【セリエA移籍総括】王者ユーベが一人勝ちの充実補強
2016.09.07 18:00 Wed
◆ポグバ移籍も充実補強で戦力アップ~ユベントス~
▽6連覇を目指す王者ユベントスが他を寄せ付けない盤石の補強を行った。MFポグバが1億500万ユーロの歴代最高額でマンチェスター・ユナイテッドへの復帰が決まってしまったが、優勝を争うライバルのナポリからセリエAのシーズン最多ゴール記録を樹立したFWイグアインを9000万ユーロで、同じくライバルのローマからMFピャニッチを3200万ユーロでそれぞれ引き抜き、前人未踏の6連覇へ余念はない。
▽さらに高齢化が進むバックラインにはバイエルンからセリエAでの経験が豊富なDFベナティアを、右サイドには3バックと4バックの両システムで機能可能なバルセロナ不動の右サイドバックだったDFダニエウ・アウベスを迎え、選手層に厚みをもたしている。そしてクロアチアの新星ドリブラーであるMFピアツァを獲得した上、移籍期限最終日には昨季レンタルでチェルシーから加入していたMFクアドラードを引き続きレンタルで迎え入れ、攻撃のオプションを増やした。スクデット獲得は当然ながら、チャンピオンズリーグ(CL)制覇も現実味を増す充実のスカッドが完成した。
◆CL本選行き逃して補強は打ち止め~ローマ~
▽ユベントスの対抗馬に推したいローマだが、CL本選行きを逃したのが痛恨だった。自滅でポルトにプレーオフで敗れた昨季3位チームは、ピャニッチの代役としてフィオレンティーナのMFボルハ・バレロの獲得を考慮していたようだが、CL本選行きを逃したことで断念に至った。残留したMFナインゴランと、ケガからの完全復活が見込めるMFストロートマンでピャニッチの抜けた穴を埋めなければならない。
▽守備面に関してはマノラス以外に不安のあったバックラインにセンターバックと左サイドバックをこなせるDFヴェルメーレン、DFファン・ジェズスの両選手を加えた。一方でDFディーニュに代わる左サイドバックとして期待されたDFマリオ・ルイのケガによる長期離脱は痛いが、前述の両者でカバー可能なはずだ。右サイドバックには抜群のスピードを誇るDFブルーノ・ペレスを獲得し、質を高めている。攻撃陣に関しては昨季躍動したFWサラー、FWエル・シャーラウィを完全移籍で買い取った。あとは復活を期待したいゼコが完全移籍に見合う活躍を見せられるかどうかが鍵となる。
◆好補強もイグアインの穴は埋めきれない~ナポリ~
▽昨季ユベントスと優勝争いを繰り広げたナポリだったが、36ゴールのセリエA記録を樹立したイグアインの穴を埋めるのは不可能に近い。アヤックスからエールディビジ21ゴールのFWミリクを獲得したものの、守備の国イタリアで同等の数字を残せるとは考えにくい。得点力に優れるクロアチアの新星MFログも好タレントだが同様だ。
▽その他、MFジエリンスキやMFジャッケリーニといった機動力のあるアタッカー以外に、バックラインには2700万ユーロでDFマクシモビッチを、サッリ監督の教え子であるDFトネッリを迎え入れ、CLとの併用に耐えられるだけの陣容は揃えた。とはいえ、スクデット獲得の夢は昨季以上に遠い夢に終わりそうだ。
◆最後に方針転換でガビゴルとJ・マリオ獲得の混沌状態~インテル~
▽昨季前半戦を堅守で凌ぎ、首位に立っていたインテル。ただ、攻撃面でのクオリティ不足が顕著で終わってみれば4位でのフィニッシュに終わった。新シーズンに向けては優れたパサーであるMFバネガと、突破力のあるMFカンドレーバを加え、昨季のチームにテコ入れを図った。
▽ところが、開幕2週間を切ったところで補強方針のズレからマンチーニ監督が辞任に追い込まれた。混沌の中、新指揮官にはアヤックスで若手育成に尽力していたF・デブール監督を迎えたが、セリエA開幕から2試合で結果が出なかったことで結局、マンチーニ監督が獲得を望んでいたとされるガブリエウ・バルボサを2900万ユーロで、ジョアン・マリオを4000万ユーロで獲得と迷走状態が続いている。セリエA初挑戦の新指揮官が、混沌としているクラブの中で完成途上の選手の多いチームをうまくまとめ上げることができるかがCL出場権獲得に向けてのポイントとなる。
◆地味補強もモンテッラで復権目指す~ミラン~
▽8月に中国の投資グループに買収されることが基本合意したミランだが、今夏の移籍市場はビッグクラブとは思えない非常に地味なものとなった。獲得したのはDFグスタボ・ゴメス、MFソサ、MFマティアス・フェルナンデスと、補強とは言い難い選手たちだ。そんな中、期待したいのは新監督に招聘したモンテッラ監督だ。フィオレンティーナで実績を残し、明確なポゼッションサッカーを標榜する指揮官の就任は、現有戦力の底上げに一役買う可能性が高そうだ。モンテッラ監督の招聘が今夏のミランの最大の補強と言える。
◆名選手たちの2世に注目~ハジ、キエーザ、シメオネ~
