2ゴールの森岡を称えるミゲル監督「世界でも5本か3本の指に入る選手、あと15歳若ければ(笑)」《国際親善試合》
2016.01.27 23:57 Wed
▽27日に国際親善試合のフットサル日本代表vsフットサルコロンビア代表が行われ、3-2で日本代表が勝利した。試合後、日本代表を率いるミゲル・ロドリゴ監督が会見に出席し、試合を振り返った。
◆ミゲル・ロドリゴ監督(日本代表)
──試合を振り返って
「正直に嬉しいサプライズだと思っている。驚いている。追い込んでいたので重い入りになると思ったが、技術面で良いプレーを続けられて良かった。見ている人に面白いゲームだったと思う。テレビでも両チームが攻撃に重きを置いて攻め合うフットサルの醍醐味を感じてもらうことができたはずだ」
「世界4位のチームに勝ったことは大きなこと。簡単ではないとわかっているし、大きなことを成し遂げたと思っている。ディフェンスが効いていたのが結果の鍵だった。0-1にされたのが早かったため、そこがどれだけ後を引くかと思っていた。それでも高い意識でディフェンスができて優勢に試合を運べたと思う」
「最終的にリードする展開になれば苦しくなるとわかっていた。そこも耐えることができて勝てた。最終的にゴールの回数、点差が開かなかったのは相手GKの活躍があったから。普通ならば入っていたものも止められた。勝ったことは、目標としているアジア選手権のプロセスが順調だと確認させてくれるものだった」
──1-1で迎えたハーフタイムの指示は
「基本的には良いゲーム展開で迎えたハーフタイムだった。うまくいっていることを強調して再確認した。GKとの一対一もありたくさんのチャンスがあった。その中で何かを修正することは難しい。落ち着いて、やっていることを信じて戦おうと伝えた。勝利の要因と重なって大事なポイントは、フィジカル面で苦しい中でも2分間のローテーションで回しながらも強度を落とさないで戦えたこと」
「コロンビアは攻撃的で個々のタレントが揃っている。一対一から優位を作ってピヴォを使ってくるスタイルだ。最初の対策としてプレッシング。一対一を仕掛けてくる選手へのプレスがどれだけかけられるか。また、フィジカル的にも全ての時間でプレスは難しいので、その対策としては逆サイドのカバーリングを意識した。3つ目は相手が得意とするプレーである、一対一の仕掛けからピヴォにボールが入った後の対策。マンツーマンでフリーランニングしてくる選手を捕まえることが大事で、慌ててボールを見るのではなくマークを見ることがうまくできていた」
「攻撃においては2点。相手はマンツーマンで対応してくる。ボールを持っている選手に対して、周りはオフザボールの動きを意識させた。裏をつくことが狙いだった。仁部屋のアシストにも表れたように、あそこでは縦に入って前を向いてチャンスが作れた」
「もう一つピヴォを使ったプレーも上手くいった。相手を押し込んだ時に、3人がスペースを作って、ピヴォと相手のディフェンスが勝負できる状況が作れていた。今日なら、森岡のターンからのシュートはそこから生まれたものだ。森岡は世界でも5本や3本に入るピヴォだと思っている。その力を見せてくれた。あと15歳若ければ(笑)」
──フィジカル上げるため、各クラブにお願いしたことは
「私が直接というより、村岡フィジカルコーチからクラブへ連絡した。その中でそれぞれにこなして欲しいメニューやスケジュール、プランニングを伝えた。自分はメッセージとして感謝を伝えた。クラブはプレーオフを戦ったチームもあるが、なかったチームは休みに入っていた。その状況でコンディションを合わせるのが難しいため、クラブに理解を得て良い状態で合宿をすることができた。だから感謝のメッセージを送った」
──今後AFCフットサル選手権に向けてさらに強化したいポイントは
「今日の試合を見ていると内容的には大きく磨くべきところはないように感じる。近くにサンタクロースがいれば、ゴールを届けて欲しいとお願いしたい(笑)」
「わかっていたことだったが、疲労があったため選手たちは2分から2分半でローテーションした。今後は長くプレーしても強度を落とさないコンディショニングを目指していく。攻撃で良い形を作れていたので、もう少し点が欲しいとも思う。そこの精度を磨きたい」
──相手GKが素晴らしかったとのことだが、それでも森岡選手のシュートが2本入った理由は
