ソン・フンミンの土壇場弾でスパーズが劇的逆転勝利! 5連勝で首位チェルシーを追走《プレミアリーグ》
2017.04.06 06:25 Thu
▽プレミアリーグ第31節、スウォンジーvsトッテナムが5日にリバティ・スタジアムで行われ、アウェイのトッテナムが3-1で勝利した。
▽リーグ4連勝で首位チェルシー(勝ち点69)との勝ち点差を7ポイントに縮めた2位トッテナム(勝ち点62)は、5連勝を目指してスウォンジーとのアウェイゲームに臨んだ。ポチェッティーノ監督は、3試合未勝利で降格圏と1ポイント差の17位に低迷するスワンズ撃破に向けて、直近のバーンリー戦から先発4人を変更。前節、負傷のウィンクスとワニャマに代わって、デンベレとムサ・シッソコ、体調不良の守護神ロリスに代わって古巣対戦のGKフォルム、トリッピアーに代わってウォーカーが先発に戻った。
▽立ち上がりからエンジン全開のトッテナムは、鋭い縦への運びからソン・フンミンが続けて惜しい形を作る。だが、序盤の決定機を逃したアウェイチームは、11分に先制点を許す。
▽GKファビアンスキからの長いフィードに反応した右サイドのジョルダン・アイェウがDFベン・デイビスを振り切って、ボックス右ライン際で折り返すと、ニアに飛び込んだルートリッジが右足ワンタッチで流し込んだ。
▽らしくない緩い守備から先制を許したトッテナムは、すぐさま反撃を開始。右サイドで高い位置を取るウォーカーを起点に鋭いクロスをゴール前に入れていく。70パーセントを超えるボール支配率で押し込み続けるトッテナムだが、エリクセンやソン・フンミンのシュートはゴールに結びつかない。
▽逆転優勝に向けて勝ち点3が必須のトッテナムは、61分にムサ・シッソコをベンチに下げてヤンセンを投入。より前がかりになって攻勢を続ける。だが、中央を固める相手の堅守に苦戦し、なかなか決定的な場面を作り出せない。逆に、不用意なボールロストからカウンターを受け始めるが、相手のフィニッシュの精度にも救われ、1点差をキープする。
▽その後、DFを1枚削ってエンクドゥを投入し、試合終盤に猛攻を仕掛けるトッテナムだが、絶好調の相手GKファビアンスキに再三の決定機を防がれる。
▽それでも、諦めないトッテナムは88分から劇的な形で試合を引っくり返す。まずは88分、ボックス右でエリクセンがボレーで入れたパスに抜け出したデレ・アリが冷静に流し込み、同点に追いつく。さらに、ファビアンスキの治療の影響で与えられた7分間のアディショナルタイムの1分、エリクセンのパスをヤンセンが絶妙なヒールで裏へ流すと、これに抜け出したソン・フンミンが冷静にGKとの一対一を制して逆転に成功。さらに94分にはデレ・アリの絶妙な斜めのスルーパスに抜け出したエリクセンがとどめの3点目を奪った。
▽多くの主力を欠く中で劇的な逆転勝利を収めたトッテナムが、リーグ5連勝で首位チェルシーとの勝ち点差7をキープすることに成功した。
▽リーグ4連勝で首位チェルシー(勝ち点69)との勝ち点差を7ポイントに縮めた2位トッテナム(勝ち点62)は、5連勝を目指してスウォンジーとのアウェイゲームに臨んだ。ポチェッティーノ監督は、3試合未勝利で降格圏と1ポイント差の17位に低迷するスワンズ撃破に向けて、直近のバーンリー戦から先発4人を変更。前節、負傷のウィンクスとワニャマに代わって、デンベレとムサ・シッソコ、体調不良の守護神ロリスに代わって古巣対戦のGKフォルム、トリッピアーに代わってウォーカーが先発に戻った。
▽立ち上がりからエンジン全開のトッテナムは、鋭い縦への運びからソン・フンミンが続けて惜しい形を作る。だが、序盤の決定機を逃したアウェイチームは、11分に先制点を許す。
▽らしくない緩い守備から先制を許したトッテナムは、すぐさま反撃を開始。右サイドで高い位置を取るウォーカーを起点に鋭いクロスをゴール前に入れていく。70パーセントを超えるボール支配率で押し込み続けるトッテナムだが、エリクセンやソン・フンミンのシュートはゴールに結びつかない。
▽格下相手にビハインドを背負って試合を折り返したトッテナムは、後半立ち上がりの3分にエリクセンの浮き球のクロスをボックス左に走り込んだデイビスが頭で折り返す。これを胸トラップしたソン・フンミンがボレーシュートするが、これは相手DFフェデリコ・フェルナンデスの決死のブロックに阻まれた。
▽逆転優勝に向けて勝ち点3が必須のトッテナムは、61分にムサ・シッソコをベンチに下げてヤンセンを投入。より前がかりになって攻勢を続ける。だが、中央を固める相手の堅守に苦戦し、なかなか決定的な場面を作り出せない。逆に、不用意なボールロストからカウンターを受け始めるが、相手のフィニッシュの精度にも救われ、1点差をキープする。
▽その後、DFを1枚削ってエンクドゥを投入し、試合終盤に猛攻を仕掛けるトッテナムだが、絶好調の相手GKファビアンスキに再三の決定機を防がれる。
▽それでも、諦めないトッテナムは88分から劇的な形で試合を引っくり返す。まずは88分、ボックス右でエリクセンがボレーで入れたパスに抜け出したデレ・アリが冷静に流し込み、同点に追いつく。さらに、ファビアンスキの治療の影響で与えられた7分間のアディショナルタイムの1分、エリクセンのパスをヤンセンが絶妙なヒールで裏へ流すと、これに抜け出したソン・フンミンが冷静にGKとの一対一を制して逆転に成功。さらに94分にはデレ・アリの絶妙な斜めのスルーパスに抜け出したエリクセンがとどめの3点目を奪った。
▽多くの主力を欠く中で劇的な逆転勝利を収めたトッテナムが、リーグ5連勝で首位チェルシーとの勝ち点差7をキープすることに成功した。
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