長友フル出場のインテルが痛恨の逆転負け… 屈辱の最下位でGS敗退…《EL》
2016.11.25 05:18 Fri
▽インテルは24日、ヨーロッパリーグ(EL)・グループK第5節でハポエル・ベエルシェバと対戦し、2-3で敗戦した。インテルのDF長友佑都はフル出場した。
▽ここまで1勝3敗でグループKの最下位に位置するインテルが、3位のH・ベエルシェバのホームに乗り込んだ一戦。ピオリ新監督の初陣となった直近のミラノ・ダービーをペリシッチの劇的弾でドローに持ち込んだインテルは、その試合からスタメン5人を変更。ダービーで負傷したメデルやアンサルディ、ジョアン・マリオ、ペリシッチらに代えて長友やムリージョ、バネガ、エデルらがスタメン入り。ブロゾビッチとメロで2センターを形成し、バネガをトップ下に配す[4-2-3-1]の布陣を採用した
▽立ち上がりはホームサポーターの声援を受けるH・ベエルシェバが攻めるも、時間の経過とともにインテルが主導権を握っていく。すると13分、左サイドでボールを受けたエデルが低い弾道のクロスをゴール前に送ると、ニアに走り込んだイカルディがワンタッチでゴールに流し込んだ。
▽幸先良く先制に成功したインテルは、25分にも決定機。味方とのパス交換で左サイドから切り込んだエデルのパスをボックス右手前で受けたブロゾビッチがカットインからシュート。これが左ポストに当たるも、そのままゴールに吸い込まれた。
▽2点のリードを許したH・ベエルシェバのバハール監督は37分、タハに代えてラディを投入。布陣を[3-4-3]から[4-4-2]に変更した。しかし、その後は互いに大きなチャンスを作れず、前半はインテルの2点リードで終わった。
▽1点を返されたインテルのピオリ監督は、60分にエデルを下げてペリシッチを投入。さらに62分にも、メロに代えてニュクリをピッチに送り出した。しかし、先にチャンスを迎えたのはホームチームだった。
▽67分、自陣からのロングフィードに抜け出したブサグロがボックス内で飛びしたGKハンダノビッチと接触し、PKを獲得。このプレーでハンダノビッチが2枚目のイエローカードを提示され、退場。インテルは数的不利となった。H・ベエルシェバは、ヌワカエメが代わって入ったGKカリッソ相手のPKをゴール右隅に決め、同点に追いついた。
▽その後、数的不利となったインテルは押し込まれると、試合終了間際に逆転を許す。後半アディショナルタイム3分、右サイドでスローインを受けたオグがゴール前にスルーパスを送ると、ボックス右手前で受けたヌワカエメがワンタッチヒールで折り返す。これを途中出場のサハルがダイレクトシュートでゴールに流し込んだ。
▽結局、試合はそのまま終了。ピオリ新体制で痛恨の初黒星を喫したインテルは、最終節を待たずして最下位でのグループステージ敗退が決定した。
▽なお、同日に行われたスパルタ・プラハvsサウサンプトンは1-0でスパルタ・プラハが勝利。この結果、スパルタ・プラハの首位通過が決定。また、H・ベエルシェバは勝ち点7でグループ2位のサウサンプトンに並び、次節に決勝トーナメント進出を懸けて直接対決を行う。
▽ここまで1勝3敗でグループKの最下位に位置するインテルが、3位のH・ベエルシェバのホームに乗り込んだ一戦。ピオリ新監督の初陣となった直近のミラノ・ダービーをペリシッチの劇的弾でドローに持ち込んだインテルは、その試合からスタメン5人を変更。ダービーで負傷したメデルやアンサルディ、ジョアン・マリオ、ペリシッチらに代えて長友やムリージョ、バネガ、エデルらがスタメン入り。ブロゾビッチとメロで2センターを形成し、バネガをトップ下に配す[4-2-3-1]の布陣を採用した
▽立ち上がりはホームサポーターの声援を受けるH・ベエルシェバが攻めるも、時間の経過とともにインテルが主導権を握っていく。すると13分、左サイドでボールを受けたエデルが低い弾道のクロスをゴール前に送ると、ニアに走り込んだイカルディがワンタッチでゴールに流し込んだ。
▽2点のリードを許したH・ベエルシェバのバハール監督は37分、タハに代えてラディを投入。布陣を[3-4-3]から[4-4-2]に変更した。しかし、その後は互いに大きなチャンスを作れず、前半はインテルの2点リードで終わった。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、H・ベエルシェバが早い時間に1点を返す。58分、右サイドでボールを受けたラディがクロスを供給。これをファーサイドのルシオ・マラニョンがダイビングヘッドでゴールに流し込んだ。
▽1点を返されたインテルのピオリ監督は、60分にエデルを下げてペリシッチを投入。さらに62分にも、メロに代えてニュクリをピッチに送り出した。しかし、先にチャンスを迎えたのはホームチームだった。
▽67分、自陣からのロングフィードに抜け出したブサグロがボックス内で飛びしたGKハンダノビッチと接触し、PKを獲得。このプレーでハンダノビッチが2枚目のイエローカードを提示され、退場。インテルは数的不利となった。H・ベエルシェバは、ヌワカエメが代わって入ったGKカリッソ相手のPKをゴール右隅に決め、同点に追いついた。
▽その後、数的不利となったインテルは押し込まれると、試合終了間際に逆転を許す。後半アディショナルタイム3分、右サイドでスローインを受けたオグがゴール前にスルーパスを送ると、ボックス右手前で受けたヌワカエメがワンタッチヒールで折り返す。これを途中出場のサハルがダイレクトシュートでゴールに流し込んだ。
▽結局、試合はそのまま終了。ピオリ新体制で痛恨の初黒星を喫したインテルは、最終節を待たずして最下位でのグループステージ敗退が決定した。
▽なお、同日に行われたスパルタ・プラハvsサウサンプトンは1-0でスパルタ・プラハが勝利。この結果、スパルタ・プラハの首位通過が決定。また、H・ベエルシェバは勝ち点7でグループ2位のサウサンプトンに並び、次節に決勝トーナメント進出を懸けて直接対決を行う。
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