▽その他、今季のセリエAで注目したいのが往年の名プレーヤーの2世選手たちの活躍だ。フィオレンティーナでは新シーズンより注目の2選手がトップチームに在籍する。まずは現役時代にバルセロナやレアル・マドリーなどで活躍し、東欧のマラドーナと称された元ルーマニア代表MFゲオルゲ・ハジ氏の息子であるヤニスだ。ハジ氏がオーナーを務めるルーマニアのヴィートルル・コンスタンツァからレンタルバックの形で今季からフィオレンティーナでプレーすることになった現在17歳のヤニスに対し、ハジ氏は1年前に自身が16歳の時よりも能力は上と息子に対して称賛を惜しまない。父親と同じ攻撃的MFのヤニスだが、ハジ氏いわく左足のみを使っていた自身とは違い、両足を器用に扱え、アシスト能力も高いとのことだ。
▽そして、フィオレンティーナでストライカーとして活躍した元イタリア代表FWエンリコ・キエーザ氏の息子であるフェデリコも今季からトップチームでプレーする。フィオレンティーナのプリマヴェーラ出身である現在18歳のフェデリコは右ウイングを主戦場とするアタッカー。既にセリエA開幕戦のユベントス戦で先発デビューしているフェデリコは父親譲りの得点感覚を持っているとのことだ。
▽最後にジェノアでは元アルゼンチン代表MFで現アトレティコ・マドリー監督のディエゴ・シメオネ氏の息子ジョバンニがプレーする。U-20南米選手権で得点王となり、リオ五輪のアルゼンチン代表に選出されていたジョバンニは泥臭い守備的MFだった父親とは違い、ストライカーを本職とする。2世選手たちが父親たちと同じようなサクセスストーリーを歩めるのか、彼らのデビューシーズンに注目だ。
| IN ◀◀ | |||||
| 2016年8月 | |||||
![]() | MF | クアドラード | ◀ | チェルシー | レ |
| 2016年7月 | |||||
![]() | FW | イグアイン | ◀ | ナポリ | 完 |
![]() | FW | ピアツァ | ◀ | ディナモ・ザグレブ | 完 |
![]() | DF | ベナティア | ◀ | バイエルン | レ |
| 2016年6月 | |||||
![]() | DF | ダニエウ・アウベス | ◀ | バルセロナ | 完 |
![]() | MF | ピャニッチ | ◀ | ローマ | 完 |
| OUT ▶▶ | |||||
| 2016年8月 | |||||
![]() | FW | ザザ | ▶ | ウェストハム | レ |
![]() | DF | ロベルト・ぺレイラ | ▶ | ワトフォード | 完 |
![]() | DF | イスラ | ▶ | カリアリ | 完 |
![]() | MF | ポグバ | ▶ | マンチェスター・ユナイテッド | 完 |
![]() | MF | チェッリ | ▶ | SPAL | レ |
| 2016年7月 | |||||
![]() | DF | リロラ | ▶ | サッスオーロ | レ |
![]() | DF | マグヌソン | ▶ | ブリストル | 完 |
![]() | MF | パドイン | ▶ | カリアリ | 完 |
| 2016年6月 | |||||
![]() | DF | カセレス | ▶ | 未定 | 退 |
![]() | FW | モラタ | ▶ | レアル・マドリー | 完 |
▽6連覇を目指す王者ユベントスが他を寄せ付けない盤石の補強を行った。MFポグバが1億500万ユーロの歴代最高額でマンチェスター・ユナイテッドへの復帰が決まってしまったが、優勝を争うライバルのナポリからセリエAのシーズン最多ゴール記録を樹立したFWイグアインを9000万ユーロで、同じくライバルのローマからMFピャニッチを3200万ユーロでそれぞれ引き抜き、前人未踏の6連覇へ余念はない。
▽さらに高齢化が進むバックラインにはバイエルンからセリエAでの経験が豊富なDFベナティアを、右サイドには3バックと4バックの両システムで機能可能なバルセロナ不動の右サイドバックだったDFダニエウ・アウベスを迎え、選手層に厚みをもたしている。そしてクロアチアの新星ドリブラーであるMFピアツァを獲得した上、移籍期限最終日には昨季レンタルでチェルシーから加入していたMFクアドラードを引き続きレンタルで迎え入れ、攻撃のオプションを増やした。スクデット獲得は当然ながら、チャンピオンズリーグ(CL)制覇も現実味を増す充実のスカッドが完成した。
◆CL本選行き逃して補強は打ち止め~ローマ~
| IN ◀◀ | |||||
| 2016年8月 | |||||
![]() | DF | ブルーノ・ペレス | ◀ | トリノ | 完 |
![]() | DF | ヴェルメーレン | ◀ | バルセロナ | レ |
![]() | GK | シュチェスニー | ◀ | アーセナル | レ |
![]() | DF | ファシオ | ◀ | トッテナム | レ |
![]() | FW | サラー | ◀ | チェルシー | 完 |
