岡山が無敗継続も3連勝を逃す…10人の東京Vは北脇の土壇場豪快弾で価値ある勝ち点1《J2》
2016.04.03 15:18 Sun
▽明治安田生命J2リーグ第6節のファジアーノ岡山vs東京ヴェルディが3日にシティライトスタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。
▽開幕5戦負けなしで3位に位置する岡山と、前節町田ゼルビアとのダービーに敗れた11位の東京Vの一戦。今シーズン初の3連勝を狙う岡山は押谷と渡邉を負傷で欠くものの、岩政や加地、赤嶺のベテランと、U-23日本代表の矢島と豊川が先発に入った。一方の東京Vは前節から先発3人を変更し、大木と中後、高木大が今シーズン初先発を飾った。
▽この試合、[4-3-1-2]の新布陣を採用した東京Vは、岡山のシステムとのミスマッチを生かして序盤から主導権を握った。両サイドバックの攻撃参加と中盤を流動的に動き回る南と高木善を起点に小気味いいボール回しを見せた。
▽一方、相手の流動的なポジショニングに苦戦し、奪いどころを見いだせない岡山は、キーマンの矢島が徹底マークに遭い、最終ラインからロングボールを蹴らされる形が目立つ。それでも、赤嶺や岩政がフィニッシュに持ち込むなど、要所でチャンスを窺った。
▽前半終盤にかけてフィニッシュまで行き切れない時間が続いた東京Vだったが、38分に最大の決定機。高木善の右CKから井林が決定的なヘディングシュートも、ここは相手DFにゴールライン上でかき出されてしまい、前半はゴールレスで終了した。
▽東京Vの運動量の低下に加え、藤本の投入で攻撃にリズムが生まれた岡山は、68分と71分にいずれも藤本のお膳立てからボックス内の矢島と伊藤に決定機も、ここはシュートを枠に飛ばせない。それでも、相手を押し込む岡山は75分、相手陣内左サイドで得た伊藤のFKをゴール前に飛び出した片山が頭で合わせ、先制点を奪った。
▽一方、ビハインドを負った東京Vは、80分に北脇と平本を同時投入し勝負に出るが、疲労に加え、岡山が自陣に引いたことで、なかなか決定機を作れない。だが、このまま敗戦濃厚と思われた試合終了間際に北脇が見事なゴールを奪う。バイタルエリアでルーズボールに反応した北脇が豪快に左足を振り抜くと、これがゴール右隅に突き刺さった。
▽その後、高木善が2枚目の警告を受けて退場した東京Vに対して、ホームの岡山が猛攻を仕掛けるが、試合は1-1のままでタイムアップ。岡山は開幕からの無敗を継続も、一昨シーズン以来の3連勝を逃した。一方の東京Vは、強豪岡山相手のアウェイゲームで価値ある勝ち点1を持ち帰った。
▽開幕5戦負けなしで3位に位置する岡山と、前節町田ゼルビアとのダービーに敗れた11位の東京Vの一戦。今シーズン初の3連勝を狙う岡山は押谷と渡邉を負傷で欠くものの、岩政や加地、赤嶺のベテランと、U-23日本代表の矢島と豊川が先発に入った。一方の東京Vは前節から先発3人を変更し、大木と中後、高木大が今シーズン初先発を飾った。
▽この試合、[4-3-1-2]の新布陣を採用した東京Vは、岡山のシステムとのミスマッチを生かして序盤から主導権を握った。両サイドバックの攻撃参加と中盤を流動的に動き回る南と高木善を起点に小気味いいボール回しを見せた。
▽前半終盤にかけてフィニッシュまで行き切れない時間が続いた東京Vだったが、38分に最大の決定機。高木善の右CKから井林が決定的なヘディングシュートも、ここは相手DFにゴールライン上でかき出されてしまい、前半はゴールレスで終了した。
▽迎えた後半も立ち上がりは東京Vペースで進むが、岡山の堅守を最後のところで崩せず、その後は拮抗した展開が続いた。この流れの中で先に動いたのは岡山。57分、疲れの見えた豊川を下げて明治大から新加入の藤本をデビューさせる。すると、この選手交代が流れを変える。
▽東京Vの運動量の低下に加え、藤本の投入で攻撃にリズムが生まれた岡山は、68分と71分にいずれも藤本のお膳立てからボックス内の矢島と伊藤に決定機も、ここはシュートを枠に飛ばせない。それでも、相手を押し込む岡山は75分、相手陣内左サイドで得た伊藤のFKをゴール前に飛び出した片山が頭で合わせ、先制点を奪った。
▽一方、ビハインドを負った東京Vは、80分に北脇と平本を同時投入し勝負に出るが、疲労に加え、岡山が自陣に引いたことで、なかなか決定機を作れない。だが、このまま敗戦濃厚と思われた試合終了間際に北脇が見事なゴールを奪う。バイタルエリアでルーズボールに反応した北脇が豪快に左足を振り抜くと、これがゴール右隅に突き刺さった。
▽その後、高木善が2枚目の警告を受けて退場した東京Vに対して、ホームの岡山が猛攻を仕掛けるが、試合は1-1のままでタイムアップ。岡山は開幕からの無敗を継続も、一昨シーズン以来の3連勝を逃した。一方の東京Vは、強豪岡山相手のアウェイゲームで価値ある勝ち点1を持ち帰った。
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