イカルディ&ペリシッチ出停のインテル、スコルプスキ躍動も代役エデルの1G1Aで快勝《セリエA》

2017.02.13 01:08 Mon
Getty Images
インテルは12日、セリエA第24節でエンポリを本拠地ジュゼッペ・メアッツァに迎え、2-0で快勝した。インテルのDF長友佑都はベンチ入りも出場機会はなかった。
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▽前節ユベントスとのイタリア・ダービーを0-1と敗れて連勝が7で止まった5位インテル(勝ち点42)は、イカルディとペリシッチが出場停止で、ブロゾビッチが負傷で欠場となった中、パラシオやエデル、コンドグビアといったバックアッパーが先発となった。▽17位エンポリ(勝ち点22)に対し、ユベントス戦同様にメデルを3バックの中央に配す[3-5-2]で臨んだインテルが立ち上がりから一方的に押し込むと、10分に決定機を演出。FKからパラシオのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKスコルプスキのビッグセーブに阻まれる。
▽それでも14分、右サイドからのカンドレーバのクロスがディフレクトしたルーズボールをゴールエリア右のパラシオがヘディングでつなぐと、最後はゴール前のエデルが胸で押し込んでインテルが先制した。

▽25分にエル・カドゥーリに枠内シュートを浴びたインテルだったが、GKハンダノビッチがセーブすると、32分に追加点に迫る。しかし、ゴール至近距離からのガリアルディーニのシュートは再びGKスコルプスキのビッグセーブに阻まれた。
▽ハーフタイムにかけても押し込んだインテルは追加タイム3分、コンドグビアのミドルシュートでGKスコルプスキを強襲したもののゴールを割るには至らず1点のリードで前半を終えた。

▽迎えた後半もインテルが押し込む流れとなったが、53分にピンチを迎える。ワンツーでボックス右への進入を許したクルニッチに決定的なシュートを許すも、GKハンダノビッチがビッグセーブで防いだ。

▽すると直後、インテルが突き放す。左サイドからのエデルの右足アウトでの絶妙なクロスをファーサイドのカンドレーバがボレーで叩き込んだ。

▽その後、59分にロングボールに抜け出したマッカローネにGKハンダノビッチと一対一となるピンチを迎えるも、ハンダノビッチが冷静にストップ。

▽2点のリードを保って余裕のインテルは73分にパラシオに代えてガブリエウ・バルボサを投入。77分のクローチェのボレーはGKハンダノビッチがセーブすると、89分にはガリアルディーニがゴール至近距離からヘディングシュート。結局、この決定機もGKスコルプスキのビッグセーブに阻まれたインテルだったが、2-0で快勝。主力を欠く中、勝利を取り戻している。

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