スロベニア名門マリボルに悲劇! 2人の若手選手が交通事故で死亡…

2016.08.03 02:58 Wed
Getty Images
▽スロベニアの名門マリボルに悲劇が起きた。2日、マリボル市内で起きた自動車事故で若手2選手が死亡した。スコットランド『デイリー・レコード』など複数メディアが伝えている。

▽『デイリー・レコード』の伝えるところによれば、事故は2日にマリボル市内のショッピングセンター近くで起こった。練習帰りのマリボルの若手選手4人が乗車した普通自動車が、ショッピングセンター近くの信号機に激しく接触。車体が真っ二つに分かれるほどの衝撃を受けたこの事故で、運転手のスロベニア人DFダムヤン・マルヤノビッチ(20)、後部座席に乗車していたセルビア人FWゾラン・バルヤク(21)の2人が帰らぬ人となった。

▽また、助手席に乗っていたセルビア人GKリュボミラ・モラブカ(20)は重傷、後部座席に乗っていたスロベニア人DFジガ・リプシュチェク(19)は軽傷を負った。
▽Bチーム所属の2人の有望な若手プレーヤーを亡くしたマリボルは、クラブの公式サイトで以下のような声明を発表した。

「2016年8月2日は、NKマリボルのBチームに在籍するダムヤン・マルヤノビッチとゾラン・バルヤクという、我々の2人の若いプレーヤーが交通事故によって死亡する悲劇的な日となりました」
「我々は大きな痛みを伴って、この悲劇的な知らせを受けました。容赦のない運命は、最も厳しい形で彼らの人生に介入しました。そして、NKマリボルというファミリーから若い2人を奪っていきました」

「ダムヤン・マルヤノビッチ、ゾラン・バルヤク。どうか安らかに眠ってください。あなた方の思い出はいつでも生き続けていきます。我々は最愛の人に哀悼の意を捧げます」

▽また、4日にヨーロッパリーグ予選3回戦2ndレグでマリボルと対戦するスコットランドのアバディーンは2日、公式ツイッターを通じてマリボルと亡くなった2人に向けて哀悼の意を捧げている。

マルメの関連記事

20日、21日と、チャンピオンズリーグ(CL)のプレーオフ1stレグが行われた。 本大会出場を懸けた残りの7チームを決める戦い。チャンピオンズ・パスとリーグ・パスに分かれて戦いが行われている。 日本人選手では、DF荻原拓也が所属するディナモ・ザグレブがプレーオフから出場。勝ち上がってきたカラバフと対戦し、1 2024.08.23 12:05 Fri
13日、チャンピオンズリーグ(CL)の予選3回戦の2ndレグが開催。プレーオフ進出チームが決定した。 今シーズンから新フォーマットで行われるCL。32チームから36チームに出場枠が拡大し、グループステージが廃止。リーグ・フェーズでは、各チームが8つの異なるチームと対戦して、勝ち上がりを決める。 予選から出場 2024.08.14 13:10 Wed
スウェーデンのマルメは26日、セルティックからモンテネグロ代表FWセアド・ハクシャバノビッチ(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2028年6月30日までの4年間となる。 スウェーデン出身のハクシャバノビッチは、ハルムスタッドの下部組織育ち。2015年4月にファーストチームに昇格すると、2 2024.06.27 22:35 Thu
ついに浦和レッズでデビューを果たしたノルウェー代表FWオラ・ソルバッケン(25)だが、スウェーデンのクラブが獲得に乗り出しているという。スウェーデン『Sportbladet』が伝えた。 ソルバッケンは、ローマから2024年1月に期限付き移籍で浦和に加入。しかし、ケガの影響で全く試合に絡めず、トレーニングでも姿が見 2024.05.30 11:55 Thu
電撃引退を発表した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが改めてその想いを綴った。 イブラヒモビッチは母国スウェーデンのマルメで1999年1月にプロキャリアをスタート。2001年7月にアヤックスへと完全移籍する。 そのアヤックスでは得点力を発揮し、エースとして輝くと、2004年8月にユベントスへと 2023.06.17 14:35 Sat

マルメの人気記事ランキング

1

昨季限りで引退の元スウェーデン代表FWトイヴォネンが古巣マルメのフロント入り

今年1月に現役を引退した元スウェーデン代表FWオラ・トイヴォネン(37)が、古巣マルメのアシスタント・スポーツディレクターに就任した。 母国のデーゲルフォシュでプロキャリアをスタートさせたトイヴォネンは、これまでにPSVやスタッド・レンヌ、サンダーランド、トゥールーズ、メルボルン・ビクトリーと国外のプレーで活躍。その後、2020年6月に古巣であるマルメに復帰し、昨シーズン終了までプレーしていた。 そして、スウェーデン代表として64試合14ゴールを記録した名アタッカーは、その古巣でスポーツディレクターを務めるダニエル・アンデション氏のサポート役としてセカンドキャリアをスタートすることが決定。さらに、トイヴォネンは男子トップチームで攻撃コーチを兼任することになる。 古巣で新たな役割を担うことになった37歳は、クラブ公式を通じて意気込みを語っている。 「この任務をとても楽しみにしているよ。ダニエル・アンデションの隣を歩いて、スポーツディレクターの仕事を彼から直接見て学べることは、とても刺激的だ。スウェーデンフットボールとこの仕事を学ぶのにこれ以上の人物は見つからないからね」 「同時に、マルメがさらに良くなるように、自分の視点で初日から貢献したいと思っているよ。それに加え、フィールドにいることと、プレーヤーとして何年にもわたって得た知識と経験を共有することは、完璧な組み合わせのように感じるよ」 2023.03.01 00:46 Wed
2

セルティックのモンテネグロ代表FWハクシャバノビッチが故郷スウェーデンのマルメに完全移籍

スウェーデンのマルメは26日、セルティックからモンテネグロ代表FWセアド・ハクシャバノビッチ(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2028年6月30日までの4年間となる。 スウェーデン出身のハクシャバノビッチは、ハルムスタッドの下部組織育ち。2015年4月にファーストチームに昇格すると、2017年8月にウェストハムへと完全移籍する。 その後、マラガ、ノルシェーピングへとレンタル移籍を経験すると、2020年6月にノルシェーピングに完全移籍。2021年7月にはルビン・カザンへと完全移籍する。 ユールゴーデンへのレンタル移籍を経て、2022年8月にセルティックに加入。1シーズンを戦い公式戦42試合で5ゴール4アシストを記録。しかしブレンダン・ロジャーズ監督の構想外となり、2023-24シーズンはストーク・シティへレンタル移籍。チャンピオンシップ(イングランド2部)で19試合1ゴール2アシストに終わっていた。 モンテネグロ代表としても2017年からプレーしており、33試合に出場し1ゴールを記録。アンダー世代はスウェーデン代表でプレーしていた。 2024.06.27 22:35 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly