故意のイエローカードを否定するブラーボ 「代表を放棄することなどない」

2016.03.27 18:27 Sun
バルセロナGKクラウディオ・ブラーボは、チリ代表で出場停止となるために意図的にイエローカードを受けたのではないかとの見方に反論している。

24日に行われたワールドカップ南米予選のアルゼンチン戦(1-2)で、ブラーボは終了間際に前線に上がった際、相手GKセルヒオ・ロメロを妨害してイエローカードを受けた。これにより、29日に行われる次節ベネズエラ戦は累積警告で出場停止となる。

まもなく子供が誕生する予定のブラーボが、バルセロナへの帰還を早めるために意図的にカードをもらったのではないかとの見方もあるようだ。これに対し、ブラーボが次のように語ったとしてスペイン『スポルト』が伝えている。

「事実ではないことについて批判されるのは不愉快だね。ヘディングでゴールを奪うつもりで上がって行って、そうはならなかった。疑問を持たれるのはつらいことだ」

「僕はこのユニフォームのために必死に戦ってきた。代表チームを放棄するようなことはしたことがないから、不愉快だよ。クラブに早く戻る必要なんてなかったからね」

この試合でブラーボは、チリ代表では史上初となる100試合出場を達成していた。今後は27日までチームに残り、ベネズエラへの遠征には同行せずバルセロナに戻るという。

「日曜日までここに残ることになる。チームメートたちがベネズエラへ出発するまでだ。100キャップを達成したばかりなんだから、僕が代表チームにコミットする姿勢については誰からも何も言われるようなことじゃないよ」

バルセロナのブラジル代表FWネイマールも累積警告となるイエローカードを受けており、29日のパラグアイ戦は欠場する。意図したものではないとしても、インターナショナルウィーク明けにレアル・マドリーとのクラシコを控えるバルセロナにとっては朗報かもしれない。

 


提供:goal.com

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