【ELプレビュー】舞台はアンフィールド、クロップは2ラウンド続けて逆転に導くか《リバプールvsビジャレアル》
2016.05.05 13:00 Thu
▽ヨーロッパリーグ(EL)・準決勝2ndレグ、リバプールvsビジャレアルが5日の日本時間28:05にアンフィールドで行われる。1stレグは一進一退の攻防が続いた中、ビジャレアルが後半アディショナルタイムでの劇的弾により1-0で勝利した。
▽ビジャレアルに先勝されたリバプールは、ホームで勝てなければ決勝進出を逃すことになる。直近のスウォンジー戦では若手を多用して敗戦したが、主力を休ませることはできた。そして今回の舞台は、ベスト8でドルトムントを相手に大逆転劇を披露したアンフィールド。サポーターの盛大な後押しを受け、再び逆転突破を達成できるかに注目だ。ビジャレアルの堅守を攻略するために最大限の戦略を練る必要があるが、クロップ監督がこの大一番に向けて選手をうまく乗らせられるかも重要なものになるだろう。
▽一方、途中出場のアドリアン弾で先勝することに成功したビジャレアルは、クラブ史上初となるUEFA主催大会での決勝進出を目指す。4日前のバレンシアとの自治州ダービーでは、ターンオーバーを採用しながら2-0の完勝。これでリーガでの4位が確定し、来季のCLプレーオフ出場権を手にした。ただ、ELを制覇すればCL本選行きとなるだけに、タイトルとともに十分なモチベーションがある。負けなければ決勝に進めるビジャレアルとしては、今回も優位な状況を生かしたい。
▽リバプール予想スタメン
GK:ミニョレ
DF:クライン、ロブレン、コロ・トゥーレ、A・モレーノ
MF:ララナ、ミルナー、カン、ジョー・アレン、コウチーニョ
FW:スタリッジ
負傷者:DFジョー・ゴメス(ヒザ)、MFヘンダーソン(ヒザ)、MFロシター(ハムストリング)、FWオリジ(足首)、FWイングス(ヒザ)
出場停止者:サコー
▽ドーピング違反を犯した可能性があるDFサコーは、最終決定が下るまでの暫定的な処分として、UEFAから30日間の停止処分を科された。一方で、ドルトムントとの2ndレグで足首を負傷したMFカンが復帰する見込み。FWベンテケも1stレグで途中出場して復帰を果たしている。1stレグで出番のなかったFWスタリッジが先発するかは不確かであり、クロップ監督は前日会見で明言しなかったものの、起用に含みを持たせた。スタリッジがベンチスタートとなれば、1stレグのようにFWフィルミノが1トップに入るだろう。
▽ビジャレアル予想スタメン
GK:アセンホ
DF:ガスパール、ムサッキオ、ビクトル・ルイス、ジャウメ
MF:ジョナタン・ドス・サントス、ブルーノ、ピナ、デニス・スアレス
FW:バカンブ、ソルダード
負傷者:特になし
出場停止者:なし
▽1stレグで負傷交代したDFバイリーだが、欠場するほどの状態ではない模様。しかし、負傷明けのDFムサッキオが起用される見込みだ。中盤は1stレグと同じであればMFピナだが、MFトリゲロスを起用する可能性もある。
★タクティカル・プレビュー
▽試合展開としては、攻勢に出るリバプールと守ってカウンターを狙うビジャレアルという構図になるだろう。その中で、ドルトムント戦で圧巻の逆転劇を見せたリバプールが再びアンフィールドでドラマを見せるのかどうかに注目だ。
◆堅守攻略なるか~リバプール~
▽90分で勝ち抜けを決めるために、少なくとも2点が必要なリバプールの最大の関門は、堅守を誇るビジャレアルからいかにしてゴールをこじ開られるかだ。コンパクトな守備陣形に加え、ボールホルダーへの的確なチェイシングで相手の自由を奪うビジャレアルの守備を崩すのは、やはり簡単ではない作業。1stレグでも敵陣でボールを動かして守備の乱れを探ったが、肝心のゴールは生まれなかった。
▽今回の2ndレグでは、押し込む時間がより増えそうだが、その分ビジャレアルの守備もセットされやすい。2列目の4枚と1トップのスタリッジ(フィルミノ)が、少ないタッチでのパス交換をバイタルエリア付近で効果的に成功させることが必要そうだ。その上で彼らの技術とアジリティの高さを生かし、狭いスペースをうまく見つけ、そして使えなければならない。
▽また、ベンテケの復帰に伴い、フィジカルと高さというオプションが増えたため、試合展開によっては試す価値がある。一方、カンの復帰は心強いが、リスク管理を担う上で、ビジャレアルの鋭利なカウンターをしっかりと防げられるか。そのスピード感に振り回されることなく、裏のスペースを使われる前に遮断したいところだ。
◆カウンター連発で心身ともに疲弊させろ~ビジャレアル~
▽対するビジャレアルは、1stレグのように守備を安定させつつ、機を見てカウンターを繰り出してリバプールにペースを完全に握らせないようにすべきだろう。押し込まれると認識しつつ、カウンターを何度も成功させることで心身ともに相手を疲弊させたい。カウンターの肝となるソルダードとバカンブの2トップが、2人でフィニッシュまでいければ最高だ。その中でアウェイゴールを奪ってしまえば、より試合を進めやすくなる。
▽基本的には最終ラインの4枚でボックス内のスペースを埋め、リバプールの攻撃を跳ね返しにかかるだろう。タッチライン際の対応に関しては、両サイドバックが釣り出されることなく、両サイドハーフが下がって対応したい。選手間を突きにくるリバプールにスペースと時間を与えないことが必要だ。
