【原ゆみこのマドリッド】いよいよ真剣勝負が見られる…
2016.08.08 13:30 Mon
▽「暑いのに偉いよね」そんな風に私が感心していたのは日曜日、UEFAスーパーカップに備え、ライバルのレアル・マドリーより1日早く、ノルウェーのトロンハイムに旅立つセビージャのチームバスを2000人余りのファンが練習場前で見送っている風景をTVで見た時のことでした。いやあ、ここ3年、ヨーロッパリーグで優勝し続けているセビージャはこの大会に出るのも3年連続とはいえ、2年前はカーディフで今回と同じ相手に2-0、昨年はトビリシでバルサに延長戦の死闘の末、5-4で涙を飲んだため、サポーターにしてみれば、3度目の正直で今年こそ勝ってほしいという気持ちが強いのはわかりますけどね。
▽セビージャの場合はその中間ぐらいだと思いますが、少なくとも火曜のUEFAスーパーカップは自ら勝ち取った権利で堂々と優勝を争える大会。ええ、8月に最も公式戦の多い彼らは続いて、14日と17日にスペイン・スーパーカップをバルサと戦いますが、こちらは昨年のアスレティック同様、コパ・デル・レイ決勝で負けたものの、リーガ優勝もバルサだったため、コパの準優勝チームとしての出場になりますからね。ここで2つのスーパーカップに勝てば、リベンジがまとめてできるという意味でもファンたちは盛り上がっているんでしょうけど、逆にどちらも負けてしまったら、それだけショックも大きいかも。
▽その一方で、彼らの直近の対戦相手、マドリーはどうしていたかというと。いやあ、水曜深夜にはインターナショナル・チャンピオンズカップの最後の試合、ニュージャージーでのバイエルン戦を私も眠いのを我慢して見ていたんですが、ジダン監督、アンチェロッティ監督という注目の師弟対決だった割に、どちらも攻撃が今イチ、パッとしなかったのは、片やBBC(ベイル、ベンゼマ、クリスチアーノ・ロナウドの頭文字)、向こうはレバンドフスキ、ミュラーら、前線の中心選手たちが欠けていたせいだったんでしょうかね。結局、ゴールが生まれたのは後半33分、しかもカルバハルと交代したダニーロのエリア外からの一発だけだったとは何とも淋しいじゃないですか。
▽どうやらユーロでウェールズ代表を準決勝まで導いたことでリーダーとして自信をつけ、折しも決勝でケガをしたロナウドが出場できないのもチャンスと見たんでしょうか。マドリーでもチームを牽引すべく、トロンハイムでの試合でプレーする気満々だったようですが、いやあ、やっぱりこの業界は負けず嫌いの人が多いんですかね。翌日曜には本来なら、UEFAスーパーカップ後の10日に合流予定、イビサ島から生まれ故郷のマデイラ島、その後はラス・ベガスやロサンジェルスなどで休暇を過ごしていたロナウドが突然、バルデベバスに姿を現したから、ビックリしたの何のって。
▽いえ、だからといって、こちらはどうやったって、セビージャ戦には間に合いませんけどね。もしやこれって、先日、以前マドリーを率いていたモウリーニョ監督(現マンチェスター・ユナイテッド)から、「彼はユーロ決勝の最後の時間、全然役に立ってなかった。あとちょっとでポルトガルが優勝ということで、感情が爆発していたようだが、チームを率いていたのはサントス監督だし」という、あまりに当然なコメントをされ、そのお返してとばかりに自身のツィッター(https://twitter.com/cristiano)にトロフィーを持って祝う姿を「Quick remind(ちょっと思い出して)」とアップ。
▽実際、その姿を見れば、彼がフランスとの決勝前半途中に涙の負傷交代したことなど、誰も思い出さないのをいいことに、UEFAスーパーカップ会場のレルケンダル・スタディオンでも応援に精を出せば、チームが優勝した際、同僚のベイル、そしてアトレティコのグリースマンとの3人で争うことになったUEFA欧州最優秀選手賞の最終投票でもイメージポイントが加算されるかもという思惑もあった? いえ、そんなのはもちろん、私の勝手な想像ですが、幸いマドリーではアメリカツアー中、腰痛でまったく試合に出られなかったベンゼマがようやく回復して、全体練習に参加。これはプレシーズンの3試合でモラタがまだゴールを1本も挙げていないことを考えると朗報でしょう。
▽そのFWたちを支える中盤ではルーカス・バスケス、カセミロ、モドリッチ、イスコ、ハメスらの先発が予想されていますが、バイエルン戦の後、ジダン監督が残留に前向きだったアセンシオにも要注目。その代わりにイスコかハメスが放出と言われていますが、後者はフロントが売却に反対しているため、やはり犠牲になるのはスペイン人選手の方? そうそう、ヘセ・ロドリゲスはPSG移籍がほぼ決まったようで、その他のツアーに参加したカンテラーノ(RMカスティージャの選手)たちもマリアーノ、ジョレテンテ、そして1年半前に将来を嘱望されて鳴り物入りで入団したノルウェーの逸材、17歳のエーデゴーアなどもレンタル先が決まり次第、チームを離れる模様です。
▽あとは昨季終了後にアキレス腱の手術をしたGKケイロル・ナバスがまだ完調ではないため、先発するカシージャが「He sonado desde los 14 anos con jugar un partido como la final de la Supercopa/エ・ソニャードー・デスデ・ロス・カトルセ・アーニョス・コン・フガール・ウン・パルティードー・コモ・ラ・フィナル・デ・ラ・スーペルコパ(自分は14歳の時から、スーパーカップ決勝みたいな試合でプレーすることを夢見ていた)」と抱負を語っていたのを聞いて、マドリーにもスーパーのつく大会に意欲を燃やす選手がいるんだと思ったことぐらいが、近況になりますが、そんな彼らも月曜にはトロンハイムに向けて出発します。
▽ちなみにセビージャのメンバーの方にもちょっと触れておくと、毎年、新陳代謝の激しいこのチームで2年前のマドリー戦のスタメンからの生き残りはカリーソ、パレハ、ビトロのみ。何せ、この夏もバネガ(ユベントス)、クリホビアク(PSG)、ガメイロ(アトレティコ)を始め、先日のジョレンテ(スウォンジー)を入れて、計11人も退団していますからね。指揮官ですら、エメリ監督(現PSG)からサンパオリ監督に交代していますが、相変わらず、スポーツディレクターのモンチ氏の打つ手も早くて、前線にはイェデル(トゥールーズ)、ビエット(アトレティコ)、ガンソ(サンパウロ)、サラビア(ヘタフェ)らが加入。ここまでのプレシーズンマッチも5戦全勝と、戦力低下の兆しは見えていません。
▽ただそれでも、モンチ氏はバイエルン戦でのマドリーのメンバーを見て、「Para igualarlos deberian tener muchas mas bajas/パラ・イグアラールロス・デベリアン・テネール・ムーチャス・マス・バハス(ウチが拮抗するには、もっと沢山欠場者が出てくれないと)」と弱気なことを言っていましたが、火曜の午後8時45分(日本時間翌午前3時45分)からのUEFAスーパーカップは一発勝負だけに、どちらに軍配が挙がるかはまったくわからず。この夏、ここまでの親善試合とは違って、ようやくファンもしっかり見たくなる一戦が来てくれましたね。
▽え、それでお隣さんが公式戦の準備をしている間、アトレティコは何をやっていたのかって? いやあ、今週一番、驚かされたのは日曜に入団プレゼンがあって、翌日にはマハダオンダ(マドリッド近郊)でのトリプルセッションに初参加したガメイロがそれだけ太ももの筋肉痛になってしまい、オーストラリア遠征から戻って来た本隊が水曜に練習を始めても参加できなかったこと。うーん、彼はユーロのフランス代表には呼ばれず、セビージャのプレシーズン開始から、ずっとトレーニングしていたはずなんですけどね。それだけアトレティコはフィジカルに対する要求がきつい?
