ユーロ2016で躍進のアイスランド代表が『FIFA 17』に収録されず…権利問題で交渉決裂
2016.09.21 13:49 Wed
▽初出場を果たしたユーロ2016でベスト8と躍進し、一躍世界中に存在を知らしめたアイスランド代表。しかし、EAスポーツが製作しているサッカーゲーム『FIFAシリーズ』の最新作『FIFA 17』には収録されていないことがわかった。
▽アイスランドサッカー協会(KSI)によると、EAからのオファーが1万5000ドル(約152万円)だったようだが、予想を下回っていたとのこと。逆オファーを提示したが、受け入れられなかったようだ。イギリス『BBC』が報じている。
▽EAからのオファー額1万5000ドルには、アイスランド代表の商標と肖像権の使用が含まれているとのこと。しかし、KSIのゲイル・ソルステインション会長は、ユーロ2016での活躍により、その価値が上がったと考えているとし、適正な価格でのオファーが必要だと語った。
「ユーロでのパフォーマンスは、我々が良いチームであり、多くの人が我々のチームでプレイしたいと考えていたはずだ。(ゲームの)プレーヤーのことを考えると悲しいよ」
「我々は権利を与えているならば、適切な交渉や、公正な報酬を得られなければいけないと感じている。私は今回の件が、公正かつオープンな方法で行われていたとは感じていない」
▽アイスランドサッカー協会(KSI)によると、EAからのオファーが1万5000ドル(約152万円)だったようだが、予想を下回っていたとのこと。逆オファーを提示したが、受け入れられなかったようだ。イギリス『BBC』が報じている。
▽EAからのオファー額1万5000ドルには、アイスランド代表の商標と肖像権の使用が含まれているとのこと。しかし、KSIのゲイル・ソルステインション会長は、ユーロ2016での活躍により、その価値が上がったと考えているとし、適正な価格でのオファーが必要だと語った。
「我々は権利を与えているならば、適切な交渉や、公正な報酬を得られなければいけないと感じている。私は今回の件が、公正かつオープンな方法で行われていたとは感じていない」
▽前作では使用できたアイスランド代表だが、権利交渉が決裂したため最新作には収録されていない。ただし、アイスランド代表の象徴でもある「バイキング・クラップ」は収録されているようだ。
アイスランドの関連記事
|
アイスランドの人気記事ランキング
1
謎に包まれたキャリア中断から2年…シグルドソンが853日ぶりに公式戦復帰へ
元アイスランド代表MFギルフィ・シグルドソン(33)が853日ぶりに公式戦復帰する。イギリス『サン』が伝えている。 小国アイスランドの大躍進を支えたシグルドソン。ユーロ2016のイングランド代表撃破とベスト8進出、さらにロシア・ワールドカップ(W杯)出場の立役者となった司令塔は、クラブキャリアでは2017-18シーズンからエバートンに所属していた。 しかし、選手キャリアは2021年7月にストップ。当時、「プレミアリーグでプレーする31歳に未成年者への性的暴行嫌疑がかけられている」との情報が流れ、時を同じくしてエバートンが個人名を避けつつ、自クラブの選手が当局の捜査対象になっていると公表した。 これがシグルドソンであると断定できる材料は一切なく、逮捕・起訴されたという情報もなし。ただ、それ以来、2年以上にわたって表舞台から姿を消し、2021-22シーズン終了後にはエバートン退団が発表された。 今夏まで行方不明状態が続いていたわけだが、先月31日、デンマーク・スーペルリーガのリンビーBKがシグルドソンとの1年契約締結を発表。加入に際し、「シグルドソンはここ数年サッカーをしていない。コンディション回復をゆっくり待つ方針だ」と声明を発表している。 エバートン時代に最後にプレーしたのは2021年5月のマンチェスター・シティ戦。リンビーでは現在までに出場がないものの、23日に行われるスーペルリーガ第9節のヴェイレBK戦でデビューする見通しだという。 シグルドソンの同胞であり、リンビーを率いるフレイヤー・アレクサンダーソン監督は地元メディアの取材に対し、「23日の試合で間違いなく出場する。とてもコンディションが良い」と初のメンバー入り・起用を明言。エバートン時代以来、853日ぶりの公式戦復帰が確実となっている。 2023.09.19 16:13 Tue2
