新シーズン最初のタイトル獲得を誓う鹿島・石井正忠監督「しっかりタイトルを積み重ねたい」《FUJI XEROX SUPER CUP 2017》

2017.02.17 18:25 Fri
©超ワールドサッカー
▽17日、18日に行われるFUJI XEROX SUPER CUP 2017の鹿島アントラーズvs浦和レッズを前に前日合同記者会見が行われた。

▽2016シーズンの明治安田生命J1リーグ王者であり、天皇杯王者でもある鹿島と、2016シーズンのJ1リーグで年間勝ち点1位の浦和が対戦するFUJI XEROX SUPER CUP 2017。会見に出席した鹿島の石井正忠監督がコメント。新シーズン最初のタイトル獲得を誓った。
◆石井正忠監督(鹿島アントラーズ)
「ゼロックス・スーパーカップは、昨年のJリーグ優勝チーム、天皇杯の優勝チームが出られる大会です、この大会に出られるということは、昨シーズン成果を出せたチームが出ている大会です。この大会に出られたことを嬉しく思います」

「この大会、私たちのクラブは数多く出場していますが、5回優勝し、同じぐらいの数、決勝で敗れています。今年に関しては、クラブとしてしっかりタイトルを積み重ねたいと思ってやっていきます」

──キャンプを終えての手応え、今年はどんなサッカーを見せたいか
「シーズンに入るときに、今までと違ってトレーニングする時間があまりなく、いきなりゲームをするという調整をしてきました。そんな中、新加入選手とのコンビネーションの部分や戦術の理解、チームのコンディションを上げていくという非常に難しいシーズン前の準備でした。思っていたよりは順調にいっていると思います。コンディション面、新加入選手のチームへの溶け込み方、慣れも思っていたよりは早くできています。そういった点では期待しています。良い形で試合は行えると思います」

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鹿島アントラーズは1日、日本代表MF佐野海舟(23)がチームを離脱することを発表した。 クラブの発表によると、海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のためとのこと。今後は、現地でメディカルチェックを受け、正式契約を結ぶことになるという。 佐野は岡山県出身で、米子北高校から2019年にFC町田ゼルビアに加入。同年5月にプロデビューを果たした。 プロ1年目からJ2で21試合、天皇杯で1試合に出場すると2年目はJ2で41試合に出場し初ゴールを記録。町田の中盤を支えると、2023年に鹿島へと完全移籍する。 自身初となったJ1でのプレーだが、ボランチに定着すると27試合に出場して1得点を記録。YBCルヴァンカップで7試合、天皇杯で1試合に出場しレギュラーに定着した。 その活躍もあり、日本代表入りが期待されると、2023年11月に初招集。2024年1月のアジアカップにも招集されていた。 今シーズンもJ1で20試合、ルヴァンカップで2試合に出場。持ち味であるボール奪取だけでなく、そのまま攻撃へと加わるセンスは高く評価されている。 佐野にはブンデスリーガのマインツが関心を寄せていると報じられているが、NECナイメヘンでプレーする弟のU-23日本代表MF佐野航大と共に、ヨーロッパで佐野兄弟の活躍が期待される。 2024.07.01 11:17 Mon
30日、明治安田J1リーグ第21節のヴィッセル神戸vs鹿島アントラーズがノエビアスタジアム神戸で行われ、神戸が3-1と逆転勝利だ。 3戦未勝利で停滞気味の暫定5位・神戸と、2位キープも3戦連続ドロー中の鹿島。鹿島としては首位・FC町田ゼルビアを勝ち点「2」差で追いかけ、白星なら首位浮上もあり得る状況だ。 そんななか、鹿島が開始8分で先制。右CKにアレクサンダル・チャヴリッチがヘディングシュートを叩き込む。難なく決めたように見えたが、巧みにタイミングを計っての1点だ。 ほどなくして神戸が同点に。 18分、扇原貴宏が最終ライン近くまで降り、右ワイドを走る武藤嘉紀へ完璧なロングフィード。一発で裏抜けした武藤は、GK早川友基との1対1を制して左足シュートを流し込んだ。 神戸は前半のうちに逆転。 38分、右CKに扇原がインスイングのクロスを送ると、武藤のフリックからゴール正面でボールがこぼれる。すかさず反応したマテウス・トゥーレルが躊躇なくゴールへ蹴り込んだ。 追いかける鹿島は前半終盤に決定機逸。 45分、GK早川のフィードから樋口雄太が右サイドを単独突破し、ボックス内の名古新太郎へ。名古は相手をずらして内巻きの左足シュートも、惜しくも枠へ飛ばなかった。 神戸は鹿島の攻勢を凌ぐなかで追加点。 62分、佐々木大樹&武藤の右サイド突破から、ゴール前にポジションをとった大迫勇也が右足シュート。一度は阻まれるも、再び右足で蹴り返して古巣相手にネットを揺らす。 直前に武藤の時点でオフサイドだったと判定されるも、VAR介入で覆り、貴重な追加点に。エース大迫は8試合ぶりの得点だ。 鹿島は71分、柴崎岳が神戸の同点弾を彷彿とさせる美しいロングフィード。やはり右サイドから一発で裏抜けの濃野公人が右足ボレーも、勢い余って枠上へ。絶好機を逃す。 “裏”への意識が非常に強い鹿島だが、ここまで功を奏さず。また、後半頭から出場の藤井智也は、左サイドからの果敢な仕掛けで神戸の脅威となるが、やはり肝心の1点に結び付かず。 結局、神戸が11試合無敗の鹿島相手に3-1と逆転勝利。ベテラン扇原の冷静かつ完璧な左足から潮目が変わり、前半のうちにセットプレーから逆転、エース大迫で締めくくった。 ヴィッセル神戸 3-1 鹿島アントラーズ 【神戸】 武藤嘉紀(前18) マテウス・トゥーレル(前38) 大迫勇也(後17) 【鹿島】 アレクサンダル・チャヴリッチ(前8) 2024.06.30 20:59 Sun