▽ビジャレアルに先勝されたリバプールは、ホームで勝てなければ決勝進出を逃すことになる。直近のスウォンジー戦では若手を多用して敗戦したが、主力を休ませることはできた。そして今回の舞台は、ベスト8でドルトムントを相手に大逆転劇を披露したアンフィールド。サポーターの盛大な後押しを受け、再び逆転突破を達成できるかに注目だ。ビジャレアルの堅守を攻略するために最大限の戦略を練る必要があるが、クロップ監督がこの大一番に向けて選手をうまく乗らせられるかも重要なものになるだろう。
▽一方、途中出場のアドリアン弾で先勝することに成功したビジャレアルは、クラブ史上初となるUEFA主催大会での決勝進出を目指す。4日前のバレンシアとの自治州ダービーでは、ターンオーバーを採用しながら2-0の完勝。これでリーガでの4位が確定し、来季のCLプレーオフ出場権を手にした。ただ、ELを制覇すればCL本選行きとなるだけに、タイトルとともに十分なモチベーションがある。負けなければ決勝に進めるビジャレアルとしては、今回も優位な状況を生かしたい。
◆リバプール◆
【4-1-4-1】
【4-1-4-1】

GK:ミニョレ
DF:クライン、ロブレン、コロ・トゥーレ、A・モレーノ
MF:ララナ、ミルナー、カン、ジョー・アレン、コウチーニョ
FW:スタリッジ
負傷者:DFジョー・ゴメス(ヒザ)、MFヘンダーソン(ヒザ)、MFロシター(ハムストリング)、FWオリジ(足首)、FWイングス(ヒザ)
出場停止者:サコー
▽ドーピング違反を犯した可能性があるDFサコーは、最終決定が下るまでの暫定的な処分として、UEFAから30日間の停止処分を科された。一方で、ドルトムントとの2ndレグで足首を負傷したMFカンが復帰する見込み。FWベンテケも1stレグで途中出場して復帰を果たしている。1stレグで出番のなかったFWスタリッジが先発するかは不確かであり、クロップ監督は前日会見で明言しなかったものの、起用に含みを持たせた。スタリッジがベンチスタートとなれば、1stレグのようにFWフィルミノが1トップに入るだろう。
◆ビジャレアル◆
【4-4-2】
【4-4-2】

GK:アセンホ
DF:ガスパール、ムサッキオ、ビクトル・ルイス、ジャウメ
MF:ジョナタン・ドス・サントス、ブルーノ、ピナ、デニス・スアレス
FW:バカンブ、ソルダード
負傷者:特になし
出場停止者:なし
▽1stレグで負傷交代したDFバイリーだが、欠場するほどの状態ではない模様。しかし、負傷明けのDFムサッキオが起用される見込みだ。中盤は1stレグと同じであればMFピナだが、MFトリゲロスを起用する可能性もある。
★タクティカル・プレビュー
▽試合展開としては、攻勢に出るリバプールと守ってカウンターを狙うビジャレアルという構図になるだろう。その中で、ドルトムント戦で圧巻の逆転劇を見せたリバプールが再びアンフィールドでドラマを見せるのかどうかに注目だ。
◆堅守攻略なるか~リバプール~
▽90分で勝ち抜けを決めるために、少なくとも2点が必要なリバプールの最大の関門は、堅守を誇るビジャレアルからいかにしてゴールをこじ開られるかだ。コンパクトな守備陣形に加え、ボールホルダーへの的確なチェイシングで相手の自由を奪うビジャレアルの守備を崩すのは、やはり簡単ではない作業。1stレグでも敵陣でボールを動かして守備の乱れを探ったが、肝心のゴールは生まれなかった。
▽また、ベンテケの復帰に伴い、フィジカルと高さというオプションが増えたため、試合展開によっては試す価値がある。一方、カンの復帰は心強いが、リスク管理を担う上で、ビジャレアルの鋭利なカウンターをしっかりと防げられるか。そのスピード感に振り回されることなく、裏のスペースを使われる前に遮断したいところだ。
◆カウンター連発で心身ともに疲弊させろ~ビジャレアル~
▽対するビジャレアルは、1stレグのように守備を安定させつつ、機を見てカウンターを繰り出してリバプールにペースを完全に握らせないようにすべきだろう。押し込まれると認識しつつ、カウンターを何度も成功させることで心身ともに相手を疲弊させたい。カウンターの肝となるソルダードとバカンブの2トップが、2人でフィニッシュまでいければ最高だ。その中でアウェイゴールを奪ってしまえば、より試合を進めやすくなる。
▽守備面では、カバーリングや対人プレーで抜群の安定感を披露していたバイリーが出場できるか微妙な状況。仮に間に合わなくても、本来のDFリーダーであるムサッキオが負傷から戻ってきており、バイリーの不在を十分に埋めたいところだ。サポーターの後押しを受けて猛攻に出るリバプールに対し、センターバックが守備をまとめられるかは重要だ。
▽基本的には最終ラインの4枚でボックス内のスペースを埋め、リバプールの攻撃を跳ね返しにかかるだろう。タッチライン際の対応に関しては、両サイドバックが釣り出されることなく、両サイドハーフが下がって対応したい。選手間を突きにくるリバプールにスペースと時間を与えないことが必要だ。
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