▽おかげでこの土曜、トルコ国内の治安状況の悪さから中止になったイスタンブールでのガラタサライ戦に代わり、急遽、相手をしてくれることになったセリエA昇格組、イタリア半島の先っぽにあるクロトーネとの試合で彼のデビューを見ることはできなかったんですけどね。内容も前半はかなり低調なプレーに終始したようですが、幸いながら、こちらも移籍後、初出場となったガイタン(ベンフィカから移籍)が後半14分、カラスコのラストパスを決めてアトレティコが先制。更にロスタイムには、一緒に入団プレゼンをしたサントス・ボレ(同デポルティボ・カリ)とどちらが今季、レンタル移籍に出るかを争っているディオゴ・ジョタ(同パソス・デ・フェレイラ)が個人技から2点目を挙げ、リーガのレガネスやエイバルに例えられる相手に対し、昨季CL準優勝チームとしての貫録を示すことができました(最終結果0-2)。
▽ちなみにプレシーズン後発組のコケ、ファンフラン、カラスコらも参加したこの試合はまた、有料チャンネルでの中継だったため、私は見るのを諦めていたんですが、丁度、その晩はエスタディオ・バジェカスで、昨季2部に降格してしまったマドリッドの弟分チーム、ラージョと、今季から晴れて1部で戦えるようになった新弟分のレガネスの親善試合が開催。まだ、マドリッド郊外にあるレガネスの練習場に行けていないこともあって、これは彼らを知るいい機会だと思い、そちらに足を運んでみたものの、いえ、スタジアムのすぐ前にメトロ(地下鉄)の出口がある、国鉄アトーチャ駅とセントロ(市内中心部)を結ぶ1番線が11月まで路線改修工事のため、運行しておらず。そのせいで回り道した上、代替バスを使わないとたどり着けないなんていうのは、大した問題じゃなかったんですけどね。
▽そんなことより、パコ・ヘメス監督がグラナダに行ってしまい、サンドバル監督が率いる2部のラージョの方が全然、元気って一体、どういうこと?そう、トラシュオラスやハビ・ゲラ、エンバルバ、ティト、ナチョ、マヌーチョといった昨季の主力選手がまだ残っているラージョは前半、エベルトとハビ・ゲラのゴールで2点を奪ってリード。まだ補強も半ばのレガネスがほとんどシュートも撃てず、そのまま負けてしまったのを見た日には、またしてもサンティアゴ・ベルナベウにgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)を喰らいに来るチームが増えたのだろうかと心配になってしまいましたが、まあ、ヘタフェ(こちらも今季は2部)も1部に上がったばかりの頃はそんな感じでしたからね。
▽とりあえず、その日はバジェカス杯で、ホームのラージョが優勝トロフィーを掲げ、チームの降格にも関わらず、熱い応援を送っていたサポーターたちを喜ばすことができたので良しとしましょうか。いえ、レガネスがリーガ1部の戦いを始めるのは22日のセルタ戦で、もうあまり準備の時間はないんですけどね。2節にはブタルケ(レガネスのホームスタジアム)に早くも大先輩のアトレティコを迎えますし、最初は何かと大変かと思いますが、昨季は昇格組のベティス、スポルティング、ラス・パルマスの3チームとも残留を達成したなんて前例もありますし、なるたけ長い間、大舞台でのシーズンを楽しめるよう、頑張ってくれることを祈っています。
【マドリッド通信員】
原ゆみこ
南米旅行に行きたくてスペイン語を始めたが、語学留学以来スペインにはまって渡西を繰り返す。遊学4回目ながらサッカーに目覚めたのは2002年のW杯からという新米ファン。ワイン、生ハム、チーズが大好きで近所のタパス・バルの常連。今はスペイン人親父とバルでレアル・マドリーを応援している。
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▽このところ、マドリッドでも耐えがたい暑い日々が続き、部屋に冷房のない私など、午後はコルテ・イングレス(スペインのデパートチェーン)か、涼しいカフェに避難しているんですが、それに輪をかけてスペイン南部、アンダルシア地方の内陸にあるセビージャの街は気温が40度まで上がる猛暑の日々。それにも関わらず、荒涼とした練習施設近辺には日影もないというのに、選手たちをお見送りに行ってしまう根性にはただただ感服するばかり。ファンたちのタイトル獲得に懸ける思いが伝わってくるってもんじゃないですか。▽え、そうは言っても、スーパーのつく大会はビッグクラブから、かなり軽視されているんじゃないかって? まあ、バルサやマドリーだけでなく、2014年にはアトレティコもお隣さんを破ってスペイン・スーパーカップに優勝しましたけど、そのシーズンは他に何もなかったため、忘れられがちなのは確かですけどね。とはいえ、昨年、スペイン・スーパーカップ2試合合計5-1でバルサを倒し、31年ぶりのタイトル獲得となったアスレティックなど、ガバラ(ビルバオでの優勝パレードに使われる船)を引き出すかどうか、大議論になったり、まだ負傷のリハビリ中で出場できなかったムニアインなど、トロフィーのタトゥーをしてしまうといった具合で、ネプトゥルノの噴水(優勝を祝う広場)にさえ行かなかったアトレティコとはあまりに対照的。▽その一方で、彼らの直近の対戦相手、マドリーはどうしていたかというと。いやあ、水曜深夜にはインターナショナル・チャンピオンズカップの最後の試合、ニュージャージーでのバイエルン戦を私も眠いのを我慢して見ていたんですが、ジダン監督、アンチェロッティ監督という注目の師弟対決だった割に、どちらも攻撃が今イチ、パッとしなかったのは、片やBBC(ベイル、ベンゼマ、クリスチアーノ・ロナウドの頭文字)、向こうはレバンドフスキ、ミュラーら、前線の中心選手たちが欠けていたせいだったんでしょうかね。結局、ゴールが生まれたのは後半33分、しかもカルバハルと交代したダニーロのエリア外からの一発だけだったとは何とも淋しいじゃないですか。
