残り3分の痛恨被弾で逃げ切り失敗のザルツブルクが本選行き逃す…南野は67分から途中出場《CLプレーオフ》

2016.08.25 06:34 Thu
▽チャンピオンズリーグ(CL)プレーオフ2ndレグ、ザルツブルクvsディナモ・ザグレブが24日にレッドブル・アレーナで行われ、延長戦までもつれこんだ試合をアウェイのディナモ・ザグレブが2-1で勝利した。この結果、2戦合計スコアを3-2としたディナモ・ザグレブがCL本選出場を決めた。なお、ザルツブルクの日本代表MF南野拓実は、67分から途中出場している。

▽レッドブル・ザルツブルクへの名称変更以降、初のCL本大会出場を目指すザルツブルクは、1週間前に敵地で行われた1stレグを1-1のドローで終え、ホームで行われるこの2ndレグに向けてアドバンテージを手にした。運命の一戦に向けては、1stレグで得点を記録したラザロやエースのホナタン・ソリアーノら主力が引き続き先発に入り、南野は1stレグに続きベンチスタートとなった。

▽絶対的な自信を持つホームゲームで堂々とした入りを見せたザルツブルクが、ベリシャやソリアーノ、ラザロらの攻撃陣を軸に攻勢を見せる。すると22分、左サイドをドリブルで持ち上がったラザロが、ボックス左から強烈な左足のシュートをゴールネットに突き刺し、ラザロの2試合連続ゴールでホームのザルツブルクが先制に成功した。その後も押し気味に試合を進めるザルツブルクが、1点リードで前半を終えた。
▽迎えた後半、ハーフタイム明けにライナー、61分に足を痛めたラザロを下げてサマセッコウをピッチに送り出したザルツブルクは、さらに67分に足を攣っていたヴァンデルソンを下げて南野を投入。その南野は投入直後に強烈なミドルシュートを放つなど、積極的なプレーで追加点を狙う。

▽一方、新星チョリッチを投入し、攻勢を増すディナモ・ザグレブは、70分にセットプレーからジュニオール・フェルナンデスが決定的なヘディングシュートを放つが、これはGKヴァルケのビッグセーブに阻まれる。
▽だが、諦めないディナモ・ザグレブは、83分に長身センターバックのシルデンフェルトを前線に投入し、パワープレーで同点ゴールを目指すと、87分に右クロスからシルデンフェルトが競り勝ったボールをボックス左のJ・フェルナンデスがシュート。DFにディフレクトしたボールがゴール右隅に吸い込まれた。その後、追いつかれたザルツブルクは南野らにシュートチャンスも決め切れず、2戦合計2-2のイーブンとなった試合は、延長戦へと突入した。

▽迎えた延長前半、勝ち越しゴールを奪ったのは、土壇場で追いついて勢いづくディナモ・ザグレブ。95分、スローインからロングカウンターに抜け出したスダニがボックス内で一度はGKに阻まれるも、こぼれ球を頭で押し込んだ。

▽延長戦でもアウェイゴールが適用されるため、逆転には2点が必要となったザルツブルクは、相手の攻撃を模倣し、センターバックのヒンテレッガーを最前線に上げるパワープレーを敢行も、延長前半でゴールをこじ開けることはできず。

▽残り15分間で再逆転を目指すザルツブルクは、リスクを冒した攻めで最後までゴールを目指し続けるが、焦りや経験不足からイージーミスが目立ち、必死で守るディナモ・ザグレブからゴールを奪うことはできず。土壇場で追いつき延長戦で勝ち切った試合巧者のディナモ・ザグレブが、逆転で本選行きを決めた。一方、敗れたザルツブルクは、ヨーロッパリーグに回ることになった。

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