ノイアーの好守光った王者バイエルン、香川フル出場のドルトムント下して今季初タイトル《DFLスーパーカップ》

▽DFLスーパーカップのドルトムントvsバイエルンが14日にシグナル・イドゥナ・パルクで行われ、0-2でバイエルンが勝利した。ドルトムントの香川はフル出場している。

▽ブンデス4連覇中のバイエルンはグアルディオラ監督の退任に伴い、アンチェロッティ監督を招へい。そのバイエルンはドルトムントから獲得した新戦力のフンメルスを先発で起用した。

▽一方、DFBポカール王者のドルトムントはチームを復活に導いたトゥヘル体制2シーズン目を迎える中、香川が先発となり、プレシーズンマッチで躍動した新戦力のO・デンベレの他、バルトラとローデをスタメンで起用。そして、バイエルンから復帰したゲッツェとヴォルフスブルクから獲得したシュールレがベンチスタートとなった。
▽ブンデス4連覇中のバイエルンはグアルディオラ監督の退任に伴い、アンチェロッティ監督を招へい。そのバイエルンはドルトムントから獲得した新戦力のフンメルスを先発で起用した。

▽一方、DFBポカール王者のドルトムントは昨季チームを復活に導いたトゥヘル体制2シーズン目を迎える中、香川が先発となり、プレシーズンマッチで躍動した新戦力のO・デンベレの他、バルトラとローデをスタメンで起用。そして、バイエルンから復帰したゲッツェとヴォルフスブルクから獲得したシュールレはベンチスタートとなった。▽ホームの観衆の声援を背にドルトムントが良い入りを見せる。まずは6分、バルトラの浮き球パスをボックス左で受けた香川がボレーシュート。これはわずかに枠の左へ外れたが、続く7分にもバルトラの好ロングフィードに抜け出したオーバメヤンがボックス左に抜け出して決定的なシュートを浴びせる。しかし、ハビ・マルティネスの寄せに阻まれて枠の左へ外れた。

▽その後もドルトムントがポゼッションして仕掛けていく展開の中、32分にはロングボールに抜け出したO・デンベレがボックス左からシュート。だが、GKノイアーのセーブに阻まれる。さらに直後にもO・デンベレがボックス左から中へ切れ込んで可能性のあるシュートを放つと、34分にはバルトラの縦パスを受けたアドリアン・ラモスがフンメルスと入れ替わってボックス左からシュート。しかし、この場面でもGKノイアーのセーブに阻まれてしまった。

▽一方、慎重な戦いに徹して攻撃に移れないでいたバイエルンだったが、37分にビダルのミドルシュートで1stシュートを浴びせると、続く38分に決定機。ボックス右からハビ・マルティネスの上げたクロスをファーでフリーとなっていたビダルがヘディングシュート。ゴール至近距離からのシュートだったが、GKビュルキのビッグセーブに阻まれた。さらにルーズボールがビダルの下にこぼれたが、シュートを枠に飛ばせない。さらに43分にはレヴァンドフスキのヘディングシュートがゴールに向かうも、GKビュルキの飛び出しに阻まれ、前半をゴールレスで終えた。

▽迎えた後半、ドルトムントが前半同様に良い立ち上がりを見せる。50分にルーズボールに反応したボックス中央のパスラックの強烈なシュートが枠を捉えれば、57分にはO・デンベレのゴール正面からのシュートが枠の右隅を捉える。しかし、いずれもGKノイアーの好守に阻止され、先制ゴールとはならない。

▽すると58分、バイエルンが先制する。左サイドからのレヴァンドフスキのクロスはミュラーに収まらなかったものの、ファーに流れてペナルティアーク右のビダルがダイレクトでシュート。GKビュルキにセーブされたが、ルーズボールをビダルが詰めた。

▽多くのチャンスを作りながらも先制されたドルトムントは68分に2枚代えを敢行。O・デンベレとアドリアン・ラモスに代えてシュールレとヴァイグルを投入した。

▽しかし79分にバイエルンが勝負を決定付ける。右CKからファーサイドのフンメルスのヘッドでの落としを、ゴールエリア左のミュラーがコースを変えてネットを揺らした。終盤にかけては息の切れたドルトムントをバイエルンがシャットアウト。守護神の活躍でドルトムントを封じ、今季初タイトルを獲得している。