▽まあ、それでも1-0で勝てましたし、モドリッチ、セルヒオ・ラモス、ハメス・ロドリゲスら、遅れてチームに合流した選手たちの足慣らしもできましたしね。PSG、チェルシー、バイエルンと一流どころを相手にしたアメリカツアーも2勝1敗で終わり、金曜にはマドリッドに着いていた彼らですが、バルデベバス(バラハス空港の近く)での練習を再開したのは土曜の夕方になってから。この時にはユーロ参加が長かったクロース、ベイルも戻って来たんですが、ジダン監督は2人のUEFAスーパーカップ出場には悲観的だったにも関わらず、後者などはまだバケーション中だった数日前から、トレーニングに怠りないところを自身のSNSで猛アピール(https://www.instagram.com/p/BIppVYtDaFy/?taken-by=garethbale11)。
▽どうやらユーロでウェールズ代表を準決勝まで導いたことでリーダーとして自信をつけ、折しも決勝でケガをしたロナウドが出場できないのもチャンスと見たんでしょうか。マドリーでもチームを牽引すべく、トロンハイムでの試合でプレーする気満々だったようですが、いやあ、やっぱりこの業界は負けず嫌いの人が多いんですかね。翌日曜には本来なら、UEFAスーパーカップ後の10日に合流予定、イビサ島から生まれ故郷のマデイラ島、その後はラス・ベガスやロサンジェルスなどで休暇を過ごしていたロナウドが突然、バルデベバスに姿を現したから、ビックリしたの何のって。
▽いえ、だからといって、こちらはどうやったって、セビージャ戦には間に合いませんけどね。もしやこれって、先日、以前マドリーを率いていたモウリーニョ監督(現マンチェスター・ユナイテッド)から、「彼はユーロ決勝の最後の時間、全然役に立ってなかった。あとちょっとでポルトガルが優勝ということで、感情が爆発していたようだが、チームを率いていたのはサントス監督だし」という、あまりに当然なコメントをされ、そのお返してとばかりに自身のツィッター(https://twitter.com/cristiano)にトロフィーを持って祝う姿を「Quick remind(ちょっと思い出して)」とアップ。
▽実際、その姿を見れば、彼がフランスとの決勝前半途中に涙の負傷交代したことなど、誰も思い出さないのをいいことに、UEFAスーパーカップ会場のレルケンダル・スタディオンでも応援に精を出せば、チームが優勝した際、同僚のベイル、そしてアトレティコのグリースマンとの3人で争うことになったUEFA欧州最優秀選手賞の最終投票でもイメージポイントが加算されるかもという思惑もあった? いえ、そんなのはもちろん、私の勝手な想像ですが、幸いマドリーではアメリカツアー中、腰痛でまったく試合に出られなかったベンゼマがようやく回復して、全体練習に参加。これはプレシーズンの3試合でモラタがまだゴールを1本も挙げていないことを考えると朗報でしょう。
▽そのFWたちを支える中盤ではルーカス・バスケス、カセミロ、モドリッチ、イスコ、ハメスらの先発が予想されていますが、バイエルン戦の後、ジダン監督が残留に前向きだったアセンシオにも要注目。その代わりにイスコかハメスが放出と言われていますが、後者はフロントが売却に反対しているため、やはり犠牲になるのはスペイン人選手の方? そうそう、ヘセ・ロドリゲスはPSG移籍がほぼ決まったようで、その他のツアーに参加したカンテラーノ(RMカスティージャの選手)たちもマリアーノ、ジョレテンテ、そして1年半前に将来を嘱望されて鳴り物入りで入団したノルウェーの逸材、17歳のエーデゴーアなどもレンタル先が決まり次第、チームを離れる模様です。
▽あとは昨季終了後にアキレス腱の手術をしたGKケイロル・ナバスがまだ完調ではないため、先発するカシージャが「He sonado desde los 14 anos con jugar un partido como la final de la Supercopa/エ・ソニャードー・デスデ・ロス・カトルセ・アーニョス・コン・フガール・ウン・パルティードー・コモ・ラ・フィナル・デ・ラ・スーペルコパ(自分は14歳の時から、スーパーカップ決勝みたいな試合でプレーすることを夢見ていた)」と抱負を語っていたのを聞いて、マドリーにもスーパーのつく大会に意欲を燃やす選手がいるんだと思ったことぐらいが、近況になりますが、そんな彼らも月曜にはトロンハイムに向けて出発します。
