフォーマンスが戻り、特にフィジカルが戻ってきた。槙野はもっとできると信じている」
「そして三浦を入れた。ここ2、3カ月は特に注意して見ていた。森重もA代表でずっと先発だったし、丸山もいたが、今は少し満足していない。ここ2カ月、この若い選手が特にフィジカル面で良いパフォーマンスを見せている。デュエルの空中戦、そして地上戦にも強い。また後ろからの組み立てでは賢さを見せる。この若い選手を信頼したいと思う。少し植田を抜いているかなと。植田は少しケガもある。合宿中にどう活躍するか見て見たい」
MF
山口蛍(セレッソ大阪)
遠藤航(浦和レッズ)
今野泰幸(ガンバ大阪)
加藤恒平(ベロエ・スタラ・ザゴラ/ブルガリア)
「みなさんがあまり知らない選手も入っている。遠藤は後ろの真ん中でプレーしている。デュエルで最も勝っているディフェンダーかもしれない。イラクのようなパワーがあるフォワードには良いかもしれない。浦和でも良いパフォーマンスを見せている」
「今野は確信が持てない。もう2カ月経ったが、クラブ、メディカル、テクニカルスタッフと密に関係を持って、ケガを治療しながらトレーニングしている。我々も注意して見ている。フィジカル的にもボールを使って、グループに合流していると聞いている。我々のスタッフも向こうに送ってクラブと密に連携している。もしかしたら、28日あたりにフレンドリーマッチがあるかもしれないとのことなので、45分か60分は出て欲しいと思う。そして、6月4日の試合に出られれば良いと思う」
「そこが良ければしっかり合流してもらい、シリア戦がどうなるかという状態だと思っている。イラク戦に向けてしっかり準備できるかは今の私には分からない。ただ、イラクに間に合ってほしい。彼のような選手が欲しい。中盤での存在感、守備、攻撃、ヘディングが強い選手だ。相手もかなりアグレッシブにくると思うし、今野のような選手はたくさん居ない。我々とクラブと連携をとって、彼を向上させたいと思う」
「あまり知らないであろう加藤を呼んだ。ほぼ一年かけて追跡してきた。ブルガリアでやった試合を4試合ほど現地で見た。そして、ビデオでも数試合見た。もう一度言うが、4回ほど現地でダイレクトで見た。彼はボールを奪う役割だ。それからしっかり組み立てもできる。このような若い選手をテストして、見てみたい。すぐにプレーさせることではないが、お互いを理解する時間が必要となると思う。今野がどうなるかもわからない。もしかしたら、このような選手が必要となるかもしれない。奪うところでアグレッシブさを持って戦えるのが彼だ。28歳で経験もある。様子を見てみよう」
MF
香川真司(ドルトムント/ドイツ)
倉田秋(ガンバ大阪)
井手口陽介(ガンバ大阪)
「(香川)真司はカップ戦のファイナルが待っている。それが終われば戻ってくる」
「倉田は可能性がある選手だと感じている。戦術的に少し変更を加えて、彼のリズムの変化、方向の変化を加えてもらえればと思っている。守備的にもうまくいく。ただ、時々ファウルをしすぎる所があるので、そこは改善してもらいたい。彼は清武との競争だが、この試合では彼を選んだ。この試合では倉田や香川が必要だと判断した」
「若い選手では井手口を入れた。中盤の多くのポジションができる。これは全て今野の状態次第ではある。ただ、井手口も常に向上を続けている。物凄く伸び代感じる選手だ。数カ月前に一緒にトレーニングしたので、また帰ってくるという感じだ。しっかり競争して、周りにプレッシャーをかけて欲しい」
FW
久保裕也(ヘント/ベルギー)
本田圭佑(ミラン/イタリア)
原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
乾貴士(エイバル/スペイン)
「サイドのアタック陣だ。久保は継続して点を獲っている。(本田)圭佑が戻ってきてくれたことが嬉しい。点を獲ったし、素晴らしい入りをした。いつも圭佑を信頼していて間違ってなかったなと思わせてくれた。確かにクラブではたくさんプレーしていない。ただ、トレーニングは凄く厳しくやっている。なぜなら、ミランは厳しい競争があるからだ。最近の試合は本当にエクセレントだった。FKから点を獲ってくれて嬉しい。気を緩めていない。ただ、A代表で席を取るために戦わなければいけないのは、わかっているだろう。これは全員へのメッセージだ。一番大事なのはA代表というチームだ」
「少し難しいシーズンだったのは(原口)元気だ。色々なチョイス、戦術があったのか。少し厳しめのディスカッションも彼とした。最近の2試合は良かったと思う。元気はA代表で見せてくれたものを、もう一度やってくれると思っている」
「そして乾。宇佐美との競争だったが、ここ最近は素晴らしいパフォーマンスを見せているのでロジカルだ。バルセロナ戦の得点もそうだ。ただ、少し良くない時期もあった。これから検査しなければいけない状態でもある。合宿に間に合うかどうか、状況を見なければいけない。A代表に戻ってきてくれて嬉しい。クラブとA代表の役割は違うのでしっかりとした説明がいる。点を獲ってくれていることは嬉しい」
「乾の状態について具体的にいうと、足首がわからないということだ。うまくいくことを期待している。準備ができていなければバックアップメンバーを使う」
FW
大迫勇也(ケルン/ドイツ)
岡崎慎司(レスター・シティ/イングランド)
