今季初先発のシュバイニーが1G1Aの大活躍! 快勝ユナイテッドが5回戦進出《FAカップ》
2017.01.30 02:56 Mon
▽マンチェスター・ユナイテッドは29日、オールド・トラフォードで行われたFAカップ4回戦でチャンピオンシップ(イングランド2部)所属のウィガンと対戦し、4-0で快勝。5回戦進出を決めた。
▽ミッドウィークに行われたEFLカップで決勝進出を決めたものの、2ndレグでハル・シティに敗れ、公式戦の無敗記録が「17」でストップしたユナイテッド。公式戦3試合勝利から遠ざかるチームは、格下相手のFAカップで4試合ぶりの勝利を目指した。
▽試合前からターンオーバーを示唆していたモウリーニョ監督はGKにロメロ、最終ラインにフォス=メンサー、ショーと出場機会の少ない選手を起用。また、中盤にはこれが今季初先発となるシュバインシュタイガー、1トップには先日にクラブ歴代最多ゴール記録を樹立したルーニーが起用された。なお、ポグバは招集外、イブラヒモビッチはベンチスタートと一部主力には休養が与えられた。
▽立ち上がりから格下を圧倒するプレーが期待されたオールド・トラフォードでのゲームだったが、戦前の予想に反して攻守両面でハードワークを見せたウィガンが敵地で主導権を掴む。11分にはコノリーが強烈なミドルシュートを放つが、これはGKロメロの正面を突いた。
▽ボールを保持するものの、リズムを掴み切れないユナイテッドは、相手の粘り強い守備に苦戦し、なかなかフィニッシュまで持ち込めない。逆に、前がかりなところを引っくり返されてロングカウンターを浴びる場面が目立つが、効果的なファウルでプレーを切り、決定機は許さない。
▽1点リードで試合を折り返したユナイテッドは、51分にボックス中央で仕掛けたシュバインシュタイガーがシュートを試みるなど、後半に入って攻撃の勢いを増していく。すると57分、セットプレーの流れからボックス左角でマルシャルが上げたクロスをファーで競り勝ったスモーリングがこちらも頭で流し込み、良い時間帯に追加点を奪った。
▽この2点目で勝利を大きく引き寄せたユナイテッドは、68分に足を攣っていたフォス=メンサーに代えて、これがトップチームデビューとなる19歳DFトゥアンゼベを投入。さらに、先制点を挙げたフェライーニに代えてエレーラをピッチに送り出し、試合を締めにかかる。74分には高速カウンターから中央を持ち上がったムヒタリャンが一度左サイドのマルシャルにボールを預けてゴール前に走り込み、リターンパスを身体ごと押し込んだ。
▽その後、最後の交代カードとして20歳の若手GKジョエル・ペレイラをトップチームデビューさせる余裕の采配を見せたユナイテッドは、81分にもセットプレーの流れからゴール前でエレーラのヘディングパスに反応したシュバインシュタイガーが倒れ込みながらのアクロバティックなボレーで今季初ゴールを記録した。
▽今季初先発のシュバインシュタイガーの1ゴール1アシストの活躍などで格下相手に快勝のユナイテッドが、公式戦4試合ぶりの勝利でFAカップ5回戦進出を決めた。
▽ミッドウィークに行われたEFLカップで決勝進出を決めたものの、2ndレグでハル・シティに敗れ、公式戦の無敗記録が「17」でストップしたユナイテッド。公式戦3試合勝利から遠ざかるチームは、格下相手のFAカップで4試合ぶりの勝利を目指した。
▽試合前からターンオーバーを示唆していたモウリーニョ監督はGKにロメロ、最終ラインにフォス=メンサー、ショーと出場機会の少ない選手を起用。また、中盤にはこれが今季初先発となるシュバインシュタイガー、1トップには先日にクラブ歴代最多ゴール記録を樹立したルーニーが起用された。なお、ポグバは招集外、イブラヒモビッチはベンチスタートと一部主力には休養が与えられた。
▽ボールを保持するものの、リズムを掴み切れないユナイテッドは、相手の粘り強い守備に苦戦し、なかなかフィニッシュまで持ち込めない。逆に、前がかりなところを引っくり返されてロングカウンターを浴びる場面が目立つが、効果的なファウルでプレーを切り、決定機は許さない。
▽31分にマルシャルの中央突破から右サイドのフォス=メンサーのクロスにファーのムヒタリャンが飛び込み、最初の決定機を作ったユナイテッドは、前半終了間際の44分に最初の枠内シュートをゴールに結びつける。右サイドでフリーのシュバインシュタイガーが余裕を持って浮き球のクロスを上げると、ファーサイドでDFとの競り合いに勝利したフェライーニが豪快なヘディングでゴールネットを揺らした。
▽1点リードで試合を折り返したユナイテッドは、51分にボックス中央で仕掛けたシュバインシュタイガーがシュートを試みるなど、後半に入って攻撃の勢いを増していく。すると57分、セットプレーの流れからボックス左角でマルシャルが上げたクロスをファーで競り勝ったスモーリングがこちらも頭で流し込み、良い時間帯に追加点を奪った。