▽ちなみにセビージャのメンバーの方にもちょっと触れておくと、毎年、新陳代謝の激しいこのチームで2年前のマドリー戦のスタメンからの生き残りはカリーソ、パレハ、ビトロのみ。何せ、この夏もバネガ(ユベントス)、クリホビアク(PSG)、ガメイロ(アトレティコ)を始め、先日のジョレンテ(スウォンジー)を入れて、計11人も退団していますからね。指揮官ですら、エメリ監督(現PSG)からサンパオリ監督に交代していますが、相変わらず、スポーツディレクターのモンチ氏の打つ手も早くて、前線にはイェデル(トゥールーズ)、ビエット(アトレティコ)、ガンソ(サンパウロ)、サラビア(ヘタフェ)らが加入。ここまでのプレシーズンマッチも5戦全勝と、戦力低下の兆しは見えていません。
▽ただそれでも、モンチ氏はバイエルン戦でのマドリーのメンバーを見て、「Para igualarlos deberian tener muchas mas bajas/パラ・イグアラールロス・デベリアン・テネール・ムーチャス・マス・バハス(ウチが拮抗するには、もっと沢山欠場者が出てくれないと)」と弱気なことを言っていましたが、火曜の午後8時45分(日本時間翌午前3時45分)からのUEFAスーパーカップは一発勝負だけに、どちらに軍配が挙がるかはまったくわからず。この夏、ここまでの親善試合とは違って、ようやくファンもしっかり見たくなる一戦が来てくれましたね。
▽え、それでお隣さんが公式戦の準備をしている間、アトレティコは何をやっていたのかって? いやあ、今週一番、驚かされたのは日曜に入団プレゼンがあって、翌日にはマハダオンダ(マドリッド近郊)でのトリプルセッションに初参加したガメイロがそれだけ太ももの筋肉痛になってしまい、オーストラリア遠征から戻って来た本隊が水曜に練習を始めても参加できなかったこと。うーん、彼はユーロのフランス代表には呼ばれず、セビージャのプレシーズン開始から、ずっとトレーニングしていたはずなんですけどね。それだけアトレティコはフィジカルに対する要求がきつい?
▽おかげでこの土曜、トルコ国内の治安状況の悪さから中止になったイスタンブールでのガラタサライ戦に代わり、急遽、相手をしてくれることになったセリエA昇格組、イタリア半島の先っぽにあるクロトーネとの試合で彼のデビューを見ることはできなかったんですけどね。内容も前半はかなり低調なプレーに終始したようですが、幸いながら、こちらも移籍後、初出場となったガイタン(ベンフィカから移籍)が後半14分、カラスコのラストパスを決めてアトレティコが先制。更にロスタイムには、一緒に入団プレゼンをしたサントス・ボレ(同デポルティボ・カリ)とどちらが今季、レンタル移籍に出るかを争っているディオゴ・ジョタ(同パソス・デ・フェレイラ)が個人技から2点目を挙げ、リーガのレガネスやエイバルに例えられる相手に対し、昨季CL準優勝チームとしての貫録を示すことができました(最終結果0-2)。
▽ちなみにプレシーズン後発組のコケ、ファンフラン、カラスコらも参加したこの試合はまた、有料チャンネルでの中継だったため、私は見るのを諦めていたんですが、丁度、その晩はエスタディオ・バジェカスで、昨季2部に降格してしまったマドリッドの弟分チーム、ラージョと、今季から晴れて1部で戦えるようになった新弟分のレガネスの親善試合が開催。まだ、マドリッド郊外にあるレガネスの練習場に行けていないこともあって、これは彼らを知るいい機会だと思い、そちらに足を運んでみたものの、いえ、スタジアムのすぐ前にメトロ(地下鉄)の出口がある、国鉄アトーチャ駅とセントロ(市内中心部)を結ぶ1番線が11月まで路線改修工事のため、運行しておらず。そのせいで回り道した上、代替バスを使わないとたどり着けないなんていうのは、大した問題じゃなかったんですけどね。
▽そんなことより、パコ・ヘメス監督がグラナダに行ってしまい、サンドバル監督が率いる2部のラージョの方が全然、元気って一体、どういうこと?そう、トラシュオラスやハビ・ゲラ、エンバルバ、ティト、ナチョ、マヌーチョといった昨季の主力選手がまだ残っているラージョは前半、エベルトとハビ・ゲラのゴールで2点を奪ってリード。まだ補強も半ばのレガネスがほとんどシュートも撃てず、そのまま負けてしまったのを見た日には、またしてもサンティアゴ・ベルナベウにgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)を喰らいに来るチームが増えたのだろうかと心配になってしまいましたが、まあ、ヘタフェ(こちらも今季は2部)も1部に上がったばかりの頃はそんな感じでしたからね。
▽とりあえず、その日はバジェカス杯で、ホームのラージョが優勝トロフィーを掲げ、チームの降格にも関わらず、熱い応援を送っていたサポーターたちを喜ばすことができたので良しとしましょうか。いえ、レガネスがリーガ1部の戦いを始めるのは22日のセルタ戦で、もうあまり準備の時間はないんですけどね。2節にはブタルケ(レガネスのホームスタジアム)に早くも大先輩のアトレティコを迎えますし、最初は何かと大変かと思いますが、昨季は昇格組のベティス、スポルティング、ラス・パルマスの3チームとも残留を達成したなんて前例もありますし、なるたけ長い間、大舞台でのシーズンを楽しめるよう、頑張ってくれることを祈っています。
【マドリッド通信員】
原ゆみこ
南米旅行に行きたくてスペイン語を始めたが、語学留学以来スペインにはまって渡西を繰り返す。遊学4回目ながらサッカーに目覚めたのは2002年のW杯からという新米ファン。ワイン、生ハム、チーズが大好きで近所のタパス・バルの常連。今はスペイン人親父とバルでレアル・マドリーを応援している。