浅野拓磨(シュツットガルト/ドイツ)
「真ん中の3人。大迫は少しケガがあった。少し早く復帰しすぎた上に病気もあった。ただ、その病気のおかげでケガの回復が少し早かったと思う。良い試合して、素晴らしいゴールも決めた。大迫がここにいることは大事だ」
「オカ(岡崎)は常にハーフは出ている。A代表ではもっと点を獲って欲しいが、パフォーマンスは常に良い」
「浅野は最近あまり出ていない。以前は良いプレーをしていたが何かあったのかなと。浅野の他に武藤も考えたが、私の戦略ではこの選手が必要だ。ディテールには入らないが、イラク戦で最後の15分、相手の裏を狙う選手が必要だが、ただそれができる選手があまりいない。浅野や武藤がそういう選手だ」
「ここ最近、国内リーグでも何人か良いプレーを見せている。興梠(慎三)、金崎(夢生)、杉本(健)。杉本は昨年も話したが伸びていて、今もかなり伸びている。興梠、金崎、小林は定期的に良いパフォーマンス出すことができればこの競争に入る。我々は各自を見ている。毎回の合宿では、よりパフォーマンスが良い選手が入る。ここにいないからといって、次も呼ばないというわけではない。この合宿では新しい選手、若い選手がいる。私のチョイスが良いメッセージとなることを期待している。海外にも国内にもだ。良い選手、良いパフォーマンス、資格がある選手であれば誰でも呼ぶ」
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元日本代表監督であるアルベルト・ザッケローニ氏が、17日に現役引退を発表したフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠を労った。 17日、長谷部は記者会見を開き、今シーズン限りで22年間の現役生活に幕を下ろすことを発表。引退後は、フランクフルトで指導者としての道を歩むこととなる。 その長谷部は、日本代表として2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)から2018年のロシアW杯まで3大会に出場し、その間キャプテンを務めるなど活躍。114試合に出場していた。 ザッケローニ監督が率いた、2010年から2014年はまさにキャプテンとして活躍し、2011年にはアジアカップを制覇。ブラジルW杯では悔しい結果に終わったが、ザッケローニ監督の日本代表キャリアでは常に長谷部と共にあった。 ザッケローニ氏は日本サッカー協会(JFA)を通じてコメントを寄せ、選手として、キャプテンとしての長谷部を称えた。 「長谷部は私にとって“完璧なキャプテン”です」 「彼の豊かな人間性、優雅な立ち居振る舞い、常に正しい判断力は、まさにリーダーたるもので、30年間にわたる私の監督のキャリアの中でも比類なきものでした」 「彼と一緒に仕事をすれば、私のメッセージは正確に適切な形で選手たちに伝えられ、チーム内でのコミュニケーションが建設的なものになりました」 「SAMURAI BLLUE(日本代表)の挑戦は彼がいなければ達成できなかったと断言することができます。誠、あなたの献身的な仕事、そして、私やサッカーに対して与えてくれた全てのことに感謝します」 「日本での素晴らしい日々が終わる日、内田篤人と共に羽田空港に見送りに来てくれたことを忘れたことはありません。誠、あなたは私の息子のようでもありました。イタリアの我が家はいつでもあなたを歓迎します。近いうちにお会いしましょう。セカンドキャリアでの成功も祈っています」 2024.04.18 22:25 Thu4
偉大なるキャプテン、眞城美春の2ゴールなどで日本が韓国に3発快勝! U-17女子W杯出場権を獲得【U-17女子アジアカップ】
16日、AFC U17女子アジアカップ2024の準決勝がインドネシアで行われ、U-17日本女子代表はU-17韓国女子代表と対戦し、3-0で勝利。U-17女子ワールドカップ(W杯)出場を決めた。 上位3カ国はドミニカ共和国で今年10月から11月にかけて行われるU17女子W杯の出場権を獲得できる今大会。グループステージを3連勝で終えた日本は、グループAで2位の韓国と対戦した。 日本は[4-2-3-1]のシステムを採用。GKに福田真央、最終ラインは右から福島望愛、太田美月、牧口優花、鈴木温子と並び、中盤は榊愛花と眞城美春がダブルボランチ、2列目が右から木下日菜子、辻あみる、根津里莉日と並び、1トップに古田麻子が入った。 キックオフから日本はそのまま攻め込み、辻が10秒でファーストシュート。ミドルシュートはGK正面に飛んだが、キャッチされる。3分には榊のパスを受けた辻がボックス内からシュート。これもセーブされる。 立ち上がりから日本がプレスをかけて前からボールを奪って攻めていく展開に。ポゼッションをしつつ、一気にゴールに迫る形を続けていくが、決定機は作れずに得点は遠い。 対する韓国はなかなかマイボールにできない展開に。それでもスペースをついた攻撃で日本ゴールを目指すが、大きなチャンスは作れない。 日本が攻め込む展開は変わらず。左右のサイドを使って崩していくがゴールは遠い。すると40分、左サイドから古田がクロスを入れると、ボックス内中央で辻がダイレクトで落とし、最後は根津がボックス内からコースを狙ってダイレクトシュート。