来年5月のU-20W杯へ意気込むU-19日本代表の内山篤監督「アグレッシブなサッカーをやっていきたい」《AFC U-19選手権》
2016.11.01 07:30 Tue
▽10月31日、AFC U-19選手権で初優勝を成し遂げたU-19日本代表が開催地のバーレーンから帰国した。
▽4大会連続でのU-20ワールドカップ出場を逃していた日本だったが、グループステージを2勝1分けで突破すると、準々決勝ではタジキスタン代表に勝利しベスト4進出とともに、5大会ぶりのU-20ワールドカップ出場権を獲得。その後も勝ち進み、決勝ではサウジアラビア代表にPK戦の末勝利。同大会初優勝を成し遂げた。
▽見事U-20ワールドカップ出場権を獲得し、チームを大会初優勝に導いた内山篤監督が帰国直後に取材に応じ、大会を振り返るとともに、来年5月に行われるU-20ワールドカップへの意気込みを語った。
◆内山篤監督(U-19日本代表)
──優勝し帰国した感想は
「正直ホッとしているというのが1番です」
──今大会で印象に残っている試合は
「全て印象には残っていますが、やはりカタール戦(グループステージ第3戦)ですかね。どうしても2点以上取らなくてはいけないという状況で、選手も良い意味で開き直っていました。彼ら自身がサッカーをするというのを凄く感じた試合でした」
「実際には彼らがやって負けている訳ではなく、先輩方です。坂井大将と私自身はスタッフは、前回の悔しさというのが一部ありました。プレッシャーというよりも、それまで4大会出られていないということで、このチームを作った時に『チャレンジしないと出られないよね』ということを言いました。そういった部分では、直前の合宿でも言いました。もちろん、プレッシャーがないということはありませんが、そういった部分では良く前に進んでいったのかなと思います」
──試合の入り方をこれまで大事にされてきましたが、今大会はいかがでしたか
「5月の海外遠征で、ゲームの入りというところで、流れも含めてそぐわないことがありました。そういった経験値がここに来て、選手の中にありました。実際に現場に行くと違った雰囲気で、初戦は固くなりました。ただ、失点しなかったということが一番大きかったと思います」
──大変だった部分、選手の成長がみられた部分は
「前回大会からずっと変わらず、我々が準備して、ハーフタイムやスカウティングをしますが、ピッチで選手がどうプレーしていくかが重んじられていました。そういった部分では、どうプレーしていったら良いか。我慢する部分なのか、チャンスで攻める部分なのか、そういった流れを含めて選手自身が手応えを掴んでくれたと思います。彼ら自身が充実感というか、結果もついてきたので、そこが1番の成長だと感じています」
──来年5月のU-20ワールドカップへの意気込みを
「また少しメンバーも競争が始まると思いますが、ベースは変わらないと思います。選手がいろいろな状況を共有して、さらにプレーの精度を高めていく。全ての力がチーム力となり、我々の組織力が全面に出た、アグレッシブなサッカーをやっていきたいと思います」
▽4大会連続でのU-20ワールドカップ出場を逃していた日本だったが、グループステージを2勝1分けで突破すると、準々決勝ではタジキスタン代表に勝利しベスト4進出とともに、5大会ぶりのU-20ワールドカップ出場権を獲得。その後も勝ち進み、決勝ではサウジアラビア代表にPK戦の末勝利。同大会初優勝を成し遂げた。
▽見事U-20ワールドカップ出場権を獲得し、チームを大会初優勝に導いた内山篤監督が帰国直後に取材に応じ、大会を振り返るとともに、来年5月に行われるU-20ワールドカップへの意気込みを語った。
──優勝し帰国した感想は
「正直ホッとしているというのが1番です」
──今大会で印象に残っている試合は
「全て印象には残っていますが、やはりカタール戦(グループステージ第3戦)ですかね。どうしても2点以上取らなくてはいけないという状況で、選手も良い意味で開き直っていました。彼ら自身がサッカーをするというのを凄く感じた試合でした」
──5大会ぶりにU-20ワールドカップに出場することになりますが、4大会連続で出場を逃していることはプレッシャーなどは感じていたか
「実際には彼らがやって負けている訳ではなく、先輩方です。坂井大将と私自身はスタッフは、前回の悔しさというのが一部ありました。プレッシャーというよりも、それまで4大会出られていないということで、このチームを作った時に『チャレンジしないと出られないよね』ということを言いました。そういった部分では、直前の合宿でも言いました。もちろん、プレッシャーがないということはありませんが、そういった部分では良く前に進んでいったのかなと思います」
──試合の入り方をこれまで大事にされてきましたが、今大会はいかがでしたか
「5月の海外遠征で、ゲームの入りというところで、流れも含めてそぐわないことがありました。そういった経験値がここに来て、選手の中にありました。実際に現場に行くと違った雰囲気で、初戦は固くなりました。ただ、失点しなかったということが一番大きかったと思います」
──大変だった部分、選手の成長がみられた部分は
「前回大会からずっと変わらず、我々が準備して、ハーフタイムやスカウティングをしますが、ピッチで選手がどうプレーしていくかが重んじられていました。そういった部分では、どうプレーしていったら良いか。我慢する部分なのか、チャンスで攻める部分なのか、そういった流れを含めて選手自身が手応えを掴んでくれたと思います。彼ら自身が充実感というか、結果もついてきたので、そこが1番の成長だと感じています」
──来年5月のU-20ワールドカップへの意気込みを
「また少しメンバーも競争が始まると思いますが、ベースは変わらないと思います。選手がいろいろな状況を共有して、さらにプレーの精度を高めていく。全ての力がチーム力となり、我々の組織力が全面に出た、アグレッシブなサッカーをやっていきたいと思います」
U-19日本代表の関連記事
キリンチャレンジカップの関連記事
|
U-19日本代表の人気記事ランキング
1
U-19日本女子代表候補のトレーニングキャンプにメニーナのウルフジェシカ、大宮Vの大島暖菜が追加招集