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レアル・マドリーのウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが、ここ最近話題を集める妻やマドリー加入時、現チームへの想いなどさまざまなトピックを語った。スペイン『アス』が伝えている。 現在、リーダーグループの一人としてエル・ブランコの屋台骨を支えるバルベルデは、スペイン『Movistar Plus+』の番組『Universo Valdano』でクラブレジェンドであるホルヘ・バルダーノ氏との対談企画に参加し、さまざまなトピックについて語った。 先日のバロンドール授賞式後に収録されたインタビューの冒頭でエル・クラシコでの大敗や直近のチームの状態について率直に語った26歳。さらに、第4キャプテンを務める現状について、より大きな重圧や責任を感じたなかでプレーしていることを明かした。 「ここは世界最高のチームで、見返りにすべてを求められる。このクラブでプレーする感覚は最高で、他に類を見ないものなんだ。すべてにおいて最高でなければならないし、それをチームメイトに証明し、チームメイトに自分が最高だと信じてもらい、その気持ちに伝播していかないといけない。このバッジを着けることが世界一になり、このチームで誇りと名誉を持ってプレーする唯一の方法なんだ。このバッジは誰もが付けられるものではないからね」 そこからインタビューはバルベルデの10代の頃に遡り、アーセナルでの練習参加やマドリー加入前後の興味深いエピソードも披露された。 「(アーセナルでのトライアル)当時16歳だった。彼らは僕をトップチームで1週間トレーニングするように誘ってくれた。そこにある未来を想像したよ。その1週間は楽しかったよ。ディブ(当時在籍していたエミリアーノ・マルティネス)は、あらゆる面で最も助けてくれた人の一人だった。ベジェリン、アレクシス・サンチェス、カソルラと並んで、彼が最初に声をかけてくれた。その数カ月にはペニャロールのトップチームでトレーニングを始めていた」 「(マドリーからの連絡)母が興奮しているのを見るまでは、冗談だと思っていたよ」 「(デポルティボへの武者修行)両親は10分ほど離れたところに住んでいたけど、一人暮らしを始めたんだ。成長し、一人暮らしに慣れるために、自分のスペースも必要だった。フットボーラーとして、それは大きな成長だった。うまくいかない時期もあったけど、そのおかげで大きく成長できたんだ」 2018年のマドリー復帰の際にはフレン・ロペテギ新監督の下でファーストチーム定着の足がかりを掴んだ。 現在、ウェストハムを率いるスペイン人指揮官について「救世主(笑)」と今でも感謝の気持ちを強く抱いているという。 「彼には大きな恩義があるよ。彼は自信を与えてくれた人だ。僕はワールドカップに出場できず、ウルグアイにいた。それは自分にとって大きな痛手で、キャリアで最悪の出来事のひとつだった。1カ月半の休暇があり、一日中トレーニングに専念した。その努力の報酬がレアル・マドリーにたどり着いたことだね」 同じくエル・ブランコのトップチームに馴染む上で、ブラジル代表MFカゼミロの存在が大きかったと語るバルベルデ。 「到着すると、マルセロ、カゼミロ、ベイル、ベンゼマ、セルヒオ・ラモ…。そんなスーパースターがテーブルに座っているのが見えたんだ。そんななかでカゼミロは僕をサポートしてくれたんだ」 「彼は僕を抱きしめて『ここに座りな』って言ってくれたんだ。背番号のおかげで、ドレッシングルームでも僕らはとても仲が良かった。カゼミロはピッチで指示をしたり誰かを正したりするために大声を出す必要がなかった。彼は近くにいて、常に建設的な批判をしてくれた。現在、妻が僕に向かって話す批判は、カゼミロがドレッシングルームで常に言っていたことなんだ。『フェデ、もっと練習しなきゃ』ってね」 その流れでバルベルデは、先日にSNSを通じてカルロ・アンチェロッティ監督の起用法を批判したことで話題を集めた妻ミナ・ボニーノさんについても言及。バルベルデと結婚してマドリードに渡るまで、アルゼンチンでフットボールジャーナリストとして働いていたミナさんは、指揮官に対してだけでなく夫に対しても常に厳しい目を向けているという。 「アヤックスが簡単なプレーで僕らを負かした後、試合後に車に乗ると、妻は『なぜパスをするの? なぜゴールに向かわないの? なぜあのプレーで走らなかったの?』とまくし立ててきたんだ」 続けて17位に終わったバロンドールについて話を向けられると、「これからも向上し続けないと、家で殺されてしまう(笑)。もう少しいい順位を期待していたけど、個人的にはものすごく誇らしい気持ちになった。妻は泣き出しちゃったけど、それはそれでよかったよ。『あなたは自分が達成していることを高く評価していない』って言ってくれたし、それはすごくうれしかった。2、3位上位を期待していたけど、それ以上は求めていないよ」と、自身以上に妻が結果を悔しがっていたことも明かした。 最後に、バルダーノ氏から「10年後にもう一度インタビューして振り返ろう」と振られると、「ルカ・モドリッチから少し血をもらって、生き延びられるかどうか試してみようと思う(笑)。