【明治安田J1リーグ第21節】 2024年6月30日(日) 19:00キックオフ ヴィッセル神戸(4位/34pt) vs 鹿島アントラーズ(2位/38pt) [ノエビアスタジアム神戸] <span class="paragraph-subtitle">◆不安な攻撃陣、勝って払拭を【ヴィッセル神戸】</span> 連覇を目指す神戸は、前半戦で想定以上の6敗を喫している状況。それでも上位を争っている。 後半戦の巻き返しを誓った中、首位のFC町田ゼルビアとの試合はホームでゴールレスドロー。選手を入れ替えて臨んだ中でも0-0で終えることとなった。 首位との勝ち点差を詰めることはできなかったが、チーム力としては見せられたものも。控えの選手は良い連係を見せ、連戦の中での頼もしさを見せつけた。 ポイントとなるのはやはり攻撃陣。昨シーズン見せた爆発的な攻撃力は鳴りを潜め、7試合連続で複数ゴールはなし。守備陣の奮起も光るが、上位相手に勝ち切りたいところだ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、山川哲史、マテウス・トゥーレル、初瀬亮 MF:井手口陽介、山口蛍、宮代大聖 FW:武藤嘉紀、佐々木大樹、ジェアン・パトリッキ 監督:吉田孝行 <span class="paragraph-subtitle">◆首位奪還のためにも勝利を【鹿島アントラーズ】</span> 後半戦初戦となった前節はホームにガンバ大阪を迎えて0-0のゴールレスドロー。11戦無敗とした一方で、3試合連続ドローと取りこぼしが目立っている。 首位との勝ち点差が「2」と考えれば、勝利をしっかり収めてその差を詰めたいところ。上位対決ということもあり、負けるわけにはいかない一戦だ。 チームとしての成熟度も高まっている一方で、ほとんどのメンバーが固定されている状況。その中で、エースのFW鈴木優磨が出場停止という状況を乗り越えられるかがポイントだ。 同じような戦いができるとは思えないが、代わりに起用される選手がどこまで奮起できるか。アウェイでしっかりと勝利し、首位にプレッシャーをかけ続けていきたい。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:早川友基 DF:濃野公人、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:佐野海舟、知念慶 MF:師岡柊生、名古新太郎、仲間隼斗 FW:チャヴリッチ 監督:ランコ・ポポヴィッチ 出場停止:鈴木優磨 2024.06.30 13:45 Sun
Jリーグは27日、出場停止選手を発表した。 J1では3名が出場停止に。最下位に苦しむ北海道コンサドーレ札幌のDF岡村大八、首位を窺う鹿島アントラーズのFW鈴木優磨、名古屋グランパスのMF内田宅哉が出場停止となる。 また、J2では7名が出場停止に。大分トリニータは、DF安藤智哉、FW長沢駿、MF保田堅心と3名が出場停止となる。 なお、J3はいわてグルージャ盛岡のDF深川大輔、ガイナーレ鳥取のFW富樫佑太が出場停止となる。 【明治安田J1リーグ】 DF岡村大八(北海道コンサドーレ札幌) 第21節 vs湘南ベルマーレ(6/29) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW鈴木優磨(鹿島アントラーズ) 第21節 vs湘南ベルマーレ(6/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF内田宅哉(名古屋グランパス) 第21節 vs湘南ベルマーレ(6/30) 今回の停止:1試合停止 【明治安田J2リーグ】 MF南秀仁(モンテディオ山形) 第22節 vsブラウブリッツ秋田(6/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFラファエル(栃木SC) 第22節 vsベガルタ仙台(6/29) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF飯田貴敬(ヴァンフォーレ甲府) 第22節 vs大分トリニータ(6/29) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFウエンデル(藤枝MYFC) 第22節 vsザスパ群馬(6/29) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF安藤智哉(大分トリニータ) 第22節 vsヴァンフォーレ甲府(6/29) 今回の停止:1試合停止 FW長沢駿(大分トリニータ) 第22節 vsヴァンフォーレ甲府(6/29) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF保田堅心(大分トリニータ) 第22節 vsヴァンフォーレ甲府(6/29) 今回の停止:1試合停止 【明治安田J3リーグ】 DF深川大輔(いわてグルージャ盛岡) 第19節 vs大宮アルディージャ(6/29) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW富樫佑太(ガイナーレ鳥取) 第19節 vs奈良クラブ(6/29) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2024.06.27 20:40 Thu
thumb 明治安田J1リーグ第20節の1試合が26日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、鹿島アントラーズvsガンバ大阪は0-0のドローに終わった。 2位鹿島は鈴木優磨をはじめ、今節も先発メンバーをいじらず。サブでは土居聖真がベンチ入りした。3位G大阪の方は2選手が入れ替わり、ネタ・ラヴィがダワンに代わってボランチの一角で先発。そのほか、負傷交代で欠場の山田康太に代わるトップ下に坂本一彩が入った。 首位FC町田ゼルビアを2ポイント差で追いかける2位と3位の上位対決はまず鹿島が仕掛ける入りとなり、開始4分にさっそくエースの鈴木にフィニッシュシーン。対するG大阪は堅守を跳ね返しながら、カウンターで山下諒也とウェルトンの両サイドからチャンスをこじ開けにかかる。 徐々にボールを持つ時間を増やしていったG大阪だが、攻め切れないシーンが続くと、25分に鈴木が相手のボックス右深くでボールを奪ってビッグチャンス。パスに反応した濃野公人が右足で蹴り込むが、中谷進之介が読みの鋭いゴールカバーから左足で跳ね返し、ゴールを許さず。 鹿島が効果的にボールを敵陣深くに持ち込むなか、44分には右サイドからのクロスに大外からボックスに入っていった仲間隼斗が決定的なヘディングシュートを放つが、GK一森純が処理。シュートシーンが宇佐美貴史の右足ミドル以外でないG大阪だが、試合を0-0で折り返す。 後半も凌ぎ合いとなるが、スコアがなかなか動かず、鹿島が60分に切り札のチャヴリッチを送り込むと、G大阪も71分にダワンとファン・アラーノもピッチへ。鹿島が前半よりも攻め込めなくなるなかで、G大阪が次第に相手陣地の深くまでボールを持ち運ぶシーンを増やす。 76分に柴崎岳と藤井智也の交代にも動いた鹿島だが、ギアが上がらず、83分にイッサム・ジェバリのカードも切ったG大阪のペースに。最後は我慢比べとなるが、互いに譲らず。勝てば首位浮上の可能性もあった直接対決だが、最後までネットが揺れず、痛み分けとなった。 鹿島はこれで3戦連続ドローだが、連続無敗を11試合に。5連勝ストップのG大阪だが、難しいアウェイゲームで勝ち点1を掴み、9試合負けなしとしている。 鹿島アントラーズ 0-0 ガンバ大阪 2024.06.26 21:01 Wed

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今年のマスコット大運動会でも強烈なインパクトを残したようだ。 17日に国立競技場で行われたFUJIFILM SUPER CUP 2024は、天皇杯王者の川崎フロンターレが、1-0でJ1王者のヴィッセル神戸を下した。 試合後にはイベントとして、各クラブのマスコットが大集合しての大運動会が催され、各キャラクターが個性を放つ中、ヴァンフォーレ甲府のヴァンくんはJ公式にもソロで抜かれるほど際立っていたようだ。 第1種目はラジオ体操だったが、白鳥の腰巻という出で立ちからすでに目を惹き、冒頭から集団の輪を外れての「変なおじさん」パフォーマンス。あまりの自由奔放さに司会の平畠啓史さんから注意を受けるも、まったく意に介さず、3分強にわたって個性を振りまいた。 Jリーグ公式X(旧:ツイッター)では、この様子をフル尺で公開。「超ドツボりました」、「面白さピカイチ、いやっパンイチ」、「ヴァンくんいい仕事したね」、「期待を裏切らない危犬」、「ACLでやってくればよかったのに」、「さすがワールドクラス」、「芸人枠だと思われてるな、正解!」と、大きな反響を巻き起こしている。 なお、ヴァンくん曰く「しむらけんひゅーちゃりんぐすこしさんぺーたいそう!あーたのしかった!でも!ぼくはすぐにここにもどってきます。かつために!きょうふろん太とマリノスケと3ひきでちかいあったんだ!『かならずつぎにすすもう』って。ぼくはすごくはげまされたよ。ありがとう」とのこと。 甲府はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16、蔚山HDとのアウェイ第1戦を0-3で落としたが、国立での第2戦へ向け、ACL出場組のマスコットから激励を受けたようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】多方面へのオマージュ多数!ヴァンくんのラジオ体操をフル尺で</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">自由奔放。<br><br>ヴァンフォーレ甲府 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%81%8F%E3%82%93?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ヴァンくん</a> のラジオ体操をフル尺でお届け<a href="https://twitter.com/vfk_official?ref_src=twsrc%5Etfw">@vfk_official</a><a href="https://twitter.com/vfk_vent_kun?ref_src=twsrc%5Etfw">@vfk_vent_kun</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%88%E5%A4%A7%E9%81%8B%E5%8B%95%E4%BC%9A?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マスコット大運動会</a><a href="https://twitter.com/hashtag/FUJIFILMSUPERCUP2024?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FUJIFILMSUPERCUP2024</a> <a href="https://t.co/9Zcj9Z7vOm">pic.twitter.com/9Zcj9Z7vOm</a></p>&mdash; Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1758764553113067608?ref_src=twsrc%5Etfw">February 17, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.20 14:50 Tue
