【前日会見】オマーン戦を迎えるハリルホジッチ「サウジアラビア戦に良い状態で臨んで欲しいので、その目的は間違えてはいけない」《キリンチャレンジカップ》
2016.11.10 17:54 Thu
▽日本代表は11日、キリンチャレンジカップのオマーン代表戦を迎える。前日会見に出席したヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、年内最後の試合となるロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のサウジアラビア代表戦に向けた調整の機会にしたいと語った。
◆ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(日本代表)
「コンニチワ。我々にとって良いテストになると思っている。若干の問題を抱えているが、これまでプレーしてこなかった選手たちにチャンスを与えて、クオリティを見せてもらいたい。欧州でプレーしていない選手についても見たいと思っている。そのためにハードワークをしてきた。自分の立場でプレーしてもらい5日後の試合に臨んでほしい。少し寒く風邪を引かないようにしなければいけない。まずは1試合目の準備をして、その後に控える大事な2試合目について話したいと思っている」
――香川選手は別メニューが続いているが明日の出場は
「香川真司は打撲を抱えて帰国した。治療を続けてもらって、彼がプレーするかは明日の様子を見る。今のところは少しのトレーニングをしている状態。明日の試合前に彼を信頼して使うべきかどうかを判断する。ダメならばリスクは負わない。プレーしなければ残念だが、ここまでプレー機会がない選手たちにもたくさん機会を与えたいと思っている。真司に関しての決断は明日だ」
――交代は6人の中、試合に出場していない選手に機会を与えるのか、今まで見ていない選手をプレーさせるのか、そのバランスは
「優先順位はサウジアラビア戦でより良いプレーがだせること。確かに、若い選手も呼んでいるが、それは我々のトレーニングをさせるためでもある。若い選手にとって有効なことで、チームのためにもなる。すでに会見でも言ったが、若い選手が代表に来ると恥ずかしがる面がある。10日間でいろいろな選手と関わって変わっていく」
「例えば丸山は、初めのころは大島よりも恥ずかしがっていた。しかし習慣がついてきて、トレーニングでもその他でも変わってきた。試合は全員がプレーできるものではない。全員を喜ばせることもできない。ただ、トレーニングしていく中で多くのことが確認できた。すでに頭の中で考えているのは、サウジアラビア戦で誰が使えるか。数名には休養を与え、数名は既にたくさんプレーしている。彼らがフレッシュな状態になるように、サウジアラビア戦に向けた準備をしなければいけないと思っている。頭の中にはいろいろな確認事項があり、それをやっている段階だ」
「他の問題もある。体調が悪い選手がいるということ。それがどれくらいまで良くなるか。気候が突然寒くなっていて、トレーニングの後にはアイスバスをして疲労回復に努めているが、それによって寒くなり過ぎてしまうこともある。全員がサウジアラビア戦に良い状態で臨んでほしいので、その目的は間違えてはいけない。明日も勝つための準備をするが、一番の目的は火曜日。簡単な試合ではなく、全員が必要。フィジカルもメンタルもトップの状態にしなければいけない」
「今シーズン最後の試合でもあり、この時期は困難なことが多い。前回の合宿では、選手のコンディションが高いレベルになく、私にとっても困難なことが多かった。いつも数名の選手を多く呼び、若い選手には代表の雰囲気に慣れてもらうようにしている。そして代表の活動ではいつも問題がある。今はとくに難しい時期だ。9月から11月はグループとして難しい状況を抱えている。そうはいっても、気持ちを落とすことはない。選手にはメンタル、強い気持ちを持って今年最後の試合に臨もうと伝えている」
――サウジアラビア戦に向けて明日の試合で試したいことは
「今のところ、効果的になっているオーガナイズを見せるだけだ。いろいろなディスカッションや分析を通して、まだまだ伸ばせる部分はあると話している。公式戦ではディテール、小さなことが違いを生む。チームは素晴らしくオーガナイズされている」
「よく言っているが、今までに4失点しているが、その4つの失点は簡単に防げるものだった。相手はファウルを誘ってくる。その罠に引っかかってはだめだ。少しのミスからきつい戦いになっている。集中とハードワークを要求している」
「オーストラリア、サウジアラビアにしても得点の半分はFKから。我々にはない部分で、そこをどう伸ばすか。我々もFKやPKを誘わなければいけない。前に行く攻撃は効果的だが、統計上FKからの得点は少ない。それができれば勝利は増える。そこを考えてチームを伸ばさなければいけない」