32歳まで生き延びられるかどうかも分からないけど、彼はもうすぐ40歳だ」と、未だ健在ぶりを示す鉄人をお手本にレジェンドとの再対談を約束している。 <span class="paragraph-title">【写真】指揮官とバルベルデにも噛みつく妻ミナ・ボニートさん</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C7wfdZpIMLD/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C7wfdZpIMLD/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C7wfdZpIMLD/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Mina Bonino(@minabonino)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.11.19 13:30 Tue2
レアルMFブラヒム・ディアスがAFCON予選で大暴れ! プロ初のハットトリックに「満足」
レアル・マドリーのモロッコ代表MFブラヒム・ディアスがハットトリックを達成した。 モロッコは18日、アフリカ・ネーションズカップ(AFCON)予選のグループB第6節でレソト代表と対戦。5戦全勝で迎えたなか、7-0の圧勝を収めた。 この試合で大暴れしたのが10番・ブラヒム。開始5分に左足で流し込み先制点を挙げると、15分には右ポケットから右足一閃。3点リードの42分には右ポケットへの浮き球のパスに抜け出し、角度のないところからネットを揺らした。 前半のみで3得点を奪い、62分にお役御免。15日に行われたガボン代表戦でも2ゴールを記録していたブラヒムは、4試合7ゴールで得点ランキングトップに立った。 試合後にはインスタグラムを更新。チームの勝利やプロ入り後初のハットトリックを喜んだ。 「熱心なファンの前で、ホームで大勝を収めてインターナショナルブレイクを終える。プロとして初のハットトリックには満足だ。応援ありがとう!」 <span class="paragraph-title">【動画】ブラヒムの初ハットトリック!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="it" dir="ltr">Brahim…Tris<br><br>L’ex Milan non si ferma più: dopo la doppietta contro il Gabon, <a href="https://twitter.com/hashtag/BrahimDiaz?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#BrahimDiaz</a> segna una tripletta nel primo tempo del match tra <a href="https://twitter.com/hashtag/Marocco?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Marocco</a> e Lesotho<br><br>Leoni dell’Atlante avanti 5-0 al termine del primo tempo<a href="https://twitter.com/hashtag/Sportitalia?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Sportitalia</a> <a href="https://t.co/siXGun4eg9">pic.twitter.com/siXGun4eg9</a></p>— Sportitalia (@tvdellosport) <a href="https://twitter.com/tvdellosport/status/1858601972993081621?ref_src=twsrc%5Etfw">November 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.19 17:43 Tue3
ムバッペの公式戦5試合ぶり弾など3発快勝のマドリーがCLリバプール戦に弾み【ラ・リーガ】
