【特集】ヴェンゲル20周年記念! 超WSが歴代ベスト11を選定

2016.10.02 22:00 Sun
©超ワールドサッカー
▽2016年10月1日、アーセン・ヴェンゲル監督がアーセナルの指揮官に就任してからちょうど20周年となった。超WSは、ヴェンゲル監督のアーセナルのキャリアの中でのベスト11を以下のように選定した。
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GKデイビッド・シーマン(1990~2003)
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▽GKイェンス・レーマンも個性的なGKだったが、やはり守護神は元イングランド代表GKデイビッド・シーマンしかいない。抜群の集中力と驚異的なレスポンスを生かして繰り出すショットストップを武器に1990年代から2000年代前半のアーセナルを支えた。DFリー・ディクソン(1987~2002)
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▽右サイドバックにはDFローレンやDFバカリ・サーニャもいるが、元イングランド代表DFリー・ディクソンを選ばないわけにはいかない。一対一の強さや抜群のポジションニングを生かした守備で、自サイドを蹂躙されることはほとんどなかった。在籍15シーズンで公式戦600試合以上に出場したレジェンドだ。
DFトニー・アダムス(1983~2002)
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▽圧倒的なキャプテンシーを誇った元イングランド代表DFトニー・アダムスもレジェンド中のレジェンド。ヴェンゲル監督が就任した1996年にはキャリア終盤にさしかかる時期だったが、抜群の空中戦の強さや統率力でDFマーティン・キーオンらと共に堅守を築いた。

DFソル・キャンベル(2001~2006,2010)
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▽宿敵のスパーズから移籍してきた元イングランド代表DFソル・キャンベルは、在籍5シーズンながら強力なインパクトを残した。対人プレーでは右に出るものなし。2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を達成した“インビンシブルズ”ではDFコロ・トゥーレとコンビを組んだ。
DFアシュリー・コール(1999~2006)
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▽左サイドバックでは、DFナイジェル・ウィンターバーンの安定感も捨てがたいが、ヴェンゲル時代の貢献度ならDFアシュリー・コールだ。優れたスピードを生かした攻撃力だけでなく、一対一の強さも抜群で、“世界最高の左サイドバック”とも評価された。

MFフレデリック・リュングベリ(1999~2006)
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▽Jリーグでもプレーした元スウェーデン代表MFもベスト11に推したい。言わずと知れた“インビンシブルズ”のメンバー。右サイドからダイアゴナルな動きで最終ライン裏を取る動きで対戦相手を恐怖に陥れた。

MFパトリック・ヴィエラ(1996~2005)
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▽同じく“インビンシブルズ”の心臓、元フランス代表MFパトリック・ヴィエラを外すわけにはいかない。フットボール史上でも屈指のボックス・トゥ・ボックス・プレイヤー。強靭なフィジカルを生かした守備とダイナミックな攻撃参加で2度のプレミアリーグ制覇に貢献した。

MFセスク・ファブレガス(2003~2011)
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▽MFエマニュエル・プティやMFジウベウト・シウバもいるが、ヴィエラの相棒はMFセスク・ファブレガスとした。16歳でデビューしてからヴェンゲルの指導の下で目を見張る成長ぶり。世界屈指のプレーメーカーに成長した。

MFロベール・ピレス(2000~2006)
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▽MFマルク・オーフェルマルスもインパクトがあったが、アーセナルの左ウイングと言えば“インビンシブルズ”のメンバー、元フランス代表MFロベール・ピレスだ。左サイドのプレーメーカーとして、FWティエリ・アンリやFWデニス・ベルカンプを操り、ゴールに直結する決定的なプレーを連発した。

FWデニス・ベルカンプ(1995~2006)
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▽元オランダ代表FWの“天才”デニス・ベルカンプに魅了されてアーセナルのファンになった人は大勢いるはずだ。驚異的なトラップ、独自の空間把握から繰り出す繊細なパス、シュートコントロール。まさに“優雅”なフットボーラーだった。

FWティエリ・アンリ(1997~2007,2012)
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▽ベルカンプの相棒は、元フランス代表FWティエリ・アンリしかいない。ヴェンゲル監督によって左ウインガーからセンターフォワードにコンバートされ才能を開花させると、2001-02シーズンから5シーズン連続でリーグ戦24ゴール以上を記録。驚異的な決定力で、4度のプレミア得点王に輝いた。


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アーセナルに朗報? 手術でシーズン絶望と見られたハヴァーツに復帰の可能性…アルテタ監督「試合出場できるチャンスがある」