| 2016年7月 | |||||
![]() | DF | ファン・ジェズス | ◀ | インテル | レ |
![]() | DF | マリオ・ルイ | ◀ | エンポリ | レ |
![]() | GK | アリソン | ◀ | インテルナシオナル | 完 |
| 2016年6月 | |||||
![]() | MF | ジェルソン | ◀ | フルミネンセ | 完 |
![]() | FW | エル・シャーラウィ | ◀ | ミラン | 完 |
| OUT ▶▶ | |||||
| 2016年8月 | |||||
![]() | DF | トロシディス | ▶ | ボローニャ | 完 |
![]() | FW | サディク | ▶ | ボローニャ | レ |
![]() | MF | ヴァンクール | ▶ | マルセイユ | レ |
![]() | FW | セイドゥ・ケイタ | ▶ | アル・ジャイシュ | 完 |
![]() | DF | ギョンベル | ▶ | ペスカーラ | レ |
![]() | FW | ポンセ | ▶ | グラナダ | レ |
| 2016年7月 | |||||
![]() | DF | ズカノビッチ | ▶ | アタランタ | レ |
![]() | FW | リャイッチ | ▶ | トリノ | 完 |
![]() | MF | ファルケ | ▶ | トリノ | レ |
![]() | FW | サナブリア | ▶ | ベティス | 完 |
![]() | GK | デ・サンクティス | ▶ | モナコ | 退 |
![]() | DF | カスタン | ▶ | サンプドリア | レ |
| 2016年6月 | |||||
![]() | FW | ドゥンビア | ▶ | バーゼル | レ |
![]() | DF | マイコン | ▶ | 未定 | 退 |
![]() | MF | ピャニッチ | ▶ | ユベントス | 完 |
▽ユベントスの対抗馬に推したいローマだが、CL本選行きを逃したのが痛恨だった。自滅でポルトにプレーオフで敗れた昨季3位チームは、ピャニッチの代役としてフィオレンティーナのMFボルハ・バレロの獲得を考慮していたようだが、CL本選行きを逃したことで断念に至った。残留したMFナインゴランと、ケガからの完全復活が見込めるMFストロートマンでピャニッチの抜けた穴を埋めなければならない。
◆好補強もイグアインの穴は埋めきれない~ナポリ~
| IN ◀◀ | |||||
| 2016年8月 | |||||
![]() | DF | マクシモビッチ | ◀ | トリノ | 完 |
![]() | MF | ログ | ◀ | ディナモ・ザグレブ | レ |
![]() | MF | A・ディアワラ | ◀ | ボローニャ | レ |
![]() | MF | ジエリンスキ | ◀ | ウディネーゼ | 完 |
![]() | FW | ミリク | ◀ | アヤックス | 完 |
| 2016年7月 | |||||
![]() | MF | ジャッケリーニ | ◀ | サンダーランド | 完 |
| 2016年5月 | |||||
![]() | DF | トネッリ | ◀ | エンポリ | 完 |
| OUT ▶▶ | |||||
| 2016年8月 | |||||
![]() | MF | ヴァルディフィオリ | ▶ | トリノ | レ |
![]() | MF | ダビド・ロペス | ▶ | エスパニョール | 完 |
| 2016年7月 | |||||
![]() | FW | イグアイン | ▶ | ユベントス | 完 |
![]() | DF | スニーガ | ▶ | ワトフォード | レ |
▽昨季ユベントスと優勝争いを繰り広げたナポリだったが、36ゴールのセリエA記録を樹立したイグアインの穴を埋めるのは不可能に近い。アヤックスからエールディビジ21ゴールのFWミリクを獲得したものの、守備の国イタリアで同等の数字を残せるとは考えにくい。得点力に優れるクロアチアの新星MFログも好タレントだが同様だ。
▽その他、MFジエリンスキやMFジャッケリーニといった機動力のあるアタッカー以外に、バックラインには2700万ユーロでDFマクシモビッチを、サッリ監督の教え子であるDFトネッリを迎え入れ、CLとの併用に耐えられるだけの陣容は揃えた。とはいえ、スクデット獲得の夢は昨季以上に遠い夢に終わりそうだ。
◆最後に方針転換でガビゴルとJ・マリオ獲得の混沌状態~インテル~
| IN ◀◀ | |||||
| 2016年8月 | |||||
![]() | FW | ガブリエウ・バルボサ | ◀ | サントス | 完 |
![]() | MF | ジョアン・マリオ | ◀ | スポルティング | 完 |
![]() | 監 | フランク・デ・ブール | ◀ | アヤックス | - |