◆ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(日本代表)
「コンニチワ。我々にとって良いテストになると思っている。若干の問題を抱えているが、これまでプレーしてこなかった選手たちにチャンスを与えて、クオリティを見せてもらいたい。欧州でプレーしていない選手についても見たいと思っている。そのためにハードワークをしてきた。自分の立場でプレーしてもらい5日後の試合に臨んでほしい。少し寒く風邪を引かないようにしなければいけない。まずは1試合目の準備をして、その後に控える大事な2試合目について話したいと思っている」
――香川選手は別メニューが続いているが明日の出場は
「香川真司は打撲を抱えて帰国した。治療を続けてもらって、彼がプレーするかは明日の様子を見る。今のところは少しのトレーニングをしている状態。明日の試合前に彼を信頼して使うべきかどうかを判断する。ダメならばリスクは負わない。プレーしなければ残念だが、ここまでプレー機会がない選手たちにもたくさん機会を与えたいと思っている。真司に関しての決断は明日だ」
「優先順位はサウジアラビア戦でより良いプレーがだせること。確かに、若い選手も呼んでいるが、それは我々のトレーニングをさせるためでもある。若い選手にとって有効なことで、チームのためにもなる。すでに会見でも言ったが、若い選手が代表に来ると恥ずかしがる面がある。10日間でいろいろな選手と関わって変わっていく」
「例えば丸山は、初めのころは大島よりも恥ずかしがっていた。しかし習慣がついてきて、トレーニングでもその他でも変わってきた。試合は全員がプレーできるものではない。全員を喜ばせることもできない。ただ、トレーニングしていく中で多くのことが確認できた。すでに頭の中で考えているのは、サウジアラビア戦で誰が使えるか。数名には休養を与え、数名は既にたくさんプレーしている。彼らがフレッシュな状態になるように、サウジアラビア戦に向けた準備をしなければいけないと思っている。頭の中にはいろいろな確認事項があり、それをやっている段階だ」
――少し問題があるという話だがそれは香川選手についてなのか、その他の選手についてなのか
「他の問題もある。体調が悪い選手がいるということ。それがどれくらいまで良くなるか。気候が突然寒くなっていて、トレーニングの後にはアイスバスをして疲労回復に努めているが、それによって寒くなり過ぎてしまうこともある。全員がサウジアラビア戦に良い状態で臨んでほしいので、その目的は間違えてはいけない。明日も勝つための準備をするが、一番の目的は火曜日。簡単な試合ではなく、全員が必要。フィジカルもメンタルもトップの状態にしなければいけない」
「今シーズン最後の試合でもあり、この時期は困難なことが多い。前回の合宿では、選手のコンディションが高いレベルになく、私にとっても困難なことが多かった。いつも数名の選手を多く呼び、若い選手には代表の雰囲気に慣れてもらうようにしている。そして代表の活動ではいつも問題がある。今はとくに難しい時期だ。9月から11月はグループとして難しい状況を抱えている。そうはいっても、気持ちを落とすことはない。選手にはメンタル、強い気持ちを持って今年最後の試合に臨もうと伝えている」
――サウジアラビア戦に向けて明日の試合で試したいことは
「今のところ、効果的になっているオーガナイズを見せるだけだ。いろいろなディスカッションや分析を通して、まだまだ伸ばせる部分はあると話している。公式戦ではディテール、小さなことが違いを生む。チームは素晴らしくオーガナイズされている」
「よく言っているが、今までに4失点しているが、その4つの失点は簡単に防げるものだった。相手はファウルを誘ってくる。その罠に引っかかってはだめだ。少しのミスからきつい戦いになっている。集中とハードワークを要求している」
「オーストラリア、サウジアラビアにしても得点の半分はFKから。我々にはない部分で、そこをどう伸ばすか。我々もFKやPKを誘わなければいけない。前に行く攻撃は効果的だが、統計上FKからの得点は少ない。それができれば勝利は増える。そこを考えてチームを伸ばさなければいけない」
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「素晴らしいムービーありがとう」W杯の熱量そのままに!開幕へ向けたJリーグのPVが大反響「四年後じゃない。二ヶ月後だ」
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宮本新会長誕生で『会長の決断』とは/六川亨の日本サッカー見聞録
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