元マインツのノルウェー人指揮官アンデルセン氏が北朝鮮代表の新監督に就任

2016.05.12 00:40 Thu
Getty Images
北朝鮮代表の新指揮官にかつてマインツやカールスルーエで指揮を執ったノルウェー人指揮官のヨルン・アンデルセン氏(53)が就任するようだ。ノルウェー『NRK』が報じている。

▽北朝鮮は、キム・チャンボク監督(56)の下で2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)のアジア予選を戦っていたものの、同国は2次予選でまさかの敗退となり、2018年のロシアW杯本大会行きを逃した。

▽これを受けて、北朝鮮はキム・チャンボク監督を解任し、その後任にアンデルセン氏を据える考えのようだ。そして、アンデルセン氏の家族からの情報によると、同氏は北朝鮮との1年契約にサインした模様だ。
▽現役時代にストライカーとして活躍したアンデルセン氏は、後に市民権を獲得したドイツのニュルンベルクやフランクフルト、ハンブルガーSVといったクラブで活躍。フランクフルト時代の1989-90シーズンには、ブンデスリーガ史上初めて外国人選手として得点王に輝いている。

▽現役引退後、指導者のキャリアをスタートしたアンデルセン氏は、2008-09シーズンにドルトムントに引き抜かれたユルゲン・クロップ監督(現リバプール)の後任として、マインツの新指揮官に就任。当時2部にいたチームを1部昇格に導いた。なお、ここ最近ではカールスルーエやオーストリア・ザルツブルクで指揮を執っていた。

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