2月17日に国立競技場で開催された富士フィルム・スーパーカップには5万人を越す大観衆が集まり、天皇杯王者の川崎Fが新加入のファンウェルメスケルケン際のゴールでJ1リーグ覇者の神戸を下した。 この「富士フィルム・スーパーカップ」、2021年から現在の名称になったが、2009年から2020年までは「富士ゼロックス・スーパーカップ」、通称「ゼロックス杯」で親しまれてきた。社名変更が大会名変更の理由だが、大会そのものも長い歴史と紆余曲折のある大会だった。 現在のようなJ1リーグ優勝チームと天皇杯優勝チームが対戦するようになったのはJリーグがスタートした翌年の1994年から。そして1992年はJSL(日本サッカーリーグ)が27年間の歴史に幕を閉じるため、「ゼロックス・チャンピオンズ・カップ」としてJSL、JSLカップ(ともに読売クラブが優勝したためJSL3位のヤマハが出場権を獲得)、コニカカップ(トヨタ)、天皇杯(日産)の優勝4チームが参加して開催された(優勝は読売クラブ)。 その前はというと、1977年から1984年まではただの「スーパーカップ」としてJSL優勝チームと天皇杯優勝チームが対戦。この「スーパーカップ」とは別に、1979年からは日本代表と世界の有名クラブが対戦する「ゼロックス・スーパーサッカー」という大会も富士ゼロックスの特別協賛で1990年まで開催され、フランツ・ベッケンバウアー(ニューヨーク・コスモス)、ヨハン・クライフ(ワシントン・ディプロマッツ)、ソクラテス(コリンチャンス)、アラン・ジレス(ボルドー)、ディエゴ・マラドーナ(ボカ・ジュニアーズ、南米選抜、SSCナポリ)らが来日した。 歴史の振り返りはここまでにして、今回の本題。17日の国立競技場で気になったことがあった。それは場内のデジタルサイネージに「FUJIFILM × FOOTBALL since1970」というメッセージがあったからだった。 富士フィルムがW杯のスポンサーになったのは1986年メキシコW杯から。前回大会からW杯と関わるようになった広告代理店の電通が大会前から先乗りして、スポンサーの利益が守られているか、スポンサー用の観戦チケットを確保できているかなど細かくチェックしていた。 富士フィルムは、撮影済みのフィルムを特設ブースの担当者に手渡すと、無料で現像してくれたし、メディアセンター内のコピー機も無償で使用することができた(その代わり、トナーがなくなったり紙が詰まったりすると日本人記者は交換やメンテナンスを頼まれた)。その他の日本企業ではJVC(日本ビクター)がテレビやビデオを提供し(アメリカ製のテレビもあり電通の社員がガムテープで社名を隠して対応)、SEIKOはスタジアム内の時計、キヤノンはカメラの修理と貸し出しなどで大会を支えた。 しかし1970年は、確かにメキシコW杯はあったが、電通がW杯と関わるずっと以前のことだ。そこで隣にいたベテランのフリーライター後藤健生さんに、70年から富士フィルムがサッカーに関わっていることについて聞いたところ、やはり「メキシコW杯じゃないかな。もしかしたら現地法人がスポット的に関わっていたのかも」というので、妙に納得してしまった。 というのも、スポンサーの権益については86年大会もいい加減だったからだ。例えば富士フィルムはオフィシャルスポンサーとして現像のサービスをした。ところがメディア入口の道路をはさんだ反対側に「コダック社」がブースを開設。撮影済みのフィルムを渡すと現像してくれるだけでなく、出した本数と同じフィルムを無償で提供してくれた。背中には「Kodak」と印刷されたカメラマン用ベストやボールペンなどを記者にも配るなど大盤振る舞いだった。 昭和だから許されたことかもしれないが、令和のいまなら一発でアウトの「権利の侵害」だろう。 ところが、19日に開催された2024Jリーグ開幕PRイベントでJリーグの関係者に確認したところ、デジタルサイネージについては富士フィルムから依頼があり、社内的な確認も取れているとのこと。そして教えてもらったのが富士フィルムのHPにある全国高校サッカー選手権大会を「1970年より、協賛しています」という一文だった。 知らなかった。 といっても70年はまだ中学生だったし、かつてサッカー専門誌に勤務していた頃、高校サッカーの増刊を作る際に協賛社である富士ゼロックス、帝人、明治、トヨタの4社の広告は電通から厳しいチェックが入ったことはいまでも覚えている。しかし富士フィルムが70年の大会から協賛していたのは初めて知った。 当時はまだ大阪で開催されていて、75年に浦和南の優勝を最後に首都圏開催へ移転したが、富士フィルムと高校選手権の関係が70年から続いていることを発信するのはとても大事なことではないだろうか。 ジャパンカップ(現キリンカップ)も誕生のエピソードでは、長沼健JFA専務理事(当時)が岸記念体育館から窓外を見たところ、JR山手線を隔ててあるキリン本社が目にとまりスポンサーをお願いしたという「都市伝説」が一時期流布したが、現在では事実に修正されている。 このため富士フィルムにも、できれば高校選手権を協賛するようになった当時のもっと詳しい経緯を、さらには大会名の変遷に伴う「スーパーカップ」の社内的な位置づけや大会継続のための企業努力を知りたいところである。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.02.20 12:40 Tue
