福岡がウェリントン&松田の2得点など大量5得点で金沢を一蹴し首位浮上!《J2》

2017.05.21 14:56 Sun
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▽21日、明治安田生命J2リーグ第15節のツエーゲン金沢vsアビスパ福岡が石川県西部緑地公園陸上競技場で行われ、0-5で福岡が勝利した。

▽現在3勝4分け7敗の勝ち点13で19位に位置する金沢と、8勝3分け3敗で2位に位置する福岡の一戦。金沢はここ3試合負けなしと調子を上げつつある中、スタメンを2名変更。作田が3試合ぶり、大槻が2試合ぶりに先発した。一方の福岡も前節から2名を変更。石津、ウィリアン・ポッピが4試合ぶりに先発、前節ゴールを記録したジウシーニョはベンチスタートとなった。

▽試合は序盤から福岡ペースで進む。1分、ディフェンスラインの裏に抜けたボールをウィリアン・ポッピが追うも、GK白井が抑える。3分には右サイドからのクロスが混戦になると、最後は亀川の落としをウィリアン・ポッピがシュート。しかし、GK白井がセーブする。
▽9分、金沢がやや離れた位置でFKを獲得。これを宮崎が左足で直接狙うと、カーブが掛かったシュートがゴールマウスに飛ぶも、クロスバーに嫌われる。

▽18分、福岡は右CKを得ると、駒野のクロスをウェリントンがヘッド。これがゴール右隅に決まり、アウェイの福岡が先制する。さらに24分、ウェリントンが裏に抜けたボールをキープすると、ボックス内左から横パス。これを走り込んだウィリアン・ポッピがヒールで落とすと、石津が右足で蹴り込み、福岡が追加点を奪う。
▽金沢は福岡の前に防戦一方の展開。すると再び福岡が、右CKから追加点を奪う。42分、右CKを得ると駒野がクロス。これをウェリントンが頭で合わせ、先制点と同じ形で福岡が3点目を奪う。

▽3点ビハインドで後半を迎えた金沢は、後半頭から大槻に代えて杉浦を投入。しかし、主導権は福岡が握り続ける。56分には、右サイドからのクロスに亀川がヘッドで合わせネットを揺らすも、ウェリントンが競り合いでファウルを取られゴールは認められない。

▽攻め続ける福岡は73分、途中出場の松田が結果を残す。浮き球をコントロールした松田が、ウェリントンとパス交換。リターンを受けると、ボックス手前中央から左足を振り抜き、4点目を奪う。

▽防戦一方となった金沢に対し、攻撃の手を緩めない福岡は追加点。ボックス左を仕掛けた亀川がクロス。ファーサイドで中村が折り返すと、走り込んだ松田が2点目を決めリードを5点とする。

▽アディショナルタイムは3分と表示されるも、福岡は引いて守り、金沢に反撃の隙を与えず試合終了。0-5で福岡が勝利を収めた。

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