「あの2点はスーパーなゴール。あそこの位置に、あの強さで押し込めれば、止められるGKはいない。あそこは相手としては仕方なかった。それ以外の部分ではラインぎりぎりまで出て大きく面を作って、こちらのシュートを弾く、触るなどで防いでいた。やれることはやれていたように思う。森岡のゴールに関しては止められないだろう。あの2点を防ぐなら、私は試合を放棄する(笑)」
◆ミゲル・ロドリゴ監督(日本代表)
──試合を振り返って
「正直に嬉しいサプライズだと思っている。驚いている。追い込んでいたので重い入りになると思ったが、技術面で良いプレーを続けられて良かった。見ている人に面白いゲームだったと思う。テレビでも両チームが攻撃に重きを置いて攻め合うフットサルの醍醐味を感じてもらうことができたはずだ」
「最終的にリードする展開になれば苦しくなるとわかっていた。そこも耐えることができて勝てた。最終的にゴールの回数、点差が開かなかったのは相手GKの活躍があったから。普通ならば入っていたものも止められた。勝ったことは、目標としているアジア選手権のプロセスが順調だと確認させてくれるものだった」
──1-1で迎えたハーフタイムの指示は
「基本的には良いゲーム展開で迎えたハーフタイムだった。うまくいっていることを強調して再確認した。GKとの一対一もありたくさんのチャンスがあった。その中で何かを修正することは難しい。落ち着いて、やっていることを信じて戦おうと伝えた。勝利の要因と重なって大事なポイントは、フィジカル面で苦しい中でも2分間のローテーションで回しながらも強度を落とさないで戦えたこと」
──コロンビアに対する試合前のゲームプランは
「コロンビアは攻撃的で個々のタレントが揃っている。一対一から優位を作ってピヴォを使ってくるスタイルだ。最初の対策としてプレッシング。一対一を仕掛けてくる選手へのプレスがどれだけかけられるか。また、フィジカル的にも全ての時間でプレスは難しいので、その対策としては逆サイドのカバーリングを意識した。3つ目は相手が得意とするプレーである、一対一の仕掛けからピヴォにボールが入った後の対策。マンツーマンでフリーランニングしてくる選手を捕まえることが大事で、慌ててボールを見るのではなくマークを見ることがうまくできていた」
「攻撃においては2点。相手はマンツーマンで対応してくる。ボールを持っている選手に対して、周りはオフザボールの動きを意識させた。裏をつくことが狙いだった。仁部屋のアシストにも表れたように、あそこでは縦に入って前を向いてチャンスが作れた」
「もう一つピヴォを使ったプレーも上手くいった。相手を押し込んだ時に、3人がスペースを作って、ピヴォと相手のディフェンスが勝負できる状況が作れていた。今日なら、森岡のターンからのシュートはそこから生まれたものだ。森岡は世界でも5本や3本に入るピヴォだと思っている。その力を見せてくれた。あと15歳若ければ(笑)」
──フィジカル上げるため、各クラブにお願いしたことは
「私が直接というより、村岡フィジカルコーチからクラブへ連絡した。その中でそれぞれにこなして欲しいメニューやスケジュール、プランニングを伝えた。自分はメッセージとして感謝を伝えた。クラブはプレーオフを戦ったチームもあるが、なかったチームは休みに入っていた。その状況でコンディションを合わせるのが難しいため、クラブに理解を得て良い状態で合宿をすることができた。だから感謝のメッセージを送った」
──今後AFCフットサル選手権に向けてさらに強化したいポイントは
「今日の試合を見ていると内容的には大きく磨くべきところはないように感じる。近くにサンタクロースがいれば、ゴールを届けて欲しいとお願いしたい(笑)」
「わかっていたことだったが、疲労があったため選手たちは2分から2分半でローテーションした。今後は長くプレーしても強度を落とさないコンディショニングを目指していく。攻撃で良い形を作れていたので、もう少し点が欲しいとも思う。そこの精度を磨きたい」
──相手GKが素晴らしかったとのことだが、それでも森岡選手のシュートが2本入った理由は
「あの2点はスーパーなゴール。あそこの位置に、あの強さで押し込めれば、止められるGKはいない。あそこは相手としては仕方なかった。それ以外の部分ではラインぎりぎりまで出て大きく面を作って、こちらのシュートを弾く、触るなどで防いでいた。やれることはやれていたように思う。森岡のゴールに関しては止められないだろう。あの2点を防ぐなら、私は試合を放棄する(笑)」
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