1日、日本サッカー協会(JFA)はU-19日本女子代表候補のトレーニングキャンプメンバーにGKウルフジェシカ結吏(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)とMF大島暖菜(大宮アルディージャVENTUS)を追加招集すると発表した。 日テレ・東京ヴェルディベレーザの育成組織、メニーナ出身のウルフジェシカは、2022年U-17女子ワールドカップ(W杯)のU-17日本女子代表メンバーの1人。今年1月の第26回全日本U-18女子サッカー選手権大会決勝では、PK戦で2本をストップし、2年ぶり10回目の優勝に貢献していた。 大島は2022年12月に日本航空高等学校から大宮Vへ加入。果敢な仕掛けを武器に昨季のWEリーグで9試合2得点と存在感を示すと代表にも声が掛かり、5月にフランスで開催されたSUD Ladies CupのU-19日本女子代表メンバーにも選出。優勝に貢献していた。 トレーニングキャンプはJヴィレッジで4日から7日まで行われ、キャンプ中にはふたば未来学園高校とのトレーニングマッチも行われる。 2023.09.01 17:15 Fri
2
イングランド遠征を行うU-18日本代表に6選手が追加招集《イングランド遠征》
▽日本サッカー協会(JFA)は9日、イングランド遠征を行うU-18日本代表のメンバー変更を発表した。 ▽当初招集されていたメンバーからDF藤谷壮(神戸U-18)がクラブ事情のため、FW小川航基(桐光学園高)、トレーニングパートナーのMFサイ・ゴダード(トッテナム/イングランド)がケガのため不参加となる。なお、DF柳貴博(FC東京U-18)、DF冨安健洋(福岡U-18)、MF三好康児(川崎F)、FW伊藤涼太郎(作陽高)が追加招集されている。 ▽また、6日にはDF町田浩樹(鹿島ユース)もクラブ事情のため不参加が発表されており、GK加藤有輝(大宮ユース)、DF森下怜哉(C大阪U-18)も追加招集されていた。 ▽U-18日本代表は9日から17日までマンチェスターに遠征し、12日にU-18バーミンガムと、13日にU-18リバプールと練習試合を実施。15日にはU-18イングランド代表と親善試合を行う。 2015.11.09 18:24 Mon3
大会公式は谷川萌々子を注目選手に!U-19日本女子がフランスでのSUD Ladies Cupに臨む
U-19日本女子代表は16日から21日にかけ、フランスで行われるSUD Ladies Cup 2023に参加する。大会公式サイトは日本の注目選手にMF谷川萌々子(JFAアカデミー福島)を挙げた。 来年開催予定のFIFA U-20女子ワールドカップ(W杯)を目指すU-19日本女子。同メンバーで迎える初の海外遠征、対外試合には、2020年8月にコスタリカで開催されたU-20女子W杯準優勝メンバーのMF林愛花(MVLA Soccer Club/アメリカ)に加え、WEリーグでも結果を残すMF榊原琴乃(AC長野パルセイロ・レディース)やMF笹井一愛(ノジマステラ神奈川相模原)らが招集された。 現地入り後の11日にはD1 Arkema(フランス女子1部)で現在3位のパリFCとのトレーニングマッチを実施。FW根府桃子(大和シルフィード)の先制点を含め、5-3の勝利で終えた。 開幕に先立って大会公式サイトは注目選手を紹介。「日本のライジングスター」と称されたのが谷川だ。 「(当時)17歳の攻撃的MFは2022年10月にインドで行われたU-17女子W杯で最大の発見だった」と綴られた谷川は、両足遜色ない長短のキックを武器に昨季はなでしこリーグ2部で8得点を挙げ、今季もすでに3ゴールをマーク。同大会では圧巻のロングシュートを含む4試合連続ゴールを記録し、シルバーブーツにも選出された。 準々決勝で対戦したU-17女子スペイン代表メンバーの1人、FWヴィッキー・ロペスはすでにバルセロナでUEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)にもメンバー入り。同年代の谷川にも今大会をはじめとした国際舞台でのさらなる活躍が期待される。 なお、今大会におけるU-19日本女子代表の試合日程は以下の通りとなっている。 16日 第1節 vs カメルーン(25:00 KO) 19日 第2節 vs パナマ(24:00 KO) 21日 第3節 vs フランス(25:00 KO) <span class="paragraph-title">【動画】U-17女子W杯4戦連発となったMF谷川萌々子の超ロングシュート</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>Playback GAME<br>66分<br>が先制ゴール<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E8%90%8C%E3%80%85%E5%AD%90?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#谷川萌々子</a> 選手の左脚が炸裂<br>ミドルシュートはゴラッソ!<br><br>準々決勝-3 日本 1-0 スペイン<br>FIFA U-17<br>女子 ワールドカップ インド 2022<br>J SPORTSオンデマンドで全32試合配信中<a href="https://t.co/2yTFCaTLOC">https://t.co/2yTFCaTLOC</a><a href="https://twitter.com/hashtag/U17WWC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#U17WWC</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#女子サッカー</a> <a href="https://t.co/AbBy3PthQV">pic.twitter.com/AbBy3PthQV</a></p>— J SPORTSフットボール公式 (@jsports_soccer) <a href="https://twitter.com/jsports_soccer/status/1583951272147030016?ref_src=twsrc%5Etfw">October 22, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.16 22:15 Tue4