川崎フロンターレのFW山田新が試合を振り返った。 17日のFUJIFILM SUPER CUP 2024に天皇杯王者として臨んだ川崎F。DFファンウェルメスケルケン際のゴールが決勝点となり、J1王者のヴィッセル神戸を1-0で下した。 右ウイングとして先発した山田は試合後に内容を振り返り、「難しい場面、難しいところもありましたけど、全員がハードワークして勝てたかなと思います」とコメント。AFCチャンピオンズリーグ(CL)の試合から日が浅かったこともあり、ターンオーバーで新戦力が多く起用されたが、その点はむしろプラスになったと語っている。 「新加入が多い分、普段よりもコミュニケーションが多く取れたと思っているので、戦術的なところもそうですけど、チーム全員で声をかけあって戦えたのかなと思います」 また、ゴールレスで迎えたハーフタイムは、もっと山田を使って攻めていこうというアイデアを共有し、後半に臨んでいたとのこと。山田自身もある程度の手応えがあったようだが、もっと仕掛けても良かったという反省も口にした。 「まず戦うところと、結構僕のところはボールを収められたので、(山田を)使いながら前進していこうと言われました」 「試合前から自分のところで時間作れそうだなとは思っていたので、そこはうまく機能したかなと思います。もっと自分のところで仕掛けても相手からしたら嫌だったのかなと思いますけど、時間作れたところは良かったかなと思います」 今シーズン、プレシーズンの沖縄キャンプから右ウイングや中央で起用されている山田。守備でも攻撃でも自分に求められている仕事を理解しながらプレーできていると明かした。 「右ウイングもうまくやることも整理できてきましたし、守備のところも、今日はあまり前からいくというところはなかったですけど、押し込まれた時の守備もそうですし、前から行くときの守備も自分の中で整理できてはいるので、クリアな状態で、右で出ても真ん中で出ても試合に臨めているかなと思います」 さらに、今シーズンはキャプテンのMF脇坂泰斗を支える4人の副キャプテンのうちの1人に。それでも気負いすぎず、平常心でのプレーを意識しているようで、それは鬼木達監督からの要求でもあるという。 「鬼さんにも言われたんですけど、別にやることは変えなくていいとは言われたので、いつも通り。自分のためにやることが結果的にチームのためになっているからという風には言われていたので、いつもと変わらずに」 「タイトル懸かっていたので気持ちはいつもよりあったかもしれないですけど、いつもと変わらずやれたのかなと思います」 2024.02.17 22:59 Sat
天皇杯王者の川崎フロンターレは17日に国立競技場で行われたFUJIFILM SUPER CUP 2024でJ1王者のヴィッセル神戸と対戦した。 前半は決定機こそいくつかあれど、神戸のフィジカルを押し出したスタイルにリズムを作れなかったが、後半早々にファンウェルメスケルケン際がセットプレーからのこぼれ球を押し込み、先制。そのまま押し切り、今季最初のタイトルを掴んだ。 川崎Fとしては2021年以来、3年ぶり3度目の戴冠。鬼木達監督は「この国立で、大勢のサポーターのなかでやれたのを非常に嬉しく思う。サポーターが本当にホームのような雰囲気を作ってくれた」と後押しを感謝した。 選手にもACLでのアウェイ戦から中3日のゲームとあって、「非常に厳しいコンディションだったが、昨日のトレーニングも含め、集中したなかで、最終的に自信を持ってピッチに立ってくれた。それが今日の勝利に繋がったと思う」と労った。 また、「見ていて、頼もしい選手が増えたなと思った。非常に評価できる勝利」と胸を張った指揮官だが、この試合ではACLのスタメンから全選手のローテーションを決断。指揮官は日程面を考慮したのを認めつつ、「多くの選手をこのタイミングで見たかった」と公式戦を通じた新戦力の見極めもその決断背景にあったと明かした。 そのなかで、「当然、過密日程を考えての起用もあるが、自分のなかで基準を落とさずに戦いたいというのがある。あくまで戦える、走れる、勝ちにもっていけるっていうのを前提に選びたい」と自身の揺るぎないスタンスを続けた。 そうした要素を踏まえての先発陣について「今日は色んな選手がタイトルにこだわって戦ってくれたし、自分としては嬉しい収穫だった。トレーニングでは『まだまだ難しいな』と思う選手もピッチで躍動感があったり、自信を持ってプレーしてくれた」と評価した。 また、新戦力の働きにも「積極性というものがあった。昨日のトレーニングもそうだが、互いが特長を出し合うために声を出したり、ウィークの部分もカバーし合ったり、そういうポジティブな面が多く見られた」と振り返った。 中2日で迎える再びのACLにも「連戦を考慮したというのもあるし、コンディションの良い選手を選びたい」と語り、決意を新たにした。 「試合勘も公式戦で全員に真剣な場をいち早く体験させたいところもあった。今日はそこの部分で見えた部分も多い。2日間あるが、今日の疲れが出る選手も多いと思うし、それも含めて見極めて試合に挑みたい」 2024.02.17 21:05 Sat