![]() | MF | カンドレーバ | ◀ | ラツィオ | 完 |
| 2016年7月 | |||||
![]() | DF | アンサルディ | ◀ | ジェノア | 完 |
![]() | FW | カプラーリ | ◀ | エンポリ | 完 |
![]() | MF | バネガ | ◀ | セビージャ | 完 |
| 2016年6月 | |||||
![]() | DF | エルキン | ◀ | フェネルバフチェ | 完 |
| OUT ▶▶ | |||||
| 2016年7月 | |||||
![]() | DF | エルキン | ▶ | ベシクタシュ | レ |
![]() | FW | マナイ | ▶ | ペスカーラ | レ |
| 2016年7月 | |||||
![]() | DF | ポパ | ▶ | サラゴサ | 完 |
![]() | DF | ファン・ジェズス | ▶ | ローマ | レ |
| 2016年6月 | |||||
![]() | MF | ラクサール | ▶ | ジェノア | 完 |
▽昨季前半戦を堅守で凌ぎ、首位に立っていたインテル。ただ、攻撃面でのクオリティ不足が顕著で終わってみれば4位でのフィニッシュに終わった。新シーズンに向けては優れたパサーであるMFバネガと、突破力のあるMFカンドレーバを加え、昨季のチームにテコ入れを図った。
▽ところが、開幕2週間を切ったところで補強方針のズレからマンチーニ監督が辞任に追い込まれた。混沌の中、新指揮官にはアヤックスで若手育成に尽力していたF・デブール監督を迎えたが、セリエA開幕から2試合で結果が出なかったことで結局、マンチーニ監督が獲得を望んでいたとされるガブリエウ・バルボサを2900万ユーロで、ジョアン・マリオを4000万ユーロで獲得と迷走状態が続いている。セリエA初挑戦の新指揮官が、混沌としているクラブの中で完成途上の選手の多いチームをうまくまとめ上げることができるかがCL出場権獲得に向けてのポイントとなる。
◆地味補強もモンテッラで復権目指す~ミラン~
| IN ◀◀ | |||||
| 2016年8月 | |||||
![]() | MF | マティアス・フェルナンデス | ◀ | フィオンレンティーナ | レ |
![]() | MF | パサリッチ | ◀ | チェルシー | レ |
![]() | MF | ホソ・ソサ | ◀ | ベシクタシュ | 完 |
![]() | DF | グスタボ・ゴメス | ◀ | ラヌース | 完 |
| 2016年6月 | |||||
![]() | 監 | モンテッラ | ◀ | サンプドリア | |
![]() | FW | ラパドゥーラ | ◀ | ペスカーラ | 完 |
![]() | DF | ヴァンヒオニ | ◀ | リーベル・プレート | 完 |
| OUT ▶▶ | |||||
| 2016年8月 | |||||
![]() | FW | マトリ | ▶ | サッスオーロ | 完 |
![]() | MF | ボアテング | ▶ | ラス・パルマス | 完 |
| 2016年6月 | |||||
![]() | FW | エル・シャーラウィ | ▶ | ローマ | 完 |
![]() | DF | メクセス | ▶ | 未定 | 退 |
![]() | DF | アレックス | ▶ | 未定 | 退 |
![]() | 監 | ブロッキ | ▶ | ブレシア | |
▽8月に中国の投資グループに買収されることが基本合意したミランだが、今夏の移籍市場はビッグクラブとは思えない非常に地味なものとなった。獲得したのはDFグスタボ・ゴメス、MFソサ、MFマティアス・フェルナンデスと、補強とは言い難い選手たちだ。そんな中、期待したいのは新監督に招聘したモンテッラ監督だ。フィオレンティーナで実績を残し、明確なポゼッションサッカーを標榜する指揮官の就任は、現有戦力の底上げに一役買う可能性が高そうだ。モンテッラ監督の招聘が今夏のミランの最大の補強と言える。
◆名選手たちの2世に注目~ハジ、キエーザ、シメオネ~
▽その他、今季のセリエAで注目したいのが往年の名プレーヤーの2世選手たちの活躍だ。フィオレンティーナでは新シーズンより注目の2選手がトップチームに在籍する。まずは現役時代にバルセロナやレアル・マドリーなどで活躍し、東欧のマラドーナと称された元ルーマニア代表MFゲオルゲ・ハジ氏の息子であるヤニスだ。ハジ氏がオーナーを務めるルーマニアのヴィートルル・コンスタンツァからレンタルバックの形で今季からフィオレンティーナでプレーすることになった現在17歳のヤニスに対し、ハジ氏は1年前に自身が16歳の時よりも能力は上と息子に対して称賛を惜しまない。父親と同じ攻撃的MFのヤニスだが、ハジ氏いわく左足のみを使っていた自身とは違い、両足を器用に扱え、アシスト能力も高いとのことだ。
