クアドラードのゴラッソで好調インテルとのダービー制す! ユベントスがホーム戦28連勝《セリエA》
2017.02.06 06:45 Mon
▽セリエA第23節ユベントスvsインテルのイタリア・ダービーが5日に行われ、1-0でユベントスが勝利した。インテルのDF長友佑都はベンチ入りも出場機会はなかった。
▽前節サッスオーロ戦をイグアインのリーグ戦6試合連続ゴールなどで快勝した首位ユベントス(勝ち点51)は、2位ローマとのポイント差を暫定4に広げた。そのユベントスは27連勝中のホームでサッスオーロ戦と同じスタメンを送り出した。
▽一方、最下位ペスカーラを寄せ付けずに快勝して7連勝とした4位インテル(勝ち点42)だったが、5日前に行われたコッパ・イタリアのラツィオ戦ではミランダの退場もあって1-2と敗戦。そのラツィオ戦のスタメンから4選手を変更。イカルディとジョアン・マリオがスタメンに戻り、長友はベンチスタートとなった。
▽基本布陣となっていた[4-2-3-1]ではなく、メデルを3バックの中央に配置する[3-4-3]をこの大一番で採用してきたインテルに対し、ユベントスは開始3分、マンジュキッチのヘッドでの落としに反応したディバラが華麗なバイシクルシュートでGKハンダノビッチを強襲する。
▽一進一退の攻防が続く中、12分にもユベントスに決定機。ボックス手前右から狙ったディバラのコントロールシュートがバーを直撃した。対するインテルは19分、右CKからガリアルディーニのボレーシュートでゴールに迫ると、続く22分にはジョアン・マリオのミドルシュートでGKブッフォンをヒヤリとさせる。
▽ユベントスも負けじと直後に決定機。右サイドからのクアドラードのアーリークロスをファーサイドのマンジュキッチがダイビングヘッドで合わせる。だが、シュートはわずかに枠の右へ外れた。インテルもすかさず反撃し、ペリシッチの左クロスをイカルディが合わせる決定機を演出したが、わずかにシュートは枠の右へ外れた。
▽均衡敗れず迎えた44分、ユベントスはボックス左角で得たFKをピャニッチが直接狙うと、シュートは枠の左角を捉えたがGKハンダノビッチのビッグセーブに阻まれた。しかし、直後のCKからユベントスが先制した。ピャニッチのクロスボールはDFにクリアされたものの、ルーズボールをボックス手前右のクアドラードが右足を一閃。強烈な弾丸シュートがゴール右上に突き刺さった。
▽迎えた後半、ユベントスが圧力をかけていくと、54分に決定機。イグアインのスルーパスをボックス右で受けたピャニッチが枠内シュートを浴びせる。だが、GKハンダノビッチにファインセーブで阻止された。
▽劣勢のインテルは58分に2枚代えを敢行する。ブロゾビッチとカンドレーバに代えてエデルとコンドグビアを投入した。エデルは2シャドーの一角に、ペリシッチは右サイドに移った。
▽ここから重心を下げたユベントスがインテルの攻撃を危なげなく跳ね返していく。さらにクアドラードを下げてマルキジオを投入し、[4-1-4-1]の布陣に変更して守備の強度を上げていった。そのユベントスは78分にディバラのスルーパスを受けたイグアインがGKハンダノビッチを強襲するシュートを浴びせる。
▽終盤、ディバラに代えてルガーニを投入したユベントスがカウンターで牽制しながら時間を進め、87分にはケディラの左クロスにマンジュキッチがヘディング。ゴール至近距離からのシュートだったが、GKハンダノビッチのファインセーブに阻まれた。結局、追加点こそ奪えなかったユベントスだったが、1-0のままシャットアウト。好調インテルを撃破してホーム戦28連勝を飾っている。
▽前節サッスオーロ戦をイグアインのリーグ戦6試合連続ゴールなどで快勝した首位ユベントス(勝ち点51)は、2位ローマとのポイント差を暫定4に広げた。そのユベントスは27連勝中のホームでサッスオーロ戦と同じスタメンを送り出した。
▽一方、最下位ペスカーラを寄せ付けずに快勝して7連勝とした4位インテル(勝ち点42)だったが、5日前に行われたコッパ・イタリアのラツィオ戦ではミランダの退場もあって1-2と敗戦。そのラツィオ戦のスタメンから4選手を変更。イカルディとジョアン・マリオがスタメンに戻り、長友はベンチスタートとなった。
▽一進一退の攻防が続く中、12分にもユベントスに決定機。ボックス手前右から狙ったディバラのコントロールシュートがバーを直撃した。対するインテルは19分、右CKからガリアルディーニのボレーシュートでゴールに迫ると、続く22分にはジョアン・マリオのミドルシュートでGKブッフォンをヒヤリとさせる。
▽その後もイカルディとイグアインが互いにフィニッシュに持ち込み、主導権争いが続いたダービーマッチ。そんな中、37分にはインテルに決定機。右CKの流れからペリシッチがヘディングシュート。枠を捉えていたが、GKブッフォンの好反応によるセーブに阻まれた。
▽ユベントスも負けじと直後に決定機。右サイドからのクアドラードのアーリークロスをファーサイドのマンジュキッチがダイビングヘッドで合わせる。だが、シュートはわずかに枠の右へ外れた。インテルもすかさず反撃し、ペリシッチの左クロスをイカルディが合わせる決定機を演出したが、わずかにシュートは枠の右へ外れた。
▽均衡敗れず迎えた44分、ユベントスはボックス左角で得たFKをピャニッチが直接狙うと、シュートは枠の左角を捉えたがGKハンダノビッチのビッグセーブに阻まれた。しかし、直後のCKからユベントスが先制した。ピャニッチのクロスボールはDFにクリアされたものの、ルーズボールをボックス手前右のクアドラードが右足を一閃。強烈な弾丸シュートがゴール右上に突き刺さった。
▽迎えた後半、ユベントスが圧力をかけていくと、54分に決定機。イグアインのスルーパスをボックス右で受けたピャニッチが枠内シュートを浴びせる。だが、GKハンダノビッチにファインセーブで阻止された。
▽劣勢のインテルは58分に2枚代えを敢行する。ブロゾビッチとカンドレーバに代えてエデルとコンドグビアを投入した。エデルは2シャドーの一角に、ペリシッチは右サイドに移った。
▽ここから重心を下げたユベントスがインテルの攻撃を危なげなく跳ね返していく。さらにクアドラードを下げてマルキジオを投入し、[4-1-4-1]の布陣に変更して守備の強度を上げていった。そのユベントスは78分にディバラのスルーパスを受けたイグアインがGKハンダノビッチを強襲するシュートを浴びせる。
▽終盤、ディバラに代えてルガーニを投入したユベントスがカウンターで牽制しながら時間を進め、87分にはケディラの左クロスにマンジュキッチがヘディング。ゴール至近距離からのシュートだったが、GKハンダノビッチのファインセーブに阻まれた。結局、追加点こそ奪えなかったユベントスだったが、1-0のままシャットアウト。好調インテルを撃破してホーム戦28連勝を飾っている。
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