ヴィッセル神戸の吉田孝行監督が敗戦を振り返った。 2023シーズンのJ1王者として、17日のFUJIFILM SUPER CUP 2024に臨んだ神戸。天皇杯王者の川崎フロンターレに対し、元日本代表FW大迫勇也ら主力メンバーをぶつけたが、後半立ち上がりに失点すると、そこから巻き返せず、0-1で2度目の大会制覇を逃した。 吉田監督はまず国立競技場での敗戦について、「神戸からたくさんサポーターの方が足を運んでくれて、その中で勝てなかったっていうのは申し訳ないです」とコメント。続けて100%を出せなかったという試合内容にも言及した。 「前半からある程度自分たちのサッカーっていうのは出来たと思うんですけど、やはりサッカーは点を取って勝つスポーツなので、戦う部分っていうのはあるのかなと。そういうところを上げていかないといけないかなと感じました」 「後半、自分たちのギアを上げていきたいという中で、セットプレーから少し不運ではあったんですけど、そういうところで、ファウルを与えてしまったりとか、そういう部分も詰めていかなければいけないと思うし。失点した後も自分たちがギアを上げるチャンスっていうのはあったんですけど、いつものような速いサッカーという展開に持っていけなかったというのは反省しています」 「この負けというのは意味があると思いますし、自分たちの今の実力だと思うし、しっかりと開幕までに1週間修正して、開幕からはしっかりと結果を出していけるように、この負けを反省しながらみんなでやっていきたいなと思います」 また、この試合で途中起用したFW宮代大聖、MF井手口陽介、DF広瀬陸斗ら新戦力のパフォーマンスも評価。まだまだ期待する部分はありつつ、ある程度の手応えも感じているようだ。 「前半で宮代選手が出たんですけど、十分パワーもありますし、ゴールに繋がるプレーっていうのもできる選手ですし、今後に手応えっていうのはありました」 「井手口選手に関しては、球際・ボール奪取っていうのはこれからもっと見せられるところという風に思っています」 「広瀬選手に関しては、今日はウイングとサイドバック両方のポジションをやってもらったんですけど、本当に頭の良いというか、賢い選手ですし、自分たちの特長を活かしながら前進していくという中で、良いものは見せてくれたなと思っています」 「(広瀬は)今日に関しては右のウイングで、両方できるとは思うんですけど、(酒井)高徳と組み合わせることによってどちらかが前にいって、守備の時もそのまま入れ替わるということもできますし、間で受けるのはうまいですし、そういうのがありながら背後を取ったりということを思って使いました。トレーニングでもそういうのを試してましたし、自分の中で面白いなと。オプションとして十分耐えるうかなと」 さらに、J1連覇を目指す上でやるべきことや、意識したいことについてコメントを残している。 「サッカーって本当に難しいもので、ちょっとしたズレで局面というのは変わってしまいますし、そういうところを突き詰めたから昨年の優勝ってあったと思います。その隙を作らないとか、少しのズレを作らないとか、全員が同じことを迷いなくやる。そういうところの積み重ねとか連動とか、そういう全てが大事になっていくのかなと思います」 「あとは、自分たちは連覇できる立ち場ではあるんですけど、自分たちは常にチャレンジャーだと言っています。そういう気持ちでやらないと今日のように負けてしまう。しっかりと気を引き締めていきたいと思います」 2024.02.17 20:30 Sat

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【J1注目プレビュー|第20節:鹿島vsG大阪】10戦無敗と5連勝…勝ち点「37」で並ぶ上位対決

【明治安田J1リーグ第20節】 2024年6月26日(水) 19:00キックオフ 鹿島アントラーズ(2位/37pt) vs ガンバ大阪(3位/37pt) [県立カシマサッカースタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆10戦無敗、首位は射程圏【鹿島アントラーズ】</span> いよいよ後半戦に突入するJ1。前半戦は近年の低迷ぶりとは打って変わって結果を残し、首位との勝ち点差「2」で2位につける鹿島。直近2試合はドローに終わっているが、第10節以降は10試合無敗と好調を維持。勝ち点を積み上げている。 前節はアウェイでの浦和レッズ戦だった中、リードしていたものの最後に相手の技ありプレーで2-2のドローに。悔しい引き分けとなったが、下を向く必要はないだろう。 その無敗がスタートしたのがアウェイでのG大阪戦。先制した後に追いつかれたが、しっかりと勝ち越して勝利を収めている。 G大阪とは勝ち点が並んでいる状況。後半戦初戦の上位対決で勝ち点3を獲得し、首位を追いかけたい。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:早川友基 DF:濃野公人、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:佐野海舟、知念慶 MF:師岡柊生、名古新太郎、仲間隼斗 FW:鈴木優磨 監督:ランコ・ポポヴィッチ <span class="paragraph-subtitle">◆上位対決制して6連勝へ【ガンバ大阪】</span> 前半戦は2位の鹿島と並ぶ勝ち点「37」で3位につけているG大阪。近年の低迷ぶりを払拭する戦いを見せ続け、5連勝で前半戦を締めくくった。 ダニエル・ポヤトス監督の2年目となり、徐々にサッカーも浸透。また、補強したDF中谷進之介が守備に抜群の安定感をもたらせると、エースFW宇佐美貴史が躍動中。攻守にバランスも取れている。 8試合無敗、7勝1分けと驚異的なペースで勝ち点を積み上げてきた中、後半戦初戦では6連勝を目指したいところ。一気に首位を奪い、2014年以来10年ぶりの優勝に邁進したい。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:一森純 DF:半田陸、福岡将太、中谷進之介、黒川圭介 MF:ダワン、坂本一彩、鈴木徳真 FW:山下諒也、宇佐美貴史、ウェルトン 監督:ダニエル・ポヤトス 2024.06.26 15:40 Wed