▽そして、フィオレンティーナでストライカーとして活躍した元イタリア代表FWエンリコ・キエーザ氏の息子であるフェデリコも今季からトップチームでプレーする。フィオレンティーナのプリマヴェーラ出身である現在18歳のフェデリコは右ウイングを主戦場とするアタッカー。既にセリエA開幕戦のユベントス戦で先発デビューしているフェデリコは父親譲りの得点感覚を持っているとのことだ。
▽最後にジェノアでは元アルゼンチン代表MFで現アトレティコ・マドリー監督のディエゴ・シメオネ氏の息子ジョバンニがプレーする。U-20南米選手権で得点王となり、リオ五輪のアルゼンチン代表に選出されていたジョバンニは泥臭い守備的MFだった父親とは違い、ストライカーを本職とする。2世選手たちが父親たちと同じようなサクセスストーリーを歩めるのか、彼らのデビューシーズンに注目だ。
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“ブッフォン”がチェコ代表のユニフォームに袖を通す時代となった。 “ブッフォン”といえば、問答無用でジャンルイジ・ブッフォン氏(47)。イタリア代表の守護神として2006年ドイツW杯を制した、21世紀初頭を代表する世界的ゴールキーパーだ。 また、親族のロレンツォ・ブッフォン氏(95)も20世紀にイタリア代表として活躍したGKで、こちらは1962年チリW杯に出場。まさに“イタリアサッカーにブッフォンあり”だった。 ただ、ジャンルイジ・ブッフォン氏とチェコ人モデルの元妻との間に生まれた長男、ルイ・トーマス・ブッフォン(17)がこのたび、U-18チェコ代表の一員としてデビューを飾った。 長男ルイは2007年生まれの17歳で、セリエB・ピサのU-19チームに所属。両ワイドを主戦場とするFWで、24-25シーズンはU-19のリーグ戦で19試合6得点をマークする。2月17日にはトップチームで初のベンチ入りも経験した。 初の代表キャリアで、母親の国を選んだルイ。 1日、U-18チェコ代表としてチェコ国内でのトレーニングマッチに先発出場すると、チェコ3部クラブのリザーブチームとの単なる練習試合にも関わらず、大変多くの観客とメディアが詰めかけたという。興味を引いたのは間違いなく「チェコ代表のブッフォン」である。 そんななかでルイは前半、2つの決定機を外したといい、ハーフタイムで交代。 チーム関係者によると、どうやらルイは奇妙なほどの注目度に数日前から困惑。試合後は詰めかけたファンからサインや写真撮影を大量に求められ、最初は応じるもしばらくして拒否するように。チェコメディアによるインタビューを制止した関係者は「過剰な注目に遭い、ルイは集中できていない」と語ったそうだ。 なお、父ジャンルイジ氏は長男ルイについて先日、「将来もしA代表に入る実力がつけば、その時はイタリアで」という旨を発言。それ故に注目度が高まったという背景もあり、イタリアとチェコの間で火花が。傍から眺めるスペイン紙『Relevo』は「イタリアとチェコが外交問題を抱えたようだ」とも揶揄う。 こういった事情があるため、何はともあれ若いサッカー選手を守るという観点から、チェコサッカー連盟は代表活動中のルイに対する取材を一切受け付けていないとのこと。 なお、ルイのU-18チェコ代表入りには、父の盟友である元チェコ代表MFパベル・ネドベド氏も関与。ユベントスのレジェンドは、幼少期から知るルイのチェコ滞在時に身辺をサポートしている模様だという。 <span class="paragraph-title">【写真】ルイ・ブッフォン17歳</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="it" dir="ltr">Domani andrà in panchina nel <a href="https://twitter.com/hashtag/Pisa?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Pisa</a> per la prima volta in <a href="https://twitter.com/hashtag/SerieB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#SerieB</a> l’attaccante Louis Thomas <a href="https://twitter.com/hashtag/Buffon?