パレルモで早くも監督交代! バッラルディーニ辞任で37歳のデ・ゼルビ氏が新監督就任
2016.09.07 02:25 Wed
▽パレルモは6日、ロベルト・デ・ゼルビ氏(37)の新監督就任を発表した。
▽現役時代にミランのプリマヴェーラに在籍していた攻撃的MFのデ・ゼルビ氏は、フォッジャやカターニャ、ナポリ、ルーマニアのクルージュなどで活躍し、2013年に現役を引退。その後、すぐに指導者に転身すると、2014年からは古巣のフォッジャを率いていた。
▽昨シーズン、8度の監督交代を行うなど、“監督喰い”として知られるザンパリーニ会長の下、混迷のシーズンを過ごしたパレルモだが、今シーズンも引き続き厳しいシーズンを歩むことになりそうだ。
PR
▽パレルモは、昨シーズン終盤に再登板したダビデ・バッラルディーニ監督(52)の下でセリエA残留を勝ち取るも、今夏の補強を巡ってクラブに不信感を抱いた同監督は、今月初めに辞任の意向をマウリツィオ・ザンパリーニ会長に申し入れていた。▽そして、開幕2試合で指揮官が辞任したパレルモは、バッラルディーニ前監督の後任に、昨シーズンまでセリエCのフォッジャを率いていた若手指揮官のデ・ゼルビ氏の招へいを決断した。▽昨シーズン、8度の監督交代を行うなど、“監督喰い”として知られるザンパリーニ会長の下、混迷のシーズンを過ごしたパレルモだが、今シーズンも引き続き厳しいシーズンを歩むことになりそうだ。
▽なお、開幕2試合を1敗1分けで終えていたパレルモは、今週末にデ・ゼルビ新体制の初陣となるナポリ戦に臨む。
PR
パレルモの関連記事
|
パレルモの人気記事ランキング
1
34歳パストーレ現役引退へ「痛みに耐えられない」「楽しかったサッカーが罰に」
元アルゼンチン代表MFハビエル・パストーレ(34)がやはり現役引退へ。 淡いピンクのユニフォームを纏ったパレルモ時代に脚光を浴び、以後パリ・サンジェルマン(PSG)、ローマでもプレーしたパストーレ。端正な顔立ちも人気を博した正真正銘のクラックだ。 しかし、そんな彼の現在地は「無所属」。昨夏カタール・スターズリーグのカタールSCを半年で退団後、どのクラブにも属しておらず、以前から問題を抱える股関節の状態が極めて良くないことを明かしている。 今回、アルゼンチン『La Nacion』の取材では、耐え難い股関節の痛み、そしてそれに伴う苦しみに苛まれてきたことを告白。どうやら心は現役引退で固まってるようだ。 「痛みに耐えられなかった…目覚めの瞬間に気分が悪くなり、自然と脳が僕に『もうサッカーを辞める時だ』と語りかけていた。けど、僕自身が受け入れられず、苦しむことを決めたんだ」 「サッカーを続けるためにできることは全て試してみた。けど、望む結果は何もない。練習とプレーは再開できたが、日々の生活は悪いまま。一度紅白戦をやってみたら、その後2日間ベッドで寝て過ごすことになったんだ…痛みでね」 「消耗しきった股関節に再び負荷をかける…有害みたいだ。痛みは以前にも増して大きくなり、サッカーが楽しみではなく、ただの罰になってしまったよ。子どもたちとボールを蹴ることさえままならない」 「今は左足の股関節に人工股関節を入れてある。すべてセラミックでね。毎朝リハビリに励み、なんとか生活は元通りだ。『普通の生活』がこんなにハッピーだなんてね」 「この数年間、常に現役引退の準備をしてきた。股関節が元気だったころ、僕はフットボーラーとしてなんだってできると信じていた…今日の僕はピッチに立つことを一切考えていない」 「ここからさらに回復して、もしランニングして良い気分を維持できたら…その時はもっともっと走りたくなるだろうね。それだけで満足だ」 “El Flaco(エル・フラコ=やせぽっち)”ハビエル・パストーレ。美しい出立ちとプレーの数々でファンを楽しませた男は、スパイクを脱ぐ。 2024.03.22 18:10 Fri2