M・ペレイラが2~3カ月の離脱…ローマ戦でデ・ロッシのハードタックルで負傷
2016.08.25 03:52 Thu
▽ポルトに所属するウルグアイ代表DFマキシ・ペレイラが、足の負傷で2~3カ月の離脱を強いられる見込みだ。ウルグアイサッカー協会(UFA)は24日、同選手がケガを理由に、2018年ロシア・ワールドカップ南米予選のアルゼンチン代表戦、パラグアイ代表戦に臨むウルグアイ代表メンバーから離脱したことを発表した。
▽M・ペレイラは、23日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)プレーオフ2ndレグのローマ戦に先発出場するも、前半終盤に一発レッドが掲示されたローマMFダニエレ・デ・ロッシの足裏を見せた危険なタックルを浴び、負傷交代を強いられていた。その後の検査の結果、復帰には最低でも2~3カ月を要することが判明した。
▽M・ペレイラは、このケガでW杯南米予選の重要な2試合に加え、来月中旬に開幕するCLグループステージ数試合を欠場することになる。
▽M・ペレイラは、23日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)プレーオフ2ndレグのローマ戦に先発出場するも、前半終盤に一発レッドが掲示されたローマMFダニエレ・デ・ロッシの足裏を見せた危険なタックルを浴び、負傷交代を強いられていた。その後の検査の結果、復帰には最低でも2~3カ月を要することが判明した。
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