U-23日本代表・手倉森誠監督、アジア王者の称号は「ポパイのホウレン草」《AFC U-23日本代表》

2016.02.01 02:00 Mon
▽カタールのドーハで開催されたAFC U-23選手権で優勝し、リオ五輪の出場権を獲得したU-23日本代表が31日の夜に帰国。羽田空港で帰国記者会見を開いた。
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▽記者会見には、U-23日本代表を率いる手倉森誠監督、キャプテンを務めたMF遠藤航(浦和)、副キャプテンのMF大島僚太(川崎F)とDF岩波拓也(神戸)が出席。現在の心境やリオ五輪に向けた意気込みなどを語った。手倉森監督のコメントと質疑応答は以下のとおり。◆手倉森誠監督
「国民の期待に応えられて本当に良かった。6大会連続の五輪出場を途切らせてはいけないという思い。アジアチャンピオンになってリオに行くんだという目標、それも全勝して優勝するんだという目標を掲げて達成できた」
「そこには選手たちの成長があったと感じていますし、ここからこの世代が世界を見据えた活動になってくるなと思います。A代表を目指しながら成長していってもらいたい。また、本大会では日本のサッカー界の歴史を変えるべく、メダルに向けて力を注いでいきたいと思います」

──成長という話があったが、選手たちの何が一番変わったと思うか?
「試合をしたことですよね。活動が飛び飛びだったなかで、国際試合の経験が少なかったわけです。予選を通じて強くなっていければと腹をくくっていましたから。本番で勝っていければいいというなかで、まずは勝負に徹して勝ちを引き寄せられる忍耐強さ、ゲームコントロールという部分が今大会では高まったと思います」
「あとはゲームをする度に成長できる、強くなれる、そういう可能性を示せた集団だったと思います」

──大会を通じて最も手応えを感じたこと、リオ五輪に向けて課題だと感じていることは?
「まずは大会の出場権、挑戦権を手にできたこと。あとは日本サッカー界にとってアジアの頂点に立つという意義は必要なものだった。それをこのチームでやれたこと。それは我々だけが満足するものではなくて、日本サッカー界が満足するものであるなと思いますし、アジアの頂点の座を守るべく、代表チームのみならず、各クラブの育成年代のところまで刺激になって良い強化が進んでいけばと思っています」

「リオまでの課題というところでは、ありとあらゆる能力を高めなければいけないなと。そこに取り組んでいければ、世界のスタンダードを身に付けたときの日本の強さを蓄えられればなと思っています」

──チーム一丸となって戦えた理由は?
「このチームの強みは、これまでの悔しさからくる反骨心だなと。そこを奮いたたせれば、彼らの可能性を高められると思っていました。僕もそうでし、スタッフも、何も成し遂げていない者同士、何を話すのかというと、やり切れれば何かを起こせるのではないかと」

「ただ、1人の力ではどうにもならないということは知っているので、いかに皆で力を合わせるのかというところにフォーカスしていったとき、皆がそれを理解してくれたと。スタッフを含めれば30人弱の皆が同じ志で、低評価だったことへの覆し、彼らの経歴の中で敗れてきた相手にリベンジできる大会という意味でも、縁のあった大会だったなと。やるしかない状況が目の前に転がってくると。そうやって成長させられたなと思うし、このチームのまとまりは、反骨心からくる可能性というところの追求。皆の心は1つでしたね」

──今大会中にやっていた願掛けなどがあれば教えて欲しい
「せっかく選手に隠れてやっていたのに選手の前でしゃべるわけにはいかない(笑)。 特にないですけどね。いつものルーティーン、選手の前ではどっしりとしてないといけないので、飯をいっぱい食べて痩せないようにはしてましたけど(笑)」

「緊張感を煽るようなこととか、プレッシャーをかけるようなことに注意しながら平常心を持って試合に入って行けるような工夫。やるときと休む時のメリハリ。そいうのを気遣いながら生活していましたけどね」

「大会を通じて迷惑をかける選手が1人もいなかったので、やりやすいと言えばやりやすいチームだったんですけど。いざピッチに立ったら勇敢に戦ってくれて頼もしく思っていたし、言葉に反応できるチームだったなと」

「選手の見ていないところでは、部屋でミーティングの練習はしていましたけどね。そして、ミーティングの後には浅野が私の真似をしました(笑)。そんなこともありながら、言葉のかけ方をじっくり考えたりはしていました」

──準決勝のあとにはしゃぎすぎて奥様に怒られた言っていたが、決勝のあとは大丈夫だったか?
「女房とのやりとりは、優勝が決まった瞬間は深夜だったので、LINEで“おめでとう"“ありがとう"くらい」

「選手には、優勝してもやってはいけないことがあると。優勝してもオレに水はかけるなと(笑)。準決勝のときは水をかけられて、ちょっとはしゃいでしまったので、決勝はなるべくはしゃがないようにしましたけどね」

──今回の優勝が持つ意味合いは?
「アジア一になったという意味合いは、これからのサッカー界にとってポパイのホウレン草だと思いますよ。これからアジアをリードして行くくらいの覚悟を持って、日本サッカー界は進まなければいかなければいけないと思っているし、世界に対して日本の力をそろそろ示し始めなければいけない。日本サッカーの目標はまず、ロシア(のワールドカップ)で決勝トーナメントに出て躍進することだと思うので、そこにつながっていく1つの光になればいいなと思います」

──リオ五輪では18名の登録になり、オーバーエイジ枠もあるが、選手選考の考え方やオーバーエイジを現時点でどのように考えているのか?
「まずは厳しい決断を迫られる時期が絶対に来るだろうなと思っています。実際にエントリーが18人に減ることは選手たちも理解していると思うので、ここから厳しい戦いが皆に待っているだろうなと思っています。3月から新たにオリンピックに向けて始まる活動の中で進めながら色々なことを考えていければと思っています。今は一切考えていないです。活動が始まったときに彼らの成長と共に色々なことを判断していければと思っています」


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