原口フル出場のヘルタ・ベルリンがシャルケ撃破で開幕3連勝!!《ブンデスリーガ》

2016.09.19 02:27 Mon
Getty Images
▽18日にベルリン・オリンピアシュタディオンでブンデスリーガ第3節のヘルタ・ベルリンvsシャルケが行われ、2-0でヘルタ・ベルリンが勝利した。

▽開幕から2連勝を飾っているヘルタ・ベルリンは、日本代表FW原口元気が3戦連続でスタメン出場となった。一方のシャルケは開幕から2連敗とスタートダッシュに失敗。また、今節も日本代表DF内田篤人はケガにより引き続きベンチ外となっている。

▽試合はホームのヘルタ・ベルリンが攻勢に出る中、5分には原口の仕掛けたからボックス手前左の位置でFKを獲得。しかしこのチャンスでヴァイザーがヘディングシュートを試みるが、ボールはクロスバーを越えた。
▽対するシャルケはボールを奪っても無理に縦へと急ぐことはせずに、バックラインから丁寧にビルドアップしていく。しかし相手陣内でのパスにミスが散見され、フィニッシュに持ち込む場面がなかなか作れない。

▽それでも30分を過ぎる頃からシャルケが徐々にボールを持ち始めて相手陣内でプレーする時間が長くなっていく。36分には右サイドからの鋭いクロスに対して、チュポ=モティングがゴール前に飛び込むなど、ヘルタ・ベルリンのゴールマウスへと迫っていく。しかし前半にスコアが動くことはなく後半へと突入した。
▽良い形でハーフタイムに入ったシャルケは、後半開始からエンボロに代えてコノプリャンカを投入する。すると51分にはスタンブリのミドルシュートがディフレクとしてゴールマウスに向かう。ここはGKヤルシュテインがセーブするも、シャルケが良い入りを見せた。

▽一方のヘルタ・ベルリンは61分、原口が左サイドで仕掛けてカットインしシュートを狙うが、ボールは枠を捉えきれず。その後も押し込まれる時間が続く中、選手の個人技でボールを運ぶ場面が多くみられた。

▽迎えた64分に試合の均衡が破れる。高い位置でボールを奪ってカウンターに持ち込んだヘルタ・ベルリンは、右サイドへの展開が長くなり相手にボールを奪われる。しかしペカリークがスタンブリからボールを奪い、ゴール前にボールを入れると、これをヴァイザーが蹴り込んでヘルタ・ベルリンが先制に成功した。

▽さらに74分にはシェルブレのボール奪取からヴァイザーが縦に展開。このボールに抜け出したシュトッカーが冷静に蹴り込んで、ヘルタ・ベルリンが2点目を奪う。

▽2点を追いかけるシャルケは、ギアを上げて攻め込むが焦りからかラストパスの精度を欠いてフィニッシュに持ち込めない。ヘルタ・ベルリンも余裕を持ってブロックを形成し、シャルケの攻撃を跳ね返していく。

▽結局、ヘルタ・ベルリンが2点のリードを守り切って試合は終了。勝利したヘルタ・ベルリンは開幕3連勝を飾り、敗れたシャルケは開幕3連敗となった。

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