元伊代表トーニらヴェローナ幹部襲撃事件について、アヴェッリーノ市長が謝罪
2017.02.13 17:45 Mon
11に行われたセリエBアヴェッリーノ対ヴェローナ戦(2-0)の開催前に、ヴェローナのマウリツィオ・セッティ会長、元イタリア代表のルーカ・トーニ氏らが襲撃された事件について、アヴェッリーノのパオロ・フォーティ市長が謝罪した。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。
トーニらヴェローナの幹部はアウェーで行われたアヴェッリーノ戦を視察するため、乗用車で移動中に15人前後の集団に襲われた。集団は車を叩いたり、蹴るなどしたため、窓ガラスが割られる被害が出た。幸い運転手が機転を利かせて素早く車を移動させたため、被害は最小限にとどまったとみられる。しかしこの間、近くにアヴェッリーノ市の警官がいたにも関わらず、目を背けて介入しなかったと、トーニが批判していた。
「本当に酷い事件だったし、恐怖を味わった。わずか20メートル先に市の警官がいたのに、知らんぷりして何もしてくれなかった」
フォーティ市長はこの事件に関して、被害に遭ったヴェローナの幹部に対して謝罪をした。
「今回の事件はスポーツとは何ら関係のない不良グループの犯行によるものだ。言語道断の恥ずべき行為であり、市を代表してお詫び申し上げる」
しかし、警官が介入しなかったとのトーニの訴えについては、「もしトーニ氏の証言が事実であるならば、重大な事態だ」としながらも、「市警察側からの報告と一致しておらず、責任は追及できない」としている。
提供:goal.com
トーニらヴェローナの幹部はアウェーで行われたアヴェッリーノ戦を視察するため、乗用車で移動中に15人前後の集団に襲われた。集団は車を叩いたり、蹴るなどしたため、窓ガラスが割られる被害が出た。幸い運転手が機転を利かせて素早く車を移動させたため、被害は最小限にとどまったとみられる。しかしこの間、近くにアヴェッリーノ市の警官がいたにも関わらず、目を背けて介入しなかったと、トーニが批判していた。
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しかし、警官が介入しなかったとのトーニの訴えについては、「もしトーニ氏の証言が事実であるならば、重大な事態だ」としながらも、「市警察側からの報告と一致しておらず、責任は追及できない」としている。
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