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Buffon</a>, primogenito della leggenda Gigi Buffon. Da papà però non ha preso affatto la vocazione per la porta. Anzi, gli piace fare gol. Talento classe 2007 ne sentiremo parlare… <a href="https://t.co/PPCGvyTf4V">pic.twitter.com/PPCGvyTf4V</a></p>— Nicolò Schira (@NicoSchira) <a href="https://twitter.com/NicoSchira/status/1890895922315284959?ref_src=twsrc%5Etfw">February 15, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.02 19:46 Sun2
【2024-25セリエA前半戦ベストイレブン】アタランタとインテルから3選手を選出
2024-25シーズンのセリエAの折り返しとなる第19節が5日に終了しました。本稿では今季のセリエA前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 GKダビド・デ・ヘア(34歳/フィオレンティーナ) 出場試合数:15(先発回数:15)/失点数:15/出場時間:1350分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 1年のブランクを経て元スペイン代表GKがイタリアの地で真価を発揮。衰えを感じさせないセービング能力で幾度もビッグセーブを連発し、好調フィオレンティーナを最後尾で支えた。 DFアンドレア・カンビアーゾ(24歳/ユベントス) 出場試合数:17(先発回数:14)/得点数:2/出場時間:1240分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 決して派手さはないものの、ユベントスらしい実に気の利いた好選手。両サイドバックをこなせ、モッタ監督が求める偽サイドバックの動きもそつなくこなす。堅実なユベントスに相応しいここまでの活躍から選出。 DFアミル・ラフマニ(30歳/ナポリ) 出場試合数:19(先発回数:19)/得点数:1/出場時間:1710分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> コンテ監督が掲げる堅守を体現する存在。一昨季、DFキム・ミンジェと共にナポリをスクデットに導いたセンターバックは、今季輝きを取り戻し抜群の安定感を誇った。フルタイム出場。 DFイサク・ヒエン(25歳/アタランタ) 出場試合数:15(先発回数:14)/得点数:0/出場時間:1080 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨冬にアタランタに加入して以降、3バックの中央で頼もしいディフェンスリーダーとなった。対人の強さ、統率力と申し分なく今やリーグ屈指のセンターバックの評価を獲得。来夏のインテル行きが噂されている。 DFフェデリコ・ディマルコ(27歳/インテル) 出場試合数:16(先発回数:16)/得点数:3/出場時間:1267分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> セリエA屈指の左サイドプレーヤーから世界でも指折りのクロッサーとなった。正確無比な鋭いキックでチャンスを創出。後方のバストーニと形成する左サイドは攻守に隙がない。 MFニコロ・バレッラ(27歳/インテル) 出場試合数:14(先発回数:14)/得点数:3/出場時間:1101分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ムヒタリアン、チャルハノールと共にセリエA最強の中盤を形成。右サイドに流れての正確なアーリークロスはバレッラのトレードマークとなった。ここまで3ゴール4アシストと攻撃にもよく絡んでいる。 MFエデルソン(25歳/アタランタ) 出場試合数:18(先発回数:17)/得点数:2/出場時間:1514 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アタランタのタイトなマンツーマンを実現させているダイナモ。広範囲をカバーできる正にボックス・トゥ・ボックスの体現者は、攻守に質の高いプレーでアタランタのクオリティを担保する存在。何をやらせてもハイレベルなエデルソン抜きに現在のアタランタは語れない。 MFタイアニ・ラインデルス(26歳/ミラン) 出場試合数:16(先発回数:15)/得点数:5/出場時間:1273分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チームとしてまとまりのないミランにおいて一貫してハイレベルなプレーを続けていたラインデルスを選出。今季加入のMFフォファナと良好な縦関係を築き、攻撃面でとりわけ大きなインパクトを残した。 