セリエで苦戦のラツィオ、ガラタサライと敵地でドロー 「難しい時期は乗り越えた」
2016.02.19 11:50 Fri
ラツィオは18日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦1stレグでガラタサライと敵地で1-1と引き分けた。ステファノ・ピオリ監督は、チームが苦しい時期を乗り越えたと述べている。
夏にチャンピオンズリーグ予選プレーオフでレバークーゼンに敗れ、ELに出場することになったラツィオは、セリエAでも昨季後半戦のような勢いを見せられず、第25節を終えて7位と苦しんでいる。
だが、熱狂的なトルコの地で、ラツィオは先制を許しながらも、MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチのゴールで追いつき、1-1と引き分けた。逆転には至らなかったが、アウェイゴールを奪ってのドローは悪くない結果だ。
本拠地オリンピコでのベスト16進出を目指すピオリ監督は、試合後に次のように述べた。イタリアメディアが伝えている。
「良い結果だが、勝ってもおかしくなかった。チームのパフォーマンスを考えれば、我々はもっと良い結果に値したはずだ。こういったプレーを待っていた。失点場面ではミスがあったがね」
「我々は最後まで勝利を目指した。突破の行方はまだ分からない。相手は優れたチームだ。チームにアイディアはある。クオリティもある。我々は難しい時期を乗り越えた。今は良いレベルでプレーできている」
リーグ戦で苦しんでいるだけに、ELにより力を注ぐことも考えられるラツィオだが、ピオリ監督は双方の大会で結果を残したいと意気込んだ。
「リーグでは後れを取っているが、挽回は可能だ。上位5チームに入るために、我々は大きな巻き返しが必要となる。上にいるのはどこも素晴らしいチームだからね。最後まで信じるよ」
「このチームにはどんな試合でも勝つだけのクオリティがあるんだ。できるだけ勝ち進みたい。このレベルで戦えるチームであることを示さなければいけない」
提供:goal.com
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