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【Jリーグ出場停止情報】首位窺う鹿島のエースFW鈴木優磨らが出場停止

Jリーグは27日、出場停止選手を発表した。 J1では3名が出場停止に。最下位に苦しむ北海道コンサドーレ札幌のDF岡村大八、首位を窺う鹿島アントラーズのFW鈴木優磨、名古屋グランパスのMF内田宅哉が出場停止となる。 また、J2では7名が出場停止に。大分トリニータは、DF安藤智哉、FW長沢駿、MF保田堅心と3名が出場停止となる。 なお、J3はいわてグルージャ盛岡のDF深川大輔、ガイナーレ鳥取のFW富樫佑太が出場停止となる。 【明治安田J1リーグ】 DF岡村大八(北海道コンサドーレ札幌) 第21節 vs湘南ベルマーレ(6/29) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW鈴木優磨(鹿島アントラーズ) 第21節 vs湘南ベルマーレ(6/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF内田宅哉(名古屋グランパス) 第21節 vs湘南ベルマーレ(6/30) 今回の停止:1試合停止 【明治安田J2リーグ】 MF南秀仁(モンテディオ山形) 第22節 vsブラウブリッツ秋田(6/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFラファエル(栃木SC) 第22節 vsベガルタ仙台(6/29) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF飯田貴敬(ヴァンフォーレ甲府) 第22節 vs大分トリニータ(6/29) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFウエンデル(藤枝MYFC) 第22節 vsザスパ群馬(6/29) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF安藤智哉(大分トリニータ) 第22節 vsヴァンフォーレ甲府(6/29) 今回の停止:1試合停止 FW長沢駿(大分トリニータ) 第22節 vsヴァンフォーレ甲府(6/29) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF保田堅心(大分トリニータ) 第22節 vsヴァンフォーレ甲府(6/29) 今回の停止:1試合停止 【明治安田J3リーグ】 DF深川大輔(いわてグルージャ盛岡) 第19節 vs大宮アルディージャ(6/29) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW富樫佑太(ガイナーレ鳥取) 第19節 vs奈良クラブ(6/29) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2024.06.27 20:40 Thu
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復権目指す鹿島が新ユニフォーム発表! 2ndユニフォームは20年前の懐かしさも覚える一方で、既視感あると話題に「雰囲気埼玉っぽい」、「これはまさか…」

鹿島アントラーズは10日、2024シーズンのユニフォームデザインを発表した。 2023シーズンは開幕こそ良かったものすぐに4連敗を結果が出ない展開に。それでもその後に5連勝で復活すると、その後も勝ち点を伸ばした。 上位争いをし続けたものの、取りこぼしが目立ち優勝戦線からは早々に脱落。5位でシーズンを終えていたが、岩政大樹監督は退任することが決定した。 新体制で臨むことが決まった鹿島。2024シーズンのユニフォームは「ナイキ」が継続してサプライヤーを務めることに。ナイキのグローバルクリエイティブデザインを採用した。 1stユニフォームは、2014年に採用されたチェック柄のユニフォームからインスピレーションを得て、そこにデジタルのフィルターをかけクローズアップしたチェック柄を大胆に表現。グラフィックの細かさを際立たせるために、小さいドットを使用。さらに、規則的な正方形のチェック柄ではなく、あえて歪みを加えることで動きのある独特なチェック柄を生み出した。 レトロなチェック柄をNike独自のデジタルというフィルターを通して、現代風(モダン)にアレンジした斬新なデザインを採用。従来のディープレッドの生地に、深いトーンのレッドを重ね、ツートーンでデジタルチェックを演出。シャツの襟と袖のリブにダークネイビーを用いることで、歪みのあるデジタルチェックがより引き締まった印象を与える。なお、ショーツとソックスはダークネイビーとなった。 2ndは、2004年に着用された2ndユニフォームからインスピレーションを得て、ラグランスリーブのグローバルクリエイティブデザインを採用。ダークネイビーをラグランスリーブのパーツに用いることで力強さを表し、クラブカラーであるディープレッドを首回りと袖のリブに使用している。 ファンは「かっこいい」、「アリ寄りのアリ」、「優勝すればなんでもカッコよく見える」、「バルセロナ感がすごい」とコメントを寄せている。 また、2ndユニフォームに関しては、「雰囲気が埼玉っぽい」、「これは浦◯じゃん」浦和レッズのユニフォームにそっくりだと話題に。ただ、2004年当時を思い出す人も多く、高評価も得ている。 ただ最も話題になっているのはモデルを務めた日本代表MF佐野海舟とMF樋口雄太。今オフの移籍を心配していたファンからは「残留するってことだよね?」