リヨンのエース、冬加入のデパイを高評価も「シーズン終盤まで貢献できるか見極めないとね」

2017.02.18 09:15 Sat
現地時間16日にアウェイで行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦AZアルクマールvsリヨン。AZのホームで行われた1stレグは、アウェイチームが大量4得点を奪い、先勝を飾っている。試合後、2得点を決めたリヨンのエース、アレクサンドル・ラカゼットが、冬にマンチェスター・ユナイテッドからチームへと加わったオランダ代表FWメンフィス・デパイの印象を『Goal』に話してくれた。

「メンフィス・デパイは良い選手だと思う」。そう切り出したラカゼットは、デパイをマルチな才能を持った選手だとみているようだ。

「デパイはテクニカルなプレーヤーであると同時に、経験値が高い。彼はオランダ代表でもプレーしているし、マンチェスター・ユナイテッドでもプレーしていた。その経験こそが、彼が我々にもたらしてくれる部分だよ」

しかしラカゼットは、「でもシーズンの終盤までに彼が貢献してくれるか、見極めなければならない」と、チームをけん引するキャプテンであり、エースの重責を担う選手らしく、結果を求める厳しい言葉も残している。

チャンピオンズリーグでユベントスやセビージャと同じグループHを戦ったリヨンは、最終節まで決勝トーナメントに進出する可能性があったが、惜しくもグループ3位に留まり、ヨーロッパリーグに回っている。

だが、この試合ではホームチームに格の違いを見せつけるようなスコアで勝利しており、次のラウンド16への進出を大きく手繰り寄せることに成功している。ラカゼットは2ndレグに向けて有利に立ったことを認めつつ、油断はできないと、気を引き締めている。

「アウェイゲームで大きなアドバンテージを手にすることができた。でもAZをリスペクトしなければならない。次の試合も得点したい」

「AZの選手で誰を知っているかって? ゴールキーパーしか知っている選手はいないよ」

アウェイでチームを勢いづける2得点をマークしたラカゼット。ホームで行われる2ndレグでも得点を決め、チームを次のステージに導くとともに、難敵が待ち構えることになるだろう次のステージに向けて、チームを勢いづけたいところだろう。

提供:goal.com

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