これが決まり、日本がようやくゴールを奪う。 攻めあぐねた日本だったがリードして後半を迎えることに。日本はハーフタイムで交代を行わず、後半もペースを握って試合を進めていく。 韓国は積極的に選手交代を行い、52分の時点で4枚のカードを切ることに。それだけ日本が押し込んでいる展開となるが、追加点が遠い。 日本は60分に太田と辻を下げ、朝生珠実と平川陽菜を投入。流れを変えにいく。 しかし65分、韓国の自陣からのロングボールを日本が拾うも、バックパスが短くなると、狙っていたケイシー・フェアが奪い飛び出していたGK福田を交わしていくことに。福田はすぐに戻ると、ボックス内からのシュートを水口がブロック。こぼれ球をケイシー・フェア再びシュートもGK福田がセーブ。日本は最大のピンチを凌ぐこととなる。 すると68分に日本がついにスコアを動かす。榊が右サイドに大きく展開すると、ボックス右から福島がクロス。これを相手がクリアミスすると、ボックス内で拾った眞城が落ち着いて左足でシュート。これがネットを揺らし、待望の追加点を奪うことに成功する。 リードを広げた日本は71分に2枚替え。古田、根津を下げて、佐藤ももサロワンウエキと菊地花奈を起用する。 日本は菊地や佐藤を中心に攻め込んでいくと、88分にも追加点。敵陣でボールを奪うと、菊地がクロスこぼれ球を拾った眞城がボックス内でシュートもブロックされると、こぼれ球を木下がボックス内でシュート。これはGKがセーブするが、眞城がすぐに詰めてネットを揺らし、リードを3点とする。 日本は90分に今大会唯一出番がなかったGK永井愛理を福田に変えてピッチへ送ることに。これで、GK、FP全選手がピッチに立つこととなった。 最後までゲームをコントロールし続けた日本。4試合連続4得点以上とはならなかったが、クリーンシートでしっかりと勝利を収めた。 3-0で勝利した日本は、U-17女子W杯の出場権を獲得。決勝では、この後行われるU-17北朝鮮女子代表とU-17中国女子代表の勝者と対戦し5度目の優勝を懸けて戦う。一方の敗れた韓国は、3位決定戦に回ることとなった。 U-17日本女子代表 3-0 U-17韓国女子代表 【得点者】 1-0:40分 根津里莉日(日本) 2-0:68分 眞城美春(日本) 3-0:88分 眞城美春(日本) 【出場メンバー】 GK 21.福田真央(JFAアカデミー福島) →90分 1.永井愛理(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) DF 16.福島望愛(JFAアカデミー福島) 4.太田美月(大商学園高校) →60分 17.朝生珠実(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) 3.牧口優花(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18) 6.鈴木温子(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) MF 5.榊愛花(JFAアカデミー福島) 14.眞城美春(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) 8.木下日菜子(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18) 19.辻あみる(三菱重工浦和レッズレディースユース) →60分 22.平川陽菜(三菱重工浦和レッズレディースユース) 11.根津里莉日(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18) →71分 7.菊地花奈(マイナビ仙台レディースユース) FW 10.古田麻子(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18) →71分 9.佐藤ももサロワンウエキ(大商学園高校) <span class="paragraph-title">【動画】キャプテン・眞城美春が勝利を近づける落ち着いたゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/U17WAC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#U17WAC</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/JPNvKOR?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#JPNvKOR</a> <a href="https://t.co/lSHN7hfmQ5">pic.twitter.com/lSHN7hfmQ5</a></p>— #AsianCup2023 (@afcasiancup) <a href="https://twitter.com/afcasiancup/status/1791038962221683107?ref_src=twsrc%5Etfw">May 16, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.16 17:58 Thu5