パコの今季リーガ初ゴールにメッシが直接FK弾! 主力温存バルサが難敵ビルバオに完勝!《リーガエスパニョーラ》
2017.02.05 02:28 Sun
▽バルセロナは4日、カンプ・ノウで行われたリーガエスパニョーラ第21節でビルバオと対戦し、3-0で完勝した。
▽前節、微妙な判定の影響もあって格下ベティス相手に引き分けたバルセロナは、7位ビルバオとのホームゲームに臨んだ。ミッドウィークに行われたコパ・デル・レイ準決勝1stレグのアトレティコ・マドリー戦では、後半に苦戦を強いられたものの、メッシとスアレスの2つのゴラッソで先勝し、勢いに乗る。7日にアトレティコとのコパ2ndレグを控える中で迎えたこの一戦に向けてルイス・エンリケ監督は、スアレスに代えてパコ・アルカセルを先発に抜擢するなど、数名のメンバー変更を行った。なお、今週に練習復帰したブスケッツとイニエスタだったが、いずれもベンチを外れた。
▽試合は立ち上がりからオープンな展開に。開始2分、右サイドに抜け出したアルカセルの折り返しがボックス左のネイマールに渡るが、DF2枚の間を狙ったシュートは枠の右に外れる。すると、直後の3分にはボックス左で反転したラウール・ガルシアに決定的なシュートを許すが、これは左ポストに救われた。
▽その後も互いにカウンターからサイドを起点にチャンスを窺う中、11分には左サイドを抜け出したラポルテにクロスを許し、これをゴール前でフリーのイニャキ・ウィリアムズに頭で合わせられるが、このシュートは枠の左に外れる。
▽左サイドのネイマールを起点にまずまずの形を作り出すバルセロナは、18分にここまで期待を裏切り続けてきたアルカセルが待望の移籍後初となるリーガでのゴールを奪う。ボックス左で仕掛けたネイマールがライン際で丁寧に折り返すと、これをニアに飛び込んだアルカセルが左足ダイレクトで流し込んだ。
▽前半終盤にかけて主導権を取り戻したバルセロナは、前半終了間際の40分に追加点を奪う。相手陣内右サイドで得たFKの場面でキッカーのメッシが角度のないところから意表を突いて直接狙うと、逆を突かれたGKイライソスが弾き出すことができず、ゴールネットを揺らした。なお、このゴールによってバルセロナでの直接FKのゴール数を27ゴールに伸ばしたメッシは、ロナルド・クーマン氏と並んでいた記録を更新し、クラブの歴史にまた一つ名を刻んだ。拮抗した展開ながらも効率良くゴールを重ねたバルセロナが、2点リードで試合を折り返した。
▽迎えた後半、前半にカードをもらい、内転筋に違和感を訴えたピケを下げてマスチェラーノをハーフタイム明けに投入したバルセロナは、49分にラフィーニャが際どいヘディングで3点目に迫るなど、上々の入りを見せた。
▽その後、アドゥリス、ベニャトと切り札を投入したビルバオに対して、ルイス・エンリケ監督は味方との接触で頭部に裂傷を負ったラフィーニャに代えてラキティッチ、64分には7日のアトレティコ戦を睨んでメッシを下げ、セルジ・ロベルトを投入。この交代でアレイシ・ビダルが右ウイングにポジションを上げた。
▽すると、この選手交代が試合を動かす。67分、ラキティッチのフィードに抜け出したビダルがドリブルでボックス内まで運ぶと、最後は意表を突いたタイミングで左足のシュートをゴール右隅に流し込んだ。なお、バルセロナはビダルのゴールで今季の公式戦ゴール数を「100」の大台に乗せた。
▽その後、ベニャトやムニアインらを起点に攻めるビルバオの反撃を、GKテア・シュテーゲンを中心に最後まで冷静に凌ぎ、難敵相手に3-0の完勝。エースFWスアレスら主力を温存した中、アルカセルの今季リーガ初ゴールなどで快勝のバルセロナは、アトレティコとのコパ2ndレグに向けて大きな弾みを付けた。