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、ドイツ代表FWカイ・ハヴァーツの状態について言及した。 ハヴァーツは、今シーズンのプレミアリーグで21試合に出場し9ゴール3アシストを記録。チャンピオンズリーグ(CL)でも8試合で4ゴール2アシストを記録するなど、主軸としてプレーしてきた。 しかし、1月に行われたドバイでのショートキャンプ中に負傷。ハムストリングを負傷し手術を受け、今シーズン絶望と見られていた。 チームは前線に負傷者が相次いでしまい失速。そのままリバプールに優勝を譲ることとなってしまっていた。 3日に行われるボーンマス戦に向けた記者会見に出席したアルテタ監督は、ハヴァーツの状態を問われてコメント。今季中の復帰が可能かととされると「そうだと思う」とコメント。「全てが現状通り、予定通りに進めば、シーズン中に数試合出場できるチャンスがあると思う」と、最終盤で復帰できる可能性があると示唆した。 一方で、負傷離脱中のイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリとMFジョルジーニョについても言及。ボーンマス戦にはどちらも出場できないと語った。 「カラフィオリは欠場する。ジョルジーニョもまだ欠場だ。ジョルジーニョは予想以上に複雑な状態だ。 ありがたいことに、彼は元気で、体調も良く、回復も順調だが、我々が期待していたよりも大変だった。状態を明確にしたり、判断したいのであれば、ドクターに任せようと思う」 2025.05.02 23:55 Fri
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デンベレ弾のPSGが敵地で先勝、アーセナルはドンナルンマの牙城崩せず【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグ、アーセナルvsパリ・サンジェルマン(PSG)が29日に行われ、0-1でPSGが先勝した。 準々決勝で昨季王者レアル・マドリーを連勝で下し、16季ぶりにベスト4進出を果たしたアーセナルは、トーマスが出場停止の中、アンカーにライス、インサイドハーフにメリーノ、最前線にトロサールが入った。 一方、アストン・ビラに2戦合計5-4で競り勝って2季連続ベスト4進出としたPSGは、今季リーグ初黒星を喫した4日前のニース戦と同様のベストメンバーで臨んだ。 悲願のCL初優勝を目指す両チームによる初戦は開始4分に動く。デンベレのパスを受けたクワラツヘリアが仕掛けてボックス左へ。ポケットからマイナスに返したパスをダイレクトで合わせたデンベレのシュートがゴール右隅に決まった。 失点を受けて前がかるアーセナルに対し、いなすPSGは14分にCKの流れで攻め残っていたマルキーニョスがヘディングシュートでGKラヤを強襲。 さらに26分、ボックス左で縦に仕掛けたクワラツヘリアが左足でGKラヤを再び強襲した中、31分には追加点の決定機。デンベレの右クロスが流れたところ、ファーサイドで受けたドゥエがカットインからシュート。枠を捉えていたが、GKラヤのファインセーブに阻まれた。 守勢のアーセナルは40分、左サイドに流れたサカのクロスにマルティネッリが合わせる好機もシュートはミートしきれず。さらに45分、ルイス=スケリーのスルーパスに抜け出したマルティネッリに再びビッグチャンス。しかし、ボックス左から放ったシュートはGKドンナルンマのビッグセーブに阻まれ、1点ビハインドで前半を終えた。 さらに迎えた後半、開始2分にアーセナルが追いつきかける。左サイドからのライスのFKにメリーノがヘッドで合わせてネットを揺らしたが、VARの末にオフサイドがありノーゴールに。 際どい判定に泣かされたアーセナルは56分にも同点の絶好機。ライスのスルーパスを受けたトロサールがボックス左まで持ち上がってシュート。しかしここもGKドンナルンマのビッグセーブに阻止された。 後半半ば、足を痛めたデンベレがプレー続行不可能となってバルコラを投入したPSGは78分、ショートカウンターからジョアン・ネヴェスのコントロールシュートで牽制。 ポゼッションしつつ試合をコントロールしてクローズにかかる中、84分に追加点の決定機。ゴンサロ・ラモスとのワンツーでバルコラがボックス右へ侵入。GKと一対一となったが、シュートは枠を捉えきれなかった。 さらに1分後、マルキーニョスのロングフィードに抜け出したゴンサロ・ラモスが意表を突いてトゥキックシュート。だが、バーに嫌われた。 それでもデンベレのゴールを守り抜いたPSGが敵地で先勝し、来週ホームで行われる2ndレグに向けてアドバンテージを得ている。 アーセナル 0-1 PSG 【PSG】 ウスマーヌ・デンベレ(前4) 2025.04.30 05:55 Wed

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