ユーベがマンジュキッチ弾でウノゼロ、エンポリを下して首位堅持《セリエA》

2016.04.03 05:56 Sun
▽2日にユベントス・スタジアムでセリエA第31節が行われ、ユベントスvsエンポリは1-0でユベントスが勝利した。
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▽代表ウィーク前のトリノ・ダービーに快勝して首位をキープするユベントスだが、今節はボヌッチ、アレックス・サンドロ、ケディラが出場停止、ディバラが負傷でそれぞれ不在。その一方で負傷明けのキエッリーニとマルキジオが先発に復帰し、モラタとマンジュキッチの2トップ、古巣対戦のルガーニを3バックに加えた[3-5-2]の布陣を採用した。▽立ち上がりから果敢に前へ出るエンポリに対し、ユベントスは相手のハイラインの背後のスペースをモラタが突いてゴールを目指していく。13分にCKから与えたピンチはサポナーラのシュートミスで難を逃れると、16分には決定機。ボックス手前のポグバが出したスルーパスにオフサイドぎりぎりで抜け出したマンジュキッチが左足でシュートも、これはGKスコルプスキに阻まれた。
▽22分にはボックス手前左からモラタが右足で豪快なシュートを放つも、これは枠の右上角に跳ね返される。その直後にはプッチャレッリに際どいミドルシュートを打たれたが、GKブッフォンが横っ飛びで阻止した。その後も自陣に引くことなく、自分たちの時間を作るエンポリと激しい攻防を繰り広げていく。

▽エンポリの応戦が続く中、ユベントスが前半のうちに先制点を奪いきる。44分、ボックス左で仕掛けたポグバがゴール前に浮き球のボールを送ると、これに反応したマンジュキッチが頭でゴール右に流し込んだ。
▽リードを得て後半を迎えたユベントスは50分、マンジュキッチが競り勝ったボールをボックス左で受けたモラタにチャンスも、角度がなくシュートをGKスコルプスキに防がれる。その後はエンポリの反撃を許さずに試合を進めるが、53分にアクシデントが発生。負傷明けのキエッリーニがふくらはぎ痛を再発させ、クアドラードの投入を余儀なくされる。この交代に伴い、リヒトシュタイナーとエブラを最終ラインに下げ、[4-4-2]のシステムに変更した。

▽攻勢に転じ始めるエンポリに対し、アッレグリ監督は66分にマンジュキッチを下げてザザを投入。それでも68分にはボックス中央でボールを収めたマッカローネに力のないシュートを打たれれば、79分にはジエリンスキのミドルシュートがGKブッフォンを強襲した。

▽1点のリードを保ち続けるユベントスは、5分間のアディショナルタイムにモラタやザザが決定機を迎えたが、GKスコルプスキに阻まれて追加点とはならない。それでも、最後までマンジュキッチのゴールを守りきったユベントスが勝利。5連勝を飾り、首位の座を堅持している。

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