37歳グジョンセンがメンバー入り、ユーロ初出場のアイスランドが登録メンバー発表《ユーロ2016》
▽アイスランドサッカー協会(KSI)は9日、6月に開催されるユーロ2016に臨むアイスランド代表の登録メンバー23名を発表した。 ▽オランダ代表(予選敗退)やチェコ代表、トルコ代表らと同居したユーロ2016予選を見事に通過し、初の本選出場を決めたアイスランド代表。本大会での躍進が期待されるラーシュ・ラガーベック監督率いるチームには、2014年頃に代表を引退していた時期もあった37歳のFWエイドゥル・グジョンセン(モルデ)がメンバー入りを果たした。 ▽そのほか、MFエミル・ハルフレドソン(ウディネーゼ)やMFビルキル・ビャルナソン(バーゼル)、MFギルフィ・シグルドソン(スウォンジー)、FWコルベイン・シグソールソン(ナント)、FWアルフレッド・フィンボガソン(アウクスブルク)といった実績のあるクラブに所属するメンバーも名を連ねている。 ▽アイスランドは、本大会でポルトガル代表、オーストリア代表、ハンガリー代表と同じグループFに所属。6月14日にポルトガルと初戦を行い、同月18日に第2節のハンガリー戦、同月22日にオーストリアとの最終節が控えている。今回発表されたアイスランド代表の登録メンバー23名は以下のとおり。 ◆アイスランド代表登録メンバー23名 GK 1.<B>ハンネス・ソール・ハルドーソン</B>(ボードー・グリムト/ノルウェー) 12.<B>オグムンドゥル・クリスティンソン</B>(ハンマビー/スウェーデン) 13.<B>イングバル・ヨンソン</B>(サンネフヨル/ノルウェー) DF 2.<B>ビルキル・サエバルソン</B>(ハンマビー/スウェーデン) 6.<B>ラグナール・シグルドソン</B>(クラスノダール/ロシア) 14.<B>カリ・アルナソン</B>(マルメ/スウェーデン) 23.<B>アリ・フレイル・スクラソン</B>(オーデンセBK/デンマーク) 3.<B>ハウクル・ハウクソン</B>(AIKソルナ/スウェーデン) 5.<B>スベリル・インギ・インガソン</B>(ロケレン/ベルギー) 19.<B>ハルダール・マグヌソン</B>(チェゼーナ/イタリア) 4.<B>ヨルター・ヘルマンソン</B>(イェーテボリ/スウェーデン) MF 17.<B>アーロン・グンナルション</B>(カーディフ/ウェールズ) 20.<B>エミル・ハルフレドソン</B>(ウディネーゼ/イタリア) 8.<B>ビルキル・ビャルナソン</B>(バーゼル/スイス) 7.<B>ヨウハン・グズムンドソン</B>(チャールトン/イングランド) 10.<B>ギルフィ・シグルドソン</B>(スウォンジー/ウェールズ) 18.<B>テオドル・ビャルナソン</B>(AGF/デンマーク) 16.<B>ルナー・マー・シグルジョンソン</B>(GIFスンズヴァル/スウェーデン) 21.<B>アーノル・イングヴィ・トラウスタソン</B>(ノーショーピング/スウェーデン) FW 22.<B>エイドゥル・グジョンセン</B>(モルデ/ノルウェー) 9.<B>コルベイン・シグソールソン</B>(ナント/フランス) 11.<B>アルフレッド・フィンボガソン</B>(アウグスブルク/ドイツ) 15.<B>ヨン・ボズバルソン</B>(カイザースラウテルン/ドイツ) 2016.05.10 02:06 Tue3