レアル・マドリーは24日、ラ・リーガ第14節でレガネスとのアウェイ戦に臨み、3-0で快勝した。 代表ウィーク前の前節オサスナ戦をヴィニシウスのハットトリックで完勝とした2位マドリー(勝ち点27)は、3日後にチャンピオンズリーグ(CL)リバプール戦を控える中、守護神のクルトワが戦列に復帰。手薄な最終ラインにはバルベルデが右サイドバック、カンテラーノのアセンシオがセンターバックで初スタメンを飾った。 14位レガネス(勝ち点14)に対し、ムバッペとヴィニシウスの2トップで臨んだマドリーが10分に先制しかける。ヴィニシウスのスルーパスに抜け出したムバッペがシュートを蹴り込んだが、わずかにオフサイドだった。 その後も押し込むマドリーは25分、ギュレルが単騎突破からボックス右に侵入、枠内シュートを放ったが、GKドミトロビッチの好守に阻まれた。 ハーフタイムにかけても攻勢をかけたマドリーは43分に押し切る。ベリンガムのボールカットからヴィニシウスがボックス右へ侵入、折り返しをムバッペが押し込んだ。 ムバッペの公式戦5試合ぶりのゴールで先手を取ったマドリーが迎えた後半も押し込むと、66分にリードを広げる。ボックス手前左からのリスタートを主将バルベルデが決めきった。 さらに74分、ギュレルに3点目の好機もここもGKドミトロビッチの好守に阻まれたマドリーは81分、ムバッペがGK強襲のシュートを浴びせると、85分にダメ押し弾。CKの流れからブラヒム・ディアスのミドルシュートがバーに直撃したが、ルーズボールをベリンガムがヘディングで押し込んだ。 このまま3-0で快勝としたマドリーが首位バルセロナに4ポイント差とし、リバプール戦に弾みを付けている。 レガネス 0-3 レアル・マドリー キリアン・ムバッペ(前43) フェデリコ・バルベルデ(後21) ジュード・ベリンガム(後40) <span class="paragraph-title">【動画】ムバッペ先制弾にバルベルデ砲!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ハイプレスからのボール奪取<br>ヴィニシウスのアシストで<br>エンバペが公式戦5試合ぶりのゴール<br><br>ラ・リーガ 第14節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%AC%E3%83%8D%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#レガネス</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・マドリー</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/dwUuDa1rsS">pic.twitter.com/dwUuDa1rsS</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1860751640581804206?ref_src=twsrc%5Etfw">November 24, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ずらして止めてドンッ<br>バルベルデのキャノン砲が炸裂<br><br>ラ・リーガ 第14節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%AC%E3%83%8D%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#レガネス</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・マドリー</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/2kNAQ2D7b8">pic.twitter.com/2kNAQ2D7b8</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1860762292222296477?ref_src=twsrc%5Etfw">November 24, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.25 04:24 Mon4
“絶対に不満をこぼさない男” ヘスス・バジェホも内心お怒り? CB需要高まるマドリーでも起用されず
レアル・マドリーのスペイン人DFヘスス・バジェホ(27)。スペイン『Relevo』がその忍耐強さに再びスポットライトを当てた。 マドリー所属でレンタル放出を繰り返すこと通算5回、新加入選手に背番号を奪われること通算2回…カルロ・アンチェロッティ監督のメイン構想に入ったことなど1度もないバジェホ。 それでも、たいへん高潔な人間性と人望の厚さで知られ、『Relevo』は「非の打ち所がないプロフェッショナル」と称賛。 どれだけ試合に使ってもらえずとも、練習には毎日一番乗りで現れ、ホームゲーム後は必ずピッチに出てコンディション調整に励むのだという。そして何より、現状への不満をこぼすような真似は絶対にしない男なのだという。 だが、どうしてもコーチ陣の信頼を得られず。 バジェホは9月27日、今季最初の出番としてアラベス戦の80分、3-0の状況でセンターバックとして出場したが、マドリーはそこから肝を冷やす2失点。これ以降、ウォームアップエリアのバジェホには一度も声がかかっていない。 ここ最近では、ミリトン重傷などでセンターバックの需要が高まるマドリーだが、バジェホよりもカスティージャ(Bチーム)登録の若手が優先されている状況。21歳DFラウール・アセンシオの登用が全てを物語っている。 バジェホも内心はさすがに怒っているよ…というのが関係者談。それでもなお、黙々と日々のトレーニングに励み、アンチェロッティ監督へのアピールを続けているそうだ。 2024.11.20 21:36 Wed5