FWマルクス・テュラム(27歳/インテル) 出場試合数:17(先発回数:17)/得点数:12/出場時間:1367分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季セリエAに活躍の場を移して以降、飛躍を続けるフランス代表FW。厳しいと噂される父リリアンに見守られ、生まれ故郷イタリアでの進化が続く。ここまで12ゴール6アシスト。 FWモイゼ・ケアン(24歳/フィオレンティーナ) 出場試合数:17(先発回数:16)/得点数:11/出場時間:1398分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユベントスで燻っていたストライカーがフィオレンティーナで花開いた。前半戦を終えて11ゴール。元ストライカーのパッラディーノ監督の下、フィオレンティーナで決定力が開花。古巣相手に恩返し弾も決めるなど、華々しい活躍が続いている。 FWアデモラ・ルックマン(27歳/アタランタ) 出場試合数:15(先発回数:13)/得点数:9/出場時間:1036分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20250105_13_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> デ・ケテラエル、レテギと共に魅惑のアタッキングメロディーを奏でた。とりわけ個での打開が光るルックマンは局面をこじ開ける際のキーマンとなっており、欠かせないピースとなっている。 2025.01.09 18:01 Thu3
1チームに1人欲しかった“万能型サイドバック”、ジャンルカ・ザンブロッタ
現代サッカーにおいて、最も重要なポジションとも言われ、その重要性が高まっているのがサイドバックだ。 言わずもがな、4バック、または5バック時に最終ラインの両サイドに位置するポジション。3バックのシステムを採用するチームも増え、ウイングバックというポジションが増えたこともあるが、多くの役割を担うことが多いポジションだ。 かつてのサイドバックは、フルバックとも呼ばれ、守備を専門としてきた。そのため、高い技術や戦術眼よりも、上下動を繰り返せる持久力と、相手のウインガーに抜かれないための対人守備力が何よりも求められるポジションだった。 上手さよりも体力が求められたポジションだが、現代サッカーではそのイメージは全くと言っていいほどなくなった。むしろ、少し前のボランチが担っていたゲームコントロールをすることすら、サイドバックの選手が行うこともあるほど。戦術眼の高さが最も止められるポジションと言っても良いだろう。 時代の変遷とともに役割が変化してきたサイドバックだが、早い時期からチームに欠かせない役割を担っていた選手がいる。元イタリア代表のジャンルカ・ザンブロッタだ。 <span class="paragraph-title">◆今でこそ珍しくない両サイドバック</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/sega20210502zambrotta_2_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> イタリアのコモで生まれたザンブロッタは、地元のクラブであるコモで1994年にプロデビュー。1997年にはセリエAのバーリへと移籍する。右利きのザンブロッタだが、プロ当初のポジションは左のウイング。攻撃的なポジションではあるが、左サイドでプレーしていた。 1999年にユベントスへと移籍するが、加入当時は中盤のサイドでプレー。左右のサイドハーフでプレーを続けていた。転機は2002-03シーズン。日韓ワールドカップにも出場したザンブロッタは、W杯のケガで出遅れると、マルチェロ・リッピ監督によって左サイドバックにコンバートされた。 元々攻撃的なポジションをやっていたザンブロッタは、クロス精度には定評があり、中盤でも左サイドを担っていたこともありプレー面に大きな影響はなかった。さらに、当初は心配されていた守備面も徐々に慣れることで向上。攻守にわたってプレーできるサイドバックとして大きく成長していくこととなった。 さらに、2005-06シーズンには現在もユベントスでプレーするDFジョルジョ・キエッリーニが加入。その影響もあり、ファビオ・カペッロ監督の下では右サイドにコンバート。その後に移籍したミランでも当初は右サイドでプレーするが、再び左サイドバックにポジションを移すなど、キャリアを通して両サイドバックを担っていくこととなった。 <span class="paragraph-title">◆チームを支えたユーティリティ性</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/sega20210502zambrotta_3_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> そのザンブロッタは、左右の足が使える事はもちろんのこと、サイドバックとして必要な豊富な運動量を備え、対人守備も大きく成長した。何よりも、基本的なパフォーマンスが安定したことが最も重宝された理由だろう。 ユーティリティプレーヤーの中には、飛び抜けた才能がなく、器用が故に様々なポジションを務める選手もいる。主力にになりにくく、便利な控え選手という立ち位置で終わる選手も少なくない。 しかし、ザンブロッタはユーティリティという言葉以上に、万能という言葉が合う選手だろう。サイドバックだけでなく、1列前でもプレーが可能。どのポジションにおいても、遜色ないプレーを行える点は、チームにいてくれると助かる存在でありながら、チームの結果に寄与できる選手でもあった。 今ではマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が“偽サイドバック”としてサイドバックに置く選手を中盤でプレーさせる方式があるが、ザンブロッタもその役割を担えただろう。戦術眼、キックの精度、そしてそれを支える持久力もあった。 ミランの後に加入したバルセロナでは右サイドバックとしてプレー。キャリアを通しては最終的に右サイドでのプレーが多くなったザンブロッタだが、現代サッカーでも高い能力を発揮したレジェンドの1人と言えるだろう。 <div id="cws_ad"><hr>ユベントスやミラン、バルセロナとクラブチームで活躍し、イタリア代表としてもワールドカップを制したジャンルか・ザンブロッタが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたユーティリティ性を『サカつくRTW』ででも再現。是非一度チェックしよう。</div> <a href="https://ryan.onelink.me/C7cD/4c7a9075" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/900/img/2021/sega20210428.jpg" style="max-width:100%;"></div></a> <span class="paragraph-title">【動画】サイドバックとは思えない落ち着いた突破から左足ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJCWGpUcGI1byIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> ユベントスやミラン、バルセロナとクラブチームで活躍し、イタリア代表としてもワールドカップを制したジャンルか・ザンブロッタが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場! 現役時代に魅せたユーティリティ性を『サカつくRTW』ででも再現。是非一度チェックしよう。 <a href="https://ryan.onelink.me/C7cD/4c7a9075" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/900/img/2021/sega20210428.jpg" style="max-width:100%;"></div></a> 2021.05.03 18:50 Mon4
ディバラのスパーズ行きが急浮上! 約83億円でクラブ間合意に
ユベントスに所属するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(25)がトッテナムに移籍する可能性がここに来て急上昇しているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 昨シーズン、ユベントスでの序列を下げたディバラ。最近までマンチェスター・ユナイテッドに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクとのトレード案が、ディバラの合意を残すのみというところまで迫るも、同選手側の高額な給与と代理人への手数料が要求されたことで破談に終わった。 その後も引き続き去就について注目が集まるディバラだが、急展開。今夏、同選手の獲得に興味を示していたトッテナムが移籍金6440万ポンド(約83億2000万円)でクラブ間合意に達したようだ。残すは、トッテナムとディバラによる個人条件の交渉のみだという。 プレミアリーグの移籍市場が閉幕まで残り2日。果たしてトッテナムは、ディバラ獲得を取り付けることができるだろうか。 2019.08.07 08:40 Wed5





