▽この2点目で勝利を大きく引き寄せたユナイテッドは、68分に足を攣っていたフォス=メンサーに代えて、これがトップチームデビューとなる19歳DFトゥアンゼベを投入。さらに、先制点を挙げたフェライーニに代えてエレーラをピッチに送り出し、試合を締めにかかる。74分には高速カウンターから中央を持ち上がったムヒタリャンが一度左サイドのマルシャルにボールを預けてゴール前に走り込み、リターンパスを身体ごと押し込んだ。
▽その後、最後の交代カードとして20歳の若手GKジョエル・ペレイラをトップチームデビューさせる余裕の采配を見せたユナイテッドは、81分にもセットプレーの流れからゴール前でエレーラのヘディングパスに反応したシュバインシュタイガーが倒れ込みながらのアクロバティックなボレーで今季初ゴールを記録した。
▽今季初先発のシュバインシュタイガーの1ゴール1アシストの活躍などで格下相手に快勝のユナイテッドが、公式戦4試合ぶりの勝利でFAカップ5回戦進出を決めた。
マンチェスター・ユナイテッドの関連記事
FAカップの関連記事
|
マンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
「ワカバヤシだ!」ユナイテッドGKの“帽子姿”に世界中のサポーターから反応
マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンのプレースタイルが話題になっている。 ユナイテッドは18日、プレミアリーグ第32節でバーンリーとホームで対戦。ヘンダーソンはリーグ戦6試合連続先発出場を果たした。 オフサイドにより取り消しとなったものの、開始20秒過ぎに不用意な飛び出しからネットを揺らされたヘンダーソンは、日光が気になったのか、後半からは赤地にクラブのエンブレムが描かれた“帽子”を着用。イングランドで帽子をかぶるGKはほとんどおらず、その珍しい姿は大きな話題を呼んだ。 ヘンダーソンはシェフィールド・ユナイテッド時代にも帽子をかぶってゴールマウスを守ったことがあるが、アメリカ『Bleacher Report』が帽子姿を公開すると、「似合ってないけど可愛い」「帽子をかぶるGKは減った」などの意見が寄せられた。 中でも、「ワカバヤシだ!」「ワカバヤシ・ヘンドー」など、漫画『キャプテン翼』に登場する、帽子がトレードマークのGK若林源三になぞらえる声が多く、そのことに驚く日本人のファンの声もあった。 ヘンダーソンは50分に左CKの場面で相手DFジェームズ・タルコウスキにゴールを許したものの、ユナイテッドは後半だけで3ゴールを記録。リーグ5連勝を達成している。 <span class="paragraph-title">【画像】若林源三を彷彿とさせる“帽子姿”のヘンダーソン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Dean Henderson brought out the cap for the second half <a href="https://t.co/yQrtMpjOPY">pic.twitter.com/yQrtMpjOPY</a></p>— B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1383822300311478273?ref_src=twsrc%5Etfw">April 18, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.04.19 20:30 Mon2
中盤補強も目指すユナイテッド、コパ・アメリカで活躍のコロンビア代表MFリオスに注目…約35億円オファー準備か
マンチェスター・ユナイテッドがパウメイラスのコロンビア代表MFリチャード・リオス(24)の獲得に動き出しているようだ。 オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)やU-23フランス代表DFレニー・ヨロ(18)を確保するなど、着々と補強を進めているユナイテッド。中盤の選手との契約も目指し、パリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(23)が新戦力候補筆頭となっている。 一方、退団へ向かう可能性がある選手も複数。ブラジル代表MFカゼミロ(32)の移籍が取り沙汰されているほか、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(27)にはフルアムやトッテナム、ガラタサライなどからの関心が浮上。また、フィオレンティーナからレンタルしていたモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(27)に関しては、2000万ユーロ(約34億2000万円)の買取オプションの行使を見送ることとなった。 ウガルテの獲得だけでは選手層に不安が生じることも考えられるなか、移籍市場に精通するジャーナリストのルディ・ガレッティ氏によると、ユナイテッドはリオスにアプローチ。パウメイラスへの1700万ポンド(約34億5000万円)のオファーも準備しているという。 リオスは2023月10月にコロンビア代表デビューを飾ったばかりのセントラルミッドフィルダー。準優勝に終わったコパ・アメリカ2024では、グループステージから決勝までの6試合全てで先発し、攻守にわたって存在感を発揮した。 一躍その名を世界に広めたMFは、ミランのリストにも加わっているとのこと。しかし、リオスと2026年12月までの契約を交わすパウメイラスは、今夏の売却の意思がないようだ。 2024.07.22 18:42 Mon3
元ユナイテッドSDがFAに復帰…新設のチーフ・フットボール・オフィサーに就任
元マンチェスター・ユナイテッドのスポーツディレクター(SD)、ダン・アシュワース氏が、イングランドサッカー協会(FA)に復帰することになった。 FAは14日、アシュワース氏が新設のチーフ・フットボール・オフィサーに就任すると発表。同職ではイングランド代表の男女チームと緊密に連携していくことになるという。 昨年12月にユナイテッドのSDをわずか5カ月で退任したアシュワース氏。それ以前にはブライトン&ホーヴ・アルビオン、ニューカッスルで手腕を発揮しており、国内外のクラブからのオファーも想定されていたが、2018年まで6年間に渡って勤務していたFAに復帰することになった。 アシュワース氏は、セント・ジョージズ・パークの再開発を監督し、2028年に開催されるユーロ2028の共催に向け、競技施設とピッチの改善を目指す。 さらに、この新役職は、男子フットボールのテクニカルディレクターであるジョン・マクダーモット氏と緊密に連携するとともに、FAの最高経営責任者(CEO)であるマーク・ブリンガム氏とも連携する。 また、イングランド国内の地元出身のコーチの育成にも携わる予定だという。 2025.05.15 16:30 Thu4
“ジャンピングチョップ事件”いまだ和解なし、ファン・ニステルローイが宿敵との騒動を振り返る
▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が、宿敵との騒動を振り返った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。 ▽事件は約13年前のオールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルで起こった。当時のプレミアリーグは、ユナイテッドとアーセナルの2強時代。MFロイ・キーン、MFパトリック・ヴィエラという闘将に率いられていた両者の直接対決は、常に意地と意地がぶつかり合う激闘だった。 ▽そして試合では、0-0で迎えたアディショナルタイムにFWディエゴ・フォルランがボックス内でDFマーティン・キーオンに倒されてPKを獲得。しかし、このPKキッカーを務めた名手ファン・ニステルローイは、シュートをバーに当ててしまった。 ▽そして、試合は0-0のまま終了。宿敵の絶対的エースがPKを失敗したことにより勝ち点を獲得してテンションが上がったアーセナルの選手たちは、試合終了の笛とともにファン・ニステルローイを囲んで挑発。試合中も激しくやりあっていたキーオンは、ファン・ニステルローイに“ジャンピングチョップ”を敢行した。 ▽オックスフォード大学での講義にゲストとして参加したファン・ニステルローイ氏は、「キーオンに街でたまたま会ったら、どのように振舞うのか?」と尋ねられると、冗談交じりに「彼は再び私の上に飛んでくるだろう(笑)。時代を生きていくには、クレバーじゃないといけないと思ったよ」と語り、会場の笑いを誘った。 ▽一方、この事件があった2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を経験したキーオン氏は先月、当時について以下のように振り返っていた。 「おそらく、私は過剰な反応を見せてしまった。ルート・ファン・ニステルローイは、ブラックリスト入りする信用できない敵だった。彼はトッププレーヤーであり、ファイターだったが、どんな手を使ってでも相手を打ちのめそうとするような選手だった」 2016.02.08 20:42 Mon5