▽前節、微妙な判定の影響もあって格下ベティス相手に引き分けたバルセロナは、7位ビルバオとのホームゲームに臨んだ。ミッドウィークに行われたコパ・デル・レイ準決勝1stレグのアトレティコ・マドリー戦では、後半に苦戦を強いられたものの、メッシとスアレスの2つのゴラッソで先勝し、勢いに乗る。7日にアトレティコとのコパ2ndレグを控える中で迎えたこの一戦に向けてルイス・エンリケ監督は、スアレスに代えてパコ・アルカセルを先発に抜擢するなど、数名のメンバー変更を行った。なお、今週に練習復帰したブスケッツとイニエスタだったが、いずれもベンチを外れた。
▽試合は立ち上がりからオープンな展開に。開始2分、右サイドに抜け出したアルカセルの折り返しがボックス左のネイマールに渡るが、DF2枚の間を狙ったシュートは枠の右に外れる。すると、直後の3分にはボックス左で反転したラウール・ガルシアに決定的なシュートを許すが、これは左ポストに救われた。
▽左サイドのネイマールを起点にまずまずの形を作り出すバルセロナは、18分にここまで期待を裏切り続けてきたアルカセルが待望の移籍後初となるリーガでのゴールを奪う。ボックス左で仕掛けたネイマールがライン際で丁寧に折り返すと、これをニアに飛び込んだアルカセルが左足ダイレクトで流し込んだ。
▽ルイス・エンリケ采配的中で先制に成功したバルセロナだが、その後は積極的にプレスをかけるビルバオに苦戦。ピケが不用意なボールロストから際どい位置でFKを与えると、28分には自陣深くでのパスミスからボックス手前のラウール・ガルシアに枠を捉えたミドルシュートを許す。さらに32分にはボックス左を破ったウィリアムズに決定機を与えるが、ここは絶妙なポジショニングでコースを消したGKテア・シュテーゲンの好守に救われた。
▽前半終盤にかけて主導権を取り戻したバルセロナは、前半終了間際の40分に追加点を奪う。相手陣内右サイドで得たFKの場面でキッカーのメッシが角度のないところから意表を突いて直接狙うと、逆を突かれたGKイライソスが弾き出すことができず、ゴールネットを揺らした。なお、このゴールによってバルセロナでの直接FKのゴール数を27ゴールに伸ばしたメッシは、ロナルド・クーマン氏と並んでいた記録を更新し、クラブの歴史にまた一つ名を刻んだ。拮抗した展開ながらも効率良くゴールを重ねたバルセロナが、2点リードで試合を折り返した。
▽迎えた後半、前半にカードをもらい、内転筋に違和感を訴えたピケを下げてマスチェラーノをハーフタイム明けに投入したバルセロナは、49分にラフィーニャが際どいヘディングで3点目に迫るなど、上々の入りを見せた。
▽その後、アドゥリス、ベニャトと切り札を投入したビルバオに対して、ルイス・エンリケ監督は味方との接触で頭部に裂傷を負ったラフィーニャに代えてラキティッチ、64分には7日のアトレティコ戦を睨んでメッシを下げ、セルジ・ロベルトを投入。この交代でアレイシ・ビダルが右ウイングにポジションを上げた。
▽すると、この選手交代が試合を動かす。67分、ラキティッチのフィードに抜け出したビダルがドリブルでボックス内まで運ぶと、最後は意表を突いたタイミングで左足のシュートをゴール右隅に流し込んだ。なお、バルセロナはビダルのゴールで今季の公式戦ゴール数を「100」の大台に乗せた。
▽その後、ベニャトやムニアインらを起点に攻めるビルバオの反撃を、GKテア・シュテーゲンを中心に最後まで冷静に凌ぎ、難敵相手に3-0の完勝。エースFWスアレスら主力を温存した中、アルカセルの今季リーガ初ゴールなどで快勝のバルセロナは、アトレティコとのコパ2ndレグに向けて大きな弾みを付けた。
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