、「海舟も夏まではいるな」、「来季も一緒に戦おう」と安堵の声も上がっている。 <span class="paragraph-title">【写真】2024シーズンのユニフォームを着用した選手たち</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C0qTz5zJLGl/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C0qTz5zJLGl/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C0qTz5zJLGl/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">鹿島アントラーズ | Kashima Antlers(@kashima.antlers)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.12.10 15:30 Sun
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【J1注目プレビュー|第21節:神戸vs鹿島】攻撃が低調な神戸とエース不在の鹿島、首位を目指す上位対決

【明治安田J1リーグ第21節】 2024年6月30日(日) 19:00キックオフ ヴィッセル神戸(4位/34pt) vs 鹿島アントラーズ(2位/38pt) [ノエビアスタジアム神戸] <span class="paragraph-subtitle">◆不安な攻撃陣、勝って払拭を【ヴィッセル神戸】</span> 連覇を目指す神戸は、前半戦で想定以上の6敗を喫している状況。それでも上位を争っている。 後半戦の巻き返しを誓った中、首位のFC町田ゼルビアとの試合はホームでゴールレスドロー。選手を入れ替えて臨んだ中でも0-0で終えることとなった。 首位との勝ち点差を詰めることはできなかったが、チーム力としては見せられたものも。控えの選手は良い連係を見せ、連戦の中での頼もしさを見せつけた。 ポイントとなるのはやはり攻撃陣。昨シーズン見せた爆発的な攻撃力は鳴りを潜め、7試合連続で複数ゴールはなし。守備陣の奮起も光るが、上位相手に勝ち切りたいところだ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、山川哲史、マテウス・トゥーレル、初瀬亮 MF:井手口陽介、山口蛍、宮代大聖 FW:武藤嘉紀、佐々木大樹、ジェアン・パトリッキ 監督:吉田孝行 <span class="paragraph-subtitle">◆首位奪還のためにも勝利を【鹿島アントラーズ】</span> 後半戦初戦となった前節はホームにガンバ大阪を迎えて0-0のゴールレスドロー。11戦無敗とした一方で、3試合連続ドローと取りこぼしが目立っている。 首位との勝ち点差が「2」と考えれば、勝利をしっかり収めてその差を詰めたいところ。上位対決ということもあり、負けるわけにはいかない一戦だ。 チームとしての成熟度も高まっている一方で、ほとんどのメンバーが固定されている状況。その中で、エースのFW鈴木優磨が出場停止という状況を乗り越えられるかがポイントだ。 同じような戦いができるとは思えないが、代わりに起用される選手がどこまで奮起できるか。アウェイでしっかりと勝利し、首位にプレッシャーをかけ続けていきたい。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:早川友基 DF:濃野公人、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:佐野海舟、知念慶 MF:師岡柊生、名古新太郎、仲間隼斗 FW:チャヴリッチ 監督:ランコ・ポポヴィッチ 出場停止:鈴木優磨 2024.06.30 13:45 Sun
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海外移籍に向けMF佐野海舟が鹿島を離脱…ボランチの主軸として今季もプレー、メディカルチェック後に正式契約

鹿島アントラーズは1日、日本代表MF佐野海舟(23)がチームを離脱することを発表した。 クラブの発表によると、海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のためとのこと。今後は、現地でメディカルチェックを受け、正式契約を結ぶことになるという。 佐野は岡山県出身で、米子北高校から2019年にFC町田ゼルビアに加入。同年5月にプロデビューを果たした。 プロ1年目からJ2で21試合、天皇杯で1試合に出場すると2年目はJ2で41試合に出場し初ゴールを記録。町田の中盤を支えると、2023年に鹿島へと完全移籍する。 自身初となったJ1でのプレーだが、ボランチに定着すると27試合に出場して1得点を記録。YBCルヴァンカップで7試合、天皇杯で1試合に出場しレギュラーに定着した。 その活躍もあり、日本代表入りが期待されると、2023年11月に初招集。2024年1月のアジアカップにも招集されていた。 今シーズンもJ1で20試合、ルヴァンカップで2試合に出場。持ち味であるボール奪取だけでなく、そのまま攻撃へと加わるセンスは高く評価されている。 佐野にはブンデスリーガのマインツが関心を寄せていると報じられているが、NECナイメヘンでプレーする弟のU-23日本代表MF佐野航大と共に、ヨーロッパで佐野兄弟の活躍が期待される。 2024.07.01 11:17 Mon

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