オーストリアがユーロ初出場のアルバニアに競り勝つ《国際親善試合》

▽オーストリア代表は26日、アルバニア代表をホームに迎えた親善試合を行い、2-1で勝利した。▽2大会連続2度目のユーロ出場を決めているオーストリアは、アラバやアルナウトビッチ、フックスといった主力を先発で起用。[4-2-3-1]のシステムを採用し、1トップのヤンコの後方2列目に右からハルニク、ユヌゾビッチ、アルナウトビッチ、ボランチにアラバとバウムガルトリンガーを配した。▽一方、ユーロ初出場を決めているアルバニアは、ヒサイやカナ、GKベリシャといった主力が先発に名を連ねた。
▽良い入りを見せたオーストリアが立て続けにシュートを浴びせていくと、6分にあっさり先制する。ユヌゾビッチのスルーパスに抜け出したヤンコがGKと一対一となり、冷静にネットを揺らした。

▽先制後、FKからヤンコが決定的なヘディングシュートを浴びせたオーストリアは、13分に追加点を奪いきる。GKのロングキックに抜け出したハルニクがボックス右へ進入。難なくシュートを沈めた。▽その後、26分にレンジャニのミドルシュートでゴールを脅かされたオーストリアだったが、ハーフタイムにかけても一方的にボールを保持して試合をコントロール。2点をリードして前半を終えた。

▽両チームが2選手を交代して迎えた後半、前半に良いところのなかったアルバニアが意地を見せる。47分、味方のダイレクトパスを受けたレンジャニがボックス左へ進入。左足を振り抜き、強烈なシュートでネットを揺らした。

▽1点差に迫られたオーストリアが引き続き攻勢に出ると、ユヌゾビッチが決定的なシュートを浴びせていくが、決めきることができない。それでも、前がかるアルバニアにこれ以上の反撃を許すことなく、2-1でフィニッシュ。勝利したオーストリアは3日後にホームでトルコ代表と、敗れたアルバニアは3日後にアウェイでルクセンブルク代表と対戦する。