インテル、ソリアーノ獲得の鍵はブロゾビッチとアーセナル?

インテルはサンプドリアMFロベルト・ソリアーノに関心を示している。獲得の鍵を握っているのは、MFマルセロ・ブロゾビッチかもしれない。イタリア『トゥットスポルト』が伝えた。

インテルがソリアーノに関心を示しているのは有名な話だが、1月の移籍市場では実現しなかった。それでも、今シーズン終了後に再び動きがあると見られている。インテルはこの冬、DFアンドレア・ラノッキアとDFドドをサンプドリアに放出した。一方で、FWエデルをサンプドリアから獲得している。2つのクラブは、移籍市場で良い関係を築いている様子だ。

だが、ソリアーノについてはサンプドリアが移籍金を1500万ユーロ(約18億7000万円)に設定しているようで、この金額がネックになっている模様。イタリアに来ているエリック・トヒル会長は22日、サンプドリアのマッシモ・フェッレーロ会長と会談を行う予定だが、獲得を決めるのはまだ難しいようだ。

そこで、ブロゾビッチの去就が注目されている。クロアチア代表の23歳には、以前からアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が強い関心を示している様子。インテルのピエロ・アウジリオSD(スポーツ・ディレクター)はイギリスに渡り、23日に行われるアーセナルvsバルセロナのチャンピオンズリーグを視察する予定だ。このときにアーセナルとブロゾビッチに関する話し合いがあるのではないかと見られている。アーセナルは2500万ユーロ(約31億3000万円)の移籍金を用意しているとも言われており、これが事実であれば、ソリアーノの獲得資金を用意できることになる。

シーズン後半戦に入ってパフォーマンスが低下しているようにも見えるブロゾビッチだが、ロベルト・マンチーニ監督は高く評価している模様。ブロゾビッチを切って、ソリアーノを